ファンタジー世界に平成ライダーが迷いこみました
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みつを1人で異世界制覇できるから
スレがすぐに終わっちゃう みつをは平成ライダーどころか昭和ライダーまで含めたライダー最強議論で
いつも最強争いしてる人 蒼き伝説
むかしむかしのお話です。
あるところにポッケ村という小さな小さな村がありました。
村の人たちは毎日をゆっくりと平和に過ごしていました。
ところが、ある時 大変なことが起こりました。
炎をあやつる伝説の龍。
炎王龍が村にやってきたのです。
『ハンター』と呼ばれるモンスター退治の人たちが何人も何人も戦いましたが、村は焼け大勢の人が恐ろしい龍に殺されてしまいました。
村の人たちは、逃げようとしましたが、街はあっという間に炎に囲まれて、逃げることも
できません。
そんな時、ポッケ村に1人の男の人がやってきました。
腰に変わった銀色の帯を締め、蒼い鋼の馬に乗った、後に伝説と呼ばれる一人のハンターが。 加賀美新は、警察官だ。
人々の平和を守ることが彼の任務であり、誇りでもあった。
そして運命の日。彼はいつも通りの朝を迎えた。
布団から起きて洗顔し、簡素な食事をして自宅から勤務先である派出所へと向かう。
「なんだよ……これ」
だが、一体どうしたことだろう。
愛用のバイクでT字路を曲がったその先には、おとぎ話を連想させる石造りの建物。
ありふれた景色に突然現れた『異常』。
「俺は、どうしたんだ? ここは一体?」
加賀美は思わずバイクを止め、ヘルメットを取る。
信じられない光景だった。
「なんだよ……これ」
彼の目の前では、街が燃えていた。
正確には街というよりも、村であったが。
だが今はそんなことなぞどうでもいい。
炎はどんどん勢力を増す。
茫然自失とする加賀美を押しのけ、人々が彼の横をすり抜けて行く。
口々に『古龍だ!』『助けてくれ!』と叫びながら。
「おい! アンタ!!」
「え?」
反射的に振り返る。
加賀美が振り返った先には、全身を黄緑色の鎧で覆った人物がいた。
顔は見えないが、高い声でまだ少年だと分かる。
両の手に持っているのは真赤に燃える双剣。
それを懐にしまいながら黄緑の鎧は叫んだ。
「早く逃げろ! すぐにやつが来る! このまま突っ立っていたら焼き殺されるぞ!!」
「奴ってなんだ? それにここは……」
「いいから、早く逃げ………」
獣の吼える声が聞こえた。
2人が振り返った先。
加賀美にはそれが、翼を持った赤い獅子に見えた。
大きさはおよそ15mはあるだろうか。
詳しくは分からない。
獅子の周囲が陽炎のように揺らめいて、はっきりと大きさを掴めないのだ。 「……くそ、古龍の観測所は昼寝でもしてやがったのか!?」
単身、龍に向かっていこうとする男。
だが彼は駆けると同時、大きく足を踏み外した。
「あぐっ!!」
「おい、アンタ……!」
男に駆け寄った加賀美は絶句する。
男を抱き起こそうとした瞬間に彼の手には赤い血が付着していた。
「アンタ、こんな怪我でアレと戦う気かよ!」
「……そうだよ! ここは俺が食い止める!! 鎧を持たないあんたがあいつに向かっても消し炭にされるだけだぞ!」
気丈だった。
だがその言葉は、その態度は、むしろ加賀美にとって戦えといっているのと同意義。
