>>754
『よくあっる』は打ち間違いかな?w そういう些細なところは別にしても、
>髭を剃る時に、哲郎が鏡で自分の顔を見ていると、最近、……
の最初から、文章の順がおかしく読みづらい?
『最近、哲郎が髭を剃る時に鏡で自分の顔を見ていると……』のほうがまだ順としていいだろう。
これなんかも口語で文章を考えるから、『髭を剃る時に、哲郎が……』と、頭に浮かんだ言葉から書き込んでいきやすいが、
もう少し文語で考えて、文法を少しはマシにしたほうが読者は読みやすくなると思われ。

>哲郎はマジマジと眺めてみる。
これなんかでも、眺めてみるは一人称的な、自分が行ってるかのような書き方なので、
ここは、『眺めた』とかにして、客観的に捉えた書き方にしたほうが良い。
全体的に、そういう一人称と三人称的の表現が混ざり合って、その結果、違和感のある文体なのが、気になる。
そもそも一人称でのナレーションっぽくて、『哲郎は』を『僕は』に置き換えて”自分語り”にしても成り立ってしまうのが、
三人称での書き方としてうまくいってない証拠。
なので、この内容だと、むしろ哲郎の一人称で書いたほうがよくないか?とさえ思う次第。 

『気づかされる。』 のすぐあとに『気づいていない。』も流れとして変な書き方だと思う。
『今年度の年明けに』としながら、そのすぐあとで『今年、』は重複で、余計。

先に書いた、哲郎の告白ナレーションすぎるという意味も含めて、
全体的に説明的過ぎで、小説ってのは”説明文”にするんじゃなく、”描写”すべきだと思います。

作品内容については中途みたいなので、評価は避けます。