背後の林の中からぞろぞろと、鹿達がゆっくりと姿を現した。
どれもが恐怖を覚えるほどの巨体で、しかし顔には知性のない笑顔のようなものを浮かべている。

鹿達は口々に、同じことを言った。

「俺の名前はマッケンリー!」