血流というか体温が上がることによって血液の粘性の低下が起きる。
もう少し細かく説明すると以下のような生理現象が起きる。


ウォームアップ10~20分間行って
中枢 温 を 38.0~38.5°C
筋 温 を39.0~39.5°C 程に上昇させて,数 分の休憩をとったときには運動能 力が向上 している。

ウ ォ ームア ップにで体温が上昇すると神経の興奮伝達速度は速くなり,体 温の1°C 上 昇当たり,代謝量は13%増加し,呼 吸循環機能が
促進する。

筋の血管は拡張し、血液の粘度は低下して筋血流量は増加し、ヘモグロビンに結合してい
る酸素はボーア効果により離れやすくなって おり、組織での酸素消費量は増加する。

また体温上昇により皮下から深部までfacsia滑走性が上がるので間接運動の制限も減りやすくなる。