遠野日和が初めて人を殺し、もう2時間弱が経っていた、

(郁弥、、、何処にいるんだよ、)

時が経つにつれて日和の中の郁弥が死んでいるのではないかという不安がどんどん募っていた。
遠野日和は倉沢ほのかを殺してから、ジョーズエリアから南下しハリウッドエリアに入り、現在USJの入口付近にいた、

(他の場所を探そうか、ん?人がいるのかな?あれは)

お土産屋の明かりがついているのに気がついた、

「誰かいるのかな?」

日和はそのままその中に入る。

「誰だ!?」

そこには休憩中の七原秋也と小鳥遊紡がいた、

「僕は遠野日和って言います」

日和はとりあえず挨拶をする。

「そうか、俺は七原秋也で、こっちの女性は」

「小鳥遊紡です。」

「へー、よろしくね秋也くんに紡さん、それより桐嶋郁弥って子見なかった?青い髪の毛の、、、」

「残念ながら見てないですね、私たちが他に会ったのは牙王という男性だけですね。」

「彼はどういう人なんだい?」