「騒然となったりのんきによろこんでたりたいへんだな」
シュンクレスバタリオン所属エルンスト・ロウ審問官は独りごちて拍手喝采エリアに降り立った
額ハートマークのちびのアサルトレイライフルが見えない閃光を曳く
ロウの近所で目を円くしていた家族連れの首から上が仲良く細切れになる
「たのしい家族旅行が台無しだな。偏次元法衣、カタログ通り機能してくれているな」