魔王「私が…結婚?」
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魔王「そりゃまたどうして」
側近「だって魔王様仰ってたじゃないですか」
魔王「いつ?」
側近「夜」
魔王「どこで?」
側近「寝室」
魔王「寝言かよ!つか勝手に入んな!」 側近「それにしても……魔王様、意外に理想が高いんですね」
魔王「ま、待て待て。理想像まで言ってたの?」
側近「それはもう、美形がいいだの強い人がいいだの、好条件のオンパレードです。多分あれ完璧にクリアしてる人この世に5人も居ないんじゃないですか?」
魔王「」 側近「全く…お陰で苦労しましたよ、相手探すの」
魔王「え……?」
側近「?何を驚いてるんです?」
魔王「相手…って?」
側近「やだなー、覚えてないんですか?魔王様言ったじゃないですか、『以下の条件に会う者を見つけて余の前に連れて来い』って」
魔王「寝言でな???」 下僕「お見えになられました」
側近「通せ」
下僕「ハッ!」
魔王「え、あの…」
側近「…魔王様…頑張っ☆」
魔王「テメェ……覚えとけよ」
側近「いやーんパワハラ!」
魔王「」 ガチャ………バンッ!
勇者「俺は勇者!パワハラの現場はここか!?」
魔王「ゆ、勇者!?ち、違う!これは誤解で…!」
側近「そうです、今この人に脅されて…こんな人と結婚だなんて無理に決まってます!」
魔王「ねぇお前一体私をどうしたいの?ねぇ?」 側近「どうって…そんなの決まってるじゃないですか。……これが上手くいったなら、お祝いしたいです」
魔王「側近…」
側近「魔王様の頭を」
魔王「ほんと良い性格してんなテメェ」
側近「5万回は聞きました」
魔王「サバ読むなよ、少なくとも私だけで倍は言ってる」
側近「10万回以上ww魔王様暇ww」
魔王「1回黙れ」
側近「ハイ」 勇者「…」
魔王「あ!えっと、……ふはは、よく来たな勇者よ。私は…魔王と申します…好きな食べ物は鶏ササミです…趣味は筋トレです…よろしく頼む」
側近「ふwwwwww迷走してるwww」
魔王「」チュイン!
側近「」シーン
魔王「……」ニコッ
勇者「!……」ドキッ! 側近「どうって…そんなの決まってるじゃないですか。……これが上手くいったなら、お祝いしたいです」
魔王「側近…」
側近「魔王様のちんぽを」
魔王「ほんと良い乳してんなテメェ」
側近「5万回は抜きました」
魔王「サバ読むなよ、少なくとも私だけで倍は逝ってる」
側近「10万回以上ww魔王様暇ww」
魔王「1回黙れ」
側近「ハイ」 側近「どうって…そんなの決まってるじゃないですか。……これが上手く逝ったなら、シコリたいです」
魔王「側近…」
側近「魔王様のちんぽを」
魔王「ほんとでけえ乳輪してんなテメェ」
側近「5万回は抜きました」
魔王「サバ読むなよ、少なくとも片乳だけで倍は逝ってる」
側近「10万回以上ww魔王様アホすぎww」
魔王「お前の好物は?」
側近「おっぱい」 魔王「えっと……どうする?」
勇者「…どうするとは?」
魔王「……お見合いでも」
勇者「しない。俺はあくまでお前に会わせてくれるというから来たまでだ」
魔王「そうだよね、勇者と魔王だもんね、そうね」
側近「ふwwwwwwショック受けてるwwwwww」
魔王「……先にアレを片付けても?」
勇者「許可しよう」
側近「嘘、ちょ、待て、待(ry」 側近「」
魔王「待たせたわね」
勇者「今来たところだ」
魔王「テンプレ使うな。デートの待ち合わせじゃねえんだよ」
勇者「冗談だ」
魔王「笑えない冗談は嫌い」
キィン!ガガガ………ボッ!
