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TRPG系実験室 [無断転載禁止]©2ch.net
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0001創る名無しに見る名無し
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2016/11/19(土) 22:06:01.00ID:qBV+iLA/
TRPG関係であれば自由に使えるスレです
他の話で使用中であっても使えます。何企画同時進行になっても構いません
ここの企画から新スレとして独立するのも自由です
複数企画に参加する場合は企画ごとに別のトリップを使うことをお勧めします。
使用にあたっては混乱を避けるために名前欄の最初に【】でタイトルを付けてください

使用方法(例)
・超短編になりそうなTRPG
・始まるかも分からない実験的TRPG
・新スレを始めたいけどいきなり新スレ建てるのは敷居が高い場合
・SS投下(万が一誰かが乗ってきたらTRPG化するかも?)
・スレ原案だけ放置(誰かがその設定を使ってはじめるかも)
・キャラテンプレだけ放置(誰かに拾われるかも)
0288 ◆Q/9lN6f8gg
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2017/10/18(水) 00:10:57.84ID:Pbjq3RKP
【提案ありがとうございます!
 それなら今週の日曜日まで待ってみますね】
0289 ◆Q/9lN6f8gg
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2017/10/23(月) 19:02:57.17ID:OHEAMyE6
【誰も来られなかったということでニルさんと対面でやらせていただきますが、
 新規の方はいつでも参加歓迎しますのでぜひ来てください!】
0290 ◆Q/9lN6f8gg
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2017/10/23(月) 19:58:54.84ID:OHEAMyE6
>「かまやしないけど、トム、あんたは焼いた豚肉貰ってもよかったんじゃないかい?」

仮面で素顔を隠し、呪術を使いこなすタイタン乗り、ニルが同じテーブルにいた。
彼女は食事であっても仮面の上部を外すことはなく、素顔を誰も見たことがないと言われている。

>「はいはい、明日は戦闘なんだ、酔うのは伯爵の演説だけにして酒は程々にしておくれよ、おかわりだ」

だが彼女と彼女が乗るタイタン『イルヴァーナ』は安定した強さだ。
明日の戦闘においてもその性能は十二分に発揮されるだろう。

「ニルの言う程々、というのは大樽一つのことを言うのだろう?
 心配せずとも二杯ほどに留めておくさ」

トムも酒はヒュムの基準ではかなり飲める方だが、それでもドワーフの基準には及ばない。
『ヒュムの酒豪はドワーフの下戸』という言葉があるほどだ。
ヒュムにせよドワーフにせよ、明日は長丁場の戦闘になる。
それをトムは分かっているからこそ、酒よりも飯を大いに食べて宴を過ごした。

―――そして夜が明け、まだ太陽が半分しか姿を晒していない頃。
トムとニルの所属する第四タイタン部隊『大鷲』は数百人の歩兵と共に
連合軍拠点からそう遠くない森林を歩行していた。
この森林は元々ヨーツンヘイム軍が砦を作るために木材を切り出していた場所だが、
連合軍が奪回し、今では巨人が輸送用に切り開いた道をタイタン輸送に使っている。

今回の戦においてまず『大鷲』に与えられた任務は、この道を通った先にある
アルカイ大橋に築かれた関所の偵察、もしくは破壊だ。
そのために彼らはまず森林を抜け、アルカイ大橋近くにある小高い丘から
関所の戦力を調査することとなった。

「全タイタン乗りへ。部隊長のエレバスだ。」

歩行中のタイタンの中で、最も小さく、黒一色に塗られたタイタン『アルパ』から声が響いた。
このタイタンは言語神ウォカーと狩猟神ウェナーの加護を強く受けており、
どんな相手・状況でも自分の言葉が聞こえ、また敵の痕跡や匂いを知ることができるタイタンだ。
武装は片手用の小ぶりな斧とクロスボウだが、前線で戦うというよりは一歩引いた位置で指揮をしていることが多い。

「本部から念話で情報が入った。
 アルカイ大橋に詰めている巨人どもの中には加護を持った奴が何体かいるそうだ。
 討ち取るか加護の種類が分かれば追加報酬だとよ」

「部隊長!トムです!討ち取る役目はぜひ自分にお任せを!」

タイタンたちの中で一番前を歩いていた『ラウンドナイツ』からトムの声が響く。
やる気は十分であると言わんばかりに盾を持った左手を振り上げてアピールしている。
0291 ◆Q/9lN6f8gg
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2017/10/23(月) 19:59:18.61ID:OHEAMyE6
「アホか!お前一人で加護持ち討ち取る気か!ニル、前向きに自殺しそうなあいつを止めておいてくれ!」

タイタンの数が増え、連合軍が徐々にヨーツンヘイム軍を押し返すようになってくると
今度は巨人の中に神々の加護を受け、並のタイタンをはるかに上回る巨人が現れるようになった。
彼らは『加護持ち』と噂され、厄介なタイタンへの対抗策として他の巨人族より
質のいい装備で身を固めていることが多い。

タイタンに乗る者ならば、まず単独で戦ってはならないとされている強敵である。

「ニル、巨人の中でも厄介な加護持ちを討ち取ることがどれほど大陸の平和に繋がるか分かるだろう。
 僕は英雄になりたいんじゃない、この大陸を平和にしたいんだ」

『ラウンドナイツ』の兜のスリットから覗く二つのルビーの眼が、
『イルヴァーナ』を見つめる。それは先程からのトムの発言を冗談ではなく本気だと語っていた。

【ニルさん改めてよろしくお願いします!】
0292ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
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2017/10/25(水) 23:18:15.08ID:bBpzvQ0/
第四タイタン部隊『大鷲』の向かう先はアルカイ大橋
そこに気付かれた関所の偵察もしくは破壊任務を帯びている
破壊まではいかなくとも、一当てして敵の戦力を調査することが主目的にあり、戦闘は避けられないだろう。

部隊長のエレバスからもたらされた情報によれば、加護持ちの巨人が複数いるとの事。
通常の巨人ならばタイタンとの戦力差があり、1対1で戦うならばまず負けはしない。
当然試合ではなく戦場である以上、1対1で尋常に勝負などという事はあり得ないのだが、それでも戦力差は勘案できる。

だが、加護持ちの巨人となると1対1ではまず勝てない
1対2でも怪しく、1対3でようやく対等になるというところか。

勿論それぞれの特徴を生かし戦略や戦術により戦力差を覆すことも可能ではある。
特にニルの搭乗する特殊呪法タイタンの持つ土中航行機能はそういった状況を生み出しやすいのだが、今回は戦場がまずかった。

戦場となるのはアルカイ大橋
すなわち地中潜航ができるというアドバンテージが使えない場所なのだから。


>「アホか!お前一人で加護持ち討ち取る気か!ニル、前向きに自殺しそうなあいつを止めておいてくれ!」
これからの戦いに思いを巡らす煮るとは裏腹に、トムはどこまでも前向きであり、そして無謀であった。
加護持ちの巨人を打ち取ると息巻き、部隊長からは呆れる声と共にニルにトムの世話を焼けと回ってくる

「あいよ〜。味方にこのトラバサミを使うのは気が引けるのだけどねえ、いざとなったら埋めとくよ」

部隊長に苦笑交じりに応えておく。
ここで言う【埋めておく】とは比喩ではなく物理的な話なのだ。
ニルの特殊呪法タイタン『イルヴァーナ』を加護するは土角明王
その籠の最大の特徴は地中潜航能力であり、その恩恵は強く掴まれたものにも及ぼすことができるのだ。

ショルダーシールドに仕込まれた巨大なトラバサミは鎖に繋がれイルヴァーナに繋がっている。
トラバサミもまた加護を受けており、それに挟まれた巨人に加護を付与する事もできるのだ。
その状態でイルヴァーナが術を発すれば、対象の意図を無視して地中航行能力を付与する事になり、結果として沼地に沈むように地中に引きずり込まれる。
引きずり込んだところで術を解除すれば相手はそのまま生き埋めとなる。

とはいえイルヴァーナの地中潜航深度はそれほど深くなく、強力な相手だと生き埋め状態からでも大地を割り脱出する事も考えられる
故に中途半端に沈め、動きを封じ地表に出ている部分を僚機のタイタンがとどめを刺す事にしている。

「はんっ、部隊長からも言われたんでね。埋められたくなきゃ無茶するんじゃないよ
関所まで行くなら下が土じゃなく橋だ、いつものパターン出来ないんだからね
平和も結構だけど、加護持ちがどれだけいると思っているんだい?
どうせ死ぬのなら最後の一体を殺してからにしな。」

トムの言葉と『ラウンドナイツ』のかぶとのスリットから覗くルビーの目から送られる気に、本気であることは十分伝わっていた。
だからこそ、トムにはまだ死んでもらっては困るのだ
ニルにとってはもはや英雄も、平和も、どうでもいい事なのだから。
ただ復讐あるのみ
復讐の相手は全ての巨人
善も悪も何もなく、全ての巨人を抹殺するまで終わる事がないのだから。
だからこそ、利用する、戦争を、味方を、僚機であるトムを
0293ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/10/25(水) 23:20:02.52ID:bBpzvQ0/
進軍は順調に進み、小高い丘に第四タイタン部隊『大鷲』は布陣した。
眼下に見えるはアルカイ大橋と関所が見える。

索敵に適した加護を受けたタイタンが早速戦力を調べにかかっている。
そしてニルの『イルヴァーナ』もまた索敵に適したタイタンである
索敵というより強襲偵察に近いのではあるが

「こちら『イルヴァーナ』のニル。これより地中潜航により戦前工作にはいる」

イルヴァーナには巨大な手腕の他に、胸元に呪印用の小型の腕がついている。
搭乗者のニルが呪法を行使すると、イルヴァーナの副脳として搭載されたニルの亡き夫の脳が反応し、それに連動するように呪印用の腕が複雑な印を結ぶ。
結果、まるで沼に沈んでいくよう巨大なタイタンが地中に沈んでいくのだ。

沈みながら『イルヴァーナ』の背中から細く長い竿が伸びる。
地中潜航は潜水と同様の者であり、当然呼吸も視界も失われるため、このような吸気管兼潜望鏡を伸ばす必要があるのだ。

地中深度10Mほどまで沈み、ゆっくりとアルカイ大橋へと接近していく。
橋の接岸地点に見張り台が設置されており、橋中央に関所が設けられているのが見える。
重要拠点であることもわかっているのであろう、見張りの巨人に隙はなく注意深くあたりを見回しているのが判る。
これだけ近づくと、念話を傍受される可能性もあるので連絡は取れない

橋の手前50Mほどの地点でトラバサミをショルダーシールドから展開させ、地表付近に設置。
戦端が切られ巨人たちが迎撃に出るのであれば、橋から100M以内が接敵地点になる
ならばここらあたりに罠を仕掛けておけば、巨人の出足をくじき陣形を乱すことができるだろうから

ニルはくらい地中でじっとその時を待つ。
トムとは別種の仄暗い熱を隠しながら。
0294ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/10/25(水) 23:20:58.47ID:bBpzvQ0/
【改めましてよろしくお願いします
そしてまだ参加を迷っている方が見えましたら是非是非共に楽しみましょう】
0295 ◆Q/9lN6f8gg
垢版 |
2017/10/28(土) 14:42:53.12ID:AHTYHYUg
>「こちら『イルヴァーナ』のニル。これより地中潜航により戦前工作にはいる」

「部隊長エレバスだ。加護持ちの巨人は三体。
 関所の中に全員待機してやがるな……見張りは潰すな、ニルの罠を待って仕掛けるぞ」

アルカイ大橋は極めて大きな石橋であり、戦争前は十台の馬車が並んで通れると言われたほどの幅を持つ。
今では巨人たちによって増築が施され、一種の要塞となってしまっている。

「ニルの罠を感知した。丘から思い切り声を挙げて突っ込む、ただし突っ込みすぎるな」

『アルパ』が手斧を握りしめ、他のタイタンもそれに呼応するように各々の武器を構える。
一般的なタイタンと巨人の戦闘は、人間同士――つまりヒュマ、ドワーフ、エルフが
武器を持って戦う普通の戦争と大して違いはない。ただ周囲に与える被害は、数倍にもなるが。

防御に優れた重装備のタイタンが先陣を切って丘を駆け下り、その後ろから他のタイタンが走る。
さすがに見張りの巨人が気づき、巨人兵が関所からぞろぞろと出てきた。

「タイタンノ群レ!連合軍ドモカ!」

巨人たちの装備は頭だけを覆った鉄の兜に鉄の胸当てだけと簡素なものだ。
これは物資がないわけではなく、巨人族そのものの身体が極めて頑丈なためである。
また武器も鉄の斧や鉄の大槌など、力任せに振り回すものが多い。
これも防具と同じように、巨人族の頑丈な身体に剣や槍などの構造ではついていけないからだ。

「総員突撃セヨ!」

指揮官らしき巨人が、関所の奥から声を張り上げて叫ぶ。
すると数十の巨人兵が大地を揺るがさんとばかりに雄叫びを挙げて走り出す。

「……?」

だが先頭を切って走っていた巨人があることに気づいた。
いくら走っても前に進まず、目の前で走ってきているタイタン共がどんどん視界の上に動いているのだ。
彼は下を見てようやく理解した。自分が地面の中へと沈んでしまっていることに。

「よし!奴らの勢いは殺した、このまま突っ込んで荒らすぞ!」

先頭が転び、沈み、倒れたことで巨人側の勢いは大幅に減った。
そこに丘から走ることで勢いをつけたタイタンたちが突っ込み、巨人たちはさらに混乱することになる。

「せいやっ!」

その乱戦の中で、トムの駆る『ラウンドナイツ』は順調に戦果を挙げていた。
斧を振り上げた巨人兵の顔面に盾を叩きつけ、怯んだところに
ショートソードと呼ばれる短剣を心臓に突き刺し、ぐりっと捻って抜く。
味方のタイタンを襲っていた巨人兵に背後から大剣を叩きつけ、兜ごと頭をかち割る。

