【硬派リレー小説】俺くんの日常 Part.4
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〜主な登場人物〜
・【俺】
このスレの主人公。一人称は『俺』。
硬派な男である。 ・【不思議ちゃん】
このスレのヒロイン。正体不明の謎の女の子。
現在は俺の家に居候中。 ここの鼻を突く悪臭は何とかならないものか、警務官はよく仕事とはいえ我慢できるな
面会って、一体誰だろ 俺に身内って… 警務官「お前、さっきからうるさいぞ 鏡に大声で話しかけて、頭がおかしくなったのか!」 傘がないのでタクシーを止めようとしたが乗車拒否された。 いい女の客しか乗せない趣味のタクシー会社の車だ
俺は、とっておきの女装をした タクシーの運ちゃん「お前の趣味か?面白い よし、乗せてやろう」 「行かなくちゃ…」
「えっと、どちらまで?」
「八丁堀まで」 「お前には関係ない、早く八丁堀の奉行所まで頼む」
「へ、へい!」 旦那、最近歳ですかね腰を悪くしちまって
この辺で、すいやせん 手懐けるには、どうしたら良いものか悩み、
29時34分が経過し、腹が減った >>44
ガルルル…にゃーん
野生のジャガーを手懐ける事に成功した俺は、ジャガーに跨り八丁堀の奉行所を目指した。 「これが被害者の最後の会話でした」
「ジーンズですか......」
俺は女子陸上選手のコスプレで現場検証に当たっていた。 「八丁堀の旦那、これを見てくんなせえ」
鑑識の男が俺に被害者のスマホを見せた。
「こ、これは!? 」 俺の着替えや入浴シーンが盗撮されていた...... 「王様だか何だか知らねえけどよ」
俺は刀に手をかける
「ここは八丁堀だ」 俺は鳥貴族を切り捨てた。
鳥貴族「貴様はクビだ!」ガクッ 悪い夢を見たようだ
俺の生首は、備長炭で炙られ鳥貴族に翌晩から飾られていたと、
後で話に聞いた 応答がない…。
「仕方がない…こちら俺、これから月に向かう」
宇宙船サジタリウスは月へと進路を変えた。 「総統閣下、御報告申し上げます。例の船が進路を変えました」
「そうか、進路を変えたか......」 「こちらヒューストン」
「うるせーなぁ〜」
俺は通信を無視して月を目指した。 40代ってゴミのような世代だよな
氷河期で駄目だったやつからそこそこ上手くやった奴まで
全部がゴミみたいな人間 「総統閣下、御報告申し上げます。例の船が月を通り過ぎました」
「そうか、月を通り過ぎたか......」 火星人「君には、実は冥王星人の血が流れているのを知っているのか?」 俺「ほーんとかよ!?」
火星人「間違いありません」
そして俺は自身のルーツであるらしい冥王星へと向かった。 火星人「でも、遠いよ どうやって行くの 宿とった?」 女は言う
「そんなにクリちゃん良かったら、私の貸してあげるわ」 「総統閣下、御報告申し上げます。例の船が冥王星に向かました」
「そうか、冥王星に向かったか......」 宇宙船サジタリウス内
ピーピーピーピー
俺「何事だ!」
AIサジタリウス『救難信号を検知しました、モニターに表示します』
ブーン
俺「あ、あれは!探査機ニューホライズンズじゃないか!」
AIサジタリウス「発信源はニューホライズンズ内です」
俺「そんな馬鹿な、あれは無人探査機のはずだろ!?」 サルメートス博士「この事は彼に伏せておいた方が良さそうだな、ジョアン議員」
ジョアン議員「ええ、でしょうな この事が公になれば世界が、いや太陽系全域にも何かしら影響が…」 「総統閣下、御報告申し上げます。ストーリーが色々と難しくなって参りました」
「そうか、難しくなってきたか......」 俺「難しいがやらねばならん!」
そして宇宙船サジタリウスは探査機ニューホライズンズとのドッキングを試みた。 しかし、小惑星の中ではかなり困難な上、
船体に亀裂でも入れば、修理に必要な資材は乏しい 「ドッキングプロトコルに異常確認、繰り返す、異常確認」 俺「そもそも、このミッションが異常なんだ!ドッキングプロトコルの異常なんて屁でもないわ!」 俺は手動でのドッキングを試みた。
AIサジタリウス「無謀です、最高の確率…10%…」
俺「やっちゃえ日産!!」 衝撃音の次に破裂音、アラーム、アラーム、アラーム、そしてアラーム 俺はセメダインとアロンアルファを持って破損箇所を修理した? 船長「バカ野郎か命綱無しで、宇宙空間におっぽり出されるぞ」 更にガンプラ用のパテで破損箇所を修理した。
俺「こんなもんでええやろ」 ......夢か、何か変な夢だったなぁ
さてとバイトに行かなくちゃ
俺はポッドに乗り込み、いつものようにランチャーとドッキングした 探査機ニューホライズンズは宇宙をさまよった。
俺「救えなくてゴメンw」
サジタリウスAI「キャプテン、これより冥王星着陸態勢に入ります」
俺「ヨイヨイサー!」 俺「誰だっ!この船は1人乗りだぞ!」
AI「侵入者です」
船長「ニヤニヤ…」
AI「着陸地点まで3000メートル」
ブホーーーーッ!!(逆噴射の音) 俺「よく見たらオマエ猫じゃないか!」
船長「にゃーん」 ドン!!!!
AI「着陸完了、東横イン前〜東横イン前〜」 「客人、それが御国の仁義ですけぇのう?儂ら田舎もんじゃけぇ、ようわからんのですわ」 狂気の弾丸で撃ち抜かれたのは
俺か、冥王星人か──? 「総統閣下、御報告申し上げます。例の船は冥王星に到着致しました」
「........................」
「総統閣下、どうされました?血が、..医者を呼べ!早く!」 俺「東横インのフロントに行ってみりゃ分かるはずだ」
船長「にゃーん」 受付嬢「おいでやす〜東横インへ〜」
俺「あの〜冥王星人の特徴って…」
受付嬢「はい、これを見ておくれやす」
いきなり受付嬢が着物を脱ぐと、機械の身体が現れた。
俺「ロ、ロボット!?」 受付嬢「ロボットとは酷い!半分は生身のボディのアンドロイドよ!」
猫船長「シャーッ!」 俺「で、俺のルーツは…」
受付嬢「知らんがな」
猫「シェーッ!」 東横インは朝におにぎりが出るんだよね
あと味噌汁と
さてとエレベーターで一階に降りるとするか しかし、見た事もないエレベーターだな
どうやって操作するんだ?
ハンドルみたいのが付いてる カプセルを開けると『ハズレ』と書かれた紙が入っていた。
ブブーーッ♪
「何事だ!?」
次の瞬間、エレベーターが猛スピードで落下し出した。 「やばい、やばい!」
落下するエレベーター内で俺は────
A・ジャンプした
B・踏ん張って立った
C・仰向けに寝た
D・脱糞した 棺桶と生花が用意されていた
俺「バカ野郎!C って、答えたばかりに 何でだよ、俺は燃やされるのか?埋められるのか?」 ある意識の集合体だよ
私は人類の歴史と共に国と名前と姿形を変えながら生きてきた 俺は小沢と名乗る人物をハズレのカプセルに閉じ込めた。 俺「小沢イチロウ、ゲットだぜ!」
小沢「けしからん!」
そして小沢を宇宙船サジタリウスの貨物室に保管した。 ホモスレで言われてるけどセキュリティー会社の話じゃなくてハードボイルドに属する気がする
ジャンル的に 俺「サジタリウスの船長は俺だ!」
猫船長「ふぎゃ…」
俺「冥王星で俺のルーツの話は聞かなかった…
帰ろう、地球(テラ)へ」
猫船長「にゃーん」 「そ、総統閣下、御報告申し上げます…。例の船が地球に…し、針路を変えました…ぐふっ」
「……......」 『ゲードラ・ミルカー砲用意、船体に撃ち込んでやれ』 総統閣下「ミルカー砲発射!」ギョーン
『人間どもよ、私の…』
猫船長「高エネルギー反応確認!サジタリウス命中まで30秒だにゃ!」
『私の…』
俺「サジタリウス砲発射!」ビーヨーン
ズオォオォォォォッ!!
『ウボァーッ!』
謎の声の主は、ミルカー砲とサジタリウス砲に巻き込まれて蒸発した。 ミルカー砲とサジタリウス砲がぶつかり合う!
ギャギャギャギャ!!
俺「行け行けぇーっ!」
総統閣下「うぬぬぬ」
子供「わーっ、宇宙はどうなっちゃうの!?」 砲撃の為、高エネルギー衝突で
小規模のブラックホール出現!!
