【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part3
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〜プロローグ〜
ヘッポコとその一味は見事大魔王ジョーマを倒した。
その後、なんやかんやヘッポコは王様から「ロトの勇者」という称号を与えられた。
そして伝説が始まった。
だが、ヘッポコの旅はまだ終わってはいない。
ロトの勇者ヘッポコの新たな冒険が今始まる──────
【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part2
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1550245872/ 妹ヴァギナの穴13層
妹ヴァギナ「あんっあんっ」ビクンビクン
ヘッポコ「おい暴れんな進めねーじゃねぇか」 奥から黒い小人のようなモノが現れた。
黒い卵子「よくここまで来れたな。だけど、こっから先は通さないよ」
ヘッポコ「何だオマエは!?」
黒い卵子「ふふん、この階を守るものだ」
ケン「こんな奴、さっさと倒しちまおうぜっ」
黒い卵子「ナメてるだろ?オマエ」 フタナリア「隙ありっ!」
ヒュン
目にも止まらぬ速さでフタナリアは黒卵子を真っ二つに切り裂いた。
だが、しかし!切り裂かれた黒い卵子は二つに分裂した。
黒い卵子「隙あり!じゃなくてさ」 ケン「コイツは面倒な相手かも知れないな」
黒い卵子「面倒?馬鹿かオマエは…まだ勝つ気でいるの?」 ヘッポコ「ボッシュート!」
ララ「メラメーラ!」
アナ「ズガドーン!」
フタナリア「PKソードβ!」
ケン「タコ殴り!」
メキメキコンッドドドドッシュバババッドゴッ!!!
黒い卵子「くうぉおぉあぁ!!」
ヘッポコ「や、やったか!?」
ケン「ダメだ、対して効いてねぇ!」
黒い卵子「あらら、500匹くらいの私が蒸発しちゃったよ。まぁ、あと2兆匹くらい残ってるんだけどねw」
ヘッポコ「なにぃ!?」 ヘッポコ「右手からメラゾーマ!(右手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「左手からベギラゴン!(左手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「そして尻からイオナズン!(尻に四万馬力の屁をチャージする)」
ヘッポコ「三身合体魔法・爆熱火炎メギナズン!!!(合わせて十二万馬力となった屁を黒い卵子めがけて解放する)」
黒い卵子「なにぃぃぃぃ!!!???」 黒い卵子「くうぉおぉあぁ!!」
ヘッポコ「や、やったか!?」
ケン「ダメだ、対して効いてねぇ!」
黒い卵子「あらら、50匹くらいの私が蒸発しちゃったよ。まぁ、あと2兆匹くらい残ってるんだけどねw」
ヘッポコ「・・・」 ヘッポコは静かに両手を構えた
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!」
あたり一面が炎の海と化し黒い卵子達は焼き払われた
黒い卵子「あらら後20兆匹ぐらいいるけどね」
ケン「キリがねぇな」
アナ「ウロタトモカーオ!」
ケン「それは!うわっ!」
芸術的爆発によりヴァギナの穴が崩壊した
妹ヴァギナ「んっほおおおおお!」 ヘッポコ達は妹ヴァギナの潮吹きで外に飛ばされた
ヘッポコ「ひどい目にあった」
ララ「あっ!あそこに魔王の魂が!」 妖魔ルイージ「んほおおおお!ヘッポコおおおおお!」 妖魔ルイージは一見巨乳美少女に見えるが頭から半分ルイージの顔が出ており左腕からは老婆の顔が覗き、左腕は魔王の腕になっていた。