そのような乱戦がしばらく続いたかと思うと、部隊長から念話が入った。

「加護持ちが出てきたぞ!全タイタンは一旦俺のところに――」

途中までしか聞こえなかったことにトムはやや不安を覚え、僚機であるニルに念話を飛ばす。

「ニル!加護持ちが出てきたらしい、一旦集合だ!」
0296ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/10/30(月) 20:42:51.95ID:5440V6it
開戦直前。
既に潜望鏡は下げ、地上の様子を知ることはできないが、巨人の駆ける振動は地中を走る。
それと共にトラバサミから伝わる肉を裂き挟む感触
「はぁ……ああああ!」
その感触をタイタン『イルヴァーナ』を通じ自身の体の芯に感じ、愉悦ともいえる声を漏らし、トラバサミに繋がる鎖を引き下ろす。

地上では先陣を切って駆け出した巨人が四体、それぞれの足を巨大なトラバサミに囚われ苦痛に呻いていた。
だが、その強靭な肉体こそが最大の武器であり防具である巨人である。
不意の罠で肉を裂かれ挟まれても骨を砕くまでには至らず。
特に先陣を切る巨人は屈強にて勇猛でであり、トラバサミに囚われようともそのまま鎖を引きちぎり進むであろう。

それが『引き合い』ならば、だ

ニルは呪術師ではあるが同時にドワーフであり、生粋の技術者。
強靭の性能と己の性能を正確に把握し、過小評価も過大評価もしない。
だからこそ、そもそも巨人と同じ土俵に乗る事はない。

トラバサミに囚われた瞬間から『イルヴァーナ』の受ける土角明王の加護を強制的に共有させることができる。
すなわち巨人にとって足元に広がるのは確固たる足場ではなく、踏ん張りようのない底なし沼なのだから。

半身が沈んだところでトラバサミを解除し、すなわち土角明王の加護下から外れ残された巨人は身動きとれぬまま取り残されるのだ。
全身沈めて生き埋めにしても掘り返して出られてしまう。
ならば上半身残しておけば、抵抗されようとも身動きの取れない状態。
タイタンならばもちろんのこと、随伴の歩兵でも巨人を仕留める事ができるのだから。

巨人への強烈な復讐心を持つニルであるが、その対象は巨人全体に及ぶ、
故に自分の手で直接殺すこだわりを捨て、一体でも多く巨人を死に至らしめるように仕向ける方向に向いているのだった。


戦法をくじかれ隊列が乱れた巨人たちにタイタンたちが丘から走り下り、その勢いのまま突入する。
アルカイ大橋前は一気に大混乱と化す中、ニルは静かに地中を航行し、戦場から程離れた場所の浮上した。
地中潜航は奇襲できるからこそのアドバンテージなので、なるべくそれを察知されないようにするための措置であった。

スピードの遅い地中潜航で一旦戦場を離れ、それからまた舞い戻るのであるから、アルカイ大橋前に到着したころには大勢が決しようとするとこであった。
このまま橋を渡り関所まで行けるのではないか、というほど優位な戦いの中、通信が入る。
0297ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/10/30(月) 20:43:12.06ID:5440V6it
>「ニル!加護持ちが出てきたらしい、一旦集合だ!」

「ああさ、こっちにも念話は届いてた。
念話が途中で途切れたって事は、アルパの上位互換か、飛行タイプか……単純に強いかだねえ」

言語神ウォカーの加護を受けるタイタン『アルパ』は戦闘力こそ劣るものの、念話と探査力に優れ、部隊の中核として後方から指示を出す役目を担う。
故にこの前線に出る事はなく、戦場を一望できる後方に位置する

その『アルパ』の念話が途切れるのは同種でありそれ以上の加護を受け指揮系統を寸断する事ができる加護を持っている。
もしくは部隊後方にいたアルパに前線の混戦を避けて直接攻撃ができる飛行の加護を持つものか。
土中潜航でも急襲をかけられなくもないが、スピードが違い過ぎる。

出来ればこの二つで有ってほしいとニルは願う。
そういった加護を抜きでこちらの部隊中枢に切り込めるとなれば、恐るべき強さを持った巨人という事になるからだ

橋前の戦闘から離脱し、アルパに向かう前にトラバサミを一本、倒れている巨人に投げつけ捉え引きずっていく。

「トム、部隊長の言葉を忘れるんじゃないよ!
相手の加護が判れば儲けもんくらいに考えとけばいい
状況によっては巨人放置でアルパさえ引きずってこりゃいいさね、必要なのは情報なんだからね」

そういいながら巨人を咥えたトラバサミの鎖を持ち、回転を始める。
一回転、二回転、そして三回転目にトラバサミの口は開き、巨人は宙を舞いアルバのいたポイントに飛んでいく。

アルバの周辺の状況がどうなっているかはわからない。
だが、加護持ちの巨人がいる可能性がある以上、直接突っ込むのは危険。
そこで巨人の死体を投げ込み、虚をつくって突入口を開くのだ

巨人を投げ込んでいる間に他のタイタンたちは先行し、『イルヴァーナ』は十歩ほど遅れてそれに続く形のなった。
0298 ◆Q/9lN6f8gg
垢版 |
2017/11/05(日) 14:37:45.64ID:YudFiaRs
>「トム、部隊長の言葉を忘れるんじゃないよ!
相手の加護が判れば儲けもんくらいに考えとけばいい
状況によっては巨人放置でアルパさえ引きずってこりゃいいさね、必要なのは情報なんだからね」

「分かってる!先に向かうぞ!」

戦闘によって激しい砂埃が舞う中、『ラウンドナイツ』は他のタイタンと戦場を駆ける。
途中はぐれた巨人とも遭遇するが、加護のない巨人であればトムでもあっさりと倒すことはできた。
そしてもうすぐアルパが突撃の後、状況把握のために陣取っていた丘のふもとが見えたと思ったその時だ。
『イルヴァーナ』が投げ込んだ巨人の死体が頭上を通り、固まっていた巨人たちにぶつかった光景を見て、トムはあることに気がついた。

「土が……巻き上がっている?
 砂埃にしては激しすぎる、こんな加護を持ったタイタンはこの部隊にはいなかったはずだが」

そもそも足元の草原はタイタンや巨人によって踏み固められ、
草木と土が入り混じっている。こんな状態で砂埃、いや砂嵐が巻き起こるとすれば――

「我らが同志の死体を放り投げるとは……貴様らに敵を尊ぶ誇りや名誉はないと見えるな」

砂嵐がひときわ激しくなったと思ったとき、『ラウンドナイツ』の目の前に一体の巨人が現れた。
頭を覆う鉄の兜。黄土色のマントを全身を隠すように纏い、わずかな隙間からは
複雑な文様が刻まれた甲冑が見える。両手で抱えるように持っている戦斧は柄が長く、刃もまた長い。
明らかに加護を受けた巨人だと分かる。
0299 ◆Q/9lN6f8gg
垢版 |
2017/11/05(日) 14:38:11.69ID:YudFiaRs
「もはや容赦は不要。我が名はニブルネ族のバルバロイ!
 ここで砂神アーレイの名の下貴様らは……処刑とする!」

流暢なアスガルド語で喋ることから、この大陸での戦歴がかなり長いことをうかがわせる。
連合軍に懸賞金がかけられている巨人の一人、『砂塵のバルバロイ』であるとトムはすぐに理解した。

「ニル!聞こえるか、橋にいたのはバルバロイだ!」

他のタイタンたちが思わず一歩後ずさる中、トムはニルに念話を飛ばして一歩前に出た。
それは功名心や名誉欲もあったが、その一歩の多くを占めたのはトム自身の性格だ。

「部隊長の念話もたぶん砂嵐が妨害してる、こいつを止めなきゃ撤退もできないぞ!」

そう言って『ラウンドナイツ』はバルバロイに盾を構えて突っ込んだ。
当然バルバロイは堂々と戦斧を振り上げ、迎撃せんと頭めがけて振り下ろす。

『ラウンドナイツ』の頭部が容赦なくかち割られるかに見えた瞬間だ。
振り下ろされた戦斧を盾で受け流し、バルバロイの腹めがけて鋭い突きを放った。

「甘い!」

当然バルバロイはその突きを体全体を動かして避け、肩から思い切り『ラウンドナイツ』にぶつかっていく。
まともに衝撃を食らい、『ラウンドナイツ』は踏みとどまる間もなく吹き飛ばされていった。

「私の首が欲しければ、百人は連れてくるがいい!
 貴様らのカラクリ鎧如きに私の加護は打ち砕けん!」

腰を深く落とし、バルバロイは戦斧を構えてゆっくりと近づいてくる。
それだけで他のタイタンたちはじりじりと下がり、中には逃げ出す者もいた。


【期限ギリギリですみません……】
0300創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/11/07(火) 21:09:21.03ID:dMm3n/LO
ちゃんとスレ立てれば人集まったかもしれんのに、何故このスレで開始したんだ?
企画案投げるだけで良かっただろ
0301創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/11/08(水) 11:13:31.33ID:mYWHmF5+
>>300
お前考え方が甘いよ
ハイパーウンコに粘着されるだろ?
0303創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/11/08(水) 21:54:00.89ID:/bfkrsLg
つまり立てた場所じゃなくて、企画自体が悪いから人が集まらなかったってことか
0304ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/11/08(水) 23:17:11.69ID:B5c1OYkS
先駆けとして巨人の死体を投げつけたことで、集団から遅れる『イルヴァーナ』
だが、戦場への到着を待たずに敵の正体をトムから知らされることになる。

橋を守護し、本陣に斬り込んだのは加護持ちの巨人『砂塵のバルロイ』
大陸各地の戦場で猛威を振るい、連合から懸賞金をかけられている巨人の一人
それでいてなおも健在でこうして最前線に出てくることから如何に強力かは推して計れよう。

>「私の首が欲しければ、百人は連れてくるがいい!
> 貴様らのカラクリ鎧如きに私の加護は打ち砕けん!」

ようやく戦場にたどり着いた『イルヴァーナ』が聞いたバルロイの咆哮
そして吹き飛ばされてきた『ラウンドナイツ』を受け止めながら、音声を外部出力に切り替える

「吹くんじゃないよ、巨人風情が!
多勢を巻き込んで砂塵を巻き起こしコソコソ動き回るって有名な加護持ちなんぞアタシ一人で十分さね!」

バルロイを挑発するように啖呵を切ると同時に、受け止めた『ラウンドナイツ』に直接接触による念話を送る
これならば砂塵による念話の妨害も傍受の心配もないだろう。

【あたしが奴の隙を作るから、判ってるね?
なあに、百人連れてこいって本人が言ってくれてるんだからお望みどおりって事さ。
他の連中にも合図しとくれよ】

一対一の決闘を望むのは勿論ブラフ。
ニルは当然数の力で圧殺するつもりだが、戦いこそが誉れを地で行く巨人族はこういった挑発に弱い事を知っている。

「あんたらぁ、手ぇ出すんじゃないよ?
奴が砂塵に紛れて逃げ出さないようにしっかり見ておくんだね」

外部音声でこう声をかける事により、後ずさりし、逃げ出そうとする者達をその場で踏みとどまらせる。
『バルロイ』と『イルヴァーナ』を残し、他のタイタンたちは距離を開け周囲を囲む

「女!このバルロイを、そして砂神アーレイを侮辱した罪は万死に値する!
一刀をもって処断してくれよう!」

待機を震わせんばかりの咆哮にとともに、巨人とタイタンが対峙する。

しばしの睨み合いの後、先の動いたのは『イルヴァーナ』
間合いの外からトラバサミを振り回し投げつける。
それを長柄の戦斧で弾き、一気に間合いを詰める『バルロイ』

(弾いた?
トラバサミに咥えられなくとも鎖が絡み付くだけでも加護を与え地中に沈められたものを。
こちらの加護が判っているわけでもないだろうけど、戦士の勘という奴かい?)

ある意味初見殺しともいえる『イルヴァーナ』の能力を回避したことに驚きを覚えつつも、ニルは笑っていた。
ここからが本当の戦いなのだから。
0305ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
垢版 |
2017/11/08(水) 23:18:59.72ID:B5c1OYkS
『バルロイ』が全力を持って一気に間合いを詰め、必殺の一撃を放つその踏込み。
そここそがニルの狙い。
『イルヴァーナ』の受ける加護は土角明王の土属性。
その最大の術は地中潜航にあるが、自分の周囲の土を泥濘に変える小技も効き、こういう場面では絶大な効果を発揮する。
力強く踏み込めば踏み込むほど、ぬかるみに足を取られた時の体勢の崩れは大きいのものだ

……ニル!……

勝利を確信したニルの脳裏に走る、亡き夫イルの声
この声がニルの生死を分けた。

次の瞬間『バルロイ』の踏込の足が泥濘を踏みつける。
踏み込んだ「そこ」は確かに泥濘であった。
だが踏みしめる瞬間、大量の砂が捲かれ滑り止めとなり、強力な踏込となったのだ。

そこから戦斧が振り下ろされるまでの一瞬が凝縮し、バルロイとニルの時間が間延びする

【戯けが!斯様な卑劣な小細工が我に通用すると思うてか!】
必殺の間合いでニルに叩きつけられるバルロイの意識
それを受け、総毛立ちながらニルも応える
【たかが殺し合いに面倒な御託を並べるんじゃないよ!】

刹那の邂逅と共に間延びした時間は閉じ、『バルロイ』の戦斧は閃光の速さで振り下ろされる。
轟音と共に起こる土煙の中から、『イルヴァーナ』の右腕がショルダーシールドごと切り落とされて飛び出した。
それとともに、ショルダーガードに仕込まれていたトラバサミや鎖が周囲に飛び散る

戦斧が振り下ろされる瞬間、『イルヴァーナ』は両腕をその巨大なショルダーシールドごと前に出しガードの体制。
しかし『バルロイ』の必殺の一撃は二枚のショルダーシールドごと『イルヴァーナ』の胴体を両断する鋭さを持っていた。
にもかかわらず、右腕を切り飛ばされ、左のショルダーシールドに一文字の傷をつけるに収まったのは、土中潜航の術で沈み込む事により鋭さと衝撃を緩和できたことにある。

土煙の中、下半身が埋まった『イルヴァーナ』のシルエットが見えるだろう。
それと同時に『バルロイ』が体勢を崩し片膝をつく
滑らせ体制を崩すことには失敗したが、埋まりつつ『バルロイ』の軸足の乗る地面下に穴をあけ、落とし穴にしたのだ。

