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【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part3
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0001創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/06/30(日) 15:41:46.29ID:wo3mJl9h
〜プロローグ〜

ヘッポコとその一味は見事大魔王ジョーマを倒した。
その後、なんやかんやヘッポコは王様から「ロトの勇者」という称号を与えられた。

そして伝説が始まった。

だが、ヘッポコの旅はまだ終わってはいない。
ロトの勇者ヘッポコの新たな冒険が今始まる──────

【リレー小説】勇者ヘッポコと冒険者ヌルスケ part2
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/mitemite/1550245872/
0130創る名無しに見る名無し
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2019/07/09(火) 23:47:54.71ID:Q2b/iE3L
その頃地球では総理大臣が演説をしていた
総理大臣「ジャニー喜多川は死んだ!何故だ!!」
民衆「知らんがな」
0131創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 00:00:51.90ID:eZpMFygw
そして巷ではごく普通の女の子達が世界を救うという快挙を成し遂げた。
悪しき魔王を討ち滅ぼし
誇らしげに帰還する勇姿に国民達が沸き立ち
パレードの壇上で国王から国民栄誉賞を頂いた後の彼女らのスピーチがこれだ…
1・2・3
「私たち、解散します。」
0132創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 00:58:32.73ID:Bziw2TZl
フタナリア「このビラビラと!」
ヘッポコ「もう、言うんじゃない!」
フタナリア「ヘッポコ様っ」
ヘッポコ「様のとか言うんじゃない!」
0133創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 02:41:13.59ID:Bziw2TZl
ヘッポコ「ごめん、フタナリア…」
フタナリア「いいんです、ヘッポコ様」
そう言うと、フタナリアはデカ◯◯をしごきながら、ヴ◯◯ナに自分の腕を入れた。
0134創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 03:04:44.94ID:wMaTsdNu
その様子を毛のない猿が見ていた
0135創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 03:26:57.65ID:3FCfKr9S
毛のない猿は魔王の魂を持っていた。
ヘッポコ「おい、アイツの?なんだっけ?お手玉??」
〜〜 〜 
毛のない猿「一番はじめは一の宮〜♪
二は日光東照宮(中禅寺)
三は佐倉の宗(惣五郎(讃岐の金比羅さん)佐倉の惣五郎
四は信濃の善光寺
五つ出雲の大社
六つ村々鎮守様
七つは成田の不動様
八つ八幡の八幡宮(大和の東大寺・法隆寺)
九つ高野の弘法さん(高野の高野山)
十で東京二重橋(所の氏神さん・東京泉岳寺・東京本願寺・東京招魂社)〜♪」
0136創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 03:30:35.22ID:3FCfKr9S
毛のない猿「これほど心願かけたのに
浪子の病は治らない
ごうごうごうと鳴る汽車は
武男と浪子の別れ汽車
二度と逢えない汽車の窓
鳴いて血を吐くほととぎす
武男が戦争に行くときは
白い真白いハンカチを
うちふり投げてねえあなた
早く帰ってちょうだいね〜 ♪」
0137創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 15:29:13.34ID:FNOUPs9M
ヘッポコたちは月の遺跡から魔導船を見つけた。
ケン「ヴァギナの大穴にあった魔導船よりデカイな」
ヘッポコ「よし、これに乗って地球に帰ろう」
船内に入ってみると、巨大な毛のない猿がいた。
0138創る名無しに見る名無し
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2019/07/10(水) 22:08:23.89ID:hMQk6AK+
ヘッポコ「アボミネーション!」
0139創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 01:06:10.74ID:OMnE2PBr
巨大な毛のない猿は、機械のような物にチンポを入れていた。
0140創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 02:35:15.30ID:C/6db4V3
毛のない猿は溶解して自滅した
毛のない猿「ああぁぁ…」ジュウウウウ
ヘッポコ「うわっキモ」
アナ「さっさとこんな所出よう」
ケン「どうやって動かすんだこれ」
ヘッポコ「これ入れたら動くんじゃね」
ケン「それ魔王の魂のかけらじゃねーかいつの間に持ってきたんだ」
ヘッポコ「なんか落ちてた」
ララ「それ操縦席に入れたら動くんじゃね」
ヘッポコ「どれどれ」
ヘッポコは魔王の魂のかけらを操縦席に入れた
0141創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:16:09.88ID:BNj6Y9J6
その瞬間ヘッポコの体が捻じ曲がりアナはアヘ顔で倒れララは失禁しながら消えケンは発狂して死んだ
ヘッポコ「おっ」ボキッ
アナ「イクうぅ」バタッ
ララ「あへぇ」スウゥ
ケン「ヘッポココココココ」パァン
0142創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:26:35.90ID:3JkYcaBh
フタナリア「あらら、大変でつ!」
慌てたフタナリアは4人を魔導船のメディカルマシンにいれた。
0143創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:32:08.60ID:s0Ch6YgH
クソフミ「お前旨そうだな食わせろ」
フタナリア「あああああああ!!」バキボキグチャッ
ロコ「なんだこれはっ!オエエエ!…あ」グチャッ
パズス「なんだ体が、あああ」
マオ「気持ちいいいい!ああああああん!」
ヴァギナ「潮吹きが止まらないのおおお!」
ハデス「あ、やべ屁が止まらん」
女神「あっ」ボキッ
妖魔ルイージ「あああああ!」