半分妖魔みさくらに精神が乗っ取られておりルイージと共存している状態であるが理性を失っておりただの獣と化している。 その時、呪文の詠唱が聞こえてきた。
呪文の最後の一節が発されたその時、ルイージが動いたかに見えた。
次の瞬間、ヘッポコの視界が黄白色の閃光に染まった。
続いて熱風がルイージの立っている場所から吹き付けてくる。
地の底の業火が噴き上がったかの如くに、直径6メートルばかりの炎の渦がルイージを包み込んでいた。
芸術的な高熱の炎を生じさせるウロタトモカーオの下位呪文・トモカーオだった。
人間程度の大きさの生物なら即座に回避行動を取らない限り、ものの数秒で肉体を炭化させるだけの燃焼エネルギーを有している。
アナが最も得意とし、好んで用いる呪文だった。
赤、青、黄色と変化する炎が、ルイージを中心に爆発しながら回転していた。
文字通り、渦そのものだった。
自ら周囲の空気を取り込み、加速的に燃焼力を高めていく生きた炎だ。
発火して約3秒、ルイージはまだ炎の外に飛び出して来ない。
このまま火炎の有効範囲に留まり続けていれば、恐らくはあと数秒でルイージの肉体は半ば消し炭と化すだろう。
そうなっては、奴の正体が何であれ生命を維持できるとは考えられない。
アナはすでに勝ち誇った笑みを浮かべていた。 妖魔ルイージ「んほおおおお!ヘッポコおおおおお!」 妖魔ルイージ「暗黒の永劫…
我らは再びこの世界を支配し
暗黒の下に返さん…」
ルイージは動かなくなった。 しかしその刹那、炎の中のルイージが揺らめいた。
ハッとたじろくアナに向かって、炎の壁を突き破って何か小さなものが飛び出した。
煙の尾を引きながら宙を飛ぶそれは、皮膚がただれてめくれ上がり、眼球は熱で白く濁りながらもなお笑い続けているヌルスケの生首だった。
炭化した妖魔ルイージの躰を破り現れた、首なしのヌルスケが投げつけたのだ。
アナは短い悲鳴を上げて突っ伏した。その上を生首かなりの速度で通過し、立ち竦むヘッポコの前に落下する。
その間に、ヌルスケ本体は炎の中から抜け出していた。
そして、トモカーオの爆炎の渦が消失し、芸術的爆発の呪文効果の持続時間は切れた。
半ば炭のようなヌルスケが、身動ぎする度に、炭化した皮膚がポロポロと剥がれ落ちる。
まるで、漆黒の羽根を持つ巨大な蛾が、そこで鱗粉を撒き散らしているかのようだ。 「ルッシール!雷!ルッシール!雷!」
低い詠唱と共に。空気の揺れる音が響いた。
野球のバッター特有の韻律を踏んだ、太く唸るようなスウィングだ。
ケンの素振りが複雑な軌道を滑らかに描く。そして、バットをヌルスケに向けた瞬間!釘バットに雷が落ち、ケンは痙攣した。
同時に、雷に撃たれたバットは人型ルシールに変形し、ヌルスケの脳天に2、3度フルスイングの打撃を撃ち込んだ。
ヌルスケは微かに身震いすると、攻撃が効いたのか背中から倒れた。
濡れた雑巾を叩きつけたような音が響いた。炭化した細胞が黒煙のように舞い上がり、ヌルスケの姿を包み隠す。
数秒後に粉塵が薄れて時には、ヌルスケはもう動いていなかった。
トモカーオとルシールの洗礼を受け、さしもの化物もどうやら絶命してらしい。
静寂が訪れた。
ヘッポコは焦げた屍にゆっくりと近づいた。
熱で縮んだのか、もともと小さなヌルスケの肉体が更に矮小になっていた。
衣服は完全に燃え尽き、ほとんど全身の皮膚を焼きこがされたそれは、あちらこちらから生焼けの白く崩れたにくを 覗かせている。
指などは白骨化したらしく、手足はただの棒のようだ。 ヘッポコ「ヌルスケさんこんにちわ!」
