自衛隊式懸垂のルール

(3)体力測定II
ア 懸垂
(ア)補助者を指定し、所要の補助をさせる。
(イ)測定は、正確な屈伸の回数を数えることをもって行う。
(ウ)屈伸の速度は、3、4秒に1回の割合で実施する。
(エ)当初の姿勢
両腕をほぼ肩幅に開き、鉄棒を順手で握り懸垂をする。
(オ)屈伸腕の姿勢
あごが鉄棒の高さの上に達するまで腕を曲げ、続いて静かに十分に伸ばす。
(カ)回数を数えない不正確な懸垂
a あごが鉄棒の高さの上に達していない。
b 腕が十分に伸びる前に屈腕した。
c 足及び上体の反動等を利用して屈腕した。
(キ)実施上の注意事項
a 鉄棒は、被測定者が懸垂した際に足がつかない高さの物を使用する。
b 補助者は、屈伸の際に被測定者の体が大きく振れないよう、また、屈伸速
度が速くならないよう補助する。
c 屈伸が継続できなくなった時点(連続2回以上遅れた時点)で終了とする。