「俺が行く! 事情はまだよくわからないけど――」
「でしゃばるな! 命が惜しくないのか!」
「今重要なのは、命を惜しむことじゃない!!」
加賀美は根が単純である。
今の彼にとって重要なのは、罪の無い人が傷つけられ 生活する場所が炎によって奪われるという、その一点に尽きる。
怪物は咆哮を上げ、2人のいる場所へと入ってきた。
口から猛火を放ち露店や建物を焼き払う赤獅子。
熱風が体にふりかかる。
さきほどから紅き獣の周りで起きている景色の揺らぎが、彼奴(きゃつ)から発する高熱によるものだと加賀美はようやく理解できた。
その翼から伸びる爪の片方には、1人の子供が吊り下げられていた。
立ち昇る熱気と粉塵、そして恐怖から泣き叫ぶ小さい子供。
「助けてぇ! 怖いよぉぉぉ!!」
「待て!」
事情は知らない。
だが、泣き叫ぶ子供を放って置けるほど加賀美は薄情ではない。
たとえ、子供が異形の怪物につかまっていようとも。
古龍と呼ばれる怪物の進路の前に立ちふさがる。
鋭い視線……否、殺気を込めた瞳で加賀美をにらみ付ける炎の皇帝。
「ヴォオオオオン!」
「!」
一瞬だった。
避けようと思った瞬間、皇帝の頭から伸びる二本の角が、加賀美の腹部を貫く。
1人の男の体は、まるで血をぶちまけながらゴムまりのごとく石床に投げ出された。
その突進はかわした筈、だった。
だが、現に自分は腹を貫かれ。
誰一人、何一つ、守ることのできないまま どこかも分からない世界で消えようとしている。 「俺は……異邦人だ」
鎧を被った男も、捕まった子供も、龍でさえも驚きに目を見開いた。
立っていた。男が。
当然のように。
腹を抑える。
鮮血が、抑えた手を伝って大地に流れる。
一目見て重傷と分かる傷。
いや、通常の人間なら間違いなく致命傷だ。
それをものともせず、加賀美新は立ち上がる。
「……お前が何故街を焼くのかは知らない」
彼の愛用のバイク、ガタックエクステンダーの座席が開く。
そこから取り出されるのは鈍く輝く銀色のベルト。
――かつて宇宙からの侵略者と戦った一人の男がいた。――
「……だけど、俺は、こんな事態を黙って見てることなんて出来ない」
ベルトが装着される。
加賀美は見ていた。
傷つき逃げ惑う大勢の人々を。
――男は愛する弟を失い、戦闘のさなかで己の命を落とした――
だから戦う。
警察官だからではない。
同情からでもない。
人は彼を陳腐と嘲笑うかもしれない。
偽善者と罵るかもしれない。
――だが天は死を男に赦さなかった。その身に過酷な運命を架す――
それでも助けたいと願うのが加賀美新の人としての本質。
困っている人がいれば手を貸す。
傷ついている人がいればそれを助ける。
――それは『戦いの神』としての運命――
なにより、許せぬ『悪』があるならば……彼はそれを斬り捨てる!
「来い! ガタックゼクター!!」
紅に染まる空を穿ち、現れるは蒼い甲虫。
否、虫に見えるがその体はまごうことなく金属。
名をガタックゼクター。
機械でありながら己の意志を持つ、『強きもの』
ゼクターは加賀美の手に収まった。
古き伝説の竜と、後に伝説となる1人の男は対峙する。
「……ヴォオオオオオオ!!」
耳を塞ぎたくなるような咆哮。
その咆哮が終わったあとに1人の男の覚悟の叫びと、それに呼応するように無機質な音声が響いた。
「変身」
『HEN-SHIN』
男の体を蒼い鎧が覆う。