【今だよ!】
トムにニルの念話が飛ぶ。
腕一本を犠牲にし、体制一つ崩すのが精一杯なのだがそれでいい。
正々堂々一対一の戦いなど最初から考えてなどいないのだから。


>>299お疲れ様です。二人で回していますし、テンポさえ保てばのんびりでも、寧ろその方が参入を考えている人に優しいかなと】
>>300ここで盛り上がれば独立してスレになるかも?まずはこちらにテンプレ投下して一緒に楽しみましょ】
0307 ◆Q/9lN6f8gg
垢版 |
2017/11/14(火) 15:10:15.36ID:tY3ixbsQ
【返信遅れて申し訳ありません。リアルの都合でこれ以上続けることができなくなりました。
 非常に申し訳ないですがここで自分は離脱させていただきます、ニルさん参加ありがとうございました】
0309創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/11/25(土) 11:25:57.62ID:oivNbvFj
コウノスケ=GAKURANMANが具体的に嫌いな、「キャーキャーしてる人たち」の特徴

・自分たちが居た世界のルールをこちら側に適用しようとする。
・暗黙のルールを理解していないのに、黙っていることも出来ない。
・感情に任せた自己中心的な問題提起を全体化し、感情に任せた水掛け論を引き起こす。(学級会と呼ばれる)
・自分の発言に価値が無いのに、価値があると思っている。
・主体性がなく、流行っているという理由で物事を好きになる。
・傷ついた素振りを見せることで、他者の気を引こうとする。
・キャーキャーすることが、その対象のためになると思っている。
・対象のキャーキャーできる部分が、その対象の全てだと思っている。
・キャーキャーすることにより、同族でコミュニティを形成しようとする。
・自身の紹介が、「何にキャーキャーしているか」に依っている。
・以上のような自分たちの振る舞いが迷惑になることを顧みない、顧みているつもりになっている。
・こうした意思の表明に対してすら、いちいち自分の見解を発表せずにはいられない。

お前らのことだな。
0310都市脱出 ◆PyOr68CZUA
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2017/12/04(月) 16:41:33.83ID:dHJ5LrSQ
国の地方再開発計画によって発展し、過疎に苦しむ地方の中でも
発展を続けてきた地方都市、古特市。
港と空港を持ち、新幹線も通っている高い交通の利便さと効率的な行政システムから
理想的な都市モデルとして国内・国外を問わず移住する者が多い。

その古特市がある日突然原因不明の白い霧に包まれ、外部との連絡が一切できなくなってしまった。
入りこんだ者はほとんどが生きて帰ることはなく、内部ではどこからか現れた異形の者たちが昼夜を問わず闊歩し、
ここから逃げようとした者、ここに来てしまった者、ここにいる者を無差別に殺してまわっている。

あなたはいかなる理由からか、ここ古特市にいる人間だ。
目的はただ一つ。ここでそれぞれが持つやるべきことを成した後、生きて脱出すること。


ジャンル:現代伝奇サバイバル
コンセプト:都市脱出短編
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール・変換受け:あり
○日ルール:四日(延長は事前申請)
版権・越境:なし
敵役参加:なし


名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
職業:
性格:
特技:
目的:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:

テンプレ例
名前:加藤 義和(かとう よしかず)
年齢:28
性別:男
身長:179
体重:74
職業:元会社員
性格:楽観的
特技:なし
目的:一人暮らしをしている妹との合流
所持品:金属バット・リュックサック
容姿の特徴・風貌:金属バットを右手に持ち、厚手のコートを着込んでいる

簡単なキャラ解説:
古特市で働いていたが霧の発生と会社を破壊した巨大な化け物を見てから
同じ市で暮らしている妹と合流し、ここから脱出しようとしている。
特に資格も特技もないが、怯えたりためらうことはほとんどない。

世界観とか設定に質問があればどうぞ
何名か来てくれるようならやります
0311ニル・ヴァーナ ◆P3uwe8rih0PX
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2017/12/04(月) 17:52:20.73ID:ACIUZahF
特殊能力なしのゾンビパニックアクションな感じかな?
今ジャンプでやっている約束のネバーランドみたいな
0312都市脱出 ◆PyOr68CZUA
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2017/12/04(月) 19:29:40.19ID:dHJ5LrSQ
>>311
そんな感じですね、敵はゾンビというよりダークソウルやブラッドボーンに出てくる化け物ってイメージですが
0313創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/12/05(火) 11:27:46.50ID:g+r27tHR
1)霧が出てからどのくらい経過したのでしょうか?
2)外部との連絡ができない=ネットも回線切断状態?
3)内部間のスマホ、電話などの通信手段
4)テレビ、ラジオ電波の有無
5)ライフラインは生きているのか?
6)異形の者達の形状、強さなど、プレイヤーが基礎情報として得られるもの
7)いつからスタート?
0314都市脱出 ◆PyOr68CZUA
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2017/12/05(火) 19:37:27.08ID:tFqsWErM
>>313
1)1週間ほど経過しています
2)ネットも外部とは通じていません
3)内部での連絡は自分と相手の両方が内部にいる限り有効です
4)二つとも異形の者が出始めてから途切れてしまいました
5)電気・ガス・水道どれもまだ生きていますが異形の者たちによって破壊される可能性はあります
  補修も無理ですので異形の者たちがいる限り時間の経過で壊れていきます
6)異形の者たちは人型・獣型・声だけの異形がいることが市民たちの間で共有されています
  
  人型は服を着て人間の姿をしていますが顔がなく、ゆっくりと歩いては適当な物を投げてきたり殴ってきたりします
  腕力や体の丈夫さは人間と同じであり、弱点の頭を鉄パイプや角材で殴れば人間と同じように死にます
  
  獣型は四足で歩く裸の人間のような姿をしていて聴覚が強く、霧の向こうからでも人間の声を聞くとすぐにやってきます
  きわめて敏捷性が高く、手足に生えた鋭い爪と丸い禿頭にびっしりと生えた角で攻撃してきます
  こちらも人型と同じく頭が弱点ですが、できれば銃を使って遠距離から仕留めた方が怪我をせずにすむでしょう

  声だけの異形は特定の場所でのみ聞こえる独特の低い声です
  聞き続ければやがて頭が狂い異形の者たちになってしまうと噂されています
  人型や獣型と違い移動することはありません

7)一週間ほど募集しますので、その間に3人程度集まれば打ち切って始めようと考えています
0315創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/12/08(金) 20:41:02.07ID:63tmOOs2
追加で質問
1)異形の者のサイズ、戦闘力
2)作中スタート時点での月日時間
0316都市脱出 ◆PyOr68CZUA
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2017/12/08(金) 22:59:53.51ID:F5SwwvNR
>>315
1)人型:成人男性の平均的身長
      ドアを開けたり障害物を乗り越えたりする知能もあります
      五感に頼らない未知の方法で人間を追跡できますが、一定距離離れると追跡をやめます
  獣型:成人男性が四つん這いになった程度の体長
      動きは素早く力も強いですが聴覚以外が鈍く特に視覚はまったくありません

2)1月の中頃を想定しています、古特市には雪がよく降りますが平均気温が高めなのですぐに溶けます
0318都市脱出 ◆PyOr68CZUA
垢版 |
2017/12/13(水) 18:39:06.69ID:YUQIkNJ+
参加希望の方はおられないようですので一旦企画を中止します
相談に乗ってくれた皆様ありがとうございました!
0319ヒーロー&ヴィラン ◆QqQuMOSQNE
垢版 |
2017/12/20(水) 17:43:25.89ID:IAGzPRYM
人類が文明を作り始めてから数千年。
長い歴史の中で奇妙な能力を持った人間が現れることが時折あった。
それは火を生み出すものであったり、雷を起こすものであったりと様々だったが、その使い方は人それぞれであった。
ただ歴史から読み取れることは、彼らが様々な異名で呼ばれ、良くも悪くも社会に影響を及ぼしていたことだ。
神様、英雄、悪魔……西暦2045年の今、彼らは単純に「ヒーロー」または「ヴィラン」と呼ばれていた。

そして日本の首都たるニュー・トーキョーでも彼らはいた。
能力を社会のために使おうとする「ヒーロー」たちがバラエティ番組や新聞の地域面を賑わせれば、
能力を自らのためだけに使おうとする「ヴィラン」たちが新聞の一面や社会面に載るような犯罪をやってのける。

「……君がどちらになるかは分からない。
だが、ここニュー・トーキョーで能力に目覚めたからには
生き残るために、どちらに所属するかはよく考えておきたまえよ」


ジャンル:シティヒーローアクション
コンセプト:近未来社会でヒーロー物がやりたい
期間(目安):短め
GM:なし
決定リール・変換受け:あり
○日ルール:七日(延長は事前申請)
版権・越境:なし
敵役参加:あり


名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
表の職業:
性格:
能力:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:
ヒーローorヴィラン:
能力に目覚めたきっかけ:

テンプレ例

名前:飯富 利樹(おぶ としき)
年齢:18
性別:男
身長:192
体重:79
表の職業:学生
性格:気弱で自分に自信がないが
    一度決めれば止まらない
能力:1m以内の自分の血液を操ることができる
所持品:学生鞄・果物ナイフ
容姿の特徴・風貌:短く刈り揃えた黒髪に端正な顔つき
         学生服を常に着崩すことなくきちんと着ている。
簡単なキャラ解説:それなりに裕福で夫婦仲のよい家庭に生まれて特に問題のない学生時代を送るが、
         高校生活最後の夏に能力に目覚めてからは、何かに惹かれるようにヒーローとしての戦いにも身を投じることになる。
ヒーローorヴィラン:ヒーロー
能力に目覚めたきっかけ:料理の最中に包丁で自分の指を切ってしまい、
            「血が早く止まってほしい」と思った瞬間血が傷口を塞ぐように指に巻きつき、固まったことから。
0324創る名無しに見る名無し
垢版 |
2017/12/27(水) 09:25:05.98ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

G1I75QHYQI
0325創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/01/11(木) 08:15:21.79ID:jpo0f1sW
あげ
0326創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/02/02(金) 01:44:02.74ID:wiGSER2/
ブレモン面白そうだったから勢いで書いてしまった……
ここに捨てていく


どこなんだろう……僕はついさっきまで通学路を歩いて家へ戻る途中だった。
鼻先をくすぐる緑色を掻き分けてがむしゃらに進んでいくと、獣道が目に映った。
慌てて獣道へ出て見ると、元いた場所を振り返る。

「通学路じゃない……」

自分が藪の中に放り込まれたことだけは、良く分かった。
だいたい、学校の成績も落ちていると両親はうるさいし、始めたばかりのスマホゲーは課金ゲーだし。
つまり何が言いたいかというと、コレも禄でもない出来事のひとつなんだということだ。
藪を眺めながら呑気に考えていると、自分と同じく藪を掻き分ける音が聞こえた。

射殺さんばかりの視線を投げつける眼に、紫と緑で彩られたサイケデリックな体色……。
あれは蛇だ。ソロソロと地を這って藪から姿を現したそれは、幅はゆうに人間を越えている。
図鑑に載ってた記憶はないが、心当たりはある。
僕が微課金でプレイしているスマホゲーム、ブレイブ&モンスターズの魔物だ。

理解が追い付かない。けど今はそんな場合じゃない。ゲーム通りならあの魔物は獰猛で、空腹時に人間も襲う。
幸いこちらには気づいていない様子だった。そろりそろりと一歩ずつ獣道を後退すれば穏やかに逃げ切れるだろうか。

想像を実行に移して十歩目で僕は中学時代の理科教師の言葉を思い出した。
蛇は目と鼻の間にピット器官という微弱な赤外線放射を感知する器官を備えている。
その精度は高く、数10cm離れたモノの温度変化を0.1℃単位で知ることができるという。
つまり、人間には始めから気づいていたのだ。

「うわぁ!!!!」

襲い掛かる巨大な蛇を前に、まず足に震えがきた。体中から力が抜けてしまったように動かない。
夢を見ている時、身体が思うように動かないのと同じ感覚を今味わっている。
格好の獲物を食い殺そうと魔物がその口を大きく開いたと同時に、ポケットのスマホに愉快な電子音が鳴った。
これは賭けだ、と思った。眼前の魔物がゲームと同じならば、この電子音は助けであると咄嗟に考えたんだ。
縋るように右手をポケットへ突っ込み、画面をタッチする。

「助けてくれ、トリッピー!!」

風が大きく巻き起こり、魔物と僕とを巨大な何かが遮った。
赤い翼を持つ巨躯の怪鳥――ガルーダのトリッピーがゲームに倣い、召喚に応じてその姿を現したのだ。
ブレイブ&モンスターズにおける僕の相棒が、大きく翼をしならせ、軽く舞い上がる。
その巨大な両脚の鉤爪に蛇を掴み、力任せに引き千切った。

一仕事を終えたトリッピーは手狭そうに獣道へ着地すると、僕は唯一信頼できる相棒へ駆け寄った。
電子だったはずの相棒は面倒くさそうに身体で僕を受け止めると、その柔らかさと温かさに圧倒された。
先程までのあれは夢ではなく、やはり現実だったのだ。
トリッピーのまふもふ体毛に身を委ねていると、再びスマホの電子音が鳴る。

「極彩色の蛇皮……?」

先程倒したビックバイパーのドロップアイテムだ。
現実では人間を襲う怪物だが、ゲーム上では所詮コモンの低級モンスターでしかない。
トリッピーのお陰で九死に一生を得たのは良しとして、状況が未だに呑み込めなかった。
誰かに話を聞こうにも人気も通わぬ獣道。魑魅魍魎はいれど人語を解する存在は期待できない。
0327創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/02/02(金) 01:45:03.24ID:wiGSER2/
ならば再びスマホに起動しているブレイブ&モンスターズの力を借りるまでだ。
このブレモンは位置情報によって現れる様々なモンスターを捕まえて育成するという内容だが、
プレイヤーはゲーム上で戦う場合20枚のデッキを構築して戦う。

ガルーダを呼べるなら先程と同じく20枚のカードも使用できるはずだ。
カードにはスペルカードとユニットカードの二種類のカードがあり、今回はユニットカードを使う事にした。

