「何でもいいさ。友達に裏切られたと思い込ませればいい」
ジェイコブはニヤリと笑う。
「そいつを信頼していれば信頼しているほど、裏切られた時のショックはでかいもんだ」

「なるほど。じゃあ……そうだな」
ガンリーは兄の真似をして知的に笑った。
「タピオカミルクティーにハナクソでも入れる?」