ヌルスケ「…死ーん」 死体の前まで来たヘッポコは、しゃがんでそれを調べようとした。ヌルスケを模したこの生物の正体を確かめたかったのだ。
だか、ヘッポコはその動作を途中で止めた。
こいつはヌルスケに化けていたのではない。確かに、本物のヌルスケだったのだ。それが操られていたとなるとーーー。
遅まきながら、屍から発散する強烈な殺気にヘッポコは気づいた。すぐさま、あらん限りのバネを生かして後方に跳び退る。
その瞬間、死体の腹がばくりと割れた。そこからヘッポコを追うように、滑りを持った緑色の鞭のようなものが繰り出される。
鞭の先端には、長い六本の指があった。
「ちいっ」
ヘッポコは自分の迂闊さに舌打ちした。死んだように見えたとは言え、手の内の読めぬ魔物に無警戒に接近し過ぎた。
ヘッポコが後退する速度より速く、緑の欄触手が顔面目がけて伸びてくる。
体勢を立て直している暇はなかった。無理な姿勢から、ヘッポコはギガ・ボッシュートを唱えた。 あたり一面が焦土と化し、ヌルスケのようなものは灰と化した
ヘッポコ「やっと終わったか…」
「おーい」
ヘッポコ「あれは…」
ヌルスケ「何だこりゃひどいなぁ…って俺じゃねぇか!」
ヘッポコ「お前は妖魔に食われたはずじゃ?」
ヌルスケ「食われたのは分身だな」
ヘッポコ「は?」
ヌルスケ「泥人形で作った分身忍法さ」
ケン「は?」
ヌルスケ「俺はゲルマン忍者の末裔なんだ知らなかったか?」
ヘッポコ「じゃあなんで襲ってきたんだ?」
ヌルスケ「恐らくルイージの妖術だろう 俺の偽物でヘッポコ達を襲わせていたのさ」
ヘッポコ「まわりくどい事すんなあこいつ」 ヌルスケ「まだルイージは死んでない」
ヘッポコ「え」
ルイージは黒い影となって復活した
ルイージ「ヘッポコ…ヘッポコ……」
ヘッポコ「魂だけになってもまだ生きてるのかしつこいな」
ヌルスケ「奴は魔王の魂と一つになるぞ!」
ルイージ「んほおおおおおおおおおおん!!」
ルイージは大魔王として復活した
大魔王ルイージ「ヘッポコ…(ざわ……ざわ………)Fuck You ぶち殺すぞ・・・・ ゴミめら・・・・!…(ざわ……ざわ………)」 ヘッポコ「馬鹿め、それは魔王の魂じゃないぞ!馬の糞だ」
ルイージ「何だと!?」
ヘッポコ「ホンモノはコッチだよ」 大魔王ルイージ「まずは金についての質問に答える…!
金は言葉の通り『ご自由に』だ…!
星を買うなりカードを買うなりケツを拭くなり好きにしろっ…!
カードの『破棄』は認めんが『売買』は認めている…!
金を渡したのはすなわち『売買』の肯定っ…!
そして、こちらは売買の対象も金額も指定していない…!
つまり、何をいくらで売買するかはお前らが勝手に決めろということだっ…!
とどのつまり0円…つまり星やカードを『譲渡』するのだってありだっ…!
金に関する質問の答えは以上…!
もう一つの質問は、負けた場合どうなるかだったな…!
負けた者は、ある地下都市の建設に関わることになるっ…!
一応給料は出るし給料を貯めれば外出できたりする制度もあるが、労働環境は極めて劣悪だ…!
途中でくたばる者も多いし、五体満足でシャバに戻れる可能性は薄いのは確かだ…!
これはお前らの今後の人生を賭けたギャンブルなのだ!余興のゲームではないっ…!
せいぜい負けないよう力を尽くせっ…!
他にも質問があるかもしれんが、もう時間がないっ…!
後は開始後にその辺の黒服にでも聞くがいい……!」
大魔王ルイージは魂を融合させたショックで錯乱しているようだ。
ヘッポコ「完全に滅ぼすチャンスかもしれんな」 ケン「錯乱にしちゃ長すぎるぜ、ヒゲのおっさん!」
ドゴッ!
