「二人はそれでいいって言ってるしね」
「今のところにしてはにしても」
「そうなるあるか」
アメリー君もチューゴ君もニホンちゃ
んの言葉に考えるお顔になりました。
「相手がそう言っていい仇名を使うべ
きあるな」
「それが仇名ってやつなのかもな」
「そうかもね、まあとにかくね」
ニホンちゃんはさらに言いました、結
構真剣なお顔で。

「わたしはニホンちゃんって呼ばれる
のはいいけれど」
「おスシちゃんは駄目ね」
「あまりいい気持ちしないから」
「じゃあこのままニホンちゃんでね」
「その方がしっくりいくし」
「それでいいあるな」
「ええ、それでお願いね」
ニホンちゃんはアメリー君とチューゴ
君にも言いました、そして皆もニホン
ちゃんと呼び続けました、おスシちゃ
んではなくて。