船体は2体共に、
ブラックホールに飲み込まれた 猫船長「このままブラックホールに飲み込まれるのかにゃ〜」
俺「多分な…だからと言ってダメじゃない」
猫船長「にゃーん」 宇宙船サジタリウスはブラックホールに飲み込まれた。
AIサジタリウス「ブラックホール深部、特異点に到達します。ガガガ…
時空がねじれています、重力∞、計測不能…計測不能…」
船長「これは駄目かもわからんね」
俺「あきらめるな!」 俺「コントロールとれ右、ライトターン!」
猫船長「ストール(失速)するにゃん」
俺「あーだめだ……、マック(MAX)パワー、マックパワー!」 「夜勤お疲れです」
バイトの高橋君が少し遅れて来た。
「ああ、お疲れ」
俺は背を伸ばしながら空を眺める。
夜勤開けの青空は何故こんなに綺麗に見えるのだろう。 そんな過去の映像が、ブラックホール内では次々に現れつまり通過して行く
ネジ曲がった空間の様に
猫船長「早くホワイトホールを見つけないと」 俺「あるじゃないか!こんな所に!」
猫船長「それはアチキの肛門よ!」 俺は猫船長の肛門に頭を突っ込んだ。
「入れる!入れる!これがホワイトホールか!」 俺「何だ、自分の部屋じゃないか!」
辺りを見回すと、机の上に宇宙船サジタリウス号のプラモデルがあった。 「迎えに来たよ」
そいつは飯の間から顔を出して、こう続けた。
「お前はこの世界の人間じゃない」 宇宙ドンブリ「おまえの部屋の宇宙船サジタリウス号に触れるのだ!」
俺「あんなプラモデルが何だってんだ?」
宇宙ドンブリ「長寿と繁栄を…」
そう言い残すと宇宙ドンブリは、ただの牛丼に戻っていた。 とりあえず、俺は念のために生姜を多めに入れて牛丼を食べた その時、ドンブリの横をゴキブリが通った。
ゴキブリの背にはアンテナのようなものが付いている。 トコトコトコ
俺はゴキブリについて行った。
カサカサカサ
ゴキブリは厨房を走り抜けた。
ブーン
そしてゴキブリは飛び去った。
俺「……。」 ゴキブリを見失った俺は、自分の部屋に戻ることにした。
俺「ただいま〜」
母「きゃーゴキブリ!」 俺は何だ?
「ミャー」
いかん、ミケの鳴き声が聞こえてきた。 ゴキブリにお茶を出されてしまった
えっ…、
と驚いてしまうが
知らず知らずにゴキブリが人間の大きさに変化していた 知らなかった…
まるで、ウルトラセブンに出てくる異星人と話をしているかの様な 「いいか、ここはゴキブリが支配している世界だ」
俺を迎えにきた吉野家のドンブリが言った。
「あのアンテナが付いてるヤツにお前は騙されたのだ」 俺「どうすればいいんだ!?」
ドンブリ「ある惑星にゴキブリ・クリーナーというゴキブリ除去装置がある」 「そこへ行ってゴキブリクリーナーを貰って来るのだ」
ドンブリは夜空の星を指差した。
「その星の名は」
ドンブリは俺をじっと見た。
「惑星アース」 「それは何処だー!」
「冥王星のさらにむこう…」
「宇宙船サジタリウス号、発進!!」 エースコック「ハァハァ…頑張って不味いラーメン開発したぞ…!」
社長「まっず!!これで行くぞ!」 〜挿入歌〜
どこから見てもスーパーマンじゃない
スペースオペラの主役になれない
危機一髪も救えない
ご期待通りに現れない
ため息つく程イキじゃない
拍手をする程働かない
子供の夢にも出て来ない
大人が懐かしがる事もない
だからと言って駄目じゃない 駄目じゃない
スターダスト ボーイズ駄目じゃない
星屑の俺たち
結構いいとこあるんだぜ
スターダストボーイズ♪ 不思議ちゃん「あいつ、帰ってこないから自慰ばっかじゃん」 「今日はねえ、えーとえーと」
不思議ちゃんはちょっと考え込んじゃった。
「グミの日にするの!」 三原議員は、ア〜ン対策に必死になってるのに
地球上はいつも淡白 高橋「もう向かってるんだろ、忙しいから切るぞ」プッ
俺「ちょっ!」ツー--… 不思議ちゃんの肛門が、大スクリーンに映しだされた。 ろくでもないな
そんな事をしに大学に行ったのか
不純な動機すぎる 「艦長、これは....、いや、これこそがワームホールです!」
「本艦はこれよりワームホールに突入する、総員、衝撃に備えよ!出力最大!」 俺「艦長は俺だろ!」
ポカっ
犬艦長「キャン!」
猫船長「ニャハハハ」 不思議ちゃん「俺くん待つのだっ、君は何をしようとしてるのか分かっているのか!?」
しかし艦は前身をやめず、不思議ちゃんの肛門にめり込もうとしている 不思議ちゃんは逃げ出した。
勿論ワームホールも遠ざかる 「主砲発射準備!目標、前方ワームホール、核を狙え!」 不思議ちゃんは尻をブルンブルン振りながら逃げている。
猫船長「目標が動き過ぎて照準が合いませんにゃ」 「〜という夢をよく見るんです」
「ふうむ、何か悩み事でもあるのですか?」 「って、先生あれ!」
「何だコレは!こ、肛門!?」
俺くんと先生の前にブルンブルンと揺れるワームホールが現れた。
「夢じゃ無かったんだ…」 俺はやいとで肩こりが治り、ぐっすり眠れるようになった。 不思議ちゃんは尻をブルンブルン振りながら逃げている。
猫船長「目標が動き過ぎて照準が合いませんにゃ」
俺「網で捕まえろ」
猫船長「にゃーん」
先生「いや、この象をも倒す麻酔銃を使いたまえ!」 「またお前は騙されている」
ドンブリは言った。
「何回言えばわかるんだよ」 「だから何なんだお前は、知っていることを全て吐け」
「ケケケ、自分で考えな」
そう言うと宇宙ドンブリは普通のドンブリに戻った。
「コンニャロ!」
グシャッ
踏み潰されたドンブリから血飛沫とともに内臓のような物が飛び散った。 「自分で考えるんだよ」
口のような形をした臓器から声がした。
「そして自分で動くんだよ」 俺「ほーんとかよ!?」
火星人「間違いありません」
俺「は??」 「おまえの言う通りに冥王星に行ったが、俺の出生の謎は解けなかった」
「よく探したか?東横イン」
「やかましい、おまえも嘘つきだ!」 「コンニャロ!」
グシャッ
踏み潰された火星人から体液とともに納豆のような物が飛び散った。
「うわっ臭っ!」 俺は部屋に戻りプラモデルのサジタリウス号を眺めた。
その瞬間、俺はサジタリウス号に吸い込まれた。
猫船長「お帰りにゃ」 「さあ、ここはお前の王国だ、ここにいるかぎり、お前は自由で万能だ、誰もお前をバカにしない」 ベイムラー星人「テラ厶ビーム砲、照準対象、
冥王星第562番ドッキングベイ」
「照準成功」
『発射!』 猫船長「高エネルギー反応確認!ドッキングベイ命中まで30秒だにゃ!」
俺「発射座標に拡散サジタリウス砲発射!」ビーヨーン
ズオォオォォォォッ!!
ベイムラー星人「!!!!」
ベイムラー艦隊は、拡散サジタリウス砲の広範囲攻撃で蒸発した。 ベイムラー総統の仕掛けた罠を切り抜け、宇宙船サジタリウスは無事ドッキング・ベイに着陸した。
寝室にて休むベイムラー総統にヒムラ将軍はそれを報告する。
ヒムラ「祝電を打ちましょうか?」
ベイムラー「ヒムラ将軍、君は馬鹿かね?」 冥王星 東横イン
「予約した俺だけど…」
「お待ちしておりました、B357号室へどうぞ」
そして俺はエレベーターに乗ると、レバーを右に回した。
ガチョン 「10 9 8 7 6 ....」何かカウントダウンが始まった そして、扉の向こうに出ると
俺の25年前の過去の世界だった
昔の、俺らしき者がいる 俺らしい男は狂ったようにゴミバケツを蹴り倒していた。 俺らしき男「ムカつくんだよー!時間指定しといて留守かよー!」ドカッ
そして俺らしき男は持っていた荷物を蹴飛ばした。 俺らしき男「俺を怒らせるな!」
居留守男「怒ったお前に会いたかったんだよ」
男「何なんだこの星は…」 そう、これが並行世界の地球だ
つまり、目の前に左右の道があるとしよう
俺が、右の道を選択し進んで行ったとしよう 現世界の地球では選択は一つだ
しかし、並行世界の地球には左の道を選択した俺も、
同時に存在しているという訳さ クレジットよりデビットカードの方が主流の国もあるようだけど
こんな不正利用の問題起きてんのかな 「ようわからんが、俺に冥王星人の血が流れてない事は何となくわかったよ」
そしてドッキングベイに戻った俺は、嘘を教えた火星人を倒す事にした。 俺は美味しそう!
と思ったが、やはり御飯党だったので、
牛丼屋へ行く 確か、土星本店の何とかって有名なパン屋がこの衛生にはあるらしい
そこの、帽子パンを2つ上下にくっつけたパンが、
凄うまなんだ
間にホイップ・ナッツ・はちみつやら沢山挟んでいて、
凄うまなんだ ということで、
俺はおにぎりが無性に食べたくなった 俺「おにぎり下さい」
店員「ウチはお好み焼き屋だよ」 そして宇宙船サジタリウス号を改造した。
サジタリウス号も覚醒した。 しかし、俺の船は謎の少年団に奪取された。
ザジタリウス号は瞬く間に空の彼方へ消えて行った。
「くそったれっ!!」
俺はスパナを地面に叩きつけて項垂れる
「そう慌てなさんな。こいつを貸してやるよ」
ドックのオーナーが高速挺、ミレニアムファルコンを貸してくれた。
俺はこいつで奴らを追う ここの住所を知りたい
一体、何処まで遠出したんだろ 「ホンマや、冥王星筋橋六丁目やで」
「嘘をつくな!」グシャ
俺はファルコン号のメインコンピュータを破壊した。
「ガ…ガ…ピー」 ハワイのマウイ島にある天体望遠鏡から、2017年10月に奇妙な物体が観測された。葉巻のような形をしており、大きさはエッフェル塔の2倍程度。時速6万マイル(約9万6,600km)近い速さで地球を通り過ぎ、加速していくように見えた。
ハワイ語で「偵察者」を意味する「オウムアムア」と名付けられたこの物体には、彗星と小惑星の両方の特徴が認められ、天文学者たちはこれを太陽系外からの侵入者であると結論づけた。数十億年前に別の星系で誕生し、宇宙空間を旅してきた天体だというのだ。
オウムアムアは人類史上初めて観測された恒星間天体である。過去3年間で、その起源や組成などを巡り数多くの学術論文が発表され、UFO説まで浮上している。
こうした騒ぎを尻目に、天体そのものは太陽系をあとにして深宇宙へと向かいつつあり、地球上からは観測すら難しいところまで遠ざかってしまった。つまり、宇宙船で追いかける以外にオウムアムアの謎を解き明かす方法はない、ということになる。
「こちらヒューストン、ファルコン号応答せよ!」
「ガ…ガ…ピー」
「ファルコン号、オウムアムアを追跡してくれ」
「ガ…ピーーーーー…」 「ただ今、コンプレーマ星から救難信号をキャッチしました」 俺は、ここで明日の町内会の掃除のボランティアを、
思い出した!