ヒヒイロノカネという未知の金属で作られた鎧は、例えダイヤモンドの刃であろうとも傷一つ付けることはない。
何より鎧以上に固い加賀美の信念は、たかがドラゴン一匹に揺るぐことなどありはしない。
「罪の無い人々を襲ったお前を、俺は許さない!!」
重厚たる戦士 仮面ライダーガタック・マスクドフォームがここに光臨した。
「ウウウゥゥゥゥゥ……」
「罪の無い人々を襲ったお前を、俺は許さない!!」
翼持つ紅獣と蒼い戦士はにらみ合う。
幼い命を吊り下げたまま、怪物は再び尖爪でその体を引き裂かんと右手を振り上げた。
重力を味方につけた一撃はガタックへと容赦なく叩き込まれる。
ドゥ、と重い音が響いた。
避けてはいない。破壊の鉄槌はガタックに直撃していた。
だが……。
ガタックは 触れれば裂ける尖爪を、厚い手甲で受け止めていた。
本来なら吹き飛ばされる攻撃を受けて尚、蒼き戦士は微動だにしない。
それも当然。
ガタック・マスクドフォームのその腕は、片手で25t以上の物体を長時間持ち続ける事の出来る豪腕。
龍はグルルルル……と威嚇の声をあげながらも腕に力を込める。
「その子を……放せぇえええ!!」
『ドゥン!』『ドゥンドゥン!』
古龍の腕を振り払うと、両肩の砲門から焔が上がる。
狙い済まされた戦士の砲弾は、炎帝の顔へと直撃した。
「グアアアアアォオウウウ!!」
呻き、地に伏せる龍。
その隙を突いて、ガタックは子供を助け出す。
火傷こそしているが、軽傷で済んでいるのは奇跡的だった。
少年は呆然としながら、目の前の鉄仮面に尋ねる。
「大丈夫か?」
「お兄ちゃんは……誰なの?」
「正義の味方だ」
子供の頭をクシャリと撫でる。
無骨な手甲だが、少年は温もりと熱さを感じた。
「……そこで休んでいてくれ」
どんな敵でもそれが平和を脅かすなら斬り捨てる。否、蹴り砕く。
ましてやそれが太陽〈友〉の紛い物だというなら、蒼月〈自分〉がやらずに誰がやるというのか。
ベルトのバックルに手をかけ、ゼクターの角を弾く。
弾かれると同時、蒼い鎧の表装を電流が駆け巡る。
瞬間、彼の体が膨らんだように見えた。
「キャストオフ!!」
『CAST-OFF』
ガタックの体を覆う鉄甲が次々に弾き飛ばされる。
こめかみの部分から二本の角がせりでて、額の位置にあたるOシグナルと、昆虫の複眼を思わせるコンパウンドアイが点滅した。
『CHANGE STAG BEETLE』
現れた姿は先ほどのマスクドフォームよりも華奢な外見を思わせる。
仮面ライダーガタック・ライダーフォーム
人に出来うる全てを超越した、技術の結晶。
一方、ガタックの変身を見て紅獣は目を細めた。
不気味なことに、キャストオフの破片が直撃しても龍は一歩も動かない。
そして、彼の体から舞い散る燐光が一際大きくなったのと――
「クロックアップ!」
『CLOCK UP』
――ガタックが動いたのは同時だった
『CLOCK OVER』
全ては一瞬。
何が起きたのか分からない。
ただ、静止した時の中で、全てが燃え盛る爆炎に包まれた!
炎の皇帝 陽炎龍
そして『牙を持つ太陽』
様々な忌み名で呼ばれる災厄 古龍種 テオ・テスカトル
彼が『太陽』と呼ばれる起源がこの現象にある。
翼から粉状の組織片を飛ばし、周囲に破壊を巻き起こす粉塵爆発。
一度爆発を引き起こしてしまえば、人間など一瞬にして炭と化す。
だが組織片を飛ばしきる前に、翼を破いてしまえば?
