老化の進行は、個々の生活習慣の違いによって部位毎にバラバラの速度で起こるものと心得ている。
みるみる弱る大腰筋。
元々弱くて生活の中で使い方の修得が浅く、それ故に益々使用を避けた生活スタイルに流れ、更に弱って行く
と云うのがイメージしているモデルである。

リバースランジやブルガリアンスクワットだと、地に着いた後ろ脚のバランスを借りる事で
ボトルネックの使用を避けた代用筋群で上げてしまう事となり、
何時まで遣ってもボトルネックのリハビリにならない、と感じた為、
空中の脚を真っ直ぐ下に伸ばしたまま出来るステップアップ方式の方が目的に合う、と云う事になった。
何処迄下ろすかを漸進的に調節するには、空中の真下に伸ばした脚を定規として利用するのが遣り易い。