サボるか 〜コンプレーマ星 周回軌道〜
ファルコン号内
ピーピーピーピー
俺「何事だ!」
AIナビ『救難信号の発信源を確認しました、モニターに表示します』
ブーン
俺「あ、あれは!サジタリウス号じゃないか!」
AIナビ「発信源は宇宙船サジタリウス内です」
俺「盗んでおいて救難信号だと!?ナメやがってコノヤロー!」 刹那、香具師が来たのだ。3倍のスピードで移動するあの赤い香具師が!!! 早速、俺はコンプレーマ星人に塩おにぎりを贈った
敵には、塩を送った方がいい、俺の昔からのポリシーだから すると香具師のスピードが3分の1になった。
「今だ、主砲発射!!」 「認めたくないものだな、若さ故の過ちというものを」 「大尉、助けに来ましたよ!」
突如、現れたのは自分の名前を女かとけなされるとぶちギレる男だ 俺「かなりヴァネッサと似てる…、まさか?!
いやいや、地球に残して来た、男と言っているし……、だな 気のせいだ」 俺は完全潔白を主張した。
だが弁護士は盗撮を認めたうえで情状酌量で争うべきだと言い張る。 ヨイヤッサ「大佐の邪魔をするなぁー!」
バスコォーン!
俺「!!いきなり撃ってきやがった!」 バチコォーン!
俺くんの気功ビンタでヨイヤッサは宇宙の彼方へと吹っ飛んだ。 「25セントが無駄になっちまったよ」
アレックスは短い欠伸をして95年式のホンダに乗り込んだ。
今からだとワイオミングに入るのは明け方近くになりそうだ。 俺は地球に帰る前に宇宙船サジタリウス号を回収した。
〜サジタリウス号内〜
俺「何じゃこりゃー!?」
至る所に少年団の惨たらしい死体が転がっている。 「よお、若いの」
ガソリンを入れている間、地元のオヤジから声をかけられた。
「どっから来なすった?」
「ミシガンですよ」 「ぷっ、クズの巣窟じゃのう」
オヤジは小バカにしたように笑った。
「あ?」
俺はイラついてオヤジを睨む オヤジは、「大和田だ!」と名乗るが、
どうも半沢直樹見過ぎてかぶれたオヤジが、
このクソ暑いのにポマード付けてベージュのスーツ着込んだイカれてるオヤジにしか、
見えねーよ 俺は舌打ちしつつ95年式のホンダをタイヤを鳴らしながら道路に出た。
その瞬間サイレンが聞こえた。
相変わらず嫌な音だ。
俺はホンダを右に寄せる。 黄色い救急車がやってきてまた俺はあの独房に逆戻りだ 見回すとやたら首の長い女性が目についたので、どうやらミャンマー アクリル板の向こう側には女が座っている。
「私はスー・チー」 サジタリウスAI「いえ、ワープ中の幻覚です」
俺「!!俺はどの位眠っていたんだ?」
サジタリウスAI「地球を通り越してから、ちょうど1週間です」
俺「何で地球で起こさないんだ!」
サジタリウスAI「だって気持ちよさそうに寝ているんですもの」 ガチャ
「おー!宇宙食のビーフシチューが出てきたぞ」 もしゃもしゃ
俺「コレ、ホントにビーフシチュー?」
サジタリウスAI「……。」 俺はモビルスーツに搭乗すると敵を迎撃しに向かった。
俺の愛機は灰色のザクなんだぜ
しかも角付き
やれやれ、相手はパトロール隊のジムが3機か
敵じゃないね そんでパトロールのジムをチョチョイのチョイで片付けたら、艦隊に見つかっちまって、捕虜だよ 猫船長がチョチョイのチョイと救出してくれた。
俺「サンキュー猫ちゃん」
猫船長「にゃーん」 「〜という訳なんじゃよ」
「おじいちゃん、もっとお話聞かせてよ」
「続きは明日にしよう、早く帰らないとママに叱られるぞ」
退役して、もう十年だ。私も年をとった。 俺はネット新聞の折り込みチラシを読んだ。
「なになに…『アステロイド・ラリー』!?『賞金10億円』…
じゅ、10億えーーーーん!!??」
俺は思わず参加アイコンをクリックした。 ピピピピ・・・
参加料として1億円を引き落とします・・・
残高不足です・・・。 俺はアステロイド・ラリー出場者のドックに向かうと、1隻の宇宙船を破壊した。
「よし、コイツの代わりにラリーに出場してやるぜ!」 早い結果の為に、
ブルシアトン星人は、賭けられなかった
倍率34.13倍を見逃してしまった 「おはようオバサン、 5―13―15 12万で!」 この国で懸命に生きるすべての人に、心の底から詫びてください しかし、当の政治家はすでに高跳びしており受付のお姉ちゃんが責めを負う事に なので、俺が代わりに立候補する事にした。
アメリカ大統領選挙に 俺は、「どんぶりの癖に何が分かるッ!!」と壁に投げつけた
当然、警察沙汰だ
とはいえ、とんぶりに手足があって話し掛けるだなんて、言えば病院行きだ 俺「すいません、取り乱しました」
店員「あーダメダメ、警察呼んだから」 だが警察は俺には目もくれず、ドンブリの方へ向かっていく。
そう俺の観たモノは幻覚ではなく、確かにそこに存在するのだとあらめて実感した。 警官はドンブリを調べると、クーラーボックスのような物にそれを入れた。
そして店員と何かを話した後、俺をチラリと見た後に店を出て行った。
その時、俺は見てしまった!まるで爬虫類のような目をした警官を! 「私の後について来て、逃がしてあげる」
「君は?」
「なか卯よ」 俺「なか卯の何なのさ」
なか卯「えーっと」
俺「怪しいヤツ!!」 種族:人間
職業:魔術学院生
特技:魔術
長所:常に本質を探究する精神
短所:中途半端に優しく、周囲の影響を受けやすいところ
武器:ライトロッド(光属性の一見、普通のロッド)
防具:ローブ
所持品:護身用の最低限の武器
趣味:魔法の研究
最近気になること:双子の妹”ペイル”の行方について
将来の夢(目標):平和な世の中を作る。ペイルの殺害。
キャラ解説:生まれながらに強大過ぎる魔力を持った少女。魔術師の母親(現在行方不明)によって
物心の付かない頃から魔法を習い、そのまま魔術学院に入学。あっという間に特待生になる。
途中で政権交代が起こってからはさらに手厚い援助を受けている。名前も知らない母からは「双子の妹を殺害」することが
人生の試練として課されている。魔力が高すぎることで周囲からは警戒され、国からも監視されている模様。
「ビビは、王様が変わって良かったよな。西マクドネルになった今じゃあ金にも困らないもんな」
男友達のロンがぼやくように言う。
「そんなことないわ。ここのところ監視の目が邪魔だし、プライベートも何もありゃしない」
ビビは思ったままのことを口にした。
「俺はさ、将来は魔法兵になろうと思ってる。何度も言ったと思うけどな。お前なら、魔法将軍もすぐだろ?もう推薦の話が来てるかもだぜ」
ロンの遠慮のない言葉に、ビビは怒った。基本は平和主義なのだ。
「ヒトゴロシになれってこと?あたしはそんなのは嫌なの。…ちょっと一人にさせて」
ビビはロンから離れ、階段に腰掛けた。頭には自分とそっくりと思われる、双子の妹の姿があった。
(いつか、あたしは、ヒトゴロシをしなくちゃならない…)
この八年の間に、イリシアは「東マクドネル王国」を建国し、政治体制も独自のものを築いていった。
そのおかげでフルトが国王を討ち果たし王となった本国は「西マクドネル王国」と呼ばれた。
バルゲル領も併合し、すっかり強国となっている。それはフルト王子の手腕ではなく、噂によれば、ある「将軍」の力添えによるものと言われている。
それも、国王の側近だった将軍が、寝返って王子についたというのだ。
西マクドネルも政治体制には手が加えられ、「魔法兵」を育てる「魔法学院」の運営に力を入れている。
だから、ビビのような人物は手をかけて育てられるという訳だ。
トリスタンとビビ。二人は皮肉にも同じ、西マクドネル領内の魔法都市ベールという街にいた。
再び物語の歯車は、動き始める――
【さてさて、16年後編に入ります】 その時、なか卯のドンブリからすね毛ボーボーの足が生えてきた。 さらに、すね毛が濃くなった
気がした…
俺「いや、気のせいじゃない!」 なんでこいつ正しいことをしたかのように卑怯な手口を告白してるんだよ… 世の中クズが多いんだよ
そいつらと上手く付き合っていかないと
自分が損をすることになる 脳内に不出来なCPUを埋め込んだ
少し、吐き気がしたが、何とか牛丼を掻き込み抑えた そこから派生し、どんぶらこどんぶらこと流れて婆さんに拾われ、
そして、誕生した
スキル『誕生』を修得 何かが生まれる技 俺が眠りについている時、半澤と大和多が俺の悪口を面白おかしく話していた 俺「あんたら、俺の悪口言ってただろ?」
半澤「言ってませんよ」
大和多「言うわけないでしょうが」