『はいはーい♪ 風の調べにおまかせ♪ シルフちゃんでーす!』

風の妖精シルフはその辺の公園でも手に入る普遍的なモンスターだが、知能は高いという設定だったはずだ。
早速シルフにここは何処かと尋ねてみると、ここはアルフヘイムのどっかの森!
危ない気配が漂っているので善良な妖精ならまず近付かない、とのこと。

嫌な予感はしていた。ここで善良な妖精の情報で確定しただけなのだ。
ここはブレイブ&モンスターズの世界で、僕はそこに迷い込んでしまったのだ。
不思議の国のアリスは無事に家へ帰る事が出来たが、自分はどうなのだろう。
寝る場所は?晩ご飯は?明日の服だってない。

そんな八方塞がりの状況ではあったが、不思議と気持ちは前向きだった。
衣食住は不十分でも、パートナーのモンスターがいる。片手にはスマートフォンもある。
なんとかなる。何かがあっても全部乗り越えて、何事もなく家に帰ってやる。

相棒のガルーダの背中に飛び乗る。まずは人里を目指そう。
きっと何かが掴めるはずだ。ブレモンのユーザーは何万といる。
その中の自分だけが迷い込んだなんて考え難い。きっと何かがあるんだ。
0328創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/02/02(金) 01:46:08.81ID:wiGSER2/
【キャラクターテンプレ】

名前:鳥原英司
年齢:16
性別:男
身長:172
体重:63
スリーサイズ:普通
種族:人間
職業:高校生
性格:温和
特技:走り幅跳び
容姿の特徴・風貌:平凡な黒髪に学ラン
簡単なキャラ解説:
転移に巻き込まれたブレモン初心者。
両親に内緒で課金するプチ反抗期の少年。


【パートナーモンスター】

ニックネーム:トリッピー
モンスター名:ガルーダ
特技・能力:高速飛行、物資の運搬、風を起こす、かぎ爪
容姿の特徴・風貌:翼は赤く全身は黄金色に輝く巨大な鳥
簡単なキャラ解説:
課金でお手軽に入手できる怪鳥。
外見は妙にカッコイイのでライトユーザーに人気。
育成と構築次第でそれなりに戦えるようだ。

【使用デッキ】

・スペルカード
「双子の旋風(ツインツイスター)」×3 ……前方に竜巻を二度生み出す。
「気まぐれな大嵐(ディザスターストーム)」×3 ……無差別に襲う大嵐を巻き起こす。
「風切羽(ウィングレット)」×1 ……対象の速度を一時的に上昇させる。
「限界突破(オーバードライブ)」×1 ……魔力のオーラを纏い、身体能力を大幅に向上させる。
「漆黒の爪(ブラッククロウ)」×1 ……パートナーの爪や牙などに、漆黒の気を纏わせて硬化させる。
「浄化(ピュリフィケーション)」×3 ……対象の状態異常を治す。
「高回復(ハイヒーリング)」×3 ……対象の傷を癒やす。

・ユニットカード
「樽爆弾(バレルボム)」×2 ……樽型爆弾を1つ生成する。触ると危ない。
「風の妖精シルフ」×3 ……風を操るフェアリーを召喚する。
0334 ◆pXjzscib5Y
垢版 |
2018/02/23(金) 17:56:30.37ID:o2m/1w/T
宇宙に新天地を求め、居住可能な星に送り込まれる開拓船パイオニア号
操船クルーを除き開拓民たちはコールドスリープで宇宙を渡る
目覚めた時は新たなる星で、人類が住めるように調査し開拓する事を夢見ながら

しかし、夢の終わりは絶望的な現実と共に訪れる
コールドスリープから運良くか悪くか目覚めたあなたが最初に見た光景は、崩壊したコールドスリープ装置群
無数に並べられた装置のほとんどは破壊され、無事なものでも中身はミイラと化しているものが殆どであった

船は大きく破損しながらも未知なる星へとたどり着いていた
だが辿り着いてからどれだけの時間がたっているのか、なぜ破損したのか、そしてこの星はどういった場所なのか?
全ては未知なままに目の前に広がっている

だが全てにおいて絶望というわけではない
なぜならば、あなたは入植者ではなく開拓者なのだから
未知なる星を切り開くための知識と能力をそれぞれが備えられている

未知なる星とのサバイバルがここに始まる

ジャンル:サイエンス・ファンタジー
コンセプト:科学と超能力でサバイバル!
期間(目安):短編一回
GM:なし
決定リール:他PCに影響を与えるようなら相談を
○日ルール:一週間(延長無)
版権・越境:なし
敵役参加:なし
避難所の有無:なし

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
性格:
能力:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:

※太陽系外開拓船パイオニア号
全長20キロに及ぶ宇宙船
長時間の宇宙移動を実現するためのあらゆる装置が備え付けられている
永久機関動力、武装、居住区、生産区、実験区などなど
しかし多くが破損し使用不能状態となっている
また通路や部屋も破損と時間の経過により未知なるダンジョンと化している

※開拓者
未知なる惑星での調査開拓をするために、様々な特殊能力を持つ者や与えられた者が乗っている
技術者、超能力者、サイボーグなど

ttps://lavender.5ch.net/test/read.cgi/net/1517553464/の>>79氏のご厚意により設定をお借りしました。ありがとうございます。
何か質問があればお気軽にどうぞ
0335 ◆pXjzscib5Y
垢版 |
2018/02/23(金) 17:57:04.80ID:o2m/1w/T
テンプレ例
名前:ブライアン
年齢:29
性別:男
身長:179
体重:84
種族:サイボーグ
職業:武装エンジニア
性格:楽観的
能力:ハッキング・武器修理・違法改造
所持品:プラズマナイフ(出力違法改造)・一般船員用多目的通信デバイス(上級船員権限取得済)
容姿の特徴・風貌:工作用多目的パワードスーツに身を包み、ぱっと見は作業着に銀色の鎧をくっつけたような姿。
簡単なキャラ解説:地球の紛争地域で武器屋として有名だったが、
         紛争終結後ハッキングで逮捕される。
         工具の修理や武器の改造に精通し、本人のやる気もあることから司法取引でパイオニア号の船員となった。
         法やルールを破ることに抵抗感はあまりないが、人の生死に関わることと子供に害が及ぶことは嫌う。
0336 ◆pXjzscib5Y
垢版 |
2018/02/24(土) 10:40:10.24ID:Wfrtw53a
赤く点滅する非常灯が等間隔で並ぶ広い部屋の中、そこに置かれたいくつもの冷凍睡眠ポッドがある。
その一つのハッチが低く響く吸気音と共に開き、一人の男が目を覚ました。

「……到着した……ってわけじゃないみたいだな。
 非常用電源に切り替わってる。こりゃシステムエラーか」

そう言いつつ男はポッドの隣に横づけされてあった個人用ロッカーを開き、自らが持ち込んだ
パワードスーツを着込み、通信デバイスを胸のポケットに入れ、そして護身用として
常に持っているプラズマナイフを腰のポケットに収納する。

「さて、現在の船内状況はっと」

男はこの開拓船パイオニア号の船員には必ず与えられる多目的通信デバイスを開き、
現在の船内システムの稼働状況を確認する。

一般船員ならばシステムの稼働状況を一部しか確認できないが、この男はそれなりのハッカーでありエンジニアでもあることから、
システムの全体を把握できる上級船員の権限を違法に取得していた。

そして、通信デバイスの液晶画面に映ったものは驚くべき光景だった。

「なんだこりゃ……!内部通信システム停止、実験区画通信途絶、主機関動力エラー発生!?
 ほとんど全部落ちてるじゃねえか!空気循環システムが落ちてるのが特に一番やべえぞ!」

そう言うと男は部屋の壁に走り出し、『非常用』と書かれたプレートを引きはがして
その下に隠れていた液晶パネルに飛びついた。

「上級船員権限および緊急事態発生でこの部屋の冷凍睡眠ポッドを全て強制起動!
 責任者は通信システムエンジニア、ブライアンだ!」

自らの通信デバイスを液晶パネルに近づけ、音声入力で必要な事項を正確に喋る。
急いではいたが、焦って余計なことを言わないように気を付けなければならない。

そして赤い非常灯が部屋をわずかに照らす中、他の冷凍睡眠ポッドが静かに開き始めた。


【ここまでが導入部となります。参加される方をお待ちしています!】
0338 ◆FVsexs4Gcs
垢版 |
2018/03/07(水) 20:36:59.93ID:vFu0dbXS
一対一の決闘というものは命がかかっているからこそ最高の娯楽となる。
どこかの誰かが作り上げたこの闘技場はあらゆる世界から戦いのためなら命を惜しまない強者が集まる決闘の舞台。
一瞬の判断が生死を分け、相手の実力を測りきれなかった者は無残な屍となる。
観客はその攻防を見たいがために大金を惜しまず払い、この闘技場へとやってくる。
そして今この瞬間も、死ぬか生きるかの決闘が始まっているのだ。

ジャンル:SF+ファンタジーでジャンルを問わない決闘物
コンセプト:余計な事情は抜きにしてタイマンで殴り合い
期間(目安):超短編(5〜6ターン程度)
GM:あり
決定リール・変換受け:あり
○日ルール:三日(延長なし)
版権・越境:なし
敵役参加:あり
名無し参加:なし

※ルール説明……戦闘だけのスレです。
        レスは1レスかつ10行以内に納めてください。
        基本的に1対1です。ちなみに降参は有効。
        
        三日ルールが守れなかった場合、強制的に敗北となります。

※闘技場の設定……戦闘の舞台となる場所は半径50mの円形決闘場か、
         半径500m、ビル群が廃墟となって連なっている大型円形闘技場のどちらかとなります。


名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
スリーサイズ:(大体の体格でも可)
種族:
職業:
性格:
武器:
防具:
所持品:
戦う理由:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:
0339 ◆FVsexs4Gcs
垢版 |
2018/03/07(水) 20:38:48.29ID:vFu0dbXS
テンプレ例

名前:パワガ・ワード
年齢:36
性別:男
身長:201
体重:134
体格:マッチョ
種族:半機械化人間
職業:傭兵
性格:豪快
武器:背中に担いだガトリングガンと両手に持った高熱チェーンソー
防具:大型パワードスーツ
所持品:手榴弾・予備弾倉
戦う理由:自分よりも強い者を倒すため
容姿の特徴・風貌:背中から飛び出た二門のガトリングが特徴的。
         全身は超複合装甲製のパワードスーツで覆われ、並の武器では傷ひとつつかない。
簡単なキャラ解説:彼が生きている世界は傭兵がとても多く、パワガはその中でも
         トップクラスに優秀な傭兵だった。
         他の傭兵たちを容赦なく狩るうちに虚しさを覚えていたが、
         あるときこの闘技場の存在を知り、初めての決闘で強者と戦うことの喜びを知る。
         それ以降はさらなる強者を求め、今では闘技場に入り浸っている。
         現在49連勝目。

【次に投下するのがプロローグとなります】
【1名参加してくだされば成立しますので、お気軽に参加してください】
0340 ◆FVsexs4Gcs
垢版 |
2018/03/07(水) 20:39:08.28ID:vFu0dbXS
『本日の決闘参加者は現在49連勝中、パワガ・ワード!そしてもう一人は――!』
参加者に合わせた控室の中で、司会の試合前口上を聞きながらパワガは待っていた。

記念すべき50連勝、その踏み台となる相手の登場を。
彼はこの闘技場に参加してから一度も負けたことがなく、また引き分けたこともない。
これは闘技場に観客が参加するようになってから初めてのことであり、観客も前人未到の50連勝に大いに期待していた。

パワードスーツに異常はなく、ガトリングガンも正常。
高熱チェーンソーは唸りをあげてパワガに応える。
さて、50連勝という栄光に相応しい強者が現れるのか。パワガは期待に胸を膨らませつつ会場へと向かった。
0343創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/05/21(月) 06:28:30.35ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

64ZN5
0344 ◆lAXkP1Lk/.
垢版 |
2018/05/25(金) 18:01:23.63ID:k5KupQr1
かつて地球上に存在し、人類の歴史上最も繁栄した時代。
その終わりは終末兵器と呼ばれる物が世界中に放たれたことによって、あっけなく訪れた。
世界中に広がった人類たちも、今ではわずかに残る汚染されていない区域に残るシェルターを
中心に街を築き、そこで細々と暮らしているだけだ。

だが、人類は過去の栄華を求めている。
食料の自動生産、重力の制御、人工的な超能力。暴走した無人兵器が闊歩し、除染不可能な毒物に塗れた廃墟の中に全てが眠っているのだ。
そして再び人類の手にこれらを取り戻すために、命知らずの探索者たちはわずかな武器と解毒剤を心の支えに廃墟へと潜る。

ジャンル:SF廃墟探索
コンセプト:ポストアポカリプス+ダンジョンアタック
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:他PCに影響を与えるようなら相談を
○日ルール:一週間(延長可)
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
性格:
能力:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:

このまま実験室が動かないのもアレだしまた募集します!
1人でも集まればやりますので何か質問などあればどうぞ

前のコテは忘れちゃったのでこれからはこのコテを使います
0345創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/06/26(火) 19:07:41.40ID:a1avf39J
【現代異能】クリーチャーズ・サバイバル【TRPG】
面白そうだけで、参加するほど余裕がないのでこちらに投下

名前:巴 珊瑚
年齢:17
性別:女性
身長:145
体重:35
職業:高校一年生
性格:前向き、劇場
一つだけの能力:気流操作
        風邪を操る能力
        体を持ち上げ空を飛ぶこともできる
所持品:金属バット・車椅子、各種粉末、ナイフ、金槌
容姿の特徴・風貌:黒髪ショートヘア、目鼻立ちのはっきりした顔立ち、パンク系のドレス、スカートはロング丈
         膝から下がなくスカートで隠している
         車椅子に乗っている
         パンク系のドレスに無駄についたジッパーやポケットは粉末類の隠し場所として機能を得ている
簡単なキャラ解説:将来を嘱望された陸上選手だったが、14歳の時に事故で両足喪失
         16歳、高校で義足をはいて陸上に復帰
         化け物たちが出現した最初の地点に住んでおり、その混乱の中取り残される
         両足がなく逃げることもできず、戦闘のただなかで化け物の血肉をすすり生き延びる
0346創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/06/26(火) 19:10:56.14ID:a1avf39J
わずか半年
しかし、その半年は人を変えるのに十分な密度を持った半年だった
突然現れた化け物たち
次々と襲われる人々
そして戦闘
それは大規模なものになっていき、その混乱の中で足のない少女を気に留める余裕がある者はいなかった
血みどろの戦場に取り残された少女は、生きるために化け物の血を浴びその肉を食らい続けた

