【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part8
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
登場人物
【ヘッポコ】
ゼウスに召喚されロトの勇者となった少年。重力魔法『ボッシュート』を使う。
頭に刺激を受けると爆発する。
『異能遺伝子』を持ち、敵の攻撃や魔法を身体が勝手に反応して再生する。
万引き癖がある。
【ヌルスケ】
不思議なメダルの収集家。メダル王に授かった力で不思議な力や不老不死などを手にしている 。
【ケン・リュックマン】
アメリカから来た顔がリュックの亜人。
擬人化する謎の武器『ルシール』(有刺鉄線を巻き付けたバット)を持っている。
ヘッポコの親友。
※前スレ
【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part7
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1576492377/ 衛兵「拷問を受けてる身で夢を見るとは大した根性だな」
ケン「…あ、…お、デス・ピンサロを倒さないと……」
衛兵「はぁ!?いい加減に寝ぼけてんじゃねえぞ殺人野郎!」
ビシッ!!
衛兵の鉄の鞭がケンの皮膚を裂く
ケン「ぐあっ!!」
衛兵「さっさと自供して楽になれ!ヌルスケを殺ったのはオメエだな!?」 ヌルスケは不老不死なので死なない。
看守「ちっ、釈放だ」
ケン「へへへへ、ばぁーか!」 勇者レオン「安心なさい。魔王デス・ピンサロは私が倒しました。」 それが勇者レオン最期の台詞だった
その言葉を言い捨てた後、そのまま他界した 看守「バカはテメーだ!」
ドグアシュッ!!
看守はケンをハンマーで撲殺した
看守「突然、暴れだしたので仕方なく」
ケンは獄死扱いで処理され、2度と登場する事は無かった
看守「相手みて、ものを言えだな」 ヘッポコ「レオン、貴様に俺が倒せるか?」
レオン「な、なぜ私があなたを倒さねばならぬのですか?!」
ヘッポコ「ならば、貴様は無抵抗なものを叩きのめすことができぬと言うこと!俺は、出来る!」
ヘッポコはレオンの顔をグーで殴った!
ボゴォ! ケンは世界樹の葉で
生きかえった。
看守は殺人罪で
背骨を抜かれ
死んだ。
ケン「さて、デスピンサロに乗り込むぞ」 ヘッポコ「オマエにデスピンサロが倒せるものかよ!ボッシューーーート!」
メコメコッ
偽勇者レオンは大地に開いた大穴に飲まれた。
ヘッポコ「ふう…リップスちゃん!ピンサロ船内の店でホットドッグ食べようぜ」
リップス「犬ですか?」
ヘッポコ「食えば、わかる」 キラーマシンに捕えられ、デス・ピンサロの営倉に閉じ込められたヘッポコ・ケン・ヌルスケの3人。
脱出しようとするが、うまくいかない。
ヘッポコ「出口はないのか?」
ケン「この営倉にはない」
ヌルスケ「本当か?」
ケン「最も才能のある男を閉じ込めて試したが、できなかった」
ヘッポコ「頭がリュックで、仲間を苦境に追い込むのが得意な亜人か?」
ケン「そうだ」 ケン「その名も、ケンリュックマンだ」
ヘッポコ「ま、マジか?!」
ヌルスケ「マジかよ!」
ケン「ふふふ、ケンリュックマン、最高の男よ」 「うぅ…あぁ…」
なんと勇者レオンはまだ虫の息であった ヘッポコは止めを刺した
さらに死体を粉々に斬り刻み、その後燃やした 衛兵「また戻って来ると思ってたぞ」
ヘッポコ「…。」 な、なんと、まだレオンは生きていた!
細胞が繋がりあい、ひとつのからだに戻ろうとしている!
ヘッポコ「な、なんと!まだい、生きている!」
ヌルスケ「こいつ、異能遺伝子の持ち主なんじゃないか?!」
ヘッポコ「ち、違う!異能遺伝子のちからはからだの再構築じゃない!物質の反重力的なものだ!こいつのちからは?!」
みるみるからだが繋ぎ合わさり、レオンの骨や内蔵がどんどんともとに戻っていく! バビル2世「全然リレーになってないな」
ヘッポコ「もう疲れたよ」
バビル2世「主人公がそんなんでどうする」
ヘッポコ「魔王と戦ったり風俗で抜いたり牢獄に入ったり、こんな忙しい話はうんざりだ」
バビル2世「どんな話ならいいんだ?」
ヘッポコ「美味いもの食って食って食いまくりたいな」
バビル2世「なるほどな」 へっぽこ「じゃあ、手始めにこの土を食ってみろよ」
バベル2世「え?」
へっぽこ「ほら、クエって」
バベル2世「ぶろろろろ」 >>228は土を食った。
ヘッポコ「馬鹿だろw」
228「くう〜」 魔王「ロザリーを殺した人間共め...こんな世界、もう滅ぼしてやる」
魔王の怒りが頂点に達した その時便所から独り言が聞こえてきた。
腹心「ククク魔王のバカめはワシがロザリーを殺させたことに気付いていないな」
魔王「!?」 この魔王はデスピンサロとは関係ない。
そして腹心とはロザリーのストーカーだった男である。
衛兵「スタァァァァァップ!オマエはエルフの法を犯した」
腹心「くそっ!」 魔王と腹心はロザリーヒル刑務所に投獄された。
エルフ衛兵「ここで腐り果てるがいい」 バタン
魔王と腹心はロザリーヒル刑務所を出ていった しかし、そこは魔王、出ていくと側近の千匹を越える魔物たちが魔王について魔城を出てきた
しかも、どいつもこいつも歴戦の兵(つわもの)ばかりだ 衛兵「スタァァァァァップ!スタァァァァァップ!」
魔王「虫からが!」
ボンッ
衛兵は魔王の超能力により身体が吹き飛んだ。
魔王「汚え花火だ」
腹心「その通りでございますな」 ヘッポコは王国の魔道士に拘束され殺人の罪で地下最深部の特殊牢獄に入れられた
衛兵「君捕まるの趣味なの?」
ヘッポコ「んなこたぁーない」 ヘッポコは世界樹の葉で魔王を復活させた。
魔王「なぜオレを助けた…」
ヘッポコ「誰かを助けるのに理由がいるかい?」
2人の間に奇妙な友情が生まれた。 ヘッポコ「お前は不運とダンスっちまっただけだ」
魔王「ヘッポコ、貴様、そこまで俺のことを?!」 魔王『この我のものとなれ、勇者よ』
ヘッポコ『断る!』 魔王「ルシファーズハンマー!」
ヘッポコ「うわっ何をする」
魔王「我のものになるのじゃ」 ヘッポコ「ケッ!お前の部下となり、何が良いことがあるんだ?!」
魔王「この魔界の半分をお主にやろうではないか」
ヘッポコ「へ?!じゃあ、魔族の女は?!」
魔王「抱き放題だ」
ヘッポコ「ほほーう」 / : : : : : : : : : :|
_ ..∠.. _ : : : : : : : : : :}
,≠´ . : : : : : : ̄: :二ニ‐-〈
/ . : ;≠:_;;二:_: : : : : : : : : : \ ┼
, ' . : : :/.::/ `~^ヘ : : : : : \:ヽ
/ . : : :/ / ヽ : : : : : :ヽ::ヽ
‖ : : : :/ ,′ ハ : : : : : : : ハ
| ‖ . : : :_/二.._ _..二}:;ハ : : }: : : : | |
_人___ }l . : :.::‖‖ ` ´ ノ′}: :/:! : : : | __人__
`Y´ ノ| : : : ‖‖ ノノ | : ::: :| `Y´
| ,小! : : :‖下ミk、 _..二辷_, | : : : | |
{{川 : : ::{{: : {r!iり}` イiJリり}ハ` }| : :: :|
乂{:! : : 从: 弋;;ン 弌rナツ ノ川: : !
| _,从 : : : 人xx . `¨´ _,ノりヨク′
__人_ ヽ, : : 弌 _ ^~` / ,:勹/
`Y´ \: : :.ト、 ヽ._フ ,.イ〜く从{
| ,x个x」:::`'::..._ _,.ィリョう、 `く)、
く_::::::::::::::::::::::::」二ニ≦´ _}L_ └′
(`` ー--- _.. -‐ '´ `'. ┼
`tー- --‐ _..:::=くノ
┼ { 〃´:::::::::::ハ
乂`ー----‐ 〃::::::::::::::::=}ヽ.
/ ` ‖`く、 ::::::::〈\\
/ T≠ {{:::::::::\::::::::|\\\
,′ ‖′ 弌_:::::::::::ヽ:: | \\\
{ {{ =ヨ::::::::::::: V! ヽ. \_ ヘッポコ「少し時間をくれ」
そう言うとヘッポコは自宅に帰り、母親に相談した。
ヘッポコ「かくかくしかじか」
母「 そういう時は『全部くれ』って言うんだよバカタレ!」 ヘッポコは魔王と契約を交わした
ヘッポコ「ククク...これで魔界の半分は俺のモノだ!!」 ヌルスケ「おいヘッポコ...勇者ともあろう者が魔王の誘いに乗るんじゃねぇよ...」
ヘッポコ「うるせぇ!」 ヘッポコと魔王は仲良くなった。
故に人間界と魔界の争いが消え去り、永遠の平和が樹立した・・・ ヘッポコ「シャンビリは頭の中でシャンシャンビリビリ音が鳴るような感覚だよ
音と感覚が同時、のほうがしっくりくるかなあシャンビリも慣れだけど」 ヘッポコはニューハーフだった事を思い出し暗黒大陸に男に戻れる温泉があるという話を魔王から聞いたヘッポコは暗黒大陸に向かった
魔王「ヘッポコ〜達者でなぁ〜」
ヘッポコ「おう!」
ケン「何これ」
ヌルスケ「俺に聞かれても…」 冥府
手下「ハデス様!ハデス様!」
ハデス「なんだ騒がしい」
手下「またヘッポコ達が暗黒大陸に向かっております!」
ハデス「はて?すでに遺棄された我らの地ではないはず、なぜだ」
手下「どうやら温泉を探しているようで」
ハデス「温泉だと?」
手下「男に戻れるとかなんとか」
ハデス「聞いた事が無い」
手下「私もであります」
ハデス「暗黒大陸を調査せよ何か埋まっておるのやもしれぬついでに糞の掃除もしておいてやる下がれ」
手下「はっ」 ウサミンの屋敷
ウサミン「調査ですかあそこ行きたくないんですけど」煎餅ボリボリ
手下「そこをなんとか」
ウサミン「どうせ暇だし行ってみますか丁度温泉入りたかったですし」
手下「ありがとうごぜぇやす」 暗黒大陸
ヘッポコ「暗黒大陸着いたどー!」
ケン「前と全然違うじゃねぇか!」
ヌルスケ「綺麗さっぱり糞が無くなってるな」
住民「ミミミン!ミミミン!ウーサミン!ミミミン!ミミミン!ウーサミン!」
ヘッポコ「あいつらは相変わらずか」
ケン「あんまり見んな目に毒だわ」
ヌルスケ「まだやってるのか」
住民1「ウサミン様!ウサミン様だ!」
住民2「ウサミン様がご降臨なされたぞおおお!」
ヘッポコ「なんだ?騒がしいな」 ウサミン「ど、どうも〜…」
住民「うおおおおおおおお!ミミミン!ミミミン!ウーサミン!ミミミン!ミミミン!ウーサミン!」
ウサミン「早く温泉探そ…」
ヘッポコ「よう元気か?」
ウサミン「げっ!ヘッポコさん」
ヘッポコ「なんだその変態を見るような目は」
ケン「変態なのは間違いじゃないけどな」
ヌルスケ「左様」
ヘッポコ「ところで温泉どこ?」
ヌルスケ「山の方に湯気が出ているあれでは?」
ヘッポコ「みつけたぜえええ!」
ケン「見つけたのはお前じゃないけどな」
ヘッポコはBダッシュで温泉へと向かった ヘッポコ「おいうさぎ野郎!お前も一緒に来い!」グイッ
ウサミン「耳引っ張らないで下さい!あと私は野郎じゃないです〜」
ヘッポコ「ヒャッハー!」ジャボーン
ウサミン「きゃああああ!」ジャボーン
数十分経過
ヘッポコ「おい何も変化が無いんだが」
ウサミン「あぁ〜頭が〜回る〜」
ケン「のぼせてるじゃねぇか!」
ヌルスケ「早く引き上げるぞ」
ヘッポコ「俺は大丈夫だぞ」
ケン「お前はちょっと黙ってろ」 ウサミン「う〜ん」
ヌルスケ「完全にのぼせてるな」
ケン「どうするよこれ」
ヘッポコ「俺が人工呼吸すれば解決だな」
ケン「そうはならんやろ」
ヘッポコ「今の俺は一応女だし問題無い」
ケン「お前はニューハーフだろ」
ヘッポコ「ってことで人工呼吸を」ブチュ-
ケン「うわぁ…」
ヌルスケ「ヒエッ」 ウサミン「うーん…んっ!?」
ヘッポコ「目が覚めたかい?」
ウサミン「うわあああああ!」
ウサミンはヘッポコに100トンアッパーを放った
ヘッポコ「ふべらっ!」
ヘッポコは遥か彼方へと飛ばされた
ウサミン「もう冥府に帰ります〜!」
住民「ウサミン様〜!またお越しください〜!」
ウサミン「二度と来ないわよ!」
ケン「あーあ俺しーらね」
ヌルスケ「さっさと魔王をさがすか」
一行は暗黒大陸を後にした 魔王「ヘッポコ君遅いなぁ」
ヘッポコ「うわあああああ!」
魔王「ヘッポコ君!?」
魔王が見上げるとヘッポコと唇が合った
魔王「!?」
ヘッポコ「おえええええええええ!!」ゲロゲロ
魔王「ヘッポコ君…///」 _ ,,
_,,―''"` ゙l, __
_,,-‐'″ ゙l、 /| `゙'''ー-
,,,,-‐"` _ |、 ,i´l゙ .l゙
.,,-''"` _,/"| ,li、 丿 .l゙ ,l゙
..〔 _,,,-'"゛ .| ,"|、 ,/ │ │
`ヽ .,,-'"` ,,,-, ,l゙ │ ゙l、 ,/ ,| ,i´
ヽ ,/ ./′ ゙ッ′ 丿 .゙l ,/ ,l゜ │
゙'ヽ、 ヽ .,/_,,,,,,,,-←i、 ,,-‐i、 丿 l゙ ,l゙
`'-,、 ゙i、 .,,/` ゙l | .゙l ゙l ゙l .,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,ィニ,,,,,,,、 .| ./
`'-、 ゙l ゙レ、 ゙l .゙l .゙l | .| .l゙゙l | .| │
`''-| | \ │ .゙l ゙l .| .l .| ,←―――――-r",,-“',,,Z″
/ | `'i、l,--←'''''゙l / .l│l゙ ,,-ンシ广゛ l゙
丿 .| ゙'ミヽ.__,,,,-'" .,iト|│ ,,/ンシ'゛ .l゙ .|
,i´ / `!|、 ,l゙l゙|.l゙ ,,r'/シ'".,,/゙~゙゙二''"
`'ヽ,、 .,/ ゙゙l,_,,,,-''"` ||,l゙ .,,/゙lソ'゙,,-'"_,,,-‐'″
`'ヘ-,,,、 `'i、 ,lリ .,,,ji!'彡‐,ン‐'"
`゙''ー-_ `ヽ .l|" ,,,il|リニン''″
`゙'''ー-,,,,\ ,リ,,jl|リ゙‐'゛
`゙'"゙'゙″ 魔王城別荘
マオ「凄いものを見てしまった…私はどうすれば良いのだ…」
執事「取り敢えず寝て忘れましょう」
マオ「そうだな…」 アリアハンでは魔王とヘッポコは世にも珍しいホモカップルとして有名になっていた ヘッポコは再び温泉を目指した。
ヘッポコ「ひとつ上の男になるどー!」 ケン「もう、温泉はやめないか?!」
ヘッポコ「何でだよ!」
ヌルスケ「そろそろ、暗黒大陸にも違う、観光地があると思うんだよ」 ヘッポコ「うるせえ!」
ドグアシュッ!!
ヘッポコは鉄パイプでヌルスケの頭を強打し死亡させた
ヘッポコはヌルスケの血で「私は自殺しました」と床に書いた
ケン「ひどいヤツ」
ヘッポコ「まぁ、これで自殺で処理されるだろう」 ヘッポコはそんな事はしないのでヌルスケはピンピンしている。
ヌルスケ「とりあえず暗黒大陸いくか」
ケン「おうよ」
ヘッポコ「暗黒大陸へルーラ!」 しかしMPが足りない!
ヘッポコ「くっ、仕方ない。まずはMPを回復せねばな」
ケン「ルーラを唱えられない程にMP無いってお前...」 ヘッポコ「昨日の夜に魔王とエキサイトし過ぎた」
ケン「お前勇者だよな?」
ヌルスケ「仕方ない徒歩で行くか」 ヘッポコ「いや、エルフの飲み薬があるし」
ごくっ
ヘッポコのMPが全快した!
ヘッポコ「うおっしゃー!ルーラ!!」
ドヒュンドヒュン
ヘッポコ「…」
ケン「ん?」
ヌルスケ「どこだココ?」 ヘッポコの母は勇者をしていたトロール:ハッケヨイ・ノ・コッタと出会い、2230年にトロールの里で男の子を出産した。
その子の名はヘッポコと名付けられ厳格な父ハッケヨイの教えの元、トロールとして成長していく。
そんな中、周りの子供たちのように怒りを爆発させることが少なかったヘッポコは「感情の抑制」というものに悩むようになっていく。
「感情は学ばなくてもコントロールは出来る」と。
そんなヘッポコを父は「あまり人間らし過ぎるでゴワス」と評価した。
父の言葉を聞いたヘッポコは、自分の中の「トロール」を否定されたと感じた。
トロールの友達からは「感情の爆発を起こさないのはトロールはでない」といわれ、いじめにあうようになっていく。
泣きながら帰宅したヘッポコを見て、母も一緒に泣いた。
母を泣かせてしまったことに罪の意識を感じたヘッポコは、より一層「トロールと感情の爆発」について学んだ。
「トロールよりトロールらしく」と思ったのだろう。
そんなヘッポコを、父ハッケヨイは誇らしく母は複雑な気持ちで見守っていた。
父ハッケヨイはヘッポコを勇者の道へ進めるため、アリアハン勇者ハイスクールの卒業を待ち望んでいた。
しかし、どこへ行っても「混血」という事実が付いて回り、自らもコンプレックスを抱いていた。
アリアハン魔法スクールでも「混血」は足かせになるようになる。
このままアリアハンに留まることに不安を感じたのか、ヘッポコは冒険者への道を希望する。
ヘッポコを勇者にしたい父ハッケヨイとの話し合いは決裂し、とうとうヘッポコは自分の希望する将来へ足を進めた。
ここから、父ハッケヨイとの確執は長期間にも及ぶこととなる。
その時ヘッポコ15歳、ハッケヨイ死亡1年前の話である。 しかし、トロールの本質は、非常に感情的で好戦的な種族である。
この荒々しい気質のため、トロールの里は何度も滅亡の危機に立つことになった。
そこで哲学者が考え出したのが「ショッキリ」と呼ばれる感情をコントロールする思想だ。
感情の暴走を抑制することで他部族や同部族との衝突を避け、「ラブ&ピース」を継続させることが必要だと悟った長老たちは、この教えを必須学習とした。
今では、「ショッキリ」により感情をコントールし、それを寸劇などで披露する事をトロールは尊んでいる。 全員極度の高所恐怖症であったためその場から一歩も動けなくなってしまった。 ショッキリとは長老の中の長であるショッキリ・ノ・コッタが編み出した精神コントロールである
そう、ヘッポコ・ノ・コッタの祖父なのである
ヘッポコはハッケヨイを恨むあまり学問を拒否しその事も知らないのである
しかし、トロールの混血は奇跡の遺伝子である異能遺伝子の持ち主であること、これはトロールの伝説の書物にかかれていることもヘッポコは知らないのである!
ハッケヨイはその事については口を閉ざしていた
差別がヘッポコを強くし、奇跡の遺伝子はヘッポコを護るであろうことを知っていたからである ヘッポコはボッシュートを使い、天空城を地上に落下させた。
ゴゴゴゴゴゴ
マスタードラゴン「何をする貴様ーっ!」
ヘッポコ「ボッシュートするのに理由がいるかい?」 ボッシュートの勢いが強過ぎ天空城は地の底に埋まってしまった。
マスタードラゴン「これじゃ地底城やん!どうしてくれんのコレ」
ヘッポコ「すまん。地上に置く気だったがガチで失敗した」 怒ったマスタードラゴンはヘッポコに灼熱の炎を吐いた!
しかしヘッポコは炎を紙一重でかわした。
ヘッポコ「あらら、髪が少し焦げちまったぜ」
マスタードラゴン「なにっ!貴様、異能遺伝子生存体か!?」
ヘッポコ「オマエ知っているのか?異能遺伝子とは何だ!?教えろ!」 異能生存体とは、勇者ヘッポコシリーズの世界において、トロール軍ショッキリ・ノ・コッタ大佐(当時)が提唱した概念。
具体的には「どんな事態に遭遇しても、何をされても死なない生命体」。
彼等はブッ潰しても、切り刻んでも、焼いても死ぬ事はない。
時に利己的に、時に利他的に、たとえ神にだって従わず、自らの環境を変えてまで生存する。
異能生存体は、極めて低い遺伝確率(約250億分の1、あるいはそれ以下)で発生する、生存率の極端に高い個体を指す。
彼等は異常に高い生命力と、強靱な生存本能に裏打ちされた行動力、そして奇跡と言える程の悪運によって、生還が絶望視されるような戦場で特攻同然の作戦に参加しても、生き残ってしまう。
単に生命力や治癒能力が高い生物とは異なる点は、その存在自体がいわゆるチートや超常現象に近いことである。
彼等は、本人の意図に関係なく、周囲の人間の行動や思考、更には自らが置かれた環境すらも改変し、生存する。
その肉体は決して不死身ではないが、無意識に自らが死なない状況を作り出し、時には理不尽とも思える奇跡的現象を発生させることで致命傷を回避し、生存を続ける。
奇跡的現象の例を挙げると
眼前で発射された魔法が物理的に考えられない方向へと逸れ、外れる。
自決用のメガンテが不発。
何十回攻撃されても“致命傷”は負わない(致命傷にならない程度の負傷はする)。
致命傷となり得る外傷を受けても、異常な治癒能力で(戦闘に)復帰する。
医学的に死亡が確認されてから数日後に蘇生。
気絶時に投げつけた石ころが跳弾して味方の隙間を潜り抜け、敵モンスターの急所に命中。
などが確認されている。 また、もし異能生存体が別作品の能力と相対した場合には以下のような状況が発生すると思われる。
デスノートに名前を書こうとしても、名前を書く事を妨げる何らかの事態が発生。
直死の魔眼を使用しても、死の点が捉えられない。あるいは死の点を突けない状況に陥る。
絶対遵守のギアスによって自殺を命じても、異能生存体自身がそれを実行できない。
ただし、そもそもこれらの能力を有した存在と敵対すらしない可能性も高い。
しかし、上記のような実績をもった存在でさえ、死亡が確認された時点で近似値として除外される可能性もある。
異能生存体の周囲では、戦乱や大規模な破滅的状況(都市や惑星の崩壊など)が発生する事も多いが、そのような状況は「異能生存体が自らを生存させるため(無意識に)発生させている」可能性が高い。