俺「黙れ、この糞尿面した犬畜生のアカ野郎が!」 俺「は?」
と、荒らしを華麗にスルーした俺は・・・。 「君は松屋のプレミアム牛丼を食べた事があるかね?」 その前に松屋では牛丼とは言わず
牛めしと言うんだ
正体を表せ、お前は何者だ? 「そう言う貴様から名乗れ」
「俺か?俺は、俺くんだ!」 硬派な俺には無関係な話だな
俺はチャンネルを変えた 新化学開発会社 万能靴下 5足 43,900円
残り時間わずか! 俺は送られてきた万能靴下を装備した。
すばやさが2あがった カマツバさん「銀河系には無いから、アンドロメダ銀河まで行かないと
遠すぎます」 俺「来たくはなかったんだけどね、お前がいるのは分かっていたから
あれから、ひどい目にあったし」 すると、道端に銀河鉄道ブルートレインのパスが落ちていた。
「ラッキー!」 俺くんは間違えて西武鉄道に来ちゃった。
「てゆうか、銀河鉄道乗り場ってどこにあんだろ?」 駅員「はて、銀河鉄道ブルートレイン…?ウエストエクスプレス銀河ですか?」
俺「違います、銀河鉄道ブルートレインです」
駅員「ちょっと乗車券を見せて下さい」
俺「どうぞ」
駅員「銀河鉄道ブルートレイン…フリーパス…星野鉄道さま…え!あなた鉄道さんですか!?」
俺「え、えぇ…まあ…そ、そうかな」
駅員「失礼しました!こちらへどうぞ!」 プラットフォームの向こうから、怒り爆発のさっきの牛丼屋が走ってくる
俺「スミマセン、車掌さん 早く出発して、お願い」
慌てて、ポケットの紅生姜を渡した 「まてー!ワイのパスを返せーっ!ワイが星野鉄道やー!」
「車掌さん、早く早く!」 俺は痴漢の冤罪で、逮捕された
車掌さんの尻には興味が無かったのに
なぜだ! だが、すぐに釈放された。
「このパスのおかげだぜ、サンキュー星野鉄道!」 今日は、鉄道職員の年一回の慰安旅行の為、
運休しておりまっす 「なんの券?」
「地下バトルコロシアムの入場券だよん」 俺は降りなかった。
車掌「次は〜トランプタワー、トランプタワー」 だから、カードゲームもしない
ポーカー何かに何も賭けませんから 「ウエルカム、トランプタワー!グレートアメリカ!グレートアメリカ!」
俺は降りなかった。 車掌「次はエリア88、風間真による航空ショーが行われます」
俺「どうしようかな…見てみようかな」 「その前にこれにサインをお願いします」
「これは?」
「外泊許可書です」 「星野鉄道…っと」サラッ
「有り難うございます。では、いってらっしゃいませ」 ギャラリー「アイツが星野鉄道か?」
ギャラリー「凄腕パイロットだったが、今は牛丼屋をやってるって…」
俺「ん?」
ギャラリー「背中に目がある」
ギャラリー「ミサイル避けの魔法を使うんだって」
俺「あわわわ」
ギャラリー「心臓がビス止めらしいぜ」
ギャラリー「血管にジェット燃料が流れてる」
俺「ひ、人違いです」 「ご乗車出来ません」
「え?」
「ここに署名されておりますので」 多目的トイレの妻・佐々木希さん 富士山へキャンプに出かけ、多目的トイレが選んだと思われる高そうな肉を焼く [485983549]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1601906578/ 俺は車掌を蹴り飛ばすと列車に乗り込んだ。
「困ります鉄道さん!」
「別にええやろ、はよ出発せんかい」 「君は我々と契約している。一緒に来てもらおう」
「契約だと?」
「これだよ。君の署名もある」 俺は、相撲取りじゃない サインして手形なんて取らない 皆んなをブッ飛ばした俺は機関室に向かった。
「おい、今すぐ出発しろ」
「ワタシハ、銀河鉄道シックスナイン、ソノ命令ヲ拒否スル」
「うるせー!」ポチッ
ウイィィーーーーーン
俺は列車の発車ボタンを押した。
「へへへ、出発進行!」
「ワタシハ、悔シイ…トテモ、悔シイ…」ポッポーッ _____ ━┓
/ ― \ ┏┛
/ノ ( ●) \ ・
.| ( ●) , |
.| /
.| '~ /
\_ ⊂ヽ∩\
/´ (,_ \.\
| / \_ノ 「あなた鉄道さんね、力を借りたいの」
「おばさん誰?」
「ジェーンよ。私と一緒にある星に行って欲しいの」
「ある星?」
「ええ、私の生まれた星…それと…」
「面倒はゴメンだ」 俺はおばさんを追い払うとネオ東京のバーに入った。
「いらっしゃい」
「マスター、いつもの」 俺「どうせこいつも、手足飛び出て俺に話しかけてくるんだろな…
ひどく迷惑なんだが 毎回不幸になってるし
いいかげんにしろ」 俺は速攻で牛丼を食らった。
生肉の味がする…。
ドンブリは手足をバタバタさせていたが、牛丼を食べ終わる頃には動かなくなった。
そして、スゥっと煙のように手足は消えてしまった。
「マスター、ごちそうさま」 腹が満たされた俺は列車に戻った。
車掌「鉄道さんお帰りなさい」
俺「さあ、次行ってみよー」
車掌「次は〜衛星フォボス〜衛星フォボス〜」
俺「え?宇宙に行くのかい?」 「はい、この列車は......」
車掌がそう言い掛けた瞬間、爆発音がした。 「レインボーブリッジが爆破された!?」
青山が叫んだ 「鉄道!こっちよ!」
「誰だあんた?」
「私はモーテル、ふしだらな女」 モーテルは蓮舫の手下で巨大乳輪の呼吸で鬼を倒すのである 数時間後…
確かにあの時、
大量に血を吸われた筈なのだが、
俺は、貧血にもなってない?!
「えっ、?! まさかあの悪夢の牛丼のお陰なのか?!
まさかなぁ……」 説明しよう。
手足が生えた牛丼を食べたものは、身体が丈夫になるのだ。
少しぐらいの怪我なんかへっちゃらだぞっ! と言われても、俺はこの女子陸上のコスプレが好きなんだ
さあ、俺を撮ってくれ! 確かにRX-8は訴えられてたような気がするわ
実質170馬力くらいだっけ? 「よし、トランスフォーム8スィッチオン!」
♪ドルチェ&カッパーナの〜♪ 子供「何だあの乳輪!?」
俺「子供は見ちゃダメ!!」 俺はRX8をターボカスタムしてRX78を完成させた。
「俺くん行きまぁ〜す!」 /: : : : : : : : : : : : :`ヽ、
/: : : : : : : : : : : : ;.イノ\ : ',
i: : : : : : : : : : ;. - '´ ′ │: }
|: : : : : : ://__ l /
|: : : : : : :L -‐{〒ぇ>‐rfデ1
ヽ: : f ヽ;|  ̄ ト -〈
\:! ぃ ′ ./
`!ヽ.、 r_:三ヨ / ラピュタはかつて恐るべき科学力で天空にあり
L:_| ヽ ‐ / 全地上を支配した恐怖の帝国だったのだ
│ \ 亅
│ __二二ニヱ‐ 、_
r弋/ _ -‐ フ´ | ̄ ‐- .._ __
,. ‐ '"´  ̄\=ニラ'´ !  ̄ \
_ / / / |/ ____」 / ヽ
// /. | \ / ',
/ 〈ヽ / | > / i
/ \\ L. _ │_, -‐ ´ / | 俺は御台場ガンダムのパーツを使ってRX-78を改造した。
「で、出来た!俺のガンダム…俺だけのガンダム…俺がガンダムだッ!!」 こんなこといい加減やめーや
情弱いたぶって楽しいんか? ドンブリは先程から訳の分からない事を言い続けている。
どうやらauPAYに対応出来ていないらしい。 世の中にいいように振り回される国民
だが俺はあえてその流れに逆らって生きてやる 俺くん「ユパさま〜」
ユパ「おお、俺くんか、見違えたぞ」 「ギョギョギョー、これは新種の水棲哺乳類です」
俺はある組織によって遺伝子操作され作られた、人間であって人間で無い生き物だ。 「俺には、予想がついている
どうせ、あの どんぶり野郎だ!」 俺はドンブリを探すために旅に出た。
ドンブリはすぐに見つかった。
チンチロリンのドンブリに使われていたのだ。 ワイも筋トレ始めたけど元がかなり少食だから腹筋は速攻割れたわ。炭水化物なんて一切とらなくても平気レベルの少食。デカくなれないから才能はないんやろな 「クソガリ乙www」
俺はクソガリにドンブリを投げつけた。
「やめてぇ〜」 その時、何の曲だったか
懐かしいあの曲がかかっていた気がする ♪ハッとして、グッときて、パッと目覚める恋だから♪ ┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
「それや!」
俺はパワーアップした。 状態等ご理解いただける方のみお願い致します!!