地球上の生物は消滅した
0144創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:36:37.70ID:B2uNFp43
神「そんな装備で大丈夫か?」
ヘッポコ「大丈夫だ、問題無い」
ヘッポコは天空の舞台から飛び降りると地上の悪魔達に戦いを挑む
ヘッポコ「ぐわあああああ!」
ヘッポコは死んだ
「神は言っている、ここで死ぬ運命では無いとー」
ヘッポコは再び天空の舞台に戻った
0145創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:43:45.62ID:yyUbwfTF
ヘッポコは革の服と木の盾と木の剣で出撃しようとしていた
神「そんな装備で大丈夫か?」
ヘッポコ「一番いいのを頼む」
ヘッポコは黄金の鎧と剣を装備して再び悪魔達を退治しに行った
0146創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 04:50:29.95ID:JY3wNFwj
しかし黄金の鎧は10秒稼働制限があり制限時間を過ぎると魔力が暴走し心滅獣神と化してしまうのだ
ヘッポコ「うわあああああ!」
ヘッポコは心滅獣神と化してしまった
心滅獣神ヘッポコ「グルルル…」
ヌルスケ「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
0147創る名無しに見る名無し
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2019/07/11(木) 04:54:40.45ID:seRlu0NY
ヘッポコ「ウワアアアア!」
ヌルスケ「ブ ッ 生 き 返 す」
ヘッポコ「ああああああ!」
ヘッポコは口から火を吐いた
ヌルスケ「あっつ!」
ヌルスケはヘッポコに切りかかった
ヘッポコ「ウワアアアア!!!!」
ヘッポコはもとに戻った
0148創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 05:04:51.80ID:6cXasoae
ヘッポコは気が付くと魔王城(別荘)で寝ていた
ヘッポコ「ここは?」
マオ「やっと気がついたか」
ヘッポコ「俺は一体…?」
マオ「お前は城の前で倒れてたぞ」
ヘッポコ「ああ、そういや飯食ってなかったな」
では早速妖魔ルイージがいるヴァギナの穴へ行ってこい
ヘッポコはヴァギナの穴へ転送された
0149創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 05:09:17.37ID:Jn94Dnjm
マオ「転送魔法使うと服も転送されるのは体が大人になっても変わってないのか…へくちっ」
執事「魔力は幼女のままですからな」
0150創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 05:17:35.21ID:LV4CXrlU
ヘッポコ「うわああああああ」バキボキグチャッ
ヘッポコはグチャグチャになってヴァギナの穴についた
ヘッポコ「」
ケン「うわぁミンチよりひでぇや」
ヌルスケ「今直してやる」
ヘッポコはヌルスケの治癒魔法により復活した
ヘッポコ「いやー死ぬかと思ったわ」
アナ「さっきまで死んでたけどね」
ヘッポコ「そういやお前ずっとアナの背後にいるな」
ララ「呪縛霊なので離れられないんですぅ…」
ヘッポコ「さて、行くか」
ヌルスケ「おう」
一同はヴァギナの穴の地下に向かった
0151創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/11(木) 05:39:50.50ID:y+lkcuc7
「あんっ」
ヘッポコ「ん?なんだ?」
ゴゴゴゴゴゴ
妹邪神ヴァギナ「勝手にうちのアソコに入らないでよ〜」
ヘッポコ「お前は倒したはずじゃ」
妹邪神ヴァギナ「あああれは姉貴でうちは妹」
ヘッポコ「ややこしいな」
ヌルスケ「お前の中に魔王の魂が封印されていると聞いたが」
妹邪神ヴァギナ「誰かが勝手にうちのアソコに置いてきちゃっておかげで痒いのなんの」
ヌルスケ「それを取りに来たんだが入れてくれないだろうか」
妹邪神ヴァギナ「あれ取ってくれるの?それなら入ってよし」クパァ
ヌルスケ「いいのか」
妹邪神ヴァギナ「優しくしてね///」
ヘッポコ「やかましいわ 行くぞ」
一同「おう!」
ヘッポコ達はヴァギナの穴の地下へと向かった
0153創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/12(金) 01:23:08.59ID:pFoKO1N3
                           __,,:::========:::,,__
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0154創る名無しに見る名無し
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2019/07/12(金) 01:37:23.09ID:MsrMLXn9
ケン「でも良く滑るな…気をつけろよ」
ヘッポコ「ヌルヌルやんけ」
そうこうしながらヘッポコ一行は妹ヴァギナの最深部にたどり着いた。
そこには一軒の飲み屋らしき建物があった。
0156創る名無しに見る名無し
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2019/07/12(金) 23:00:39.44ID:sC0ntRhs
【ヘッポコ】
ある日ゼウスに召喚され勇者となった少年。重力魔法『ボッシュート』を使う。妖魔ルイージに執拗に命を狙われている。
【ヌルスケ】
不思議なメダルの収集家。メダル王に授かった力で不思議な力や不老不死などを手にしている 。
【ケン・リュックマン】
擬人化する謎の武器『ルシール』(有刺鉄線を巻き付けたバット)を手にした顔がリュックの亜人。ヘッポコの親友。
【アナ】
デーモン族の娘でマセガキ。呪文『ウロタトモカーオ』(芸術的爆発地獄)を習得したがっている。 ヘッポコの友達。
【ララ】
魔族の娘で妖婆の孫。妖婆の実験で肉体を失い魂だけの存在となった。
現在は呪縛霊となってアナの背後霊となっている。幽霊が怖い。ヘッポコの友達。
【マオ】
魔王の娘。魔王城(別荘)に住む高飛車な幼女だったがヘッポコのカックカクの舞により大人の体に成長したがもとに戻れずそのまま過ごすことに。
精神は幼女のままである。転送術を使う。
【執事】
魔王の元幹部でありマオの世話役。
諜報部長でもあり情報収集、戦闘の達人で魔術に詳しい。
【Dr.ユズコ】
時空の穴から落ちてきた来た記憶喪失の魔法少女。記憶を探す旅をしている。
空間湾曲魔法『セイクリッド・テラ・ボッシュート』を使う。ヘッポコの事が気になっている。
【ジョーマ】
大魔王。マオの大祖父にあたる。
ヘッポコに倒され死亡した
【魔王】
魔界の王。マオの父。ルイージに肉体を乗っ取られた。
【妖婆】
この世の再構築を図る魔族の老婆 。不老不死を手にいれ、再びこの世の覇権を手にいれようと企むがルイージに吸収された。
【妖魔みさくら】
みさくら後で話す妖魔。常に発情している。ルイージに吸収される。
【妖魔ルイージ】
あらゆる悪の力を吸収したルイージの姿。もはやヘッポコ以外眼中に無い獣。元々はキノコ王国の配管工だったがウイルスに感染し悪の化身と化した。兄がいる。
【女神】
美しい姿の神。ヘッポコに進むべき道を助言するが、その真意は…。
【邪神ヴァギナ】
魔王の魂を封印した穴(自身の膣)を大地に突き出した太古の巨神。ショッキリ神社の力を借りたヘッポコのテラボッシュートで倒される。
【妹邪神ヴァギナ】
ヴァギナの妹。姉が倒されたため代わりに魔王の魂を守っている巨神。ヘッポコ達には好意的。
【冥王ハデス】
冥府の支配者。死者の国の神。好戦的で戦闘狂。ゼウス、魔王と三つ巴の力を持つ。
【ゼウス】
天界の頂点にたつ全知全能の神。魔界とは不可侵条約を結び平和を作る。
【ロコ】
ゼウスの孫。美形の少年。
0158創る名無しに見る名無し
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2019/07/13(土) 01:54:44.20ID:01tPrL6u
>>157
妄想?違います
0159創る名無しに見る名無し
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2019/07/13(土) 09:55:40.29ID:kCSglt6E
ヘッポコは潰れた飲み屋を改装した。
そして、ヘッポコヴァギナがオープンした。
0160創る名無しに見る名無し
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2019/07/13(土) 12:35:20.96ID:SROadgJ8
すぐ潰れた。いや、そもそも店舗の体をなしていなかった。

