【リレー小説】TPパニック 〜 殺し屋達の絆 〜
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舞台は台湾の首都台北
主人公は台湾マフィアお抱えの殺し屋ファミリー「タオ一家」三男マルコム
通称「マル」、ただし偽名である
彼らは互いの名前をイングリッシュ・ネーム及び偽名で呼び合い、誰もその本名を知らなかった 茨木敬は日本に帰ると、まっすぐ孤児院に向かった。
「兄ちゃん!」
子供達が嬉しそうに出迎える。
傷だらけの顔を綻ばせ、茨木は小さな子を抱き締めた。
「おかえり、敬くん」
彼がここで育てられた頃よりもすっかり老けてしまった『お母さん先生』も出迎えた。 茨木は先生にぺこりと頭を下げた。
「すまん。仕事に失敗して、金を持って帰れなかった」
「いいのよ」
先生は優しく笑った。
「敬くんが無事なら。それが私達にとって一番のお土産よ」 茨木が家族との再会果たしていた頃、
台湾の首都、台北では怪獣と化した『暴れ牛』が破壊と殺戮を開始していた。
「グオーッ、ワタシハシュジンコウダーッ」
『暴れ牛』は失った心の隙間を満たすため此度の戦いで殺された家族や友人、その他の残骸を喰らい取り込んでいたのだ。 民衆「ウルトラマンは台湾には飛んで来ないのか!?」 怪獣『暴れ牛』は、どんな致命傷を負っても再生する驚異的な治癒能力と
巨大な体にもかかわらず、幽霊のように存在を消せるステルス能力、気を読むことで相手の動きを予知・探知する能力を備えた脅威のモンスターだった。 アブラムシ「うわっ。そんなの絶対敵わねーよな」
ブフネラ菌「私達が戦いを挑もうとか思うところからして間違いよ」 アメリカが起動した新しいタオ・パイパイは無能だった。
「私の娘とかいう人が巨大化して暴れてるんですけど、どうしたらいいですか?」
と、お悩み相談ホットラインに電話したのだ。 電話のお姉さん「あれあなたの娘さんなんですか? あなたが何とかしてください!」 タオ・パイパイは雷に打たれたようなショックを覚えた。
「そうか! ボクが何とかしないといけないのか!」 『暴れ牛』は市街地に侵入すると、大虐殺を始めた。
”悪い奴”を皆殺しにするためだ。 怪獣暴れ牛の意識は、それまで喰らってきた家族や知り合い、友人の精神が入り交じっている。 「と、とまれー」
タオ・パイパイ2号は暴れ牛の前に立ち塞がった。 タオ・パイパイの屍の向こうから土煙を上げて戦車が現れる。
空からはジェット戦闘機が3機、やって来た。
中華民国国軍が『暴れ牛』を倒すため、女性総統の命令を受けて登場したのだ。 「ところでレス番がヤクザで止まっているのは何か意味があるんですかね?」
花山組若頭の武田伊蔵は少し笑ってしまいながら、言った。
花山組組長 山本聖也はムスッと口を結んで答えた。
「動いちゃったろ」
「は?」
「てめーが今、894にしちまったろ」
「すすすいません! 戻しましょうか」
「時は戻らねぇよ」 「ところでこのままでは台湾が壊滅してしまいますが、どうします?」
武田は話題を変えようとして、言った。
「台湾の政府も国民も優秀だ。しかし援助はせにゃあなんめぇな」
組長はしかし困った風ではなく、余裕の表情で答えた。
「我々は中国との取引を続けるため、建前としてタオ一家と闘いさえすりゃぁよかった。それがこんなことになるたぁな」
「兵藤はじめ、兵隊をいくらか失っちまいましたしね」
「まぁ、タオ一家を舐めてたわな」 組長は続けて言った。
「しかし実はもう手を打ってあんだ」
「おお。さすが組長だ。……して、どのような?」
「茨木いるだろ。ステゴロの鬼な」
「あぁ、はい」
武田はその顔を思い浮かべて少し嫌そうな顔をした。
「アイツに今、別の世界で主人公の修行をさせてっとこだ」
「しかしアイツは……!」
「まぁ、ちと怪しげなとこはあっけどな」
組長は立ち上がると、足元にすり寄って来たペットの黒豹の頭を撫でた。
「アイツに任せっぺ。アイツが帰って来たら、何とかしてくれる」 その後、怪獣『暴れ牛』は三体に分裂し、
それぞれ、アメリカ・日本・中国に現れそれらの地域に災厄をもたらしたのだ。
その影響でアメリカでは隕石が落ち、謎の疫病が流行した。
日本では大量の人間が姿を消し、東半分の地域の秩序が崩壊した。
そして中国では上海をはじめとする都市部一帯が、長期的な大停電に見舞われることとなる。 光の守護者たちの手により怪獣は捕獲され
台湾に平和が訪れた。 はい、ここまですべてプーチンの計画です
空白地帯となった台湾に宗教団体に扮した極秘組織を送り込み支配してしまったとさ 茨木敬「俺が行く! 俺が行くから待っ……てろ台湾」 台湾国民「8+9(ヤクザ)はもう台湾に来ないでくれ」 チュンチュンちゃん「もう少しだヨ! みんな頑張って!」 「何ザマスか、その口調は?」
「それが人の上に立つ者の言うことですか?」 「ザマスザマスってうるせーんだよ!この糞ババア!」 「クチゴタエハユルサンザンス!」
メイドの目が真っ赤に染まり爪と歯が伸びる。
「コ、ロ、ス!」 狸吉「ドカベンは死んだ、ジジイお前が殺したのだっ!」 突然、地面から野太い手が生えてきた。手は更に突き出て本体を現した。
他でもない山田太郎である。
「そんなに簡単に殺されちゃあ困るな」
山田太郎の顔には斜めによぎった継ぎがあった。噂によるととある天才外科医が彼を修復したらしい。 「僕を蘇生させるのには一億円かかったんだ。普通に働いていてはとてもそんなお金は稼げないんだ」
というわけで、ツギハギの山田太郎は傭兵、ではなく漫画家を目指すことにした。 山田太郎は漫画を描く技術がないので、漫画家スクールに入学した。
担任の先生は美人だった。
(高い金を払って入学したかいがあった。こんな美人に教えてもらえるなんて)
先生の名は舞田麻衣子だった。
まいっちんぐ! 舞田麻衣子はスーツ姿だった。タイトスカートの丈は短く、大胆な美脚が生徒たちの目を釘付けにした。
この件について彼女は、とある場所でそうした方が生徒たちの画欲が高まると言っていた。 山田太郎はその性欲を漫画にぶつけた。
山田太郎が初めて描いたエロリ漫画、
『ピーさん丸裸』が世界中で読まれる事になる未来を、
その時点で想像できた者は一人もいなかった。 山田太郎はその性欲をすべて漫画に注ぎ込んだ!
かつてないエロ漫画が誕生した! レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。