自宅保管ですのでご了承ください パワーアップした俺は大ジャンプをして月に着陸した。
「何だこれは!?」
俺は月面でとんでもないものを見つけてしまった。 レオパレス21の中をたんさくしていると、床にリーブ21のヘアトニックが落ちていた。 使ってみたら髪が抜け落ちた。
俺はフロントにクレームを入れた。 その後、黒尽くめの男達に囲まれ、頭にガムテープを貼り付けられ、
それを、一気に剥がすという無惨なプレイを、俺に執拗に繰り返したのだ 「お前ら、一体何者なんだよ」
俺は黒尽めの連中にそう問い掛けた 貼っては剥がす
貼っては剥がす…
俺はそのリズムに痛覚も麻痺し
それが心地よく感じていた
そして俺は眠りに落ちた 俺「また、居眠りしていたのか?! まさかの、あのどんぶり野郎の仕業かよ!」 「なになに恐怖新聞?何だこりゃ」
俺は取り憑かれたように新聞を読んだ。 女性が栄誉国民にひき逃げされたらしい。
「あれ?この新聞、日付が明日になってるぞ?」
賢い俺くんはこの記事が明日起こる出来事だと理解した。
「行かなくちゃ…」 ガタンゴトン…ガタンゴトン…
「行かなくちゃ」
ガタンゴトン…ガタンゴトン…
「君に会いに行かなくちゃ」
オカンオドン…オカンオドン…
「…??」
オドンオカン…オドンオカン… 俺「熊だってよ、車掌さん早く発車してよ」
車掌「はいはい、出発進行」チンチン
村人「待ってくれ、熊があぁ〜!」 シュパッ
ゴロン
プシュー…パタン
扉が閉まる直前、列車の中に村人の生首が転がり落ちた。 俺「醤油には醤油なりの事情があるから、ウスターソースにしなさい」 「このソースを頭にかけなさい」
白髪の老人は言った。
「毛が生える」 俺「オイスターソースなら、昨日塗ったが評判悪かった
昼食前に、昼飯は中華にしろと言われているようでと、社内の女子に言われてね」 俺はシャワーを浴びて頭皮のソースを洗い流した。
車掌「次は、戦艦島〜戦艦島〜」 俺は、ハッピーターンを購入すべく、地元のコンビニへ向かった 俺は車内販売でばかうけを買った。
アナウンス『戦艦島〜戦艦島〜』
車掌「停車時間は1日と3分です、ごゆっくりどうぞ」
しかし、俺は降りなかった。 最近アマプラで王位争奪編みなおしてる
やっぱチンポデカくておもろいわ 【訃報】漫画家、まつもと泉さん亡くなる 気まぐれオレンジロードなど
◆2020年10月13日(Tue)◆
『まつもと泉についてWAVE STUDIOから皆さまへのご報告』
まつもと泉は今月6日午前0時過ぎに、
かねてより入院療養中の病院にて永眠いたしました。
これまで公私に亘ってお付き合いをいただきました方々、
そして作品を愛してくださいました方々に
心より御礼を申し上げます。
近年のまつもと泉は脳脊髄液減少症による不定愁訴に苦しみながらも
仕事復帰への意欲に燃えて闘病を続けてまいりましたが
数年前に手術をした心臓にも不安を抱えており、
残念ながら身体が保たなかったようです。
ただ医師によりますと、苦しむことなく睡眠中に
そのまま安らかに旅立ったとのことでした。
なお葬儀はすでに近親者のみで執り行いましたので、
お供えやご香典はご辞退いただきたくお願い申し上げます。
略儀ながら書中をもちまして、
まつもと泉についてのご報告とさせていただきます。
あらためまして生前お世話になりました皆さまに
感謝をお伝えしますとともに
今後ともまつもと泉の作品を広く楽しんでいただけますよう
お願いをいたします。
WAVE STUDIO
http://www.comic-on.co.jp/hidiary/hidiary.cgi この国はホント人をゴミみたいに使い潰すつもりなんだな たい焼き「お腹のアンコに紙が入ってるから見てごらん」 「うわーい!カスタードクリーム大好き!」
俺はカスタードクリームのたい焼きにかぶりついた。 すると、カスタードクリームの中から紙切れが出てきた。
「なになに…冥王星に行け…。」 アフリカ県民だった。
「オレ、マサイの戦士、かなり強い」 しかし、取り敢えず武器屋に行って装備を整えてくれ
金は無いに等しいが
と、解らぬ言語で伝えた たさて、気を取り直してたい焼きを再び買いに走った
割って見れば、なんと抹茶味!
俺「抹茶か…、どうせなら白あんぐらいが良かったけどな、ギリギリチョコとかな」 すると、抹茶の中から紙切れが出てきた。
「なになに…冥王星に行け…。」
俺はガレージに行き、宇宙船サジタリウス号を起動させた。
サジタリウスAI「お帰りなさいキャプテン」
猫船長「にゃーん」
俺「おう、またヨロシク頼むぜ。とりあえず冥王星に向けて発進!」 「総統閣下、御報告申し上げます。例の船が再び冥王星に向かいました」
「そうか、再び冥王星に向かったか......」 海賊船から放たれたその砲弾は、かなりの破壊力を有していた。 「モード・チェンジ!鈴木トチロー!!」ガコン
宇宙船サジタリウス号は人型に変形し、馬鹿でかいバットを振った。
グワキィーーーーーーーン!!!!
そして、なんと!海賊船から発射された砲弾を撃ち返した。 俺「まだ安心は出来ん、ニンニク波動砲用意!」
猫船長「にゃ!?」 彼らとはWIN WINの関係なのにそんな事を言うのかねっ! どんぶり君は、あろうことか
たい焼きを片っ端から食い散らかした モブも必要だろ?
背景があるからイケメン主人公が引き立つんだよ たい焼き屋「ギギギ…もう勘弁してつかあさい」
ドンブリ「何じゃ、はよう出さんかい!おどりゃしごうしたるぞ!!」 街中は、抹茶の緑色に染まった
こんな悲惨な一日を、
利休だけは、笑いが止まらなかったらしい
と、後で聞いた。 そりゃ後半発展で当たり確定だから
前半で終わること多いわな どんぶり「何をゴネゴネ言ってるんだ? 鬱病の人かな?」 狙撃手はトリガーを引いた。
標的にされた男の頭は大き過ぎる口径と多過ぎる火薬のせいで破裂した。
夏休みの砂浜に捨て去られたスイカみたいな残骸が周囲に散らばった。 死骸を集めて蘇生を繰り返す仙人が、そこにいた
その昔は、名をはせたミリオンセラーの、
たい焼きの親父だったのだが、
今やたこ焼き屋にシェアを奪われ、仙人業に勤しんているのであった 狙撃手は耐えられない程の空腹を感じた。
スコープで辺りを窺う。
牛丼屋に彼の目は留まった。 初心者です
購入してもらった後に、汚れ等あるが大丈夫でしょうか?
と、再確認メッセージを送ったのですが、返信がありません…
メッセージを送ったことを後悔してるんですが…
皆さんなら返信がこのままなければどうされますか?
メッセージに気づいてない可能性もあるのかなと思います
直接連絡を取る方法はありますでしょうか? iphone12とXperia5を比較、検討した結果、 牛丼屋に行った
雨なのに
濡れた
寒かった
震えながら
ひたすらに
牛丼を食った pixel5で撮った牛丼の写真がインスタ映えしない
俺は愕然となった さほど、重要な事ではなく、
明日は冥王星に行く予定を立てた オ「オヤジはオマエみたいなドンブリじゃない」
ド「なにっ!?」
オ「オヤジは…レベル120何だぞった!!」 店主「あのう、さっきから何をブツブツと丼茶碗に向かって、独り言なんですか?」 俺は”冥王星VR”にログインしてみた。
ピピピピ…
店主LV85「何も注文しないなら帰ってくれよ」
俺「レベル85だと!? こんなオヤジが?」
店主LV85「ニヤリ…」 店主LV85「確かにお前のオヤジはレベル120何だぞった…新規プレイヤーばかりを狩ってな!」
俺「う、う、嘘だーーーーーーーッ!」 店主「ハハハハハ、わしの正体を暴いたか 誉めてやろう
しかし、このまま生かす分けにはいくまい
消えて貰おう!!」
『破滅暴龍肉弾風拳!!!!!』
ブジャ、ブジャビョョョョョョョーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!! 関係者じゃないけど教えてやるよ
マイジャグが撤退されたらジャグ打つのは辞めろ
もっと自分の人生を大切にしろ 豚丼や鶏丼が主流になった
変わったところで、
鴨丼、猪丼、馬丼、鹿丼、もある
海鮮丼は安定的だ 俺も今までは独身最高と叫んでたけど
ほんとは内心子供欲しかったし、彼女も欲しかった
今でも凄く欲しいし結婚したい、
孤独に押しつぶされそうだけどどうやら出来そうにない
最近は死ぬことばかり考えているけど死ぬに死ねない
今更告白しても気がついても遅いけど
俺みたいに後悔する前に早く行動に移した方がいい
手遅れになったときには死ぬことも出来ず
ただ苦し過ぎる日々と向き合うだけの地獄だよ 「忘れちまったのかい?若いの」
年老いた男はそう言うと目配せをしながら壁に貼られた細川ふみえのポスターをめくった。
「あと少しだ。手伝え、若いの」
男は少し笑った。
「連れてってやるぞ、若いの」 刑務官「おい、差し入れだ! 特別に牛丼屋からだ
食事後、必ず器は返却するように」
俺「珍しいなこんな所で、牛丼か…」
……ナヌ?!