無論、暴君と名高い炎帝がそのような蛮行を許すはずも無く。
並みの狩人ではそのような行為、不可能に近い。
だが、ここにそれを可能とする男がいる。
時の戒めから解放された…蒼き月の戦士が。
瞬間 ガタックは……戦いの神となった。
クロックアップ……タキオン粒子をヒヒイロノカネ製の鎧に纏い、常人には一秒にも満たない時間の中で戦い続ける、ガタック・ライダーフォーム 最強の武器。 瞬きをする合間に、戦いの神はいつの間にか紅き古龍の後ろへと移動し。
その手には、輝く双剣を握っていた。
ガタックの双刃からは赤い血が滴っている。
それと同時、紅き皇帝の翼についていた爪が砕けた。
「グルオアァァァァァ!」
体中から血を流し、紅き皇帝は地に伏せる。
「うそだろ……アイツ、一瞬で 古龍の翼を壊したのかよ……」
「あのお兄ちゃん、本当のヒーローだったんだ」
二人に向かって歩いてくる戦士・ガタック。
だが、蒼き戦神はよろめきながら――吐血した。
「な!」
「そんな……」
クラッシャーと呼ばれる口元のマスクから流れ出る血が、大地に染み渡る。
「あの、野郎……」
黄緑の鎧を着た男は呻いた。
炎王龍の腹に決まった一撃が、男に負荷を掛けているのだ。
「そこの青いの! すぐに治療してやるから動くな!!」
「まだだ! あの赤い龍は生きている!!」
初めは妄言と、思ったその言葉。
だが、蒼い戦士の言葉は真だった。
「ヴォォォォオオ!!」
炎の皇帝は身体を砕かれてなお、荒ぶることを止めない。
千切れかけた尻尾を振りたて、息にまじり怒りの炎を吐き出す。
蒼き戦神の闘志もまたくすぶる事は無い。
蒼いマスクと対照的な赤い複眼が、皇帝を見つめていた。
「……来い!」
地鳴りの様な轟声。
その叫びと共に先ほど、加賀美新の腹を貫いたものと同じ攻撃が、ガタックに襲い掛かる。
『ONE TWO THREE』
視線は皇帝に向けたまま、ガタックゼクターの背部にあるボタンを押す。
その動作に焦りは見られない。
迫り来る赤龍。
「ライダー……キック!!」
『RIDER―KICK』
ゼクターの角を弾いて、元に戻す。
稲妻が頭の双角に蓄えられ、それは彼の右足へと行き着いた。
ハンターと少年は目撃する。
彼 仮面ライダーガタックの右足が 蒼き流星と化すのを。
古龍の猛攻をかいくぐり、ガタックの蹴りはその顔を捉える。
極限まで脚部に貯めこまれ、波動化したタキオン粒子が、龍の体に流れ込み……
暴走した。
すなわち、体の原子崩壊――爆発である。
古龍の体は跡形も無く、吹き飛ぶ。
凄まじい爆炎の中。
そこに戦士が立っていた。
雄々しく双剣を構えながら。
これが伝説の序章。
その後、彼は幾多の冒険を成しえる。
だが、それはまた別の話。
そして後に語り継がれること数10年。
「……これが、父さんが子供のころに出会った 伝説の双剣使い ガタックと、紅き破壊者 テオ・テスカトルの戦いのお話だよ」
メガネを掛けた中年の男性は長い話を終えた。
すでに夜は更け、美しい満月が高く上がっている。
「すごいなぁ。父さんは僕と同じ頃にそんなに強い勇者さんと出会ったんだねぇ」
布団の中で子供は目を輝かせ、父親の話を聞いていた。
彼は興味深々で続きを催促する。
「父さん。そのガタックっていう勇者さんは他にどんなモンスターを倒したの? その後 どうなったの?」
「坊、今日は遅いからもう寝なさい。続きはまた明日話してあげるから」
少年は続きが気になって眠れないと駄々をこねていたが、やがて穏やかな寝息を立て始めた。
男性は本棚に納められた、1冊の赤い革表紙の書物を眺める。
「季節のたつのは速い。貴方の活躍を聞かなくなってからもう30年になります」
歴史に残る勇者の存在。
アラタ・カガミ・マスク・ド・ライダー・ガタック卿
彼はその後、数多くのモンスターを討伐し、王国から騎士の位を授与された。
だが伝説では、ガタック卿は99頭の龍と100頭の獣を倒し、最後に古の魔城 シュレイド城で伝説の龍ミラボレアスと戦った後 死亡したことになっている。
ただし彼の死体は見つかっていない。
黒龍が死に際に放った火炎弾が直撃し、跡形も残らず消滅したのだというのが学会の一般的な説である。 もっとも、蒼き戦士が死んだという公式見解を信じているのは、ごく一部の人々だけだ。