また、異能生存体と言えど、外傷による苦痛や精神的外傷への耐性は常人と同等である。
多くの死と引き換えにもたらされる不死性は異能生存体を孤独にし、精神的に疲弊させる原因となっている一方で、彼ら自身が戦場や危険地域に滞在する事を望んだり、異能生存体の存在自体が戦乱の原因となる事も多い。 マスタードラゴン「とういう事だ…」
ヘッポコ「さっぱりわからん!」 異能生存体の代表的な例(候補、あるいは近似値も含む)は以下の通り。
ドイツ空軍パイロット、ハンス・ウルリッヒ・ルーデル大佐
フィンランド国防陸軍のスナイパー、シモ・ヘイヘ少尉
フランス共和国第18代大統領、シャルル・ド・ゴール
無敵の男、スティーヴン・セガール
葛飾区亀有公園前派出所の巡査長、両津勘吉
左腕にサイコガンを持つ元・宇宙海賊、コブラ
警視庁、鳴海清隆元警部
アメリカ合衆国政府機関CTU現場捜査官、ジャック・バウアー
トレジャーハンター、ネイサン・ドレイク
元魔王軍不死騎団長、ヒュンケル
アリアハン王国の衛兵、衛兵長[要検証]
大日本帝国海軍の駆逐艦、雪風
黒い剣士、ガッツ(ベルセルク)
ニューヨーク市警刑事、ジョン・マクレーン
香港のアクション映画俳優、ジャッキー・チェン
喫茶店『楽園』マスター 兼 アルヴィス特殊工作部隊員、溝口恭介
酪農家 荒川父(漫画家荒川弘の父親)
などが挙げられる。 バキッ、という音と共に真っ白な足の骨が抉り出される。
思わず、俺は悲鳴混じりのうめき声を叫ぶ。
足と自分の運命も心配だが腹を撃たれて反応がない保安官のほうがもっと心配だ。
奴は、俺のことを殺そうとするほどに憎しみ恨んでいた。
しかし俺は自分が死ぬことより奴が死ぬ事の方が悲しい。
ホルスターには護身用のロングバレルでフル装鎮された45口径の回転式拳銃。
“大佐”曰くピースメイカーという代物らしい。
ポケットに、銃弾が五発。装鎮された数と合わせると十一発。
それに対して、敵の数は二十人弱。カービン銃で武装した男以外は丸腰に近い。
動くべきではないが、保安官の事を想うと動かざる終えない。
頭の中でベートヴェンのピアノソナタが流れている。
「爺死ぬんじゃねえぞ…絶対ぇになぁ…。」
ホルスターを銃を抜き、構えるとカービン銃の男も反応した。
俺とソイツの股間には互いに銃口が向いている。
撃てば、筋肉の条件反射で引き金を引かれて相打ちになるのがオチだ。
パンと乾いた音と共に二人の股間が吹き飛んだ。
先に引いたのは俺。躊躇わずに引き金を引いた。
「長生きしろ…クソ爺…。」
そう呟くと、ゆっくりと目を閉じる。 ヘッポコ「次こそ暗黒大陸を攻略してやるぜ」
マスタードラゴン「その前にこの城を浮上させるためのゴールドオーブを持って来るのだ」
ヘッポコ「うるさい!ボッシュート!」
ベコベコベコッドドドドドッ
天空城はさらに地底深く沈み、マントルに到達した。
ヘッポコ「リレミト!」
ドヒュン
マスタードラゴン「このヤロー!!」 マスタードラゴン「仕方ない、私自らゴールドオーブを回収してこよう」
マスタードラゴンは人間へと化身し地上へと旅立った。 「へっぽこー」
「あなたァー」
ーdisk2 を入れて下さい…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています