「ウハハハハ! おいどんのまわしにそんなものは効かんでゴワ……ゴワァッ!?」
金的蹴りは確かに効かなかったが、バランスを崩したハッケヨイは巨大なゴム毬の如く鉄の階段を転がり落ちて行った。
「アアッ……アイ・ウィル・バック!」
それがハッケヨイの最期の言葉だった。