ヘッポコ「はっ、もう薬の効果が切れたのか」

彼は懐から紙の包みを取り出すとそれを広げ
中の白い粉を同封されていたガラス管で吸引し始めた。
0161創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/13(土) 14:52:16.88ID:TXwgCwbB
オープンから数ヶ月、飲み屋は繁盛していた。
そこは人間と魔物がいがみ合うこともなく、仲良く楽しめるオアシスとして評判だった。
ヘッポコ「これだよこれ!俺が目指していたのは!」
0162創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/13(土) 15:05:40.55ID:cRmzj1X8
店が繁盛する様子を陰険な6本足が見ていた。
奴は糞だらけの寝床や食事などの酷い生活を呪っている。
そして人間に対して、その下からねめつけるような恨みがましい目を向けている。
そのくせ、奴は決して糞を食べるのを止めようとはしないのだ。
0163創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/14(日) 04:42:10.17ID:G3geQNUA
しかし、この陰険な6本足こそがヘッポコ・デ・ノコッタ本人であり

繁盛しているヘッポコヴァキナの店長は6本足だったのだ。

ヘッポコ「ウンコムシャムシャ」

そうすべては偽り、ヘッポコが生み出した夢幻だ。
0164創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/14(日) 12:37:35.78ID:uGPVtN7O
【ヘッポコ・ヴァギナ】

店長:ヘッポコ・ノ・コッタ
ウエイトレス:アナ、ララ、フタナリア
コック:ケン・リュックマン
0165創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/14(日) 14:45:45.47ID:5CkurazH
暫くすると酒場の客層が変わっていた。
なんと6本足に占領されていたのだ。
6本足「ギャギャ!」
ヘッポコ「これはダメかもわからんね」
6本足「ギャギャギャ!」
0166創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/14(日) 23:04:10.73ID:zuc4v5Ms
ヘッポコ「右手からメラゾーマ!(右手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「左手からメラゾーマ!(左手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「合体魔法メラガイアー!!!(合わせて八万馬力となった屁を六本足めがけて放つ)」
6本足「ギャギャギャギャ!!!???」
0167創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/15(月) 02:01:10.77ID:fdfqnhom
6本足はあまりの臭さにそのまま死んだ
ヘッポコ「おっおっおぉぉ…」ビクンビクン
ヘッポコは放屁し過ぎてアヘ顔で痙攣している
ケン「起きんけワレ!」ボコォ
ケンはルシールでヘッポコの頭を殴った
ヘッポコ「んっほおおおおぉおぉおお!…はっ!」
ヌルスケ「気が付いたかヘッポコよ」
ヘッポコ「ここは…?ああ俺の居酒屋か」
ケン「店潰れてるけどどうするよ」
ヘッポコ「ここは諦めて魔王の魂を探しに行こう」
ヘッポコ達はヴァギナの穴の奥へと進む
0168創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/15(月) 03:01:33.12ID:n5Wa9KQb
ヘッポコ「でもさあ〜ここってヴァギナの地下10階くらいだろ?探索の拠点に丁度良かったんだよなぁ」
ケン「しかたねえよ、あんな6本足がウヨウヨ居たんじゃ臭くてたまんねーし」
ヘッポコ「まあ何とかなるか、先に進めば便利な物がありそうだしね」
ケン「そう言うこと!」
そして一行はヴァギナの大穴、地下第11層に降りて行った。
0169創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/15(月) 04:20:58.04ID:4hdLp6mf
〜妹ヴァギナの大穴第11層〜