多くの民草が今尚、彼の生還を信じている。
それほどまでに、民衆にとって彼は英雄だった。
数多の災厄であるモンスター達を薙ぎ払い、それだけの力を持ちながら人を傷つけることは決してしなかった男。
一度凶暴なモンスターがいると知れば、どんな場所でも鉄の馬で駆けつけた英雄。
田舎にまで出回った活劇読み物『蒼き伝説』は売り上げが爆発的に伸び、今尚愛読書とする者も少なくない。
酒場では、『第二のガタック』を目指そうと双剣を持って依頼を待っている狩人も沢山いる。
男性は懐かしそうに本をめくり、目を細める。
「いつか貴方の活躍を本に纏めたいという、私の願いは叶いました。サー・カガミ」
を開いたまま窓辺に立ち、空を見上げる。
かつて、テオ・テスカトルに襲われた少年は遥か遠くの英雄に想いを馳せた。
雨に打たれ、風に流され、傷ついても多くの愛を守り通した男を。
「こっちは月が綺麗です。サー」
ある学者の説によれば、彼は自分の故郷に帰ったのだと主張する者もいる。
この世界を去るまえ、酒場で彼がよく話していた『日いずる国』へと。
「……貴方は、元いた世界に帰れたのですか?」
誰も答えを返す者はいない。
「また、色んなことを貴方と話したい」
男性は、夜空を見上げた。
そこに輝く蒼月は、自分の心にすむ英雄を思い出させる。
見つめる。
ふと、月を流れ星が横切った。
それを見ながら、彼は呟いた。
「我々は決して忘れません。貴方のことを。仮面騎士卿〈サー・マスク・ド・ライダー〉」
『大勢の人が今尚、彼を待っている。
いつか世界が震えるほどの災害が訪れたとき、彼はまたこの世界にやってくるだろう。
だからこそ我々は忘れてはならない。
時間も、空間も、概念さえも超越する英霊の名を。
仮面ライダーガタックを』
乙!
こうしてガタックは真の神となれたのか
姿形はなくてもみんなの記憶にはしっかり残っている
時代が望む限りライダーは不滅だね 「ハン、武器も鎧も持たない怪我人に何ができる?」
「そのとおりだ。とっとここから逃げ出せ」
戦士と偽勇者の言葉に、加賀美は額に深いしわを刻んだ。
彼はその怒りを態度で示す。腰にある白銀の帯が輝く。
戦士は黙って右手を天に掲げた。
「へぇ、何? 故郷のお祈りかしら?」
「黙れ! 祈るのはお前らの方だ!」
―許せない 罪なき生物を己の名声のため、嬉々として殺戮する彼らが―
加賀美の脳裏に蘇るのは人でありながら人類の敵と化した1人の許されざる男。
その男……三島の高笑いと、目の前の偽の英雄達の哄笑が音を立てて……重なった!!
侮蔑の笑いを聞き流し、加賀美は変わる。
そう…その身を変えるのだ。
私たちは、畏れ敬い、その言葉をこう表す。
「変身」
『HENSHIN』
…と。
偽魔法使い、まぞっほは、そのひげの長さと、しわの多さが示すとおり、幾多もの年月を生きてきた。
だから、それなりには博識である。
だが、彼が目の前にした光景は人智を超えていた。
モンスターが人に化けていた話はよく聞く。
だが、眼前の男は自らをベルトで自らを鎧に包まれた姿に変えた。
このような現象は彼の生きた中で初めての経験である。
蒼を基調に銀色のラインの鎧。
その異様に大きい赤眼が彼らを見据えているその姿。
「お、おい!なんだありゃ!!」
戦士の奇声に、
律儀にも彼はその名を応えた。
誇り高いその名を。
正義の代行者の名を。
「仮面〈マスクド〉ライダー…ガタック!!」
あまりにも彼らの常識とかけ離れた出来事。
その光景に偽勇者一行は愚か、ダイ、ブラスでさえも呆然とする。
しばし、誰もが唖然とし場を静寂が包んだ。
だが、ライダーは待とうとしなかった。
もとより子供を笑って傷つけるような人間に、彼は容赦などしない。
「いくぞ!」
先陣を切り、偽勇者達の下へと走り出すガタック。
「…はっ!どうせ、見掛け倒しだ!イオラ!!」
「…バギ!!」
迫り来る火球〈イオラ〉と竜巻〈バギ〉がマスクドライダーに向かっていく。だが、ガタックは引かない。勢いもそのままに前進する。彼の後ろには怪我をした魔物たちが、ダイがいるのだ。
「カガミ!!」
叫ぶダイ。
自分の友人が死んでしまう!
