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サトシ(41歳)
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/20(月) 22:39:45.05ID:DRJOdAe4
俺の名前はサトシ。昔はポケモントレーナーを目指してた男さ。でも今は…
「サトシ。貴方と旅をしてたタケシくんとカスミちゃんとこはすでにジムはお子さんが後を継いだそうよ。貴方はそのままでいいの。」
はあ…。また母親の説教が始まった。うんざりだ。
「なんだよ母さん。愚痴言ったって俺にはどうにもならないよ。俺はもう…」
「待ってサトシ。お母さんは貴方が後一歩のところで毎回リーグで優勝できなくてポケモンマスターの夢を諦めて戻ってきたのはいいけど学歴 職歴 資格なんもない貴方をどこも雇ってくれず傷ついて引きこもったことは知ってる。
だけど今のままでいいの…?そういえば亡くなったオーキド博士の後を継いだケンジ君が昔のよしみで特別に…」
「うるさいな!俺は昔の仲間にこんな姿見られたくないんだよ!いくぞピカチュウ!」
「ピカァ〜…」
「サトシ…」
0002創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/20(月) 22:44:27.39ID:DRJOdAe4
そう言って逃げ出してはみたものの俺にはピカチュウしかいない。リザードン、フシギダネ、ヘラクロス、ベイリーフ、ジュカインetc…
みんな俺に愛想をつかして去っていった。
「長靴のニャースめ…アランめ…伝説のポケモン使いめ…あいつらさえいなければ今頃俺は…おっと」
俺は無意識に責任転嫁をしようとしてたことに気づき近くの湖で顔を洗って頭をスッキリさせようとした。
「どうすればいいんだ…」
顔を洗いながら俺は悟ったポケモンマスターの夢はもう散ったしまたポケモンマスター目指そうとしても体力は昔のようにないし昔のライバルは仲間達はみんな結婚してある程度の地位につき幸せに暮らしている。だけど俺には何もない。学歴も資格も職歴も何もないのでまともな仕事もできない。
「なあピカチュウ…俺達の人生ってなんだったんだろう…」
あまりのマイナスな発言に怒りを覚えたピカチュウはついに
「ピカァ‼︎」
「痛え‼︎」
ピカチュウのアイアンテールが顔に直撃してしまった
「ピカ‼︎ピカピカ‼︎」
としきりに怒号に似たような鳴き声を上げ走って遠くに行った。
「ついにピカチュウにまで見捨てられたのか…ハハッもう生きてても仕方ない…」
0003創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/20(月) 22:45:58.40ID:DRJOdAe4
ついにトキワの森の崖まで来た。死ねば楽になる。さよなら人生。それにカスミ、タケシ、ケンジ、ハルカ、マサト、ヒカリ、アイリス、デント、セレナ、シトロン、ユリーカ、マオ、ゴウ、昔の仲間たちみんな… ポケモンや人間の仲間とも喧嘩もしたし切磋琢磨して成長した。あの頃は楽しかったなあ。崖から落ちて走馬灯のように昔の思い出が駆け巡る。目の前が暗くなっていく…
「ここはどこだ?天国か?」
気がつくと俺は原っぱのど真ん中にいた。あの世かと思って見回したけど景色はトキワの森と変わらない。
「もしかして誰かが俺のことを助けてくれたのか…?」
そう思い横を向くと巨大な鳥ポケモンがいた。
「お前は…まさか…ピジョットか?」
「ピジョットー‼︎」
そう俺が昔手持ちに入れて冒険していたピジョットがそこにはいた。
「トキワの森で別れてそれっきりだったが俺のこと覚えててくれたのか…」
「ピカ〜ァ」
聞き慣れた鳴き声が聞こえた。ピカチュウが戻ってきてくれた。
「お前たち…ウウ…」
0004創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/20(月) 22:48:16.54ID:DRJOdAe4
そうだ。俺には心配してくれる仲間がまだいたんだ。一度は捨てようとしたが助かったってことはまだ死ぬなということなんだろう。もう一度頑張ってみるか。
「ピカチュウ、ピジョット。いくぞ!」