暗闇の中を一人の冒険者らしき男がフラフラと歩いていた。松明に照らされたその男の顔を見た全員が息を呑んだか、呻き声を上げた。
ヌルスケだった。
自慢の顎髭は、元が白であったことが判別できぬほど黒ずんでいた。所々に固まった血がこびりつき、髭を汚らしく縺れさせている。
灰色の地味な服にも血の斑点が撒き散らされていた。それが魔物の返り血なのか、自分のものであるのかは判らなかったが、服の破れ目を見る限り少なくとも半分以上はヌルスケ自身の血であろうと思われた。
頭部にも手酷い傷を受けたらしく、薄くなった髪がベッタリと血に固められている。ただ、傷は薬草で治療したのか、見て取ることはできなかった。
その姿は、魔物に村を滅ぼされた避難民の、物乞いと見紛うばかりのみすぼらしさと痛ましさだった。
だが、物乞いとは決定的に違うところがヌルスケにはあった。
それは、目だった。何かに憑かれているような、異様な目線だ。
鋭く、鋭気に溢れてはいるが、どこかが醒めている。
一瞬視線を交わしたヘッポコの背に、ぞくりと怖気が這い上がってきた。頭部の傷の後遺症で、ヌルスケはすでに正気を失っているのではないかと思ったほどだ。
0170創る名無しに見る名無し
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2019/07/15(月) 04:37:23.06ID:4hdLp6mf
満身創痍のヌルスケは、しっかりとした足取りで滑る足場の上を歩き始めた。
近づいてくるヌルスケを見つめながら、ヘッポコたちは一言も発せずにいた。
確かにこれはヌルスケだ。それは間違いない。
だが、どこかに違和感があった。あの目は何かがおかしい。
「おお、親愛なるロトの勇者ヘッポコ殿、大変な報告がございます。アリアハンの存亡をかけた、大事なお知らせです。どうかお耳を、お耳をーーー」
道化の口上を思わせる節で、ヌルスケはスタスタと歩いてくる。
「おい、止まれ!」
ヌルスケの様子に尋常ならざるものを感じ取り、ケンは命令口調で言った。が、それを無視してヌルスケはそのまま歩き続けている。
その不気味さに、アナはヒステリックに叫んだ。
「誰か、その男を止めて!それ以上近づけないで!」
0171創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/15(月) 05:26:28.90ID:4hdLp6mf
アナの叫びを受けて、ケンは釘バットを構え、フタナリアはサーベルを引き抜いてヌルスケの進路を塞ぐように交差させた。
しかし、研ぎ澄まされた刃を見ても、ヌルスケは一向に臆した風ではなかった。
「何のつもりでございましょうか、勇者殿。私の躰に刃が吸い込まれる様をお望みですかな。ならばお見せしましょうぞ。その後で二人でゆっくり話しましょう」
「きゃあぁぁ!」
恐怖に駆られたララが絶叫したのと、不意にヌルスケが走り出したのは同時だった。
それも交差したバットとサーベルに向かってだ。
ずんぐりした初老の男とは思えぬ、凄まじい加速だった。
ケンとフタナリアがそれと気づく前に、サーベルの刃はヌルスケの喉を切り裂き、バットは首をえぐっていた。
首が切断されなかったのは、勢いに押されて武器の交差が外れたためだ。だが、刃は確実に頚動脈に届いていた。
「うっ」
「な、何を!」
驚愕したケンとフタナリアはサーベルとバットを引き抜く。
だが、血は一滴も吹き出さなかった。
そして、致命傷を受けた筈のヌルスケも倒れなかった。
爛々と光る目が声も出ないヘッポコを凝視していた。
「ご満足頂けましたかな」
喉の傷口から空気が漏れ、シュウシュウと掠れた声でヌルスケは優しく囁いた。
「では、私の用件をばーーー」
ニタリと笑いながら、ヌルスケは両手でミリミリと首の傷を引き裂き始めた。
0172創る名無しに見る名無し
垢版 |
2019/07/15(月) 05:49:39.56ID:sG2R57pD
ヘッポコ達はヌルスケのようなものを突き飛ばすと、地下12階に降りて行った。
0173創る名無しに見る名無し
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2019/07/15(月) 18:00:19.41ID:oQhqxAcN
ヌルスケが12層に降りてきた。
先程よりもスピードが速くなっている。
ヘッポコ「ひいぃ!」
0174創る名無しに見る名無し
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2019/07/16(火) 01:06:04.32ID:AGkLmzB8
ヘッポコとケン、フタナリアが三方に散り、そしてララとアナは後方に飛んだ。それと同時にヌルスケだったものは自らの頭部を引きちぎった。
第十二層のホールは、怒号飛び交う叫喚の坩堝と化していた。
そいつ――ヌルスケどころか、もはや人間とすら呼べぬ怪生物が自らの首を引き剥がす凄惨な光景を目の当たりにして、アナとララは脱糞していた。
この状況下で冷静に行動に移ったのはケンとフタナリア、それにヘッポコの三人だけだった。
首から上を失ったそいつは、何事もなかったようにホールの中央に立っていた。
ヌルスケの生首は、その胸の前に両手でられている。
信じられぬ怪力でむしり取られたため、ピンク色の筋肉が伸びきって千切れ、顎下の断面からだらし無くぶら下がっている。が、サーベルに首筋を切り裂かれた時と同じく、出血は全く見られない。
ギラついた目を見開いたまま、ヌルスケの生首は笑みをへばりつかせていた。まるで、胴と離れてしまったのが嬉しくて仕方ないというというような、狂気に満ちた表情だ。
「どいて!燃やしてやる!」
混乱状態から復活したララが後方から叫んだ。その叫びにアナも立ち直り、慌てて攻撃呪文の詠唱準備に入った。
0175創る名無しに見る名無し
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2019/07/16(火) 03:58:42.18ID:KGf+vaA4
「んほおおおおおおおおお!」ドカドカドカ
洞窟の奥から甲高い鳴き声が近づいてくる
ケン「この声は!?」
ヘッポコ「あいつか!」
妖魔ルイージ「寝てるのぉおおに邪魔しゅるやちゅはられらぁあああ あぉぁあああ あぉぁあああ あぉぁ あ!」
ヌルスケ「お前は…?」
妖魔ルイージ「お゙ぉおォおん前かぁあああ あぉぁあああ あぉぁあああ あぉぁあああ あぉぁあああ あぉ!食うぞお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!」
ヌルスケはルイージに食われた
妖魔ルイージ「次はお゙ぉおォおん前らヘッポコお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!」ドカドカドカ
ルイージはアヘ顔でヘッポコの方に向かう
0176創る名無しに見る名無し
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2019/07/16(火) 04:54:45.13ID:IJxkZ5Oz
アナ「ウロタトモ…」
ケン「おい!それはまだ不完全だ自爆するぞ!」
その時激しい地響きと共に時空の穴から魔法少女が落ちてきた
少女の尻がヘッポコの頭にダイレクトヒットし首が折れた
「きゃああああああ!」
ヘッポコ「へぶらっ!」ゴキッ
アナ「ユズコさん!?」
ユズコ「痛てて…あっ!」
ルイージはユズコに襲いかかる
妖魔ルイージ「うお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!邪魔しゅるにゃぁあああ あぉぁあああ あぉぁあぉあああ あぉぁあああ あぉ!」
ユズコ「精霊よ我に力を…テラ・ボッシュート・レクイエム!」
妖魔ルイージ「んほおおおおおおおおおお!」
ルイージは湾曲空間に巻き込まれ別次元へと飛ばされた
ケン「助かったぜ…」
アナ「ありがとうユズさん でもヘッポコが」
ユズコ「治しとく」
ユズコはヘッポコを治癒魔法で治した
ヘッポコ「はっ!あいつは!?」
ユズコ「もう大丈夫 しばらくは追ってこない」
ヘッポコ「あんたは…?」
ユズコ「魔王が復活する…急いだ方かいい…」
ヘッポコ「お、おう」
ユズコ「じゃあ…ユズは行くから…また…」
ユズコは何処かへ行ってしまった
アナ「ユズさん!行っちゃった」
ケン「神出鬼没だな」
ヘッポコ「魔王の魂は13層にあるみたいだ降りよう」
ヘッポコ達は13層へと降りていった
0178創る名無しに見る名無し
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2019/07/16(火) 12:18:17.00ID:kz7XZEcW
妹ヴァギナの穴13層
妹ヴァギナ「あんっあんっ」ビクンビクン
ヘッポコ「おい暴れんな進めねーじゃねぇか」
0179創る名無しに見る名無し
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2019/07/16(火) 23:23:56.74ID:CJYEpo5l
奥から黒い小人のようなモノが現れた。
黒い卵子「よくここまで来れたな。だけど、こっから先は通さないよ」
ヘッポコ「何だオマエは!?」
黒い卵子「ふふん、この階を守るものだ」
ケン「こんな奴、さっさと倒しちまおうぜっ」
黒い卵子「ナメてるだろ?オマエ」
0180創る名無しに見る名無し
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2019/07/17(水) 03:25:00.27ID:kTqS2gLP
フタナリア「隙ありっ!」
ヒュン
目にも止まらぬ速さでフタナリアは黒卵子を真っ二つに切り裂いた。
だが、しかし!切り裂かれた黒い卵子は二つに分裂した。
黒い卵子「隙あり!じゃなくてさ」
0181創る名無しに見る名無し
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2019/07/17(水) 03:27:40.71ID:kTqS2gLP
ケン「コイツは面倒な相手かも知れないな」
黒い卵子「面倒?馬鹿かオマエは…まだ勝つ気でいるの?」
0182創る名無しに見る名無し
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2019/07/17(水) 18:35:11.52ID:garMHHdE
ヘッポコ「ボッシュート!」
ララ「メラメーラ!」
アナ「ズガドーン!」
フタナリア「PKソードβ!」
ケン「タコ殴り!」
メキメキコンッドドドドッシュバババッドゴッ!!!
黒い卵子「くうぉおぉあぁ!!」
ヘッポコ「や、やったか!?」
ケン「ダメだ、対して効いてねぇ!」
黒い卵子「あらら、500匹くらいの私が蒸発しちゃったよ。まぁ、あと2兆匹くらい残ってるんだけどねw」
ヘッポコ「なにぃ!?」
0183創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 00:30:05.62ID:RFMXW7Qt
ヘッポコ「右手からメラゾーマ!(右手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「左手からベギラゴン!(左手に四万馬力の屁を圧縮する)」
ヘッポコ「そして尻からイオナズン!(尻に四万馬力の屁をチャージする)」
ヘッポコ「三身合体魔法・爆熱火炎メギナズン!!!(合わせて十二万馬力となった屁を黒い卵子めがけて解放する)」
黒い卵子「なにぃぃぃぃ!!!???」
0184創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 00:35:39.82ID:x7te0GSi
黒い卵子「くうぉおぉあぁ!!」
ヘッポコ「や、やったか!?」
ケン「ダメだ、対して効いてねぇ!」
黒い卵子「あらら、50匹くらいの私が蒸発しちゃったよ。まぁ、あと2兆匹くらい残ってるんだけどねw」
ヘッポコ「・・・」
0185創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 02:00:13.65ID:F90OeSug
ヘッポコは静かに両手を構えた
ヘッポコ「ギガ・ボッシュート!」
あたり一面が炎の海と化し黒い卵子達は焼き払われた
黒い卵子「あらら後20兆匹ぐらいいるけどね」
ケン「キリがねぇな」
アナ「ウロタトモカーオ!」
ケン「それは!うわっ!」
芸術的爆発によりヴァギナの穴が崩壊した
妹ヴァギナ「んっほおおおおお!」
0186創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 02:16:19.17ID:FTlYTkFv
ヘッポコ達は妹ヴァギナの潮吹きで外に飛ばされた
ヘッポコ「ひどい目にあった」
ララ「あっ!あそこに魔王の魂が!」
0188創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 02:36:53.45ID:xZZAXSvf
妖魔ルイージは一見巨乳美少女に見えるが頭から半分ルイージの顔が出ており左腕からは老婆の顔が覗き、左腕は魔王の腕になっていた。
半分妖魔みさくらに精神が乗っ取られておりルイージと共存している状態であるが理性を失っておりただの獣と化している。
0190創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 13:10:59.77ID:x7te0GSi
その時、呪文の詠唱が聞こえてきた。
呪文の最後の一節が発されたその時、ルイージが動いたかに見えた。
次の瞬間、ヘッポコの視界が黄白色の閃光に染まった。
続いて熱風がルイージの立っている場所から吹き付けてくる。
地の底の業火が噴き上がったかの如くに、直径6メートルばかりの炎の渦がルイージを包み込んでいた。
芸術的な高熱の炎を生じさせるウロタトモカーオの下位呪文・トモカーオだった。
人間程度の大きさの生物なら即座に回避行動を取らない限り、ものの数秒で肉体を炭化させるだけの燃焼エネルギーを有している。
アナが最も得意とし、好んで用いる呪文だった。
赤、青、黄色と変化する炎が、ルイージを中心に爆発しながら回転していた。
文字通り、渦そのものだった。
自ら周囲の空気を取り込み、加速的に燃焼力を高めていく生きた炎だ。
発火して約3秒、ルイージはまだ炎の外に飛び出して来ない。
このまま火炎の有効範囲に留まり続けていれば、恐らくはあと数秒でルイージの肉体は半ば消し炭と化すだろう。
そうなっては、奴の正体が何であれ生命を維持できるとは考えられない。
アナはすでに勝ち誇った笑みを浮かべていた。
0191創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 15:05:09.98ID:pVht9ghu
妖魔ルイージ「んほおおおお!ヘッポコおおおおお!」
0193創る名無しに見る名無し
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2019/07/18(木) 17:58:41.92ID:TnuYL6JF
妖魔ルイージ「暗黒の永劫…
我らは再びこの世界を支配し
暗黒の下に返さん…」
ルイージは動かなくなった。
0194創る名無しに見る名無し
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2019/07/19(金) 02:16:50.59ID:Og0upI3N
しかしその刹那、炎の中のルイージが揺らめいた。
ハッとたじろくアナに向かって、炎の壁を突き破って何か小さなものが飛び出した。
煙の尾を引きながら宙を飛ぶそれは、皮膚がただれてめくれ上がり、眼球は熱で白く濁りながらもなお笑い続けているヌルスケの生首だった。
炭化した妖魔ルイージの躰を破り現れた、首なしのヌルスケが投げつけたのだ。
アナは短い悲鳴を上げて突っ伏した。その上を生首かなりの速度で通過し、立ち竦むヘッポコの前に落下する。
その間に、ヌルスケ本体は炎の中から抜け出していた。
そして、トモカーオの爆炎の渦が消失し、芸術的爆発の呪文効果の持続時間は切れた。
半ば炭のようなヌルスケが、身動ぎする度に、炭化した皮膚がポロポロと剥がれ落ちる。
まるで、漆黒の羽根を持つ巨大な蛾が、そこで鱗粉を撒き散らしているかのようだ。
0195創る名無しに見る名無し
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2019/07/19(金) 02:58:29.45ID:Og0upI3N
「ルッシール!雷!ルッシール!雷!」
低い詠唱と共に。空気の揺れる音が響いた。
野球のバッター特有の韻律を踏んだ、太く唸るようなスウィングだ。
ケンの素振りが複雑な軌道を滑らかに描く。そして、バットをヌルスケに向けた瞬間!釘バットに雷が落ち、ケンは痙攣した。
同時に、雷に撃たれたバットは人型ルシールに変形し、ヌルスケの脳天に2、3度フルスイングの打撃を撃ち込んだ。
ヌルスケは微かに身震いすると、攻撃が効いたのか背中から倒れた。
濡れた雑巾を叩きつけたような音が響いた。炭化した細胞が黒煙のように舞い上がり、ヌルスケの姿を包み隠す。
数秒後に粉塵が薄れて時には、ヌルスケはもう動いていなかった。
トモカーオとルシールの洗礼を受け、さしもの化物もどうやら絶命してらしい。
静寂が訪れた。
ヘッポコは焦げた屍にゆっくりと近づいた。
熱で縮んだのか、もともと小さなヌルスケの肉体が更に矮小になっていた。
衣服は完全に燃え尽き、ほとんど全身の皮膚を焼きこがされたそれは、あちらこちらから生焼けの白く崩れたにくを
0196創る名無しに見る名無し
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2019/07/19(金) 03:00:01.55ID:Og0upI3N
覗かせている。
指などは白骨化したらしく、手足はただの棒のようだ。
0197創る名無しに見る名無し
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2019/07/19(金) 12:16:22.73ID:a4Gv3/Oa
ヘッポコ「ヌルスケさんこんにちわ!」
ヌルスケ「…死ーん」
0198創る名無しに見る名無し
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2019/07/21(日) 03:15:56.02ID:g7/9rNPk
死体の前まで来たヘッポコは、しゃがんでそれを調べようとした。ヌルスケを模したこの生物の正体を確かめたかったのだ。
だか、ヘッポコはその動作を途中で止めた。
こいつはヌルスケに化けていたのではない。確かに、本物のヌルスケだったのだ。それが操られていたとなるとーーー。
遅まきながら、屍から発散する強烈な殺気にヘッポコは気づいた。すぐさま、あらん限りのバネを生かして後方に跳び退る。
その瞬間、死体の腹がばくりと割れた。そこからヘッポコを追うように、滑りを持った緑色の鞭のようなものが繰り出される。
鞭の先端には、長い六本の指があった。
「ちいっ」
ヘッポコは自分の迂闊さに舌打ちした。死んだように見えたとは言え、手の内の読めぬ魔物に無警戒に接近し過ぎた。
ヘッポコが後退する速度より速く、緑の欄触手が顔面目がけて伸びてくる。
体勢を立て直している暇はなかった。無理な姿勢から、ヘッポコはギガ・ボッシュートを唱えた。
0199創る名無しに見る名無し
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2019/07/22(月) 01:20:59.22ID:tlUTsqEL
あたり一面が焦土と化し、ヌルスケのようなものは灰と化した
ヘッポコ「やっと終わったか…」
「おーい」
ヘッポコ「あれは…」
ヌルスケ「何だこりゃひどいなぁ…って俺じゃねぇか!」
ヘッポコ「お前は妖魔に食われたはずじゃ?」
ヌルスケ「食われたのは分身だな」
ヘッポコ「は?」
ヌルスケ「泥人形で作った分身忍法さ」
ケン「は?」
ヌルスケ「俺はゲルマン忍者の末裔なんだ知らなかったか?」
ヘッポコ「じゃあなんで襲ってきたんだ?」
ヌルスケ「恐らくルイージの妖術だろう 俺の偽物でヘッポコ達を襲わせていたのさ」
ヘッポコ「まわりくどい事すんなあこいつ」
0200創る名無しに見る名無し
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2019/07/22(月) 01:33:36.11ID:uY2cbIxM
ヌルスケ「まだルイージは死んでない」
ヘッポコ「え」
ルイージは黒い影となって復活した
ルイージ「ヘッポコ…ヘッポコ……」
ヘッポコ「魂だけになってもまだ生きてるのかしつこいな」
ヌルスケ「奴は魔王の魂と一つになるぞ!」
ルイージ「んほおおおおおおおおおおん!!」
ルイージは大魔王として復活した
大魔王ルイージ「ヘッポコ…(ざわ……ざわ………)Fuck You ぶち殺すぞ・・・・ ゴミめら・・・・!…(ざわ……ざわ………)」
0201創る名無しに見る名無し
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2019/07/22(月) 22:35:38.02ID:hLeUo9+9
ヘッポコ「馬鹿め、それは魔王の魂じゃないぞ!馬の糞だ」
ルイージ「何だと!?」
ヘッポコ「ホンモノはコッチだよ」
0202創る名無しに見る名無し
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2019/07/22(月) 22:48:56.06ID:ddOOvtdQ
大魔王ルイージ「まずは金についての質問に答える…!
 金は言葉の通り『ご自由に』だ…!
 星を買うなりカードを買うなりケツを拭くなり好きにしろっ…!
 カードの『破棄』は認めんが『売買』は認めている…!
 金を渡したのはすなわち『売買』の肯定っ…!
 そして、こちらは売買の対象も金額も指定していない…!
 つまり、何をいくらで売買するかはお前らが勝手に決めろということだっ…!
 とどのつまり0円…つまり星やカードを『譲渡』するのだってありだっ…!
 金に関する質問の答えは以上…!