ダイは恐怖する。
彼の開かれた瞳孔には爆炎と竜巻、そして、逃げずに立ち向かう蒼い戦士の姿。
(…心配要らない)
ダイの必死の叫びを聞いたのだろう。
まるでそういうかのようにガタックは振り返り強く頷いて見せた。
彼が振り向いて笑ったのは5秒に満たない出来事。
そして、動いた。
両肩にある砲門が火を吹く
砲撃の名をガタックバルカン。
超圧縮されたプラズマイオンの塊が火球と竜巻に衝突し。
轟音を放ち、全てを打ち消す。
爆発も、真空の刃も。
「…嘘じゃろ?」
まぞっほは爆炎が晴れたのを見て自分の目を疑った。
彼はイオラとバギマを打ち消した。
見たことも無い攻撃で。
魔力を感知させず。
まるで城門に備えてある大砲のような威力を持って。
「……ばけものじゃ」
彼の狡猾な頭脳が警告していた。
目の前にいるモノがあまりにも危険だと。
だが、彼が撤退を叫ぼうとする前に彼らの中の戦士 へろへろが、恐怖と焦燥、怒りに駆られ仮面の異形に飛び掛っていた。
「なめるなぁぁ!!」
だが、それはあまりに無謀。
彼の前では一振りの剣など棒切れに等しい。
ましてやいくらパワーがあろうと、たかが鉄の塊で彼の体に傷をつけることなどできようものか。
「うらあああああああああ!!」
必死の形相を浮かべ、へろへろは鉄剣をガタックの顔面へと振り下ろす。
だが、勢い良く叩きつけられた刀は、パキィンと澄んだ音を立てて柄から折れた。
「……ひっ!?」
鉄剣を鉄拳で受け止め、蒼き戦神は戦士のなり損ないを殴り飛ばす!
「うぐぇっ!?」
吹き飛ばされ、壁に激突し伸びるへろへろ。
「な!?」
「何なんだ!?あいつは!?」
光臨した戦いの神は、黙って偽勇者一行を睨みつけた。
「このまま島から出て行け」
そこまで言って彼は背を向ける。
怪我をした魔物に助けられるものがいないか。
ダイとブラスに怪我がないかを確かめるために。
「カガ…ミ?」
「…大丈夫か?」
「カガミ殿……あなたのその姿は…あなた様は…一体?」
偽勇者達は後ろも見ずに去ってゆく。
だが、悪しきものたちの追撃がやむことはない。
偽勇者の来訪など、文字通り始まりでしかなかった。
モンスターが暴走を始めるデルムリン島。
突如、現れた アバンとなのる元勇者の家庭教師。
そのアバンにかつて殺され、復活した魔王。
魔軍司令 ハドラー。
歴史が変わる。
平和を享受するべき者は悪しき剣に倒れる。
物語はこれより始まる。
今 語ろう 蒼き勇者の伝説を
よくこの洞窟の底まで来たな。勇敢なる冒険者よ。
わしは誇り高き竜の末裔、わが守護する財宝をめぐりいざ尋常に勝負!!
どうした、何故構えぬ。
……なに?
戦いに来たのではなく、話を聞きに来た、じゃと。
この地に伝わる伝説について?
まったく紛らわしい。
およそ数100年ぶりくらいに戦えると思ったらただの物見遊山じゃったとは。
しかたあるまい。貴様が聞きたいのはおそらく『あいつ』のことであろう?