だらだらと意味不な事を喋っていたルイージの脳天にルシールが振り下ろされた。
ルシール「か、か、か、かぺ!?」 ケンの強烈な打撃により、ルイージの頭頂部にぶくりと鮮やかなピンク色の肉腫が盛り上がり始めた。
肉腫は見る間に膨れ上がり、ルイージの頭部から溢れ出てくる。それはあたかも、新たな肉体が再生していくかのような光景だった。
その直後、肉腫の内部から粘液に塗れた二本の腕が飛び出してきた。
天に向かって突き出した二本の腕は、ぐねりと曲がるとルイージのものだった頭部に掌に当たる部分を置いた。
そして指に力を込め、本体であるルイージの頭部から這い出ようとしている。
粘液まみれの腕を生やした肉腫が身をよじる度に、ずるり、ずるりとそいつが這い出してくる。
その姿を何と表現したら良いのだろう。
一番近いと思われるのは、生物を袋に見立てて、裏返しにした状態だろうか。
内臓の内側の粘膜や剥き出しの肉壁を連想させる、思わず吐き気の込み上げてくるような外見の表皮に全身を包まれているのだ。
しかし、ヘッポコが知っているどんな生物とも、そいつは似てはいなかった。生物と呼ぶにはあまりにも、そいつは歪で、禍々しすぎた。
ヌルスケは床に伏したまま、起き上がるのも忘れて惚けたのはようにこの怪物を見つめていた。ケンですら、血の気の引いた顔から表情が消えている。 そいつはルイージの頭部からスルスルと抜け落ちて来た。
「ぎゃぎゃ!」
顔はルイージで、身体は皮膚が裏返ったような8本足の生物が立っていた。 魔獣ルイージ「ヘッポコォ…ギャギャギャ!」
ヘッポコ「うわっこいつこんな姿になってもまだ生きてるのかよキモッ」
六本足は顔がルイージになっていた
魔獣ルイージ「やあ、ヘッポコ君元気かい?ヘッポコォ…んほおおおお!おぉんおおんおぉん!!」
ヘッポコ「うるせぇ!」
ヘッポコは剣をルイージに突き立てた
ガキン!
ヘッポコ「何っ?!こいつ超硬てぇ…」
魔獣ルイージ「うお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!ヘッポコお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!殺しゅうううう!」 ヌルスケ「ヘッポコ!離れろ!」
ヌルスケは構えた
ヌルスケ「ゲルマン忍法、雲隠れ!」
ヘッポコ達は竜巻と共にオアシスに飛ばされた しかし、竜巻に飲まれたルイージも一緒にオアシスに飛ばされてしまった。
ルイージは全身を震わせて哭いた。ガラス板を鋭い刃先で擦る音ににた、背筋に悪寒を走らせる哭き声だった。
妖獣、という名が最も相応しいと、ヘッポコはその時思った。
そうするうちにも、そいつは今にも弾けそうに巨大に膨れ続けている。既にそれが潜り込んでいたルイージの躰と同じか、それ以上の大きさにまで成長していた。
明らかに、この妖獣は驚異的なスピードで肉体を増殖させ、打撃や呪文によるダメージから回復しつつあるのだ。
殺るなら今しかねぇと、ヘッポコは心の中で叫んでいた。
例えるなら、今の奴は無防備な脱皮の最中だった。ルイージの躰と六本の足が邪魔で、思うように身動きが取れない状態なのだ。
他に攻撃に移れそうな者はオアシスにはいなかった。アナやララも呪文効果を呼び起こすための精神集中を即座に行なえるほど、動揺から立ち直ってはいないだろう。
ヘッポコは砂の地面を蹴った。そして妖獣ルイージを回りこむように走り出す。
それに呼応して妖獣の手足がふらりと持ち上がり、ヘッポコの動きを追い始める。その様子を見る限り、この化物の知覚能力は極めて高い。
妖獣ルイージの周囲を駆けながら、ヘッポコは策を考えていた。見かけからは想像もできないほど、こいつの動きは速い。 ヌルスケ「おっとルイージまで一緒に連れてきてしまったようだすまんすまん」
ヘッポコ「すまんすまんじゃねぇよ!」
アナ「もう魔力がないよ〜」
ララ「もう死にそうです〜」
ケン「お前は既に死んでるけどな」
