「今年は。外での葡萄ジュースやワッ
フルはな」
「では私はどうしたらマカロニーノと
一緒にいられるのだ」
アーリアちゃん何と皆の前でこの言葉
を出してしまいました。クラスでゲル
マッハ君に言われたので。
「毎年そうなのに」
「そうだな、僕としても是非二人には
今年も一緒にいてもらいたいが」
「済まない、兄上」
「だが。メルケルさんがそう言うとな」
どうしてもというのです。

アーリアちゃんを応援しているクラス
の皆もどうしたものかと考えました、
幸いこの場にマカロニーノ君はたまた
まいなかったでこのことは幸いでした。
ですがどうにもいいアイディアが出ま
せん、ですが。
ここで、でした。クラスで唯一人アー
リアちゃんのマカロニーノ君への気持
ちに気付いていないニホンちゃんがこ
んなことを言いました。
「じゃあお部屋の中で楽しんだらいい
んじゃないかしら」
こう言うのでした。