ヤーヤの部屋はちらかっていた。
壁中にロックっぽいポスターが貼られ、床には脱いだままの衣服が散乱している。
ヤーヤはそれらを足で脇へ避けると、ベッドの上に座った。
「ま、座んなよ」
「うん」
ムーリンは嬉しそうにヤーヤの隣に座ると、皿の臭豆腐を食べはじめた。