ヌルスケ「こうなれば仕方ない ゲルマン忍法、火遁の術!」
魔獣ルイージ「んっほおおおおおおおおおおん!」
ルイージは火だるまになった ヘッポコ「おっ意外とうまいなこれ」
ケン「六本足って食えるのか…」
ヌルスケ「意外とイケるぞ」 老人「待て待て待て!お前らあれ食ったんかい!?」
ヌルスケ「ご安心ください、ちゃんと焼いてから食べました」
老人「えげつなー。いやいや、そう言う事ちゃうねん」
ヘッポコ「何慌ててんだよ爺さん」
老人「お前らアレの状態知っとるんか?宇宙ヘルペスやぞ」
ケン「ブーーーーーッ!」
老人「あんなもん切り刻んでも分裂して増殖するで、お前らの腹破って来るかも知らんぞ」 ヘッポコ「大丈夫さ、もう消化した」
老人「えげつなー」 とはいえ少しは心配だったので正露丸を買いに行くことにした。 女神「まーだ生きてたの?はいヤクルト没収成仏してね」
老人は聖なる光でアヘ顔で昇天した
老人「おおおおおおおお!……あっ」ドクン
老人「えっ…えげつなー…」バタッ
老人はそのママ息絶えた アナ「魔物も倒したし水浴びでもしよっか」
ララ「そうですね」
ヘッポコ「じゃあ俺も」
アナ「あんたはあっち向いてて」
ヘッポコ「お前らの貧相なヌードとか興味ねぇよ」
ララ「あんたたちは食べ物なんか探してきて!」
ヘッポコ「へいへい」
ヘッポコ達は周りを探索しに行った
アナとララは草の影で服を脱いで全裸で行水した
アナ「あぁ^〜生き返る〜」
ララ「体に染みわたりますぅ〜」
アナ「ってここ温泉じゃん!」
ララ「他に誰か入ってますね」
マオ「おっお前たちも来ておったのか」
アナ「このオアシスマオちゃん良く来るの?」
マオ「オアシス?ここは国営の無料公衆浴場だぞ」
アナ「えっ」
マオ「我が城に風呂がないからここに来るのだが…知らなかったのか?」
ララ「なんか変だと思ったら…」 ヘッポコ達は食料を探しに公衆浴場『オアシス』のジャングルを探索していた
ヘッポコ「しっかし暑いな」
ケン「あそこの木にバナナがあるぞしかしかなり高いな」
ヌルスケ「私に任せろ ゲルマン忍法高速手裏剣!」シュッ
ケン「おおー助かったぜ」
ガザガサガサ
ヌルスケ「むっ!?何奴!」 バナナの番人だった。
番人「ここのバナナは全て魔王様の物だ」
ヌルスケ「なにぃ!」 ヌルスケ「忍法霞斬り!」
ヒュン
バナナの番人の首が飛んだ。 ヌルスケ「死ねや!」
ヒュン
爽やかな風の音がした。
数秒後、カムイ?の首がゴトリと、バナナの木の下に転がり落ちた。
ヌルスケ「またツマラン物を切ってしまった…」 ヘッポコ「今日はバーベキューしようぜ」
ケン「いいねぇ〜そんじゃルイーダさんのとこから酒買ってくるわ」
アナ「いってらー、あたし達も買い出し行ってこよ?」
ララ「ちょっと待ってて、バナナ男とカムイ?の肉をさばいてるから」 バナナ男もカムイも生きていたが、ララは2人が声を発する前に肉を捌いていった。 悪霊ララは仲間以外には冷酷なのだ。
ララ「お料理〜お料理〜ふんふんふ〜ん♪」
グサっ
バナナ男「ぐえっ!」
ザクっ
カムイ?「うぼぁ!」 バナナ男もカムイも生きたまま動けなかった。ララの包丁による筋切りで全身の筋肉は弛緩状態にあった。
それを知ってか知らずか、ララの眼球は、身動きできない二人を嘲笑うかのように歪んだ。
ふらりと、しかし確実な殺意を持って、包丁がバナナ男とカムイに向かって振り上げられた。
「逃げーー」
バナナ男が叫ぼうとした時、鋭く光るものが空気を裂いて視界に入ってきた。
次の瞬間、それは吸い込まれるようにバナナ男の眼球に深く突き刺さった。
柄に精緻な象牙細工を施された包丁が、バナナ男の後頭部に刃の付け根まで埋まっていた。
「BAaaaNAaaNaaaaアァァー!」
言葉にならない絶叫と共に、バナナ男は包丁を引き抜いた。
「えー?生きてたのぉ?」
驚いたララは、塩コショウをバナナ男に振りかけながらたどたどしく言った。
