そしてお昼にです、ベガスちゃんがウ
ヨ君に言ってきました。その言うこと
は何かといいますと。
「私あの人に励ましてもらったことが
あるのよ」
「そうだったのか」
「ええ、だからね」
それでというのです。
「ずっとあの人好きだったから」
「それでか」
「ずっと忘れないから」
こうウヨ君に言うのでした。

「いいわよね」
「そうしてくれるとだ」
ウヨ君は落ち着いていますがその中に
思うところがあります、やっぱり何か
と寂しいと思い残念にも感じているの
です。
「あの人も喜んでくれる」
「そうよね」
「だが今はあの人だけでなくてだ」
「町中がっていうのね」
もうそれこそです。