 もう一つの質問は、負けた場合どうなるかだったな…!
 負けた者は、ある地下都市の建設に関わることになるっ…!
 一応給料は出るし給料を貯めれば外出できたりする制度もあるが、労働環境は極めて劣悪だ…!
 途中でくたばる者も多いし、五体満足でシャバに戻れる可能性は薄いのは確かだ…!
 これはお前らの今後の人生を賭けたギャンブルなのだ!余興のゲームではないっ…!
 せいぜい負けないよう力を尽くせっ…!

 他にも質問があるかもしれんが、もう時間がないっ…!
 後は開始後にその辺の黒服にでも聞くがいい……!」

大魔王ルイージは魂を融合させたショックで錯乱しているようだ。
ヘッポコ「完全に滅ぼすチャンスかもしれんな」
0203創る名無しに見る名無し
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2019/07/23(火) 02:29:57.04ID:a9BkigSo
ケン「錯乱にしちゃ長すぎるぜ、ヒゲのおっさん!」
ドゴッ!
だらだらと意味不な事を喋っていたルイージの脳天にルシールが振り下ろされた。
ルシール「か、か、か、かぺ!?」
0204創る名無しに見る名無し
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2019/07/23(火) 03:00:53.86ID:73Ov7ovA
ケンの強烈な打撃により、ルイージの頭頂部にぶくりと鮮やかなピンク色の肉腫が盛り上がり始めた。
肉腫は見る間に膨れ上がり、ルイージの頭部から溢れ出てくる。それはあたかも、新たな肉体が再生していくかのような光景だった。
その直後、肉腫の内部から粘液に塗れた二本の腕が飛び出してきた。
天に向かって突き出した二本の腕は、ぐねりと曲がるとルイージのものだった頭部に掌に当たる部分を置いた。
そして指に力を込め、本体であるルイージの頭部から這い出ようとしている。
粘液まみれの腕を生やした肉腫が身をよじる度に、ずるり、ずるりとそいつが這い出してくる。
その姿を何と表現したら良いのだろう。
一番近いと思われるのは、生物を袋に見立てて、裏返しにした状態だろうか。
内臓の内側の粘膜や剥き出しの肉壁を連想させる、思わず吐き気の込み上げてくるような外見の表皮に全身を包まれているのだ。
しかし、ヘッポコが知っているどんな生物とも、そいつは似てはいなかった。生物と呼ぶにはあまりにも、そいつは歪で、禍々しすぎた。
ヌルスケは床に伏したまま、起き上がるのも忘れて惚けたのはようにこの怪物を見つめていた。ケンですら、血の気の引いた顔から表情が消えている。
0205創る名無しに見る名無し
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2019/07/23(火) 03:10:05.28ID:PhU5QMj3
そいつはルイージの頭部からスルスルと抜け落ちて来た。
「ぎゃぎゃ!」
顔はルイージで、身体は皮膚が裏返ったような8本足の生物が立っていた。
0206創る名無しに見る名無し
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2019/07/23(火) 18:36:58.07ID:CxM8GYWc
寒いのか8本足は震えている。
0207創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 01:42:22.03ID:t00n33ly
魔獣ルイージ「ヘッポコォ…ギャギャギャ!」
ヘッポコ「うわっこいつこんな姿になってもまだ生きてるのかよキモッ」
六本足は顔がルイージになっていた
魔獣ルイージ「やあ、ヘッポコ君元気かい?ヘッポコォ…んほおおおお!おぉんおおんおぉん!!」
ヘッポコ「うるせぇ!」
ヘッポコは剣をルイージに突き立てた
ガキン!
ヘッポコ「何っ?!こいつ超硬てぇ…」
魔獣ルイージ「うお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!ヘッポコお゙ぉおォおんお゙ぉおォおんお゙ぉおォおん!殺しゅうううう!」
0208創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 01:49:39.45ID:tW65HoPt
ヌルスケ「ヘッポコ!離れろ!」
ヌルスケは構えた
ヌルスケ「ゲルマン忍法、雲隠れ!」
ヘッポコ達は竜巻と共にオアシスに飛ばされた
0209創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 03:16:17.70ID:hNu46oxx
しかし、竜巻に飲まれたルイージも一緒にオアシスに飛ばされてしまった。
ルイージは全身を震わせて哭いた。ガラス板を鋭い刃先で擦る音ににた、背筋に悪寒を走らせる哭き声だった。
妖獣、という名が最も相応しいと、ヘッポコはその時思った。
そうするうちにも、そいつは今にも弾けそうに巨大に膨れ続けている。既にそれが潜り込んでいたルイージの躰と同じか、それ以上の大きさにまで成長していた。
明らかに、この妖獣は驚異的なスピードで肉体を増殖させ、打撃や呪文によるダメージから回復しつつあるのだ。
殺るなら今しかねぇと、ヘッポコは心の中で叫んでいた。
例えるなら、今の奴は無防備な脱皮の最中だった。ルイージの躰と六本の足が邪魔で、思うように身動きが取れない状態なのだ。
他に攻撃に移れそうな者はオアシスにはいなかった。アナやララも呪文効果を呼び起こすための精神集中を即座に行なえるほど、動揺から立ち直ってはいないだろう。
ヘッポコは砂の地面を蹴った。そして妖獣ルイージを回りこむように走り出す。
それに呼応して妖獣の手足がふらりと持ち上がり、ヘッポコの動きを追い始める。その様子を見る限り、この化物の知覚能力は極めて高い。
妖獣ルイージの周囲を駆けながら、ヘッポコは策を考えていた。見かけからは想像もできないほど、こいつの動きは速い。
0210創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 06:09:47.12ID:rle7RaFg
ヌルスケ「おっとルイージまで一緒に連れてきてしまったようだすまんすまん」
ヘッポコ「すまんすまんじゃねぇよ!」
アナ「もう魔力がないよ〜」
ララ「もう死にそうです〜」
ケン「お前は既に死んでるけどな」
ヌルスケ「こうなれば仕方ない ゲルマン忍法、火遁の術!」
魔獣ルイージ「んっほおおおおおおおおおおん!」
ルイージは火だるまになった
0211創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 07:43:28.69ID:rle7RaFg
ヘッポコ「おっ意外とうまいなこれ」
ケン「六本足って食えるのか…」
ヌルスケ「意外とイケるぞ」
0212創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 13:52:02.38ID:JuSu0Ff/
老人「待て待て待て!お前らあれ食ったんかい!?」
ヌルスケ「ご安心ください、ちゃんと焼いてから食べました」
老人「えげつなー。いやいや、そう言う事ちゃうねん」
ヘッポコ「何慌ててんだよ爺さん」
老人「お前らアレの状態知っとるんか?宇宙ヘルペスやぞ」
ケン「ブーーーーーッ!」
老人「あんなもん切り刻んでも分裂して増殖するで、お前らの腹破って来るかも知らんぞ」
0213創る名無しに見る名無し
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2019/07/24(水) 18:19:26.88ID:lfAyaEOQ
ヘッポコ「大丈夫さ、もう消化した」
老人「えげつなー」
0214創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 00:25:06.39ID:7WQa1i1K
とはいえ少しは心配だったので正露丸を買いに行くことにした。
0215創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 01:13:24.59ID:0iDDjgYN
女神「まーだ生きてたの?はいヤクルト没収成仏してね」
老人は聖なる光でアヘ顔で昇天した
老人「おおおおおおおお!……あっ」ドクン
老人「えっ…えげつなー…」バタッ
老人はそのママ息絶えた
0216創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 02:47:02.80ID:0ZwLTHVq
アナ「魔物も倒したし水浴びでもしよっか」
ララ「そうですね」
ヘッポコ「じゃあ俺も」
アナ「あんたはあっち向いてて」
ヘッポコ「お前らの貧相なヌードとか興味ねぇよ」
ララ「あんたたちは食べ物なんか探してきて!」
ヘッポコ「へいへい」
ヘッポコ達は周りを探索しに行った
アナとララは草の影で服を脱いで全裸で行水した
アナ「あぁ^〜生き返る〜」
ララ「体に染みわたりますぅ〜」
アナ「ってここ温泉じゃん!」
ララ「他に誰か入ってますね」
マオ「おっお前たちも来ておったのか」
アナ「このオアシスマオちゃん良く来るの?」
マオ「オアシス?ここは国営の無料公衆浴場だぞ」
アナ「えっ」
マオ「我が城に風呂がないからここに来るのだが…知らなかったのか?」
ララ「なんか変だと思ったら…」
0217創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 02:55:18.08ID:Q0QKm6ec
ヘッポコ達は食料を探しに公衆浴場『オアシス』のジャングルを探索していた
ヘッポコ「しっかし暑いな」
ケン「あそこの木にバナナがあるぞしかしかなり高いな」
ヌルスケ「私に任せろ ゲルマン忍法高速手裏剣!」シュッ
ケン「おおー助かったぜ」
ガザガサガサ
ヌルスケ「むっ!?何奴!」
0218創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 13:43:49.70ID:p+xjKdlS
バナナの番人だった。
番人「ここのバナナは全て魔王様の物だ」
ヌルスケ「なにぃ!」
0219創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 18:55:14.53ID:bhJ6O91Q
ヌルスケ「忍法霞斬り!」
ヒュン
バナナの番人の首が飛んだ。
0222創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 23:39:37.21ID:CjHx3Ngn
ヌルスケ「死ねや!」
ヒュン
爽やかな風の音がした。
数秒後、カムイ?の首がゴトリと、バナナの木の下に転がり落ちた。
ヌルスケ「またツマラン物を切ってしまった…」
0223創る名無しに見る名無し
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2019/07/25(木) 23:48:28.34ID:xtS+o4Ij
ヘッポコ「今日はバーベキューしようぜ」
ケン「いいねぇ〜そんじゃルイーダさんのとこから酒買ってくるわ」
アナ「いってらー、あたし達も買い出し行ってこよ?」
ララ「ちょっと待ってて、バナナ男とカムイ?の肉をさばいてるから」
0224創る名無しに見る名無し
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2019/07/26(金) 01:17:07.57ID:v3/4YK8+
バナナ男もカムイも生きていたが、ララは2人が声を発する前に肉を捌いていった。
0225創る名無しに見る名無し
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2019/07/26(金) 04:04:28.30ID:db0TfAHb
悪霊ララは仲間以外には冷酷なのだ。
ララ「お料理〜お料理〜ふんふんふ〜ん♪」
グサっ
バナナ男「ぐえっ!」
ザクっ
カムイ?「うぼぁ!」
0226創る名無しに見る名無し
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2019/07/26(金) 04:41:54.71ID:EIn9DdHE
バナナ男もカムイも生きたまま動けなかった。ララの包丁による筋切りで全身の筋肉は弛緩状態にあった。
それを知ってか知らずか、ララの眼球は、身動きできない二人を嘲笑うかのように歪んだ。
ふらりと、しかし確実な殺意を持って、包丁がバナナ男とカムイに向かって振り上げられた。
「逃げーー」
バナナ男が叫ぼうとした時、鋭く光るものが空気を裂いて視界に入ってきた。
次の瞬間、それは吸い込まれるようにバナナ男の眼球に深く突き刺さった。
柄に精緻な象牙細工を施された包丁が、バナナ男の後頭部に刃の付け根まで埋まっていた。
「BAaaaNAaaNaaaaアァァー!」
言葉にならない絶叫と共に、バナナ男は包丁を引き抜いた。
「えー?生きてたのぉ?」
驚いたララは、塩コショウをバナナ男に振りかけながらたどたどしく言った。
次の瞬間、"ぎちっ"と言う歯を噛み合わせるような音と共に、カムイの腹が割れた。そして、人の握りこぶし大のピンク色の肉腫が、腹を突き破って宙に1メートルほど跳ね上がった。
だが、跳躍が頂点に達した瞬間、肉腫は大きく弾かれた。そしてそのまま床の上に落下し、潰れて広がると、それはもうピクリとも動かなくなった。
見るとヌルスケが満面の笑みを浮かべていた。
「ふはははっ、相手が悪かったな」
ヌルスケの"ゲルマン飯綱落とし"がカムイの腹から飛び出した肉腫を叩き潰していたのだった。
0227創る名無しに見る名無し
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2019/07/26(金) 08:35:49.32ID:h6yjayfR
そして豪華ディナーが酒場のテーブルに並べられた
が、誰1人としてそれらに手をつける者はいない
「どうして食べないの?」
「グロいんだよ…」
0228創る名無しに見る名無し
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2019/07/26(金) 20:43:42.48ID:Ri3U9d5n
ケン「で?どうするんだよこれ…」
ヌルスケ「流石にゲルマン忍法でもどうしようも無いな」
ヘッポコ「結構うまいぞこれ」バリボリ
アナ「骨ごと食べてるし」
ララ「なんやこいつ…」
0229創る名無しに見る名無し
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2019/07/27(土) 21:28:25.84ID:6tPMIqn1
ヘッポコは気が狂って自殺した。
ヘッポコ「うひひひひひひ!」バキボキ
ケン「あああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!(ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)
アナ「いいいいいい!」パァン
ララ「イクうううぅ…」フワー
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