次の瞬間、"ぎちっ"と言う歯を噛み合わせるような音と共に、カムイの腹が割れた。そして、人の握りこぶし大のピンク色の肉腫が、腹を突き破って宙に1メートルほど跳ね上がった。
だが、跳躍が頂点に達した瞬間、肉腫は大きく弾かれた。そしてそのまま床の上に落下し、潰れて広がると、それはもうピクリとも動かなくなった。
見るとヌルスケが満面の笑みを浮かべていた。
「ふはははっ、相手が悪かったな」
ヌルスケの"ゲルマン飯綱落とし"がカムイの腹から飛び出した肉腫を叩き潰していたのだった。 そして豪華ディナーが酒場のテーブルに並べられた
が、誰1人としてそれらに手をつける者はいない
「どうして食べないの?」
「グロいんだよ…」 ケン「で?どうするんだよこれ…」
ヌルスケ「流石にゲルマン忍法でもどうしようも無いな」
ヘッポコ「結構うまいぞこれ」バリボリ
アナ「骨ごと食べてるし」
ララ「なんやこいつ…」 ヘッポコは気が狂って自殺した。
ヘッポコ「うひひひひひひ!」バキボキ
ケン「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
アナ「いいいいいい!」パァン
ララ「イクうううぅ…」フワー ヘッポコはニートであった。暇なので妄想にふけっていた。 ヘッポコは宇宙ヘルペスとカムイの肉を喰らい、更なるパワーアップを遂げた。 ゼウス「おお勇者よ、死んでしまうとは情けない」
ヘッポコはゼウスによって復活した 「勝手に殺すない!」
ヘッポコはギガ・ボッシュートを唱え、ゼウスを冥界へ落とした。 「大変だぁ、ルイーダの酒場が!み、皆やられた!化物に…ルイーダさんも」
血だらけの戦士らしき男が叫びながら、ヘッポコ達の元へやって来た。
「何だと!?」
言うなり、ヘッポコはルイーダの酒場へと駆け出した。
そして、酒場のドアを蹴り開けたヘッポコはあたりを見回した。
そこには、大小10対ほどの妖獣が蠢いていた。それらは冒険者の血肉を啜っていたが、ヘッポコに気づいたのか一斉に哭き始めた。
じゅうう、と母体であろう巨大な妖獣が湿った哭声を上げた。ヘッポコにそれが、遅過ぎた警告者に対する嘲りのように聞こえた。
そいつは魔法使いらしき男の屍を放すと、身をよじってこちらを向いた。
「ううっ…」
不覚にも、ヘッポコは呻いてしまった。
管状の口の過ぎたすぐ上に、身の毛のよだつ物があった。
顔だ。ルイーダのデスマスクが、あたかもそれがこの化物の顔であるかのように肉腫と融合していた。
何より不気味なのは、双眸だった。かっと見開いた眼窩に嵌まっているのは、人の眼ではなく緑色の球体なのだ。
緑の眼球がずるりとせり出し、また引っ込んだ。ヘッポコの姿を視覚で認識したらしい。
まだ年若いルイーダの面が、皮膚の下で無数の蟲が蠢動しているかのように波打った。それが、嗤う。
整ったルイーダの顔が、僅かにバランスを失っただけでこんなにも醜悪に変わるのかという、異様な嗤いの表情だった。
唇がめくれ上がり、血の気を失った歯茎とドス黒い舌がちらりと覗く。
そこから低い言葉が漏れた。獣の唸り声に似てはいたが、それは間違いなく共通語だった。
「やはり、しくじったかーーー」 ヌルスケ「俺に任せろ!十文字霞崩し」
パチン
ヌルスケ「ぶべらっ!」
斬りかかったヌルスケだったが、妖獣の乳首から伸びる緑色の触手に叩かれた。 ヘッポコ「ヌルスケさん!」
ヌルスケ「うぐぐっ、気をつけろヘッポコ。さっきまでの奴とは強さが別物だ!」
妖獣ルイーダ「ふしゅるるるる…コーヒー牛乳…いかが?」
ヘッポコ「ルイーダさん…」 「驚いてるのか、ヘッポコ?それともこの姿が気に入らないのかい。私はこんなに良いものだとは思わなかった」
ずるり、とそいつは下半身を向き直らせた。
「快適だよ、この肉体は。受け入れれば良いんだ。バナナ男とカムイは意識で拒んだから、正気を失ったのさ。私はこの生物を支配した」
言葉を紡いでいるのは、ルイーダだった。この肉腫は、人の意識さえも喰っている!