勇者「……そう、か。なら……再戦の時までには、ギャグセンスを……磨いて、おくと、しよ……」
勇者「」 魔王「ふぅ……」
側近「キャー!魔王様つよーい!」
魔王「刺客送った癖にヘラつくな売国奴」
側近「てへ☆」
魔王「側近、三か月減給……っと」
側近「待って待って待って」 側近「それにしてもあっさり死にましたね。勇者」
魔王「成長する前に誰かさんが連れてきたからな」
側近「ともあれこれで魔王軍は……あれ、勇者の死体消えてません?どこ行ったんですかね」
魔王「あ……そういう感じかな」
側近「???」
魔王「ほら、私への愛の力的な」
側近「いい加減あきらめろよ」 〜数か月後〜
側近「暇っすね」
魔王「仕事しろよ」
側近「四六時中勇者の写った水晶見てニヤニヤ、いやニマニマしてる魔王様に言われたくないです」
魔王「に、ニマニマしてないわ!」
側近「あ、勇者が老婆を助けてる」
魔王「!」
側近「嘘で〜す☆ほらやっぱ夢中じゃないですか〜」
魔王「側近を怪蟲の樹海へ左遷…っと」
側近「ちょ、やめてくださいよ。マジで虫無理なんですって。マジでガチでほんとに」 登場人物紹介
【ヘッポコ】
ロトの勇者となった少年。重力魔法『ボッシュート』を使う。使い魔『ミステリハンター』を放つ事も。『異能遺伝子』を持ち、敵の攻撃や魔法を身体が勝手に反応して躱し、生存能力が高い。
【ヌルスケ】
不思議なメダルの収集家。メダル王に授かった力で不思議な力や不老不死などを手にしている 。
【ケン・リュックマン】
擬人化する謎の武器『ルシール』(有刺鉄線を巻き付けたバット)を手にした顔がリュックの亜人。ヘッポコの親友。
【ララ】
悪霊であり魔族の娘 。妖婆の孫。
ヘッポコの友達。
【アナ】
デーモン族の娘でマセガキ。呪文『ウロタトモカーオ』(芸術的爆発地獄)を習得したがっている。 ヘッポコの友達。
【ジョーマ】
大魔王。ヘッポコに倒され死亡した。
【妖婆】
この世の再構築を図る魔族の老婆 。不老不死を手にいれ、再びこの世の覇権を手にいれようと企む。
【女神】
美しい姿の神。ヘッポコに進むべき道を助言するが、その真意は…。
【パズス】
熱風と風、大気を司るかっこいい魔神。身体をイナゴの群れに変えたり自由に擬態化させることができる。美女だが金玉が付いている。
【邪神ヴァギナ】
魔王の魂を封印した穴(自身の膣)を大地に突き出した太古の巨神。ショッキリ神社の力を借りたヘッポコのテラボッシュートで倒されるが??
【冥王ハデス】
冥府の支配者。死者の国の神。好戦的で戦闘狂。ゼウス、魔王と三つ巴の力を持つ。
【ゼウス】
天界の頂点にたつ全知全能の神。魔界とは不可侵条約を結び平和を作る。
【魔王】
魔界の王。ルイージに肉体を乗っ取られた。
【執事】
魔王の右腕。魔術の達人。
【マオ】
魔王の娘。テンション高めのギャル。
【ロコ】
ゼウスの孫。美形の少年。 【熟キョン】
深キョン似の60過ぎたオバサン。のんびりした性格ながら戦闘力が異様に高い。 【スラウィム】
ゼリー状のモンスター。優しい心を持ち、ヘッポコになついている。人型に変身した時は、危ない水着を着用している。 【破壊神ムドー】
全世界の大気、生命、大地、炎、氷、すべてを思いのままに操ることができる支配者。
【狂王アリアハン】
魔法の宝珠によって近隣の国家を征服し、また国内においても意に沿わぬものは容赦なく弾圧した。 しかし、宝珠をヘッポコに奪われあえなく倒された。
【妖魔ルイージ】
魔王級のモンスターに取り憑き本体を操る、ちょび髭の生えた低級モンスター。 【コートニーラヴ】
酒の神バッカスの娘 。酒場によく出没する 。
色気たっぷりのいい女だがパワーは馬鹿力 。
握力だけで石炭をダイヤモンドに変える力を持つ。
【馬王】
馬の神獣 。北斗の拳の黒王みたいな見た目でとにかくいかつい馬 。
言葉をしゃべることもでき知能も高い 。
『凍てつく波動』で敵を骨だけにしてしまう。
ヘッポコの愛馬 。
【毛のない猿】
もと人間が妖婆より知能を奪われ労働力にされた姿 。
【モンキー・マジック】
元オーナーのパズスが経営していたソープランド。
リコール社に差し押さえられて休業していた。
現在は求人募集で集まった毛のない猿のメスが働いている。
現オーナーはヘッポコ。 【トンヌラ】
トンヌラ・ノ・コッタ
ヘッポコの息子
魔属とトロールのハイブリッド
見た目は西郷さんのちっちゃくなったような感じ
【ハッケヨイ】
ハッケヨイ・ノ・コッタ
ヘッポコの親父
ギガボッシュートの使い手
【ショッキリ】
ショッキリ・ゴ・ツァンデス
第二次魔界大戦を終わらせたトロールの英雄
ショッキリ神社で神としてまつられている
命と引き換えのトロールの神技テラボッシュートを用いる 【ダークサイド】
主に(暗黒面)を意味する(魔力)を表す言葉である。
ヘッポコら勇者によって正義の心で扱われるライトサイド(光明面)の(魔力)に対し、
魔族やモンスターなど、邪悪な心を持ち、憎悪や欲望、破壊衝動を待つ者が扱う(魔力)がダークサイドである。 【スネ夫スレ民】
お気に入りのキャラをしつこく登場させる荒らし。指摘しても効果は一切ない。特技はIDを変えての連投。 ヘッポコ「はっ!」
気が付くとヘッポコは砂漠の真ん中に放り出されていた 少し歩くと、砂漠に城があった。
衛兵「スタァァァァァップ!砂漠の城イシスに何の用だ!」
ヘッポコ「僕は旅の商人です、この米を売りに参りました」
衛兵「ぬう、怪しい奴め!牢屋にぶち込んでやる!」
ヘッポコ「ちょっ、待てよ!」 ゆるいので簡単に脱出できた。
イシス王女「騒々しいぞ、いったい何事じゃ!?」
衛兵「王女様を狙う賊を貼り付けに…」
イシス王女「馬鹿者!そのお方はロトの勇者ヘッポコ殿じゃ!」
ヘッポコ「そうだそうだ無礼者め」
衛兵「そんな馬鹿な…」
そして衛兵は十字架に張り付けられ、ヘッポコは丁重なもてなしを受けた。 張り付けられた衛兵がヘッポコに話しかけてた。
衛兵「それは鉄の剣か?何を殺すつもりだ?蝶か?」
ヘッポコは米屋の仕事が忙しいので無視した。
衛兵「呪文も使えるんだって?お前は何を殺してるんだ?蝶か?」
ヘッポコ「うるさいなぁ」
衛兵「昔はお前みたいな冒険者だった。膝に矢を受けてしまって…」 ヘッポコは衛兵を縛り米を投げつけるとイシスを後にした。 縛られていた衛兵はロープが緩かったので十字架から抜け出した。
そしてヘッポコがイシス城の近くでキャンプをしていると衛兵が話しかけてきた。
衛兵「日没後に忍び歩くのは泥棒か吸血鬼だけだ。お前はどっちだ?」 ヘッポコ「ボッシュート!」
ズボッ
衛兵は首だけ残して砂に埋まってしまった。 ヘッポコは衛兵に漂白剤をかけるとキャンプを後にした ヘッポコ「女の子のお尻触りたいよ〜。
女の子がお風呂入ってるとこ覗きたいよ〜」 ヘッポコはダーマの神殿で転職をした。
ヘッポコ「私はアイドルとして生きていきます。
ありとあらゆる女の子が私の歌とダンスを見て喜んでくれるんです。
魔王ルイージなんてもうどうでもいい」 ヘッポコ「てか、勇者をやめることはできないはずだけど?」
神官「6仕様じゃ。勇者でもアイドルでもホモビ男優でも好きに転職するがよい。ただし魔王を倒す使命だけは忘れてはならんぞ」
ヘッポコ「へいへい。とりあえずアイドルで行くわ」
神官「何事も経験じゃ」 コンサートが終わったヘッポコが楽屋に帰ってくると、甲冑に身を包んだ衛兵がいた。
ヘッポコ「うわっ、オマエ何してんだよ!?」
衛兵「当ててやろうか?」
ヘッポコ「あれ?ファンに貰った差し入れが無くなってる!」
衛兵「誰かにスイートロールを盗まれたかな?」
ヘッポコ「オマエが食ったんだろ!!」 ヘッポコは旅に出た。
遥か西にあると謂われる地域“神なる竜の故郷”を目指して・・・・・!! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています