「フツー臭豆腐はないだろ。ジュースとお菓子だろ」
「でも美味しいよ」ムーリンは大便臭放つ豆腐をパクパクと食べた。「スパイシーで。泡菜も上手に漬かってる。お母さん、料理できるの凄いね」
「いつもは仕事帰りに夜市で何か買って来るんだけどね、料理するのはたまにだよ」
ムーリンはさっきから気になっていたもののほうをじっと見た。
「ヤーヤ、ギター、弾けるの?」