数年後…
「サトシ。ちょっときてくれ。」
俺は結局ケンジの研究所に就職した。41にして見習いということで他の職員からは白い目で見られることはあったがなんだかんだ言って好きなことを仕事にするのは楽しい。それに…
「君の書いたレポート読んだよ。よく書けてる。これは学会でも褒められたよ。
「本当か⁉︎」
「ああ。しかし驚いたよ…41まで無職で教養のかけらもなかったサトシがこんないい研究レポートを書けるなんて…」
「一言余計だぞ。」
「それともう一つサトシにサプライズがあるんだ。後ろを向いてごらん。」
と後ろを向いてみると…
「サトシ!久しぶりだな!」
「本当に久しぶりね〜」
昔の仲間達が集結していた。
「タケシ!カスミ!それにみんな!どうして?」
「ケンジが連絡をくれたんだ。そういえばピカチュウ達がなんか用意してたぞ。」
「えっ。」
「ピカ‼︎」意外に「ガオー」「ダネ‼︎」 とか昔聞いてた声が聞こえる。
「リザードン‼︎フシギダネ‼︎それに俺が手放したオコリザルやゲッコウガまで…」
「ピカチュウに頼まれて仕方なくニャーが集めてきてやったんだニャー。」
「ニャース⁉︎それにロケット団まで…お前たち俺の邪魔…」
「まあまあ落ち着け。俺達は昔の宿敵が立派になった祝いをしにきたんだぜ。」
「そうよ。今日は味方とか敵とか忘れて楽しむのよ!」
「それもそうだな。さあパーティを始めるぜ‼︎」
「オーッ‼︎」
俺はサトシ。本名佐藤士郎(「さと」う「し」ろう)45歳。俺の人生のバトルはこれからだぜ!
「ピッピカチュウ‼︎」


サトシ(41歳)完。
0006創る名無しに見る名無し
垢版 |
2021/09/26(日) 22:13:59.53ID:MAf0lg2V
サトシさん(10歳)主な戦績
ポケモンリーグ…カントーベスト16、ジョウトリーグベスト8、ホウエンリーグベスト8、シンオウリーグベスト4、イッシュリーグベスト8、カロスリーグ準優勝、アローラリーグ優勝 オレンジリーグ名誉トレーナー、フロンティアブレーン内定(ジムリーダーよりも上の立場)
バトルシャトー爵位バロン、P-1グランプリ優勝、草ポケモントーナメント準優勝、ポケモン相撲大会優勝
うずまきカップベスト32、タッグバトル大会優勝、ドンバトル準優勝、トアルタウンドンナマイトベスト4
ワールドトーナメントJr.杯準優勝、マリンカップトーナメント優勝
トネリコタウンお祭りコンテスト優勝、ポケモンコンテストコトブキ大会ベスト8、ミクリカップベスト8
ポケモンレース優勝、自然公園虫取り大会優勝、ポケモン気球大会優勝、ポケモンライド大会優勝 バトルフロンティアビードロカップ優勝
ポケリンガクロスゲート大会 優勝ポケモンなりきり大会最終審査進出、ヨスガコレクション特別賞(ユニーク賞)、ポケリンガウインドタウン大会優勝ポケスロン大会準優勝、
ポケモンスカイリレー大会準優勝、メレメレ島ポケモンパンケーキレース準優勝、デンヂムシレースコケコカップ優勝、オルドラン城バトル大会 優勝、フウラシティポケモンゲットレース準優勝(ただし1位は不正優勝していた)

優勝賞金で実家にお金を入れてるしオーキド研究所に預けている今までゲットしてきたポケモンたちの養育費も支払っている。
今作でもゴウやコハルに「ポケモンマスターって?一番すごいトレーナーってこと?」と尋ねられ
「違うもっと凄いの!」と回答していたことから、役職ではなく永久に高みを目指し続けるための自分の目標・概念であることが確定した

シゲルは就職したのにサトシはフリーターwとか言われてるけどトレーナーという職業だし、
シゲルは挫折して祖父のコネでただのバイトみたいな研究員助手をやらせてもらってるだけでそっちのが恥ずかしいだろ
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