そうして半年後
人間は敗北し、人類文明は崩壊
地上は化け物たちが闊歩し、わずか半年前の面影を見つけ出すことすら難しい

だが人間は滅んでいなかった
組織的抵抗がほとんどできないほど壊滅状態ではあるが、わずかな生き残りはいた
そしてその中で、生き残るための力に目覚めたものがいた
化け物の血肉をすすり食らう事で人を超えた力を得た者たち
巴珊瑚もその中の一人
しかし力以外にも別のモノも宿すことになったのを自覚できてはいかなかった        



廃墟と化したビル群の中心にひときわ高く聳え立つビルがある
その中層階
そこはゴブリンの集落となっていた。

小鬼ともいわれるようにその体躯は小さくあり、化け物たちの中では弱い部類である
が、それはあくまで強大な化け物というカテゴライズの中の話であり、鬼は鬼
人間にとっては十分な脅威であり、不用意に近づけば集団で襲われ嬲り殺される

そんなゴブリンの集落の真っただ中に巴珊瑚はいた。
すでにエレベーターも機能していないビルの中層階
危険なゴブリンの群れの前に車椅子の少女が現れたのだ

ゴブリンにそこまで考えられる知能があるかは疑問ではあるが、戦いに来たようでもない車椅子の人間の少女がたった一人で
その異様性に一瞬生じた空白
だがそれはすぐに獲物がやってきたという思考に塗りつぶされたようだった

そこかしこからゴブリンが現れ、巴珊瑚を取り囲む
圧倒的優位に狩りではなくもはやどう嬲るかという期待に満ちた目を注いでいるゴブリンに、囲まれた本人は愉悦の笑みを浮かべていた。

巴珊瑚を中心として集落全体に薄くキラキラした靄がかかっていることに、獲物を前に興奮したゴブリンは気づけない
それが自分たちにとって致命的なモヤであることに

ひときわ大きなゴブリンが雄たけびを上げ、それにほかのゴブリンが続いた瞬間、それは起こった
全てのゴブリンが血を吐きのたうち回るのだ
何が起こったのかわかっていないまま、もがき苦しみ、大量の血を吐き……やがて動かなくなっていった
その一部始終を巴珊瑚は車椅子に座ったまま見つめていた
見つめるその眼に愉悦の炎を揺らしながら

巴珊瑚の能力は風を操る事
化け物が現れた直後から化け物の血肉を啜り食らってきたため、肉体的にも能力的にもその力は強力なものになっていた
が、それでも化け物を風だけで倒すにはかなりの力を要す
能力の使用限界、消耗度を考え、考え出された戦い方

風を操り粒体を運び相手を殺傷する
今回使ったのは粉末になるまで砕いたガラスである
呼吸を必要とするゴブリンたちは、風によって散布されたガラス粉を吸い込み肺を傷つけその血で溺死したのだ。

「ふふふ、こんなにいっぱい……とても食べきれなわね」
息絶えたゴブリンの躯の山から一際大きな躯を掴み、調理を始めるのであった
0347創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/07/03(火) 18:36:06.50ID:f1dClnnX
EKD
0348創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 00:35:25.63ID:EXqpHH8u
ちょっと考えてみた程度の実験企画

マシンナリーファイターズ

過去現在未来においてロボットほど情熱を注がれてきたマシンも存在しない。
20XX年、世界中で2メートル程度のロボット「マシンナリー」同士を戦わせる熱いバトルが盛んとなっていた。
専用の端末「ウォッチ」にマシンナリーのデータを入力するだけで端末からロボットが実体化(マテリアライズ)される。
ロボットバトルのルールは極めてシンプルだ。持ち主が被弾するか、マシンナリーが破壊されるかで勝敗は決する。
マシンナリーは元がデータであるため、全ては実体化した演出に過ぎず、被弾したり斬られても人間に害はない。
君もウォッチを手に入れて今すぐマシンバトルしよう!


ジャンル:SFロボットアクション
コンセプト:小型ロボットによる熱いバトル
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:なし
○日ルール:10日
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし


【キャラクターテンプレート】

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
職業:
性格:
能力:
所持品:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:


【ロボットテンプレート】

機体名:
機体タイプ:
装備:
能力:格闘/射撃/機動/装甲(合計20)
解説:
0349創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 00:36:50.13ID:EXqpHH8u
名前:水鳥周子(みどりしゅうこ)
年齢:16
性別:女
身長:166
体重:51
職業:高校生
性格:天真爛漫
特技:高い運動神経
容姿の特徴・風貌:茶髪、それなりのスタイル、人懐っこそう
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校ロボット部の一年生。
廃部寸前だがロボットバトル世界大会優勝を夢に掲げている。


機体名:エクスフォールド
機体タイプ:格闘機体
装備:
フォールディング・クローズ×2
ギガンティック・クローズ×2
ワイヤーアンカー×2
マイクロミサイル
ショットガン
ブラストボム

能力:格闘7/射撃3/機動3/装甲7
解説:
防御偏重の機体。通称はヤドカリ。
最大の特徴は背中の武装コンテナ『ハーミットアーマリー』である。
これにより多くの武器を収納することができ、あらゆる局面に対応可能。
原型は汎用機「ハーミットクラブ」だが、周子のカスタマイズにより格闘機へと変貌している。
必殺技は両腕内蔵の爪型ブレード『フォールディング・クローズ』。
0350創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 00:39:01.51ID:EXqpHH8u
20XX年――世界はマシンナリーと呼ばれる小型ロボットの戦いに熱中していた。
それはこの日本の某県に存在するつつじヶ丘とて例外ではない。
つつじヶ丘高等学校のグラウンドの端の端。寂れたプレハブ小屋にその部活動は存在している。
ロボット部。部員はたったの数名。現状は廃部寸前と言って差し支えないほど機能していなかった。
そして事件は周子の通学路、とある空き地で巻き起こったのだ。

「貴方ね!子供相手に賭け事を持ちかけてお金を奪うファイターは!」

マシンナリーを用いたいわゆるマシンバトルは子供から大人まで幅広くユーザーがいる。
中には弱いファイター相手に賭けを持ち掛け、徹底的にいたぶった後、金銭や端末を奪い取る不届き者も存在している。

「人聞きが悪いなぁ。俺は強引に盗んだ訳じゃない……君もどうかな?俺と一戦やろうよ。
 聞いたよ。ロボット部なんだってね……そろそろロボットバトル地区予選だ。良い腕試しになる」

「分かったわ。そのかわり私が勝ったら巻き上げたお金は全部返してあげなさい!!」

「ハハハ!いいだろう。俺が勝利した対価には何が貰えるのかな?」

いつもの通学路、いつもの帰り道。何の変哲もない日常は一人の変質者によって崩された。
ここで尻尾を巻いて逃げることは出来る。だがファイターとして、退くわけにはいかない。

「私の全財産と端末を――ウォッチをあげる!それでどう?」

「いいだろう!勝負だ!申し遅れたな。俺は山仲。
 これでもロボットバトル全国大会の出場経験者だが……文句はないね?」

山仲が勢いよくジャケットを脱ぎ捨てる。ネクタイを緩めながら端末を構えた。
ロボットバトルのルールは極めてシンプルだ。持ち主が被弾するか、マシンナリーが破壊されるかで勝敗は決する。
マシンナリーは元がデータであるため、全ては実体化した演出に過ぎず、被弾したり斬られても人間に害はない。
彼女らが操るロボットは虚構のものにすぎない。だが、彼女のベットしたプライドはきっと現実のものなのだ。

「「マシンナリー、マテリアライズッ!!」」

ファイターの呼びかけに応じてマシンナリーが眼前に出現する。
ウォッチから発せられた粒子が凝固し、ロボットを形づくるのだ。

「先手必勝だァ!そのお嬢ちゃんを叩き斬ってしまえ、サーベラス!」

サーベルを構えたマシンナリーが猛然と突っ込んでくる。
周子が避ける気配はない。愛機に命じるだけでいいのだから。

「エクスフォールド、ハーミットアーマリーッ!」

ウォッチの機能である空中ディプレイを展開して機体に命令を送る。
ハーミットアーマリーに収納している武器のひとつ、ショットガンを装備し、文字通り迎え撃つ。

「回避しろサーベラス!」

エクスフォールドがショットガンを構えて発射するも、サーベラスは急激に方向転換して回避。
弾丸は命中することなく空き地の土管に命中するばかりだ。
このサーベラスという機体は格闘機である。メイン武器のフロントシミターと機動力で速攻を仕掛けるのが基本だ。
しかし山仲のサーベラスはそれだけに留まらず、独自のカスタマイズが施されている。

「見るがいい、俺のサーベラスの真価を!イオンブースターッ!!」

サーベラスの脚部が展開し、ブースターが点火。更に加速し縦横無尽の機動を見せる。


こんな感じで適当にSS書いてる途中で力尽きたという感じです……
0351創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 01:28:00.54ID:GyswBYMM
ちょっと興味を持ったので色々と質問

・マシンナリーについて
マシンナリーはロボットではなく、ロボットの形状をした立体映像に過ぎないのでは?
実体化というのがよくわからない
実体がない映像だから物理的な被害が出ないというならわかるけど
ただそうなると、エクスフォードのワイヤーアンカーは、機体のデータ上作用するけど、操縦者である水鳥周子はそれを利用してワイヤーアクションは取れないという事になるかな?

・戦闘について
ルールがマシンナリーの破壊か持ち主の被弾
イメージとしてはポケモンバトルでトレーナーも試合会場にはいっちゃってる状態?
操縦者も戦闘に参加している状態だけど、相手マシンナリーに対してできるのは回避のみ?
それとも自機を介さない戦闘・防御手段がある?

・ルールについて
能力的には20ポイントを割り振りだけど、武装についてのレギュレーションが見えない

それとこれは描写の問題なのであれだけど
それぞれの武器の形状、装備部位、性能や効果がイメージしにくい
0353創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 12:28:09.15ID:TAXCjF75
持ち主の被弾が勝敗に関わるのは持ち主狙い一択になるんじゃないか
それはそれとして面白そうなので参加したい
0354創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 18:51:31.03ID:EXqpHH8u
>>351
ご質問ありがとうございます!

マシンナリーについてですがロボットの形状をした立体映像……という感じです。
端末でデータだけ設定した後、質量を持った映像として実体化する。
これがマテリアライズなのですが、ロボットものというよりゲームものに近いです。
最初のアイデアは単なるロボットものだったので少しごっちゃになってました。
実体化に関しては分かり辛いので拡張現実による立体映像の方が分かりやすいかもしれないですね。
ワイヤーアンカーに関しては人間に干渉不可能という認識で大丈夫です。

戦闘についてはトレーナーも参加できるポケモンバトルです。
操縦者が相手マシンナリーに対してできるのは回避のみです。

ルールについてですが今のところ武装の制限はありません。
ステルス機能やトランザムシステムみたいな特殊機能をつけてもOKです。
数の制限も特に設けていません。

描写については自分の実力不足でした。申し訳ありません。
テンプレの装備欄でもう少し補えるようにします。
実際に遊ぶ場合は短レスもありという感じにしようと思います。

色々改善点が見えたのでもう少し練り直したいと思います。

>>352
ありがとうございます!
テンプレ等、参考にさせて頂いております。

>>353
ご意見ありがとうございます!
普通のポケモンバトルの方が良いのかな?
ちょっと練り直し後は設定が変わるかもしれません。
0355創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 19:21:26.10ID:GyswBYMM
3Dプリンターの発展型でナノカーボン成形とか未来謎技術にしちゃった方が手っ取り早くない?
兵器強度が段ボールレベルで演出としては派手だけど物理的な被害は及ばない
ついでにパワードスーツ型にすれば操縦感が出るし、操縦者が逃げ惑うだけという事も避けられる

ただここまですると主の構想とは別物になっちゃうかな?
0356創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 20:15:22.91ID:ZMfMH99P
>>355
それは余計な方向に口出し過ぎ
パワードスーツとか元の構想と完全に別物だし、それがやりたいなら自分で企画立てろよ
0358創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 22:51:32.87ID:EXqpHH8u
貴重なご意見ありがとうございます。
ナノカーボンは自分では思いつかない設定ですね……
ちょっと変更してみたので試しに投下ー。


マシンナリーファイターズ

20XX年、拡張現実の発達によるAR社会化により世界はまた一歩躍進を遂げた。
拡張現実とは現実の一部を改変する技術であり、専用のARグラスを用いることであたかも現実の部屋に仮想のロボットがいるかのように体感できる。
そしてAR技術を用いた新たなゲーム「マシンナリーファイターズ」が流行をはじまったのだ。
ユーザーはファイターとなり、マシンナリーと呼ばれるロボをカスタマイズし、対戦することで現実に臨場感あるロボットバトルを勝ち抜くのだ。
ルールは極めてシンプルで、マシンナリーが撃墜された方の敗北となる。対戦モードの他にチーム対戦やサバイバルモードなど各種機能も豊富。
さあ君もマシンバトルしよう!