「あなたも仲間になるべきよ。この躰なら、世界が魔族に支配されても生きていける。いや、そうなれば更に私達に棲みやすくなる!」
ヘッポコは妖獣がじわじわと近づいてきているのに気づいた。語りかけながら間合いを詰め、ヘッポコとも同化してやろうという肚だろう。
だが、ヘッポコもこいつの話の端々に興味を惹かれていた。
「おい、俺の言葉も聞こえるのか」
「判るわ。私はルイーダだもの」
「本当にその躰を支配しているのか?えらく便利そうじゃないか」
妖獣のにじり寄るスピードが僅かに落ちた。ヘッポコの対応に少し戸惑ったようだ。
「そう、優れているわ。見たでしよう?傷はすぐに塞がるし、分裂して仲間を増やすこともできる」
「糞食らえだね」
「何だって?」
「嫌だね。あんたはもうルイーダなんかじゃない。肉腫に記憶まで乗っ取られた薄汚い化物だ」
ぎちっ、と妖獣が吠えた。ルイーダのマスクが歪み、何か別の生物のような顔になる。
いきなり妖獣の速度が上がった。足がないとは思えぬ凄まじい速さだ。恐らくは床との接地部分に、超高速で運動する無数の菅足でもあるのだろう。
「ヘッポコ、仲間になれ!」 ヘッポコ「テラ・ボッシュートっ!」
どどーん
ルイーダ「ぎょえー、死んだ」
こうしてこの事件は解決した。 女神「おお、勇者よ。死んでしまうとは情けない」
ヘッポコは生き返った 「勝手に殺すな」
ヘッポコはギガボッシュートを唱えると女神は地面にめり込んだ 「…!」
驚愕する女神だが、ヘッポコの追撃は止まらない。
「まだまだーッ、新技アンチ・ボッシュート!」
そうヘッポコは叫ぶと、地面にめり込んでいた女神が空高く舞い上がった。
アンチ・ボッシュート…それは今までのボッシュートとは違い敵を空へ飛ばす技だった。 ボンッ!という音と共に女神は弾け飛んだ。
ヘッポコ「汚ねえ花火だ」 一方その頃、ヌルスケは「デルカダール王国」に居た。 ヌルスケ「はて?おかしいぞ…さっきまで妖獣ルイーダと戦ってたはずだが」 デルカダール 衛兵「スタァァァァァップ!」
ヌルスケ「びくっ」
デルカダール 傭兵「貴様、こんな所で何をしている!」 ヌルスケは牛乳を差し出した。
ヌルスケ「牛乳配達でーす」 デルカダール王「ヌルスケと申したな?おぬしは勇者ロトの称号を得たヘッポコの仲間らしいのう」
ヌルスケ「ははっ、そうでございます」
デルカダール王「悪魔の子に与する汚れた者め!こやつを牢にぶちこめい!」
ヌルスケ「へっ?」
衛兵「こっちに来い!そして牢獄で腐り果てるがよい」 ヌルスケは牢獄に入れられた
ヌルスケ 「痛って〜・・・ん?」
ヌルスケの隣の牢獄にフードを被った青髪の男が居た。 フードの男「新入りか…おれはセインカミュ、元盗賊だ」
ヌルスケ「私はヌルスケ。冒険家です」
セインカミュ「いったい何をしでかしたんだ?」
ヌルスケ「それが私にもよく分からんのです」
そう言うとヌルスケは屁をこいて寝てしまった。 ヘッポコ「茶番は終わりだ、テラボッシュート!」
どどーん
ヘッポコが放ったテラボッシュートによりデルカダールの居城は轟音を立てて漆黒の大穴に飲み込まれた。
デルカダール王「ぎょええーっ!」