ドンブリ『おい、久しぶりだ、な!!!』 爺さん「ふみえちゃんのオッパイ持って行って、良いのかい?
駄目なら、ここに残るぞぉ」 「いいぜ」
ドンブリは続けた。
「それより、まずは止まっている話を進めるんだ。用意はいいか?」 「そんなものは無いさ。しかし、コイツを使えば」
そう言うとドンブリは割り箸を取り出した。 「今だッ!」パキッ
おもむろにドンブリは箸を割った。
そして…。
ズボッ
「ギャッ!?」
ドンブリは割り箸を刑務官の両耳に刺した。 ワンピース三大名言
・何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!!!
・もっとジブンに、正直に生きろや!
・たとえ体が障害者でも心まで障害者になるな! 朝礼の三大名言復唱を聞きながら、俺たちは廊下を見つからないように腰を低くして出口に向かう。
「もうすぐだ。抜かるなよ」
ドンブリは小声で言った。 俺「意外にお前は残酷だな 耳に割り箸入れるなんて、
一応さ、不思議ちゃんから貰った傷薬を置いて来たよ」 刑務所長「何をやっとるんだ、たるんどる、たるんどる
キサマは、クビだ!クビだ!、クビだあ!!!」
刑務官「?!、すいません 、…今日は生理でして
今、所長が言ってる事が何も聞こえません」
割り箸は、深くには刺さっていなかったせいで、
都合良い耳栓代わりになっていた 「総統閣下、例の男たちが刑務所から脱走いたしました」
「そうか......」 ドンブリ「腹が減ったならワイを食うがいい…でも全部食うなよ?ワイが死んじゃうから」パカッ
そう言うとドンブリは丼のフタを開けた。
俺「うっ!何コレ…内臓?」 俺「止めておくわ… ニラレバ定食食った方が良いわ」 店主「天津飯お待ち、はい、気功法!!」ズオッ
俺「うわっ、いきなり何しやがる」 店主「コロナに感染するとたとえ軽症でも肺が繊維化してしまうんだよ
一番恐ろしいの繊維化した肺は元には戻らないということ
自分がかかるだけならまだしも甘く見て出歩いて見知らぬ人間に伝染されて
家族や大切な人に伝染して死なせたり一生残る障害を負わせてしまったら悔やんでも悔やみきれないよ」 店主「太陽拳!」ピカーッ
俺「うわ眩しっ!」
店主「からの…新・気功法!はぁっ!」ドン
俺「ぎゃあぁ!!」 独身男ってなんであんなに悲惨さが滲み出てるんだろうな
なんで生きてるのか本人が一番疑問に思ってそう 俺「くうっ…天津飯はやめてレバニラ炒め下さい」
店主「アイヨー、でも天津飯のお代も頂くアルヨ!」 と、コロナ消毒作業員が尋ねてきた。
「死にたくなければやつらと濃厚接触しないことだ」 「ほら、あそこで醤油をかけまくっている3人組だよ」 作業員「次亜塩素酸水400ppm!」ピュッ
俺「うわ冷たい!」
店主「からの…!エタノール100%はぁっ!」シュシュシュ
俺「ぎゃあぁ!目がぁ!!」 かりんとうは消毒液でびしょ濡れになった。
「不愉快だ、帰る」
「お客さんお勘定!」 「そろそろ行くぞ、若いの」
老人はそう言うと手榴弾を鞄から取り出した。
「いいか?あの窓とあのドアに走れ、あとは......」
彼は信管に指を掛けた。
「自分で探せ」 そんなことよりインフルエンザワクチンがどこも品切れしてる
しかも例年より高めなんだよな
足元みやがって 店主「細川ふみえちゃんのポスター忘れてるよ
破いていい?」 「だから男は嫌いなんだ」俺が振り向くとそこにいたのは奈々村久生だった。
「なんだ、久生。いたのか。ヒムラ・マーダーを片付けたと思ったのに
またキミは新しい事件にクビをつっこむつもりか」訝しげな俺に
「キミは成長しないねアリョーシャ」いつもの俺をからかう久生の
イタズラそうな瞳が光った。 ドンブリから車輪が出できた。
「乗れ」
「いいのか?」 と、客の1人が呟いた事を無視して俺たちは走り出した。 俺「このサスペンション、硬過ぎない?コーヒーこぼすじゃないか」 で、何?そんなに韓国が好きなら韓国に行けば?w
そもそも日本は世界3位の経済大国なわけで
韓国なんか相手にならないくらい、めちゃくちゃ裕福で民度も知能も高い世界最高レベルの国なのよ、日本って
そんな日本のやり方と韓国みたいなクソ途上国じゃ、やり方が違って当たり前でしょw
日本を批判するなら日本から出ていけ
この世界トップレベルの先進国日本に、お前みたいな無能は不要だわ 「熊本に行ってセルロンのNEC9万8千円を買うのだ」 宮崎美子vs大場久美子
熟女ビキニフェアが開催中! 「地球人よ、降伏せよ」
大きな宇宙艦隊が現れた。
「私はセルロン星人だ」 俺「セロハンテープよりも、今は養生テープの方が需要があるんだ
糊跡が残らないのが良いんだ」 老人はガチで頑固だからな
言うこと聞かない
アホなのに アトレー運転手「おい、なに考えてんだ!」
俺「パッシングして煽ったのお前だろ」 アトレー運転手「ゴメン、明日からエブリイにするわ」 アトレー運転手「おい、なに考えてんだ!」
N-VAN「ナニコラ、タココラ!」 惣菜パンなので調理する必要があるのか?と考えたが、やはり調理する事にした。 朝か......。
とりあえずドアを開けて空気の入れ換えをする。
「そこの軽ワゴン車に告ぐ」
自衛隊だ
「投降しなさい」 俺は通りがかったクロスバイクの男を引きずり落とすと、それを奪って逃げた。
まさに翼!
狭い道を逃げ回る翼を手に入れたのだ。 「一尉殿、標的は森に逃げ込んだ模様であります」
「これよりヘリコプターによる追撃に切り替える。総員、第一級戦闘配備にて待機せよ」
「了解!」 俺はカムフラージュするため、体に泥を塗り葉っぱを纏った。 幕僚本部、防衛省。
「アメリカは何と言って来ているんだ?」
「猶予は大統領選挙までだと言っています」 森の中でゲリラ戦を覚悟していたその時!
偶然見つけたジュラルミンケースの中に3億円が入っていた。
「こ、これはーっ!?」
俺は、ついにブルジョアへの翼を手に入れたのだ! 鬼がおにぎりをくれた
デッカイ手で握ったおにぎりです
中身の具は何だろう?
赤鬼さん、青鬼さん
ありがとう 幕僚本部、防衛省。
「現地より入電、標的はオ-弐号に接触せり」
「至急大臣に繋げ」
一佐は少し間をおいた。
「アメリカ第七艦隊にも教えてやれ」 国防総省、バージニア州。
「ターゲットの動きが止まりました」
「よろしい、攻撃衛星はそのままスタンバイだ」
「はい、閣下」
准将はコーヒーを飲もうとして止めた。
どっちにしても今夜は眠れそうにない。 世話になった御礼として鬼達に1億円をあげた。
赤鬼「はあ〜?足りんなぁ〜」
青鬼「全部よこさんかい」 俺はすってんてんになり、またもや掘っ立て小屋生活に戻った。 俺は大きなおにぎりを作った
「うーん、やっぱ違うなぁ」
俺は足で大きなおにぎりを作った
「おえっ、臭っ!」 日本のヒグマは1.8mほど
ロシアのヒグマは2m
この差は鮭の食える量
ロシアは年中食える
つまり人を何十人も食ってれば
規格外のでかさも不思議じゃない
北米だって平均2.3mのグリズリーの最大が3m超えだぜ 「おい、ちょっと待てよ」
ドンブリが言った。
「俺たちが今いるのは、ここは......」 牛丼屋の看板などの廃材で出来た掘っ立て小屋に俺たちはいる。
だがこのままでは厳しい冬を越せない! 「.....はい、了解しました。大統領閣下」
准将は受話器を静かに置いた。それはまるで日本人みたいだった。
「第七艦隊に通達。ミサイルにてターゲットを殲滅せよ」
「イエッサー」 するとどうだろう、魔力がモリモリと股間から溢れてくるではないか。
「ウヒョ〜!」 ドンブリは割れてしまった。
「うわっ、臭いっ!」
辺りに内臓のようなものが散乱している。
俺が紅生姜だと思って食べていたのは
腐った生肉だったのだ。 『蘇生したいか! ならば、三つの秘宝を集め、我が前に差出せ!』 俺「ごめんごめん」
ドンブリ「あうっ」
俺はアロンアルファでドンブリを修理した。
俺「はい、元どおり」
ドンブリ「ありがとう」
恐怖の大王「…。」 恐怖の大王は押入れから布団と毛布を出し、
「また、暇になったな…」と、一言漏らし、
再び二度寝してしまった 恐怖の大王は一度眠りにつくと、再び目覚めるのに10万年を要するのだった。 恐怖の大王はモゾモゾと布団から這い出した。
「んんー?人類おらんがな…」と、一言漏らし、
再び二度寝してしまった。 全ての堤防が崩された為、人類は海に住まなければならなくなった。
やがてその過酷な環境に適応し始め、今となっては、人類はイルカと同じ形態となっていた。
第二章「わんぱくフリッパー」 わんぱくフリッパーこと小沢イチロウは、蓮舫との最終決戦を控えていた。 ドンブリ「なんで20万年後の世界に俺君が居るんだよ?」
ドンブリは俺に向かってそう言った 「あれだよ、ウラシマ効果だよ」
冥王星に向かっている間に色々あって、地球では20万年経っていたのだった。 俺君は竜宮城で夢のような日々を送り、帰ってみれば小沢イチロウと蓮舫しかいない世界になっていたのだ。 俺とドンブリは、この荒廃した世界を探検する事にした。 看板の先を進むと堤防が見えてきた。
近づくと高さ50メートル程の堤防だった。
「堤防っていうか、壁だなこりゃ」
「止まれ!」
「だ、誰だっ!!?」
堤防の上に人影が見える。 身体の半分が男と女に分かれている人間のような物が立っている。 小沢蓮舫「我を崇めよ… 神輿は軽くて、パーがいい…2位じゃ駄目なんですか?」
俺「サジタリウス砲、発射!!」
ドンブリ「ヨイヨイサー」ギョーン
ギョオォォォオォォォ
ジュンジュワァーーーーッ
堤防の上にいた醜い生物は蒸発した。 ついでに大地を埋め尽くすほどのオザワとレンポーもサジタリウス砲で焼却した。
「よし、探索を始めよう」 オザワとレンホーはすぐに再生、復活した。
やつらを倒すには赫刃が必要だ。 ホリエモン「周りでも明らかにシャバではノンケなんだけど、刑務所内に来ると、ひとたびしゃぶりしゃぶられ、掘り掘られのカップルは多いわけ。これ不思議でしょ?」
ひろゆき「本当に元々の同性愛者が許せないなら男のモノはしゃぶれないはずですよね」
ホリエモン「そう。選んでるのは自分だから。女との恋愛が正しいなら男が男を選ぶわけないんだ。
でもリアルに目の前で同性の性行為が行われてる」
ひろゆき「カルチャーショックですよね。性差の真理というべきか」
ホリエモン「結局ね、生殖行為で赤ん坊が出来るのが男×女だけだから。その組み合わせに従って男は女とヤリたがるんだけどさ、
それって極端な話、子孫繁栄だから。動物と一緒。人間と動物の違いわかる?」
ひろゆき「口話から生まれる複雑なコミュニケーションですよね」
ホリエモン「そう。女に生殖以外の人間味、友情、信頼、恋をしてる男って実はいなくて。
頼りがいや責任感、
理知的な話し合いをしてお互いの心を埋められるのって男と男だけなんだよ」
ひろゆき「ええ、わかります」
ホリエモン「だからさ、男は潜在的に『イイ男』に惹かれるように出来てんだよね。
TOKIOの長瀬くんが働いてる姿とかドキッとするじゃん?頼もしさに惹かれる、
あの感覚。
それが社会では不道徳とされてるから俺は男が好きなんだ、一緒に居たいんだって口にするやつが少ないだけで。
殺人だって遥か昔の原始時代なら殺し合いや共食いはあったのに、社会ができて刑罰が設けられマインドコントロールすることで極端に件数が減ってる。
女との恋愛は美しい、同性愛者はきたない、いけないことなんだって社会の刷り込みが男の自尊心を壊してるわけ」
ひろゆき「思い込みが人格そのものを歪ませるわけですよね。うん、うん。我々はデリケートですよ、つくづく笑」
ホリエモン「刑務所みたいに『ここには男しかいませんよ』ってレールを敷いてやれば、みんな素直に本性を露にして走り出す。
俺はその列車が走り出すのをいくつも見送ってるから。」
ひろゆき「駅長ですよね」 ホリエモンによって20万年後の世界に送られようとしていた。
「これが成功すればスーパー堤防が作られてるんた」 俺は堤防の上に登ってみる事にした。
「何でこんな馬鹿でかい堤防を作ったんだろう、堤防の向こう側には一体何が」 見たことないような巨大大津波がすぐそこまで来ていた 大魔王はマントルを全て、大ストローで吸い取っていたのだから 「この津波を止めなければ」
狂気の左サイドバック都並が言った。 油井理は放射性廃棄物の中間処理業者になったんだな
弱い者イジメしか脳のない人間のクズだったが
贖罪のために頑張れよ
油井理は一生十字架を背負って生きればいい 都並は大魔王の腹にキックをした。
ズドッ
「オェーッ!!」
大魔王は吸い取ったマントルを吐いた。 その衝撃でワァームホールが出現して、俺たちは吸い込まれてしまった...... 大津波の原因は、デブの女神が水浴びをし始めたからだ
俺「なんとかしろ!」 俺はデブ女神と恐怖の大王と一緒にワームホールに飲み込まれた。
「おい、ドンブリ!宇宙船サジタリウス号に入るぞ」
「ちょっと待ってくれ、丼の蓋が見つからないんだ」
「そんなもん放っておけ!」
「え〜転んだら中身が溢れちゃうじゃんか」 などと言いながら
結局、現代に戻ったかのように見えたのだが...... おなかすいたよーおなかすいたよーおなかすいたよーおなかすいたよーおなかすいたよー 先程からアメリカ大統領がこれを言い続けている。
「おなかがすいたよー」 これも、デブ女神が全部食うから食糧難に陥っているから
何でも、毎食外食て1000円以上の人は気を付けた方が良い
あすから、肉まん一個にしておけ 「皆んな!デブ女神の肉を喰らうんだ!そして神の力を手に入れろ!」
「エイ、エイ、ウオォーッ!!!!」 「イー、イー、オォーーーウッ!!」
デブ女神は肉を切り刻まれてゆく。
「ブヒィ!」
数時間後…デブ女神はスリムな身体になっていた。
「」 これが大統領選挙の結果らしい
未来から来た男が言っていた しゃーーーす!マジかよ ww
7-8ワイドとったああーーー!まくったー
和田浜中ありがとうー ねんねんころりんねんころりん
息も忘れてこんころりん 未来から来た男「ああ、言い忘れていたが、君はいずれ日本を救う男になるよ」
俺「えっ...」 「もう日本なんか無いじゃん、デブ女神とか恐怖の大王のせいで」
「えっ…そうなの?私の知っている歴史とずいぶん違うな」 俺「お前どんくらい未来から来たんだ?」
未来から来た男「西暦2300年からだ」
俺「バカヤロー!今は20万2020年だぞ!」
未来から来た男「はへ?」
俺「お前は未来から来た男じゃない、過去から来た男だ!」
過去から来た男「ガビーン!!」 バーコード社長「君等は過去も未来も引き籠もりだろ」 俺はバーコード社長の野郎に向かってそう言ってやった ドンブリ「コレをこうして…こう」
俺「おいドンブリ小僧なにしてんだ?」
ドンブリ「過去から来た男のタイムマシンにサジタリウス号を繋いでるのさ」
俺「そいつはすげぇ!俺たちは時を操る力を手に入れたぞ!」
過去から来た男「やめろ!許可のない時空移動は禁止されているッ」 「まあまあ落ち着け」
俺は過去から来た男にジュースを与えた。
「thank you、ゴクゴク」
ブーッ!
「なんだこれ!?」
「パラコート入りのファンタだよ」 「ちょっと過去に戻って飲まなかった事にするわ」
男はそう言うと突然姿を消した。
それから、俺たちはその男の姿を見ていない......。 バーコード社長は、過去に戻って発毛させた
がしかし、同時に平社員にもなってしまった ドンブリ「接続完了でやんス」
俺「よーし、20万年前にタイムスリップだ!」 折角だし、お土産の事を少し考えてみた、お世話になっているあの人やこの人にと… ポワワワ〜〜〜ン
ドンブリ「はい、過去に到着したよ」
俺「2020年に帰ってきたのか・・・?」
サジタリウスAI「ワームホールの影響により現在は1941年です」 「ちなみに現在時間は1941年12月8日、
ここはハワイ、パールハーバー、真珠湾です」 俺「未来から、光子ビームスティック持ってきちゃった」 「午前1時だ。どうする?」
ドンブリは言った。
「アメリカにチクるか?」 俺「ポテチが欲しい」
そこで、風呂屋のパンセリックを仲間にした 俺「いや、俺は日本を救う男だ!日本はこの戦争で勝たねばならん!」
ドンブリ「連合軍と戦うのか!?」
俺「あぁ、この宇宙船サジタリウス号で武力介入する!」 風呂屋のパンセリック「蒲鉾を出汁で炊くんだ 美味いんだ あご出汁だあ」 ホワイトハウス、ワシントン特別区、アメリカ合衆国。
ルーズベルト大統領は第七艦隊からの報告に絶句した。
「ハワイ陥落セリ」 風呂屋のパンセリック「うどんが美味しい季節になりましたなあ」 俺「機関室何やってんの!出力落ちてるぞ」
風呂屋「へーい」
ドンブリ「出力120%、サジタリウス砲発射出来るでやんす」
俺「よし、サジタリウス砲発射!」カチッ
ビョオォオォォォーーーン
ドンブリ「空母ロナルドレーガン、キティホーク、エイブラハムリンカーン轟沈!」 風呂屋「冬は風呂屋で良かったって、つくづく思いますなあ」 オタクってそれ知って何になるの?みたいな事を言い訳も拵えずに凄い一生懸命にやってる奴多いよな
まあそれが面白い発見に繋がったりする事もあるんだろうけど、あんまり褒められた事じゃないと思うんだよね 俺「タイムパトロールが何の用だ?」
タイムパトロール「時空法違反により、貴方を逮捕します」
俺「しゃらくせぇ、剥いちまえ!」 横がラッシュ4連続スルーしてたわ
確率計算したらロングフリーズと同じくらいだからあり得ない訳ではないんだろうが悲惨だった タバコ臭いだけの店で、とても餃子食べながらのスロットは難しく 俺は、そっとゴミ箱に入れて、カレーライスを口に運んだ インドの山奥デンデンムシ見つけて
中がないから捨てちゃった。 それを見ていたダイバダッタは俺を怒鳴った。
俺はダイバダッタを殴るとインドカレーを食べに行った。 俺は具志堅用高を誘ってチョモランマへ行く事にした。 「ちょっ・・・・・・
・・・・・・ちゅねー!!」
それは具志堅じゃなくて鶴太郎だった。 俺は、知らない中学の校則違反で捕まった
生活指導に目を付けられた
これは、厄介な話だ 新台2日目でロイヤル通路と化してる。
千円7回転とかのクソ釘だからしょうがないんだけど、同じクソ釘のとあるは満席。
どうしてこうなった。 トンブリ「下から、パチンコ屋のネエチャン見上げると最高だな
いつでも付合ってやるぞ」 と言う訳で、
朝からパチンコ屋の前で並んでいる俺も俺だが 隣のインド人がやたらカレーの美味しい匂いを放っている 俺はインド人のドル箱に脱糞すると店を出た。
「さてと、サウナでも行くか」 集計が終わらなければ次の大統領は決まることはないつまり永遠にトランプが大統領で居続けることも可能なのだ 投票用紙は、透視能力のある方のみが、開封する事態となり、
俺はまた職を奪われた サウナの温度は35度だった。
「何だよこれ」
15分後、俺は水風呂に飛び込んだ。
ザブーン
「!?ぬるっ!」
水風呂の温度も35度だった。 風呂屋のパンセリック「あんたら、仕事が甘いなあ プロはなあ、指浸けて温度がわかりますのや」 こんな温度設定で風呂屋が務まるわけが無い。
そう思った俺は水風呂で脱糞すると銭湯を出た。 なんか肌がぴりぴりするなあと思ってたら3日くらいして発疹が出てきて痛くて、慌てて皮膚科行ったら帯状疱疹だったわ
幸い跡も神経痛も残らなかったけどもうちょっと早く皮膚科に行くべきだったわ 寒いので、お婆さんが編んでくれたセーターを着て出かけた。 健一「なんで無料でおちんちん褒めたりしないとダメなんだよ」 今年の冬は寒くて長いから、お爺さんが買ってくれたステテコもはいて出かけた。 しかし、トランプはまだ諦めていない
トランプタワーを2倍の高さにリフォームしてみた
俺は、可能性を信じてそこに行くしかないと、決意を固めた 俺はトランプの髪型を真似してみた。
バイデン派「アイツトランプ派だ!」
バイデン支持者「やっちまえ!」 ..................、あぁ、嫌な夢を見たな」
ドナルドは軽く舌打ちをしてベッドから降りた。
今日はハイスクールで数学のテストがある。
「もし俺が大統領なら」、ドナルド・トランプは思った。
「数学なんて選択科目にするのに」 双眼鏡がバカ売れしていることを察知し、
俺は双眼鏡を日本から大量購入し、
高値で転売した しかし一個も売れなかった。
よく見たらmade in North Koreaだった。 隣ですやすやと眠っている女の髪の匂いを嗅ぐ。
俺は何故か池袋にかつてあった映画館の事を考えていた。 考えが終わると、目の前にドンブリが立っていた。
ドンブリ「そろそろ行くよ」
俺「おう!」 元ネタになった聖闘士星矢もアテネの祖父が大金持ちで回してたのに
途中から小学生のアテナが回すようになってなかった? 熊さんと俺による、ハートフルなラブコメディが今始まる──── あなたは、私達に何を要求しておられるの?
全ては、彼らの疑問なのですよ? 「おい、起きろ!」
「......何だよ?」
「俺は未来から来たお前だ」 熊さん「ゴチャゴチャ言ってないでそこに手をついて」
俺はすっかり観念して尻を出した 俺は後期高齢者のように年老いてしまった
熊さん「ちっ」 熊さん「わしも、昨年から老人ホームに入っているんじゃ」 「この薬を飲めば良くなるぞ」
具志堅用高が言った。 俺と熊さんは、具志堅さんの薬を飲んだ
すると途端に俺と熊さんは若返った! 俺「へい、チャンプ!何であんたは飲まないんだ?」
具志堅「ちょっちゅねー、なんか副作用があるって聞いたのよ」 俺「何か、かわいくなって股間が軽いと思って…」
近くにあった手鏡に自分の姿を映してみた
俺『ワオーーーッ!!! メルモちゃんになってるぅーーー!!!!!』 そして俺は赤ちゃんになってしまった
「バブーバブー(振り出しに戻る)」 俺は哺乳瓶でミルクを飲んでいる。
「ママはお乳がでないのよ」
「ちゅぱちゅぱ」
「ごめんね」
「ちゅぱちゅぱ」 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
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会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
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これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
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竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
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「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
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「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
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王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
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会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
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誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
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続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
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王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
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「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
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「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 俺は老人ホームから追い出され、やむなく掘っ立て小屋に帰った。 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
続く 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
ちんこ 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
チン棒 『やんごとなき駄目ドラゴン』#1
「……と、言うわけで一部の気の荒い個体や血気盛んな若い者を除いて、基本的に竜族はテリトリーやタブーを
侵されない限り進んで他者を襲わない。古竜と呼ばれる格の高い竜ともなればその特徴は尚、顕著となる」
王国大学。竜人リューコを講師として招いての集中講義だ。
「よって切羽詰まった冒険の時には、刺激せずに通り過ぎる事をお勧めする。しかし多くの竜が財宝や伝説級の
武具を保持している為に、それを目当てに戦いを挑む冒険者も多くいる。心当たりがあるだろう?」
会場にクスクスと笑いが漏れる。大いに心当たりがあるのだから仕方が無い。
「先程竜族は無闇に戦わないと言ったが、覚悟して挑んでくる挑戦者は大歓迎だ。強者に戦いを挑まれ、それを
斥ける事、斥けられる事は最大の誉れだからな。むしろその為に日頃から宝物を溜め込んでると言っても良い。
これらのものは身も蓋も無い言い方をすれば餌なんだが、竜族側の真意は自らを退治する勇者には最大限の
寿ぎを持って応えたい。その褒賞がショボかったら自らの沽券に関わる、ぶっちゃけると見得だな。」
竜視点の戦いの論理。他ならぬ竜人からの言葉ゆえに説得力はいや増す。
「よって、竜族相手には十分に備えて、容赦無く、精一杯戦って貰いたい。そして勝ったなら、その事を大いに誇って
吹聴して欲しい。諸君らの今後の新たな竜退治伝説に期待する。御静聴ありがとう」
大きな拍手が沸き起こる。名高い竜人によるカリスマ溢れる講義であった。
その後は参加者各人に軽食や飲み物が配られ、幾分気楽な空気の中での質疑応答タイムとなった。
「竜と竜人はどう違うんですか?」
王国に来る前までJKだった雪乃は往年の勘を取り戻し真っ先に質問する
「竜人族は意外と種の歴史が浅い。発生条件に天然タイプと合成タイプとが存在する。
天然タイプは、人語を解する温厚な竜が人間と懇ろになってイタしたり、神として崇められた古竜が人身御供で
捧げられた娘と、折角だからとヨロシクやってしまった結果生まれた者だ。」
「……壊れてしまわないのでしょうか。竜とイタして……妄想が捗ります」
誰かが小声で呟いていたが、皆聞こえないフリをした。
「そして合成タイプは、少し昔にどこぞの神々がやたらと竜と多種族とを掛け合わせる実験に奔走した時期があ
って、少なくない竜人が生み出され放逐された。結果、従来稀にしか生まれず、互いに出会う事がなかった竜人が、
集まり、竜人同士の交配が進み、今では小さいながらコミュニティを形成するまでになった。この合成タイプの出現
が竜人族の発生の契機と言えるだろう。」
生命の創造。普段は様々な雑務に勤しむ神々も、偶には神ならではの仕事をこなすようだ。
余談だがハムスターも、ごく最近、とある森に番が目撃されたのを皮切りに、以後世界に広がっていったと言う。
閑話休題。
「竜人族の家格はどのようにして定まっておりますの?本人の実力?先祖の功績かしら?」
ヴォルケッタ子爵(笑)が扇子で口元を隠しつつ質問する。
主催者のマリーは、「はいはい、貴女はどっちもありますね……」といった様子で溜息をつく。
リューコはやや苦笑しつつ、
「強い先祖を持つ家の竜人は地力がそもそも高い。よって次代が受け継ぐ財産も多くなる。その財産を有意義に
用いて更に強くなる。結果、その竜人は発言権も強くなる。これが人間の言う家格というのかどうか……」
「しかし、やはり実力至上主義だな。どんなに金持ちでも弱ければ多種族に退治されて、ハイ、それまでだ。
むしろ……私やこどらのように偉大な古竜を先祖を持つ家系の者は、簡単に負けたりしたら、受け継いだ力
を生かせなかった愚か者と一般(竜)人以上の誹りを受ける。これが家格というならば難儀なものだな」
「ほう、ほう……ほへっ?」
ヴォルケッタを含む全員の視線が、軽食を食べてお腹がくちくなり、涎を垂らして午睡を満喫するこどらに注がれる。
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