【マシンナリーファイターズ】
20XX年に流行しているAR技術を用いた新たなゲーム。
ファイターは自分で作成したロボットを用いて現実の公園や公共施設でロボットバトルを楽しめる。
ゲームのルールは単純でマシンナリーが撃墜された方の敗北となる。
マシンナリー自体や攻撃時のビームや弾丸、斬撃は全て立体映像によるエフェクトのため生物に影響はない。

【マシンナリー】
ARゲーム「マシンナリーファイターズ」で使用するロボットの立体映像。
骨格となる基本フレームに装甲やスラスター、武器を装備することで完成するという設定。
全高2メートル程度で、プレイヤーはマシンナリーを自由に作成・カスタマイズしてバトルさせる事ができる。
触ることは出来ないが高度に発達したAR技術のおかげで現実と遜色ない質感とリアリティとなっている。

【ARグラス】
拡張現実の要となる片眼鏡/両眼鏡型デバイス。他にバイザータイプ、ゴーグルタイプも存在する。
ARグラスを装着することでマシンナリーを視覚で認識でき、操縦することが出来る。
逆にグラスを装着していない者にはマシンナリーを視認できないため何をやっているか理解できない。


ジャンル:SF風ロボットゲーム
コンセプト:ロボット同士による熱いバトル
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:なし
○日ルール:10日
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし
0359創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 22:53:31.15ID:EXqpHH8u
【テンプレ例】

名前:水鳥周子(みどりしゅうこ)
年齢:16
性別:女
身長:166
体重:51
職業:高校生
性格:天真爛漫
特技:運動神経抜群
容姿の特徴・風貌:茶髪、それなりのスタイル、人懐っこそう。
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校ロボット部の一年生。実力は中の上程度。
廃部寸前だがロボットバトル世界大会優勝を夢に掲げている。



機体名:エクスフォード
機体タイプ:格闘機体
外観:黄色い機体色、背中に殻のようなコンテナ。
装備:
フォールディング・シザーズ×2……両腕内蔵のハサミ型ブレード。熱を纏わせて威力を向上させることも可能。
ハーミットアーマリー……背中の武装コンテナ。下記の装備は全て収納されている武器。

ギガンティック・シザーズ×2……巨大なハサミ型隠し腕。近付いた敵を拘束・両断する。
ワイヤーアンカー×2……巻き取り式のアンカーを発射する。
マイクロミサイル……追尾式の小型ミサイルを6発まで発射。
ショットガン……ポンプアクション式の散弾銃。
ブラストボム……手榴弾。爆破範囲を重力で圧し潰す。

能力:格闘7/射撃3/機動3/装甲7
解説:
防御偏重の機体。最大の特徴は背中の武装コンテナ、ハーミットアーマリーである。
これにより多くの武器を収納することができ、あらゆる局面に対応可能。
そのぶん機体重量が増えてしまい機動性が落ちているものの、飛行やジャンプなどの基本動作は可能である。
原型はデフォルトで使用できる汎用機「ハーミットクラブ」だが、周子の改造によりピーキーな格闘機へと変貌している。
0360創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/24(金) 22:55:16.64ID:EXqpHH8u
すみません、テンプレ忘れてました。

【キャラクターテンプレート】

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
職業:
性格:
特技:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:


【ロボットテンプレート】

機体名:
機体タイプ:
外観:
装備:
能力:格闘/射撃/機動/装甲(合計20)
解説:
0361 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/24(金) 23:01:56.06ID:EXqpHH8u
というわけで参加者募集をしてみるテスト。
1人でも集まれば短いシナリオを一度やってみたいと思います。
よろしくお願いします。
0362 ◆NU643EDdwQ
垢版 |
2018/08/25(土) 00:25:16.67ID:Dc57aAyv
名前:桐山 直人(きりやま なおと)
年齢:18
性別:男
身長:173
体重:75
職業:高校生
性格:真面目
特技:マシンナリー改造・製作
容姿の特徴・風貌:短く切り揃えた黒髪と四角い枠の眼鏡
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校二年生にして元ロボット部員。
一年生の時に当時の部長と方針が合わず退部、そのまま個人で活動を続けている。
マシンナリー改造に必要な技術や知識を一通り揃えているが、本人の実力は中の下である。


機体名:マクシミリアン
機体タイプ:万能機体
外観:赤を基調とした攻撃的なカラーリングが目立ち、
   騎士の甲冑のような丸みを帯びた装甲を全身に纏っている。
装備:
バスタードソード:取り回しのいい大剣。両手でも片手でも扱えるバランスの良さが売り。
         雑誌の付録についてきたモデルを改造している。
97式突撃小銃:反動が強いがそのぶん威力は高く、貫通力も大きい。

迎撃用小型散弾砲:敵のミサイルや手榴弾を撃ち落とすための内蔵武器。
         腰部に搭載され、格闘戦の際にも敵の意表を突くため使用する。
カリブルヌスMK-2:普段は背中に折り畳まれて搭載されている大型武器。
         展開すると機体三機分にもなる巨大なビーム刃を形成する。
         出力の大きさからこれの展開中は他の武装を使えない。
能力:格闘6/射撃6/機動5/装甲3
解説:
世界大会の配信や有名プレイヤーの機体を参考にして制作されている。
そのため装甲は最低限に抑え、平均的な機動力を確保し、状況に対する対応力を重視した設計。
どんな戦闘距離にも対応し、戦場の王者であった騎士の如く暴れまわる……はずだった。
実際は桐山本人が扱いきれず、自慢の個人制作武器であるカリブルヌスMK-2を抜くことなく試合が終わることも多い。
ただし、その光剣がひとたび放たれれば必ず勝つというジンクスも持っており、
逆にそれが仇となって桐山はなかなかそれを抜こうとはしない。

【宣言してた通り参加します!テンプレはこれでよろしいですか?】
0363 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 00:20:00.23ID:I0LtV5PS
>>362
よろしくお願いします!テンプレはそれで大丈夫です。
ただ、水鳥周子の設定でロボット部をゲーム部に直し忘れていたという自分のミスを発見したので、
修正版を貼り直してから導入文を投下させて頂きますね。すみません。
0364 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 00:24:21.49ID:vgcuXrCB
20XX年。ARの発達により「マシンナリーファイターズ」というゲームが流行していた。
AR(Augmented Reality)、すなわち拡張現実とは高度な立体投影技術のことを指す。
この技術により、現実の街や公園に映画さながらにロボットの立体映像を出現させる事が可能になった。
もはや時代はゲーム画面を眺めるだけではなく、現実と渾然一体となった新たな境地へと達したのだ。

眼鏡型端末「ARデバイス」を装着することでゲームを起動し、マシンナリーと呼ばれるロボットが出現する。
マシンナリーは骨格となる基本フレームから装甲やスラスター、武器等のパーツを装備することで完成する。
イベントや課金でパーツを揃える事でマシンナリーを編集(エディット)し、ファイターは勝利を目指すのだ。

ルールは極めて単純でマシンナリーを撃墜された方の敗北となる。
対戦モードの他にチーム対戦やサバイバルモードなど各種機能も豊富。
君も今すぐマシンファイトしよう!


ジャンル:SF風ロボットバトル
コンセプト:ロボット同士による熱いバトル
期間(目安):特になし
GM:なし
決定リール:なし
○日ルール:10日
版権・越境:なし
敵役参加:あり
避難所の有無:なし
0365創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/26(日) 00:25:03.45ID:FQsp1INT
名前:方丈寺 永瞬(じょうじょうじ えいしゅん)
年齢:15
性別:男
身長:145
体重:75
職業:高校生
性格:中二病
特技:妄想
容姿の特徴・風貌:幼さを残した顔立ち、スキンヘッド
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校一年生
中二病をこじらせてしまったイタイ子
運動神経、学力共に並み以下
寺の跡取り息子として厳しく育てられ、中二病であることは隠している
学校だけでイキる小心者
そんな現実と中二病の乖離をつなげてくれるロボットバトルにのめり込む
しかし中二病ばかりが先走り、実力は初心者

機体名:韋駄天7号
機体タイプ:速度特化機体
外観:装甲自体なく、素体そのまま骨組みがむき出しになっている
  :肩、背中、足首など各所にバーニアが取り付けられている
装備:
スプレッサーガン:軽く威力が低い光線銃
能力:格闘0/射撃2/機動18/装甲0
解説:
極限までの軽さを実現するために装甲皆無
格闘性を犠牲にし、体の各所にバーニアを取り付ける
あらゆる武装・機能を廃し、ただ速度を追求して特化機体といえる
マシンナリーファイターの常識を逸脱した素人中二病ならでわの改造機体となっている
単純な速度のみならず、旋回能力、機動能力、ともに常軌を逸した性能を誇る

【短期のお試しという事で作ってみました。修正点などありましたら教えたってください】
0366 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 00:25:42.35ID:vgcuXrCB
【キャラクターテンプレート】

名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
職業:
性格:
特技:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:


【ロボットテンプレート】

機体名:
機体タイプ:
装備:
能力:格闘/射撃/機動/装甲(合計20)
解説:


【テンプレ例】

名前:水鳥周子(みどりしゅうこ)
年齢:16
性別:女
身長:166
体重:51
職業:高校生
性格:天真爛漫
特技:運動神経抜群
容姿の特徴・風貌:茶髪、それなりのスタイル、人懐っこそう。
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校ゲーム部の一年生。実力は中の上程度。
廃部寸前だが世界大会優勝を夢に掲げている。


機体名:エクスフォード
機体タイプ:格闘機体
外観:黄色い機体色、背中に殻のようなコンテナ。
装備:
フォールディング・シザーズ×2……両腕内蔵のハサミ型ブレード。
ハーミットアーマリー……背中の武装コンテナ。下記の装備は全て収納されている武器。

ギガンティック・シザーズ×2……巨大なハサミ型隠し腕。近付いた敵を拘束・両断する。
ワイヤーアンカー×2……巻き取り式のアンカーを発射する。
マイクロミサイル……追尾式の小型ミサイルを6発まで発射。
ショットガン……ポンプアクション式の散弾銃。
ブラストボム……手榴弾。爆破範囲を重力で圧し潰す。

能力:格闘7/射撃3/機動3/装甲7
解説:
防御偏重の機体。最大の特徴は背中の武装コンテナ、ハーミットアーマリーである。
これにより多くの武器を収納することができ、あらゆる局面に対応可能。
そのぶん機体重量が増えてしまい機動性が落ちているものの、ジャンプなどの基本動作は可能である。
原型はデフォルトの汎用機「ハーミットクラブ」だが、周子のエディットによりピーキーな格闘機へと変貌している。
0367 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 00:30:18.21ID:vgcuXrCB
20XX年――ロボットバトルの人気は留まるところを知らず、世界中にファイターが存在する時代。
休日の昼間、つつじヶ丘アリーナのロボットバトル会場は子供から大人でごった返していた。
マシンナリーファイターズ体験会やフリーバトルによって盛況を見せ、アリーナは熱気に沸いている。

「ここが会場ね!今からわくわくしてきたかも!」

そして、やって来るのは一般の来客だけではない。
水鳥周子のような、いわゆるゲーム部も部活動と称して参戦してくるのだ。
彼女らを熱狂させるマシンナリーファイターズ人気は留まるところを知らなかった。

マシンナリーファイターズとは、昨今流行しているARを用いた新たなゲームである。
ファイターはARデバイスを起動することで現実の公園や公共施設でロボットバトルを楽しめる。
ゲームのルールは単純でマシンナリー同士を戦わせ、撃墜された方の敗北となる。
マシンナリー自体や攻撃時のビームや弾丸、斬撃は全てホログラムによる演出のため生物に影響はない。

操縦には専用のメガネ型端末「ARデバイス」を装着することで可能となっている。
ディスプレイや操縦桿を触れるホログラムとして立体投影し、操縦する仕組みだ。

「次のフリーマッチが始まりまーす!参加者の方は所定の位置にお集まりくださーい!」

アナウンスが会場に響き渡ると、会場の喧騒が一層強くなった。
否、ただの喧騒ではない。それは波のように大きくなり、遂には会場に警報音が鳴り響いたのだ。

「なになに?何が起こったの?」

周子も会場の端っこで驚きながら震えていた。
地震雷火事親父。天災とは常に降って湧いてくるものであり、予測など不可能だ。
けたたましい警報音が鳴り止むと、一人の男がやって来たかと思うとアナウンサーのマイクをひったくる。

「――このつつじヶ丘アリーナは、我々『トラフィックゴースト』が乗っ取った!」

男は黒いマントを羽織っており、青年のような若い声で、目立つ白髪をしていた。
装着しているバイザー型のARデバイスによって顔立ちは分からない。

「君達には我々の崇高な目的のため――マシンナリーの性能を試す実験台となってもらう。
 警察を呼んでも無駄だ。何故なら110を押す人間はいなくなるのだからなフハハハハ……」

休日を盛り上げるイベントとして運営スタッフとのバトルがゲリラ的に開催されたのだ。
運営スタッフはマシンナリーの操縦を熟知しているため、それなりに手強い。

「申し遅れたな。私の名はゴースト。『トラフィックゴースト』のリーダーだ。
 アリーナを取り返したければ我々にロボットバトルで勝利を収める事だ!
 バトルのルールはサバイバルマッチ。実験台達よ、せいぜい足を引っ張り合うがいい!」

運営は容赦がないのでボロボロに負けて泣かされた子供も少なくない。
噂では運営の中に全国大会出場者が紛れ込む事があり、公式戦で腕を鳴らした強者が負ける例もあるという。

「はい、はい!私も参加します!」

端っこで手をぶんぶん振り回しながら、周子が怪しいバイザー男へと近付いていく。
バイザー男はわざとらしくにやりと笑うと芝居がかった仕草でマイクのスイッチを入れ直した。

「まず一人、生贄が決まったようだな……他に参加者の方はいらっしゃいますか?」

そんな調子で参加者が次々と決まっていき、
イベント運営を交えた問答無用のサバイバルマッチが幕を開けようとしていた。


【ここまでが導入文となります。よろしくお願いします!
 サバイバル戦なので途中参加者の方も随時募集しております】
0368 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 00:33:49.39ID:vgcuXrCB
>>365
参加ありがとうございます!
テンプレに問題はありませんが、装備がひとつなので
もしアイデアがあれば増やしても大丈夫ですよ〜
0369 ◆NU643EDdwQ
垢版 |
2018/08/26(日) 11:25:13.91ID:xHYhv50c
ちょうどイベントが始まった時、つつじヶ丘アリーナのフリーバトルエリア、
その一角にいた桐山直人はARデバイスを通じて参加登録を済ませたところだった。

突発的なイベントとはいえ人気は高く、次に追加されるパーツのテストも兼ねているという噂もある。
慌てて桐山はフリーバトルの参加登録を解除し、先程からステージ上でいつもの口上を述べていたバイザー男の方へ向かう。

「自分も参加します。機体と武装はこれで」

「はいOKです、それではしばらくお待ちください……他に実験台はいるかぁ!」

ARデバイスを通じてデータを送信。登録を済ませて桐山はほっと一息ついた。
と、そこで隣に見たことのある顔がいることに気づく。
通っている高校のゲーム部の部室に出入りしているのを何回か見たのを思い出し、
ゲーム部から遺恨を残す形で退部した桐山にとっては苦い記憶を蘇らせる引き金でしかなかった。

『……つつじヶ丘高校のゲーム部か?
 あんな廃部寸前でよく来たもんだぜ』

『今回は俺たちの優勝だよ、こっちには全国ランキング645位がいるんだからな』

周囲から聞こえてくる声もつつじヶ丘高校に対して厳しい意見ばかりだ。
廃部が決まったような状態で何を今更、という気持ちがあるのだろう。

そんな周りの野次や論評を聞いているうちに、桐山はふと閃くことがあった。
現在のゲーム部がどうなっているかは分からないが、退部の原因となった部長との不和は少なくとももうない。
当時三年だった部長は卒業しているはずだからだ。だとすれば……

「……君、つつじヶ丘高校だよね?」

隣にいた、先程はスタッフに元気よく手を振っていた女の子に声をかける。
ゲーム部なら桐山と当時の部長が大喧嘩した話も知っているかもしれないが、
今の桐山にはどうでもよかった。最近野良試合で負けが続いて苛立っていたというのもあり、
このゲーム部の子とチームを組んで奴らのプライドをへし折ってやりたいという気持ちが桐山の原動力だ。

「僕も同じ高校なんだ。二年B組。よければ一緒にチームを組まない?」


【水鳥に協力を持ちかける】

【よろしくお願いしますね!】
0370創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/26(日) 17:15:03.83ID:WX1ZApWG
ちょっと確認したいんですが、格闘って具体的にはどんなステータスなんですか?
機体の手足の出力?搭載されてる武装の傾向?
0371 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/26(日) 17:28:35.29ID:vgcuXrCB
>>370
ロボットの格闘(パンチやキック)の威力、あるいは格闘武器(剣槍斧など)の性能です
平均値が5なので下回ると殴ったり蹴ったり斬っても与ダメージが低いってイメージでお願いします。

実在のロボットの性能ではなくゲームのロボットのステータスに過ぎないので
格闘が低い機体で装甲の高い機体を攻撃した場合でも軽微なダメージは与えられる感じです。
0372創る名無しに見る名無し
垢版 |
2018/08/26(日) 17:33:15.39ID:WX1ZApWG
つまり例えば格闘偏重型は移動はすっとろいけどパンチキックはキレキレ
みたいな事になる感じですか?
バランスが難しいなぁ
0373方丈寺 永瞬 ◆xOyyKuWTRc
垢版 |
2018/08/26(日) 23:05:50.75ID:FQsp1INT
>>368
ありがとうございます
装備が一つなのも速度を追い求める事の強調でありあほな子のキャラ付けであるのでこのままいかせていただければと
明日くらいに参入スレ入れさせてもらいますわ
0374方丈寺 永瞬 ◆xOyyKuWTRc
垢版 |
2018/08/27(月) 21:05:03.52ID:kVyKP5ji
つつじヶ丘アリーナのロボットバトル会場にてフリーマッチ開催時間に合わせ、人の波が動いていく
それに合わせるように鳴り響く警報
そして現れる『トラフィックゴースト』
>「申し遅れたな。私の名はゴースト。『トラフィックゴースト』のリーダーだ。
> アリーナを取り返したければ我々にロボットバトルで勝利を収める事だ!
> バトルのルールはサバイバルマッチ。実験台達よ、せいぜい足を引っ張り合うがいい!」
何のことはない、イベントを盛り上げるためのゲリラアトラクションである
ゆえに混乱することもなく、イベントの一環として参加者たちは楽しんでいる
が、ここにイベントの一環として以上に熱を入れる少年がいた

「くっくっくっく、流石はトラフィックゴースト。完璧な作戦といえるな」

拍手と共にバイザーの男のの前に歩み出るのは、まだ幼さを残した顔立ちの坊主頭の少年
芝居がかった口調でさらに言葉を続ける

「だがたった一つの誤算によって完璧な作戦は崩れるものだ
この俺、方丈寺永瞬がこの場にいた事を後悔するがいい!」

啖呵を切りながらARデバイスを持つ手を突きつけるのだが、バイザーの男は

「ボク、ノリがいいねぇ〜。はい、登録OKです〜」
あくまでイベントスタッフ
手続きは手続きとして行い、マイクを入れて役に戻り
「生きのいい奴め、それでこそ実験台に相応しいものだ」
と役を続けるのだが、その切り替えに永瞬はついていけていない

「ぼ、ボクじゃねえ!俺はつつじが丘高!高校生だっつうの!」
低身長に幼い顔立ち
ともすれば中学生どころか小学生にも間違われることもあり、思わずムキになって吠えるが参加者が殺到している中その声まで係員は相手していられない
それどころか、吠えてしまい永瞬がつつじヶ丘高生であることが周囲に知れたってしまう

『あいつもつつじヶ丘?あんな高校のプレイヤーならたかが知れているな』

声の方を睨むが、その先には大柄で明らかに自分より強そうな高校生数人がおり、さっと目を逸らす
(ここで倒すのは簡単だが、あくまで決着はマシンナリーでつけてやる。命拾いしたな)
と誰に言うわけでもない、そう、自分自身を納得させる言い訳を心の中では反芻してその場を離れていく

そんなところで聞こえてきた「つつじヶ丘高校だよね?」の言葉
同じつつじヶ丘高生がいるというだけで心強い気持ちになれる
実のところ永瞬がイベントに参加、というかマシンナリーファイトすること自体初めて!
口では色々言うが内心は心細くて仕方がなかったのだ
そんなところで「つつじヶ丘高校」というくくりでチームアップしようとしている場面に出くわしたのだから、ろくな確認もせずに飛びつくというものだ

「俺一人でも十分だが、どうもつつじヶ丘高校として舐めている奴が多いようだ
チームつつじヶ丘を作るというならば俺も参加せざる得ないな
おれは一年……あ?え?み、水鳥さん???
あの、僕は、方丈寺永瞬です……」

話に割って入ったはいいが、その話の相手が同じクラスの女子、水鳥周子であることに思わず言葉が止まる永瞬
思いがけないクラスメイトとの遭遇と女慣れしていない事もプラスされ、台詞はしどろもどろで声は消え入るような自己紹介となってしまった
0376 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/28(火) 20:33:31.04ID:7Pz+E6bt
新規参加者の方がいらっしゃるので
レス投下はもうしばらくお待ちください

>>375
ご参加ありがとうございます!
よろしくお願いしますね!
0377 ◆KROETylmQE
垢版 |
2018/08/29(水) 17:25:01.50ID:6f/5i5qy
名前:八木優樹
年齢:17
性別:男
身長:160
体重:47
職業:高校生
性格:大人しい
特技:ゲーム
容姿の特徴・風貌:目が隠れるほどの長髪、色白、痩せぎす
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校の二年生で、元ゲーム部員。
喘息持ち。運動が出来ない分、子供の頃から沢山のゲームを買い与えられていた。
そのためゲームには手慣れている……が、ややコミュ障の節がある。
具体的にはスマブラを真面目にやりすぎて友達を萎えさせるタイプ。
ゲーム部が崩壊した理由……「ガチ勢、エンジョイ勢、エンジョイガチ勢、その他勢力の意見の不一致」が激化した原因の一人。


【ロボットテンプレート】

機体名:クラウン・ノイジーモデル
機体タイプ:変則射撃型
外観:流線型で細身のメタリックピエロ。表情は狂喜の笑みって感じでめっちゃ怖い。
装備:
バルーン・グローブx2:手袋。指先にある小さな穴からバルーンを形成する。攻撃能力は皆無。これを単品で装備するのはただのバカ。
バルーン・ボム:水風船型の爆弾。普通に投げつけて使う。ジャグリングをお披露目してもいいけど、過度の挑発行為はペナルティの対象です。
バルーンアート・ボム:いくつかの形状に変形可能な爆弾。形状によって異なる性質を示す。
チューイン・ガム:粘着力の強いガム。グレープ味。床や壁に吐き捨ててトラップにしたり、他の爆弾と組み合わせて使う。
ファン・ファン・サイエンス!:楽しい楽しい科学のお時間!空気中の窒素や酸素や水素を利用し(ているという設定で)
               常に爆薬を形成し続ける内部機構。
               つまり、爆薬は魔法のように指先から湧いてくる訳ではないという事。ご利用は計画的に!

能力:格闘0/射撃10/機動7/装甲3
解説:数年前に月間マシンナリー・ファイト!の付録として配布されていた『クラウン』という機体の射撃特化モデル。
イロモノじみた見た目に反して元から高性能だったのでカスタマイズは殆どされていない。
改造されているのは爆薬の設定だけ。戦闘中に配薬を変え(ているという設定で)、威力、範囲、その他の数値を上下させられる。
他にも格闘特化のサイコモデルや、速度特化のパフォームモデルなどがある。
基本戦術は相手が追ってきたら逃げ回り、深追いしてくれば罠に嵌め、相手が逃げたら嬉々として追いかける。
爆音も戦法もただただノイジー(鬱陶しい)。
なお自爆ダメージに耐性がある。なんでって?ナノマシンのお陰とかそんな感じだよ。



こんな感じの機体でも大丈夫でしょうか
ゲーム部崩壊の理由は桐山さんの都合が悪そうだったら無しにします
その場合はちょっとテンプレを書き換えます
0378 ◆NU643EDdwQ
垢版 |
2018/08/29(水) 18:13:21.58ID:aAt3ajBV
>>377
【むしろ具体的に示してくれてありがたいです!こちらは全然大丈夫ですよー】
0379 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/29(水) 18:37:09.78ID:RhXQVVH4
>>377
機体のテンプレはそれで大丈夫です!
0380紫水晶 ◆.PjwSk2J/.
垢版 |
2018/08/30(木) 05:19:28.78ID:qfyUrbh1
名前:紫水 晶(しみず あきら)
年齢:16
性別:女
身長:158
体重:48
職業:高校生
性格:気取り屋でミーハー気質
特技:旧日本軍の兵器は戦艦から擲弾筒まで全部名前言える
容姿の特徴・風貌:癖のない黒の長髪、バトル時は軍帽(レプリカ)着用
簡単なキャラ解説:
つつじヶ丘高校一年、数少ないゲーム部員の生き残りの一人
ミリタリーマニアを自称しているものの半年くらい前のアニメに影響受けただけのミーハー女
基本的に熱しやすく飽きやすいが、飽きるまではとことんのめり込むタイプ
気取ったような言い回しを好み、それは大抵の場合何かのアニメかゲームの影響
マシンナリーファイターズ歴は半年程度で、対戦経験は部内の練習試合程度


【ロボットテンプレート】

機体名:三拾式仮想剣闘機「微塵改(みじんかい)」
機体タイプ:白兵戦特化型
外観:オリーブドラブの下地に白いラインの入った陸自っぽいカラーリング
   全体的に装飾が少なく、量産機に毛の生えたようなデザインの人型
装備:
・三式白兵防盾    ……微塵改の全身がすっぽり収まる耐爆仕様のライオットシールド
・二式炸裂戦槌    ……成形炸薬を内蔵したスレッジハンマー
・一式式徹甲剣『岩貫』……装甲貫徹力に特化した片手持ちの直剣(いわぬき)
・零式牽引索条『呑龍』……二門一対のワイヤーアンカー(どんりゅう)
・紫水型携行擲弾砲  ……ピストルタイプのグレネードランチャー

能力:格闘8/射撃1/機動1/装甲10

解説:
ゲーム部のアーカイブに残っていた汎用素体を元に紫水晶が完全趣味ビルドした機体
敵の強力な攻撃をとにかく耐え抜き、起死回生のカウンターを狙うロマン偏重の設計思想
堅牢な装甲を実現するために機動力が大幅に犠牲となっており、飛行はおろか走ることさえできない
これは逆に言えば複雑な移動操作に集中力を割かなくてもよいという利点でもあり、
バトル初心者の紫水がそこそこ戦えている秘訣となっている
ちなみに〇〇式とかのネーミングに特に意味はなく完璧に雰囲気で名付けた


【水鳥ちゃんの友人という設定で参戦したいです、よろしくおねがいします】
0381 ◆KROETylmQE
垢版 |
2018/08/30(木) 15:19:59.20ID:K/EW3owc
『その装備、多分あんまり強くないですよ。こっちの方がいいと思います』
『ロマン、ですか。まぁ……ソロでやるならそういうのもいいと思いますけど』
『毎回同じ負け方してるから、ちゃんと動きを考えた方がいいよ』
『勿論楽しむのは大事ですよ。でも、勝たなきゃ楽しくなくないですか?』
『少なくとも僕は、先輩の自己満足の為に負けるのは楽しくないです』
『勝ちたいと思って何が悪いんですか』
『なら勝負しましょうよ。4対1でも構いませんから』

八木優樹は、今でもたまに一年前の出来事を夢に見る。
つつじヶ丘高校ゲーム部で起きた事件の事を。
始まりは何の気なしに口にしたアドバイスだった。
チャットツール経由で募集した練習試合に負けて、一番動きの悪かった先輩に向けた言葉だった。

彼は贔屓のストリーマーに倣った装備をいつも使っていた。
プロ並みの反射神経、判断力、戦術眼がなくては使いこなせないような装備だった。
先輩は――お世辞にもそれを使いこなせてるとは言えなかった。

最初は、本当にただのアドバイスのつもりだった。
だがその次の練習試合でも、同じ負け方をした。
今度はアドバイスではなく、お願いとして同じ言葉を口にした。
チームで戦う以上、一人の趣味嗜好の為に足を引っ張られて負けるのは、面白くなかった。

先輩は、ゲームなんだから楽しくやらせろと言った。
優樹にはその言葉の意味が分からなかった。
使いこなせない装備を闇雲に振り回して、ただ負けるだけ。
それの何が楽しいのか分からなかった。
勝つから。あるいは勝てなくても、練習して上達した実感を得るから楽しい。
優樹にとってゲームとはそういうものだった。

楽しくやりたいんだから、ガチなやり方を押し付けるなとも言われた。
じゃあ負けを押し付けられている自分の楽しさはどうなるのかと、不満が生まれた。
そしてそこから今度は不和が生まれ――それは程なくして爆発した。

優樹は当時ゲーム部にいた自称エンジョイ勢を4対1で打ち負かし、彼らを罵倒した。

『4対1のハンデを付けてボロ負けして、楽しかったですか?これの何が楽しいんですか?』

言い過ぎだという事は分かっていた。謝って、訂正すべきだとすぐに思った。
だが出来なかった。自分が正しいという気持ちを不満とまとめて飲み込めるほど、優樹はまだ大人ではなかった。
そして――ほんの数秒の時間で、全ては手遅れになった。
お前とやってても楽しくない。
その言葉を残して先輩達は部を去り、雰囲気の悪さに、残されたメンバーも一人また一人と減っていった。

優樹は――ストレスで喘息が悪化して、暫く登校が出来なくなった。
体調が回復して次に学校に来た時には、ゲーム部はもう、部の体を成していなかった。
どんな顔をして部室に入ればいいのか分からなくなって、優樹はそのまま幽霊部員になった。

「……う」

そして――優樹は今日、つつじヶ丘アリーナに向かう電車に乗っていた。

(……寝ちゃってたのか。降りるのは……次の駅か。寝過ごさなくてよかった)

アリーナのロボットバトル会場では今日、来月発売予定の新モデルアーマリー、ベンケイの試運転が出来る。
未だに夢に見るような事件が起きても、優樹にとってゲームは子供の頃から親しんできたものだ。
数日、触る気が起こらなくはなっても、彼がゲームをやめてしまうような事にはならなかった。
0382 ◆KROETylmQE
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2018/08/30(木) 15:20:44.67ID:K/EW3owc
「……けほっ」

嫌な夢を見たせいか、優樹は小さく咳き込んだ。
気を紛らわせるように、パーカーの胸ポケットからARデバイスを取り出し、装着する。
片目のみが投影装置となっている、ちょっとした通知や装備を確認する為の簡易デバイスだ。
今日はどの機体を使おうか――などと考えている内に、電車は目的の駅に止まった。
気晴らしの装備確認は功を奏したようで、会場に着いた頃には優樹は夢の事などすっかり忘れていた。

だが――それも束の間の事だった。

>『……つつじヶ丘高校のゲーム部か?
  あんな廃部寸前でよく来たもんだぜ』

どこからか聞こえてくる、他の参加者の声。
つつじヶ丘高校のゲーム部員が、この会場にいる。
思わず、自信ありげな彼らの視線の先を目で追ってしまう。

(あの子……かな。見覚えない顔だし……一年か)

つつじヶ丘高校ゲーム部が廃部寸前なのは、自分のせいだ。
そう思っている優樹は苦い罪悪感を覚えるが、だからと言って何が出来る訳でもない。
そのまま目を背けようとして――
0383 ◆KROETylmQE
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2018/08/30(木) 15:22:20.34ID:K/EW3owc
>「……君、つつじヶ丘高校だよね?」
>「僕も同じ高校なんだ。二年B組。よければ一緒にチームを組まない?」

しかしふとその視界に、見覚えのある顔が映った。
桐山直人――同学年の、元ゲーム部員だ。
どうやらあの一年の少女に力を貸そうとしているらしい。

ゲーム部をぶち壊した張本人である自分が、目を逸らそうとしていているのに。
そう思うと急に、優樹には自分がすごく情けない奴に感じられた。

「……よろしくお願いします」

「はい、よろしくお願いします……ふん、なかなか良いデバイスを持っているじゃないか!これはいい戦利品になりそうだ!」

息苦しさを感じたまま優樹は登録を済ませた。
そして――そのまま身を翻すと、意を決して、つつじヶ丘高校ゲーム部の面々に向かって歩み寄っていく。
自分でも衝動的な事をしていると分かっていた。
それでもこのまま目を逸らして、彼らと戦ったり――撃破しても、ゲームは楽しめない。
優樹はそう思った。

「や、やあ、桐山君。その……久しぶり」

優樹の覚えている限りでは、彼とはさほど険悪な仲になってはいないはず。
だが自分が善意のつもりでした助言も、最終的には部の崩壊を招いてしまった。
今ひとつ自分の考えに自信が持てず、優樹は控えめに声をかけた。

「えっと……」

とは言え、すぐに言葉に詰まる。
ここで逃げてしまってはあまりに情けない。
そう思って声をかけたが――だが、逃げずに声をかけて、どうするのか。
優樹はそこまでは考えていなかった。

「あー……君、ゲーム部なんだってね。実は僕もゲーム部なんだ。
 八木って言うんだけど……顧問の先生から、名前くらい聞いてたり……。
 いや、別に聞いてなくても全然いいしむしろそれが当然だと思うんだけど……」

そうして、しどろもどろになりながらも、今度は水鳥に話しかける。
だが、そこでまた何を言えばいいか分からなくなった。
力を貸そうか――どの面下げてそんな事を言えるのか。
手助けさせて欲しい――これならまだ、そこまで図々しくはないか。
いっその事気軽な感じに、一緒にやろうよ――絶対にあり得ない。何様のつもりなのか。

「……もし君達が良ければ、僕もチームに入れてくれないかな。
 自分で言うのもなんだけど、僕、結構上手い方だし……役に立つよ。
 今回、運営の人達も結構ガチっぽいし……ソロはしんどそうだからさ」

結局、優樹は自分がチームへの加入申請を出した理由を述べなかった。
ただ、自分は役に立つ。ソロでは厳しい戦いになるかもしれない。
そういった利害に理由を預ければ――多くを語らずともチームに入れてもらえないか。
そのように考えたのだ。
0384 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/30(木) 18:24:20.87ID:fFUX5Fc3
>>380
こちらは大丈夫ですよ!よろしくお願いします!
0385紫水晶
垢版 |
2018/08/31(金) 11:02:06.48ID:Fj9IFTsW
【すみませんもし私待ちでしたら、いい感じのところで参戦するので話進めていただいて大丈夫です】
0386 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/31(金) 19:20:05.93ID:sGOui7mh
つつじヶ丘高校ゲーム部は活動当初、全国大会に出場するほどの実力を持っていた部活だった。
だが一年前のある事件をきっかけに決定的な亀裂が走りゲーム部は崩壊。今や大きく弱体化してしまった。
今や数人の部員が細々と活動を続けるだけの部活と化し、まことしやかに廃部が噂されている。
何も知らなかった周子は入部後にその事実を知った。

>『……つつじヶ丘高校のゲーム部か?
 あんな廃部寸前でよく来たもんだぜ』

部活動で定期的にアリーナにやってくる手前、自分の情報が割れているようだ。他の参加者の眼は厳しい。
あろうことかつつじヶ丘高校ゲーム部の存在が醜聞として広まっているではないか。
威勢よく一番に参加を決めたのは良いものの、気恥ずかしさで何となく俯いてしまう。
同じ高校らしき男の子が話しかけてきたのはそんな時だった。

>「……君、つつじヶ丘高校だよね?」

短く切り揃えた髪にしっかりしていそうな顔立ち。見るからに年上のようだ。
その顔に周子は見覚えがあった。ゲーム部を出入りする時にたまに顔を合わせることがあるからだ。
先輩であるため、会話をする事はなかったが、顧問の先生から名前は伺っている。
彼の名は桐山直人。元ゲーム部の先輩だ。

>「僕も同じ高校なんだ。二年B組。よければ一緒にチームを組まない?」

このサバイバル戦はイベントスタッフに勝てというルールはあるが、手を組むなという決まりはない。
むしろ、周子自身はゲーム部という所属のせいでアウェーになっている。これほど心強い提案もなかった。

「ありがとうございます!桐山先輩ですよね……!?
 私、水鳥周子って言います!一緒に頑張りましょう!」

いいぞ。元ゲーム部の先輩を味方につけたことで追い風が吹いている。
これなら勝てるかもしれない、と瞳に熱血の炎を灯して燃え上がっていたところ。

>「俺一人でも十分だが、どうもつつじヶ丘高校として舐めている奴が多いようだ
>チームつつじヶ丘を作るというならば俺も参加せざる得ないな
>おれは一年……あ?え?み、水鳥さん???
>あの、僕は、方丈寺永瞬です……」

小学生かと間違えられそうなほどの背丈をした少年、方丈寺永瞬が颯爽と現れたのだ。
方丈寺は坊主頭で、顔立ちに幼さが残っている。なおさら小学生のようだ。
学校ではかっこいい系の台詞をよく言うタイプで、周子の印象にもよく残っている。

「方丈寺くんだ!方丈寺くんもマシンナリーファイターズやるんだね!」

やった、と片手で小さくガッツポーズを決める。
ゲーム部に人が少なすぎるせいか人が増えるだけで嬉しい。
周子は同じクラスの方丈寺をメンバーとして迎え入れた。
ただ、メンバーが増えればどうにかなるほど、勝負の世界はそこまで甘いものではない。

トラフィックゴーストは過去につつじヶ丘アリーナを幾度なく占拠しようとした経験を持つ。
イベントスタッフの腕の差はあれど毎回手加減なしのガチ気味のバトルだったと聞いている。
もし噂されている追加予定のパーツを搭載した機体や全国大会出場者が紛れ込んでいたらとても太刀打ちできない。
誰かゲームの上手い人間が仲間になってくれると心強いのだが。

>「や、やあ、桐山君。その……久しぶり」

桐山と同じくらいの歳をした少年が、不意に現れて桐山に話しかけている。
周子はぼけっとその様子を見ているも、話相手が周子に変わった。
どうやら同じつつじヶ丘高校の先輩らしい。
0387 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/31(金) 19:22:05.30ID:sGOui7mh
>「あー……君、ゲーム部なんだってね。実は僕もゲーム部なんだ。
> 八木って言うんだけど……顧問の先生から、名前くらい聞いてたり……。
> いや、別に聞いてなくても全然いいしむしろそれが当然だと思うんだけど……」

「八木先輩ですね。一年の水鳥周子です!」

ゲーム部が廃部寸前まで人が減ったのはガチ勢エンジョイ勢等の意見の不一致と聞く。
その引き金を引いたのが八木である事など、この時の周子には知る由もない。
やや言葉に詰まりながら、八木の台詞が続く。

>「……もし君達が良ければ、僕もチームに入れてくれないかな。
> 自分で言うのもなんだけど、僕、結構上手い方だし……役に立つよ。
> 今回、運営の人達も結構ガチっぽいし……ソロはしんどそうだからさ」

「先輩が二人もいれば百人力ですね!一緒に頑張りましょう!
 私もゲーム部一年として底力を見せますからねー!」

自分も頑張らなくては!と再び熱血を瞳に灯す周子。
周子の最終目標はあくまで世界大会に出場すること。
頼るのではなく皆に頼られるファイターにならなくてはいけないのだ。

これでチームつつじヶ丘は桐山、方丈寺、八木、周子の四名。
残る最後の一名が会場に来ているはずなのだが、どうにも見当たらない。
仕方ないので眼鏡型ARデバイスを起動し、友達にメールを送っておいた。


件名:もうアリーナに来てる?

つつじヶ丘アリーナでイベントが始まったみたいΣ(・ω・ノ)ノ!
サバイバルマッチする事になったから早く来て〜!
元ゲーム部の桐山先輩と八木先輩に同じクラスの方丈寺君もいるよ。


「すみません、友達も来てるはずなんですけど……
 もしサバイバルマッチで見かけたら一緒に戦ってあげてください」

話が一段落したところで、バイザー男ことゴーストのアナウンスが再び流れるようだ。
気がつけば同じようにARバイザーを装着した不審な男達が彼の後ろに一列で並んでいるではないか。
彼らの名は「モータル」。死すべき定めを受け入れたゴーストの部下である。

「今ここに、我らトラフィックゴーストの実験台達が集った!
 これよりロボットバトル・サバイバルマッチを開幕する!」

気合の入った演説と共にゴーストにまばゆいスポットライトが落ちる。
0388 ◆SRqjql8RXY
垢版 |
2018/08/31(金) 19:27:26.59ID:sGOui7mh
「ルールは先程告げた通り殲滅戦だ。私達トラフィックゴーストを見事全機撃墜してみせよ!
 もし君達が私と部下のモータル達を倒せたならその健闘を讃えアリーナを開放しよう!
 そして、決戦の地となるバトルステージは――コロシアムステージだ!!」

ロボットバトルの舞台となるアリーナの特設ステージは、AR設備によってその姿を自在に変える。
草原や海、砂漠、雪原、未来都市、廃墟など、利用者の希望に合わせてステージを変更できる仕様なのだ。
広さはサッカー場程度で、人型サイズのマシンナリーが暴れるには十分な広さと言えるだろう。

「ARデバイス、セット!」

コロシアムステージに参加者達が入場すると周子は再び眼鏡型ARデバイスを起動。
眼前に現れた画面をタップし、「マシンナリーファイターズ」を起動する。
すると操縦桿やレーダーマップ、ウェポンスロットが次々と出現した。

「ロボットバトル、スタンバイッ!」

ずん、という重量感と共にバトルフィールドに巨大な機影が現れる。
黄色いカラーリングに殻のような武装コンテナにツインアイが青に光る。
これが周子のマシンナリー、重量級格闘機"エクスフォード"である。
他の参加者達も続々とARデバイスを起動し、戦闘準備を整えていく。

「準備は整ったようだな……実験台達よ、精々抵抗するがいい……!」

「ふふふ、見るがいい。モータルの実力というものを……!」

ゴーストとモータルの台詞を最後に、
予備のマイクを持ち直した司会のお姉さんが高らかに宣言する。

「ロボットバトル・サバイバルマッチ、スタートです!!」

今ここに決戦の火蓋が切って落とされたのだった。


【サバイバルマッチ開幕!よろしくお願いしますね】
>>385ありがとうございます!何かあれば待てるので大丈夫ですよ〜】
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