デルカダール王は倒壊した瓦礫により圧死した。
ヘッポコ「がははっ、勇者の力とくと味わいながら死ねや」
セインカミュ「死ーん」
ヌルスケ「死ーん」 女神「おお、ヌルスケよ死んでしまうとは情けない」
勇者ヌルスケは魔王ヘッポコを倒すために生き返った ヘッポコ「うるせーっ、このクソカスゲリビッチがーっ」
グワシャァっ
ヘッポコは剣を取り出し女神を切った ヌルスケ「うおーっ、なにがデルカダールだヘッポコだ、俺はメダルマニアだーっ」
ヌルスケはグレートソードを振り回しながら襲いかかりヘッポコの首をはねた そして時は巻き戻る。
ヌルスケ「なんだと!?」
ヌルスケが振り下ろした大剣はヘッポコの首を切り裂くことなく
空を切っていた。そして次の瞬間、
ヘッポコ「ボッシュート!」
それが聞こえたのと同時にヌルスケは意識を失った。
ヌルスケの頭部はヘッポコが唱えたボッシュートにより潰され、彼は生き絶えた 女神「おのれぇ、悪魔の子ヘッポコ。次は目にものを見せてくれるわ・・・ぐはっ」 女神はヘッポコのボッシュートを受けていた。
ヘッポコ「目にものをなんだって?」
しかし、ヘッポコの声は女神には届かない。何故ならばヘッポコは更なる追撃を仕掛けていたからだ。 女神「右手からスカラ!(右手に大量のうんこを出す)」
女神「左手からアストロン!(右手に大量のうんこを出す)」
女神「合体魔法、究極防御スカトロン!!(自らの体にうんこを塗りたくる)」
ヘッポコ「くっ、これでは近づけない……!」 「ケルヒァアーーーッ!」
ヘッポコは100万馬力の放尿で女神のクソをこそぎ落とした。 ゴミだな
書くのも読むのも時間のムダ
いちいちスレッド立ててる時点で迷惑過ぎる ヘッポコの頭に女神のオリモノが落ちた。
ポトっ
ヘッポコ「ん?なんだこれ…クンカクンカ」
女神「あっ」
ヘッポコ「くさっ!くうぅっさーーーっ!」 ヘッポコはそれを手ですくい食すとこういった。
「オリモノって本当は美味しくないんだよ」
そして胃のない造物を吐き出した。
「うげぇ、おろろろろろっ」 何だかんだヘッポコとヌルスケは合流した。
ヘッポコ「今までの出来事から…」
ヌルスケ「要点をまとめると」 ヌルスケ「要点をまとめると全て女神が悪い!」
ヘッポコ 「なるほど。つまり悪の根源は女神だったって訳か」
女神 「ククククク。その通り!この世の災厄は全て私が操っているのよ!」 女神「そう、ジョーマもムドーも私の暇を潰すための玩具に過ぎないのだよ。」
ヌルスケ「なんだと貴様、そんなくだらないことでどれだけの人が苦しんだとおもっているんだ!」
女神「でももう飽きたから、この世界をリセットして新しい玩具を作ろうと思うんだ」
ヘッポコ「そんなことさせるか!」
ヘッポコの最終決戦が今始まる 十数分後…
女神「くそ〜、こんな浮浪者みたいなオッサンと奇形児に追い詰められるなんて」
ヘッポコ「とどめだ、ギガボッシュート!」
どどーん
女神「ぎゃあー、痛いよぉ〜!」
ヌルスケ「やった勝ったッッ、勇者ヘッポコの冒険 完…!」 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています