0236創る名無しに見る名無し
2017/11/19(日) 19:14:38.79ID:S66kHpLB(何でも良い。
纏まっているなら好都合だ。
一網打尽にしちまおう。
周辺住民の避難は完了してるんだったよな?)
(確認します)
疑問を受けて外対の執行者は、新しく編成されたS隊に新しい回線を通したテレパシーで尋ねる。
(S2隊、避難状況は?
怪物の周辺に取り残された人は居ないか?)
(ありません。
全て完了しています)
(了解)
その返事を外対の執行者は、魔力通信の回線を切り替えて、処刑人の班長に告げる。
(避難は完了しているとの事です)
(良し、始めよう)
一度決まったら、行動は迅速に。
処刑人は遠距離用の狙撃魔導機を構えて、一撃必中必殺の態勢に入る。
処刑人を指揮する班長は、専用の回線で配下の処刑人に告げる。
(先ずは『逸れ』を狙って、効果を確かめる。
群から離れている1体が判るな?
カートリッジは5−1−8を使え。
『核<コア>』が確認出来ない為、頭、胸、腹の3点を同時に狙うぞ。
1番は頭、眉間の辺り。
2番は胸、心臓の辺り。
3番は腹、臍の辺り。
それぞれ中心部を的確に撃ち抜け。
効かなければカートリッジ6−1−8に切り替える)
(了解)
処刑人達は指示通りに、魔導機の後ろにカートリッジを挿入した。