知っておるとも。なんせ、奴とは共闘し、共に魔王を倒したのだからな。
そう、あれは確かわしがまだ若かったころ、うんと昔の話じゃ。
おかしな男であったよ。
人の身でありながらわれらと異なる赤い鋼の龍を従え、名誉も金も欲さず
ただ魔物からを守りとおしたんじゃからな。
何を守ったか?
伝説にある通りじゃよ。
人間はおろか、妖精、我ら龍をはじめとする幻獣までかばい通した。
本当に、気持のいいほど馬鹿な男であった。
他人が傷つくのを嫌うあまり、自分が傷だらけになっても平気で戦い続ける。 戦士であるわれらをかばいだてするのは侮辱である、と時に怒鳴っても あやつは守ることをやめなかった。
いまでも思いだすよ。
奴が叫んでいた言葉を
「人を守るために戦士になったんだから、戦士を守ったっていい!」
我らは人にあらず、と何度繰り返してもあの男は己の信念を曲げなかった。
奴の中で我らは戦友であったのだろう。
その底なしの馬鹿さと実直さに我らは呆れ、それと同時にあやつをどうしようもなく気に掛けるようになってしまったのよ。
失うには惜しい。ましてや魔王風情にくれてやるにはあまりにもったいなすぎる命だった故な。
そして魔王を倒して平和を勝ち取り、奴がこの世界を去る前に我らは約束をした。
ヒトと手を取り、資格のある者にはこの背を預けることを認めようと。
何、あやつの名じゃと?
よかろう、おしえてやろう。
其の名は『仮面ライダー龍騎』
相棒である龍の名を『ドラグレッガー』
我らドラゴンと人間を結びつけた奇異なる一人と一体。
そう、我らが背を預けるに認めた龍騎士たちを『仮面ライダー』とよぶのは奴に対する親しみと敬意の表れよ。
……おや、どうして 武器を構える。
なに、財宝はいらんからわしに相棒になれと?
ふむ、よかろう。
だが先に言った通り、試させてもらうぞ。
この背を預ける資格があるか。あの男 龍騎の 城戸真司のようにまっすぐな心と強き力を持つか。
全身全霊で我と撃ち合い認めさせめてみるがいい!!
とある龍の昔話 おしまい
元ネタ ライトノベル E×N(あとがき)
仮面ライダー龍騎 攻殻機動隊の世界観に合いそうなライダーってなんだろうか?
ファンタジーとはちょっと違うかもしれないけど気になったもんで >>60
邪道だけどディケイド
あいつはどんな世界にもあう。
ーーーとある国の城ーーー
王「おい大臣、たまには反乱とかの刺激的事件は起こらないのか?」
大臣「こんな小さい島の長閑な国じゃ、反乱なんて起こりはしませんぞ国王」
王「だよなー、最近じゃ旅人も全然こないし暇で仕方ない…」
大臣「久しぶりにメダル磨きでもしたらどうですか?」
王「張り倒すぞ、オレがメダル嫌いなのはお前が一番知ってるだろ?」
大臣「しかし先代国王が生涯をかけて集めた物ですし…」
王「知るかよあんなダメ人間のことなんて……、ちょっくら散歩に行ってくるぞ」 ーーーオレの親父は一国の王だった、特に戦争もなく平和な国だった為
暇を持て余した親父は世界中に散らばった『小さなメダル』を集めることを趣味にして
使い道の無い税金で武器や防具を買い、旅人達が持っているメダルと交換していた。
親父はメダル集めに熱中していて為、オレと遊んでくれたことはほとんど無かった
ーーそれに今になっても思うのだが、立派な武器や防具があるなら軍事力の拡大でもしろ
とも思っていた。とにかくそんな訳でオレは親父のことをダメ人間だと認識しており、
メダルも嫌いであった ーーー浜辺ーーー
王「あーあ…、相変わらず何もねえな」
スライム「ピキー!王様ちょっとこっち来てよ!」
王「おうスラ公どうした?って人?」
スライム「さっき沖でなんか光ってたから様子見に来たら、倒れてたんだ!」
王「ふーん大方、船が沈没したか何かしたんだろ運ぶからお前も手伝え」
スライム「この変なベルト何だろ?それに何でパンツ一丁?」
王「本人に聞けばいいだろ、ヨイショ!」 平成ライダー限定じゃなくて特撮キャラ全般にしちまえよ 東京喰種みたいな現代に人間の姿をした化物いる世界観にはどんなライダーが合うかな? 先代オーズ「よくぞ来た、旅の勇者よ。○○○は次のレベルまで○○人のライダーを倒す必要がある」 時は平安の世。
枯葉舞い落ちる青空の下、ドタドタと足音を立てて走る者がいた。
この国は神族の末裔である皇族や公家と呼ばれる者たちが政や祭事を行い支配していた。
袴の裾を持ち上げ、息を切らせて走っている身なりの彼もその一人である。
「晴明、晴明はどこにおじゃるか!麻呂の前に連れ出して参れ!」
彼の一声で、周囲の小兵が散らされる蟻のように晴明と呼ばれる者を捜し始めた。
「晴明さまー!晴明様はどこにいらっしゃるー!」
小兵達が動き回る様を見て、一息入れようとその場に腰を下ろし晴れた空を仰ぎ見る。
湖面のように曇りない空の下、生物とは思えない妖しい物がフラフラと蝶のように飛び回っているのが見える。
彼はそれを晴明が操る式神と見て、立ち上がり捕まえようとする。
「おやまあ、踊りの練習ですかな」
式神を捕まえようと虚空に舞う彼に、白い祈祷服に身を包んだ男が話しかけてきた。
彼こそが件の安倍晴明である。
「晴明や、あの式神は何ぞや」
「あれは帝の宮廷に空から降り注ぐ光の筋から生み出した物でござる。この突起を押すだけでほら、また新しい式神を呼び出せるのです」
晴明の手から離れた式神は、蜻蛉のように彼の周りを飛び回り、時折背中や肩を突つく仕草を見せている。
「そうじゃ、こんな虫よりも大事な話がある。最近、羅生門の外を騒がせる魔化魍や楽器を操る鬼達を知っておるか。素奴らがこの都に押しかけてくる前に何とかせいとお達しじゃ」
晴明は得意げな笑みを浮かべ、懐より奇抜な部品を取り付けた腰巻を取り出して見せた。
「これは、その式神を生み出した力と同じ作用を施した物でござる。これをこのように腰に巻いて……」
3……2……1……変身
晴明を包み込む眩しい光に耐えられず袖で顔を隠す。
「もう袖を降ろして良いですぞ」
言われるままに顔を戻すと、全身真っ白な烏賊を思わせる姿に姿を変えた晴明の姿がそこにあった。
「これでその鬼や魔化魍どもを退治して参りましょう」
晴明はそういうと、どこからか走って来た無人の二輪牛車に跨り、砂埃を上げて館から去って行った。 続きは?
後、メテオはメテオストーム登場以降は微妙に不遇だったから、メテオ主役の話とかないかな 砂煙を上げながら京の都を走り去る二輪の牛車に、町の平民達が驚き振り返っていく。
あのような不思議なものを操るのは陰陽師である安倍晴明であろうと、誰でも思いつくところである。
都の外は山崎や高槻の方に鬼が出るとされ、商人の町である堺や神戸と取引するにも山城国から越えなければならなかったのだ。
鬼は不思議な楽器を駆使し、摩訶魍は人を喰らうと恐れられ、都から摂津を超えるのは誰もが難色を示しているのだ。
これを解決するためには、不思議な力を操る陰陽師に頼るしかないと誰もが望むことだった。
羅生門を抜け出し、伏見を下り、桂川を沿うように長岡京へ走り抜ける。
普通の牛車が同じ距離をノロノロと進むより断然速く、疾風を思わせる速さである。
都の外は田畑や沼地が広がり、人の気配も疎らであった。
摂津峡に差し掛かるところで、男と思われる悲鳴のような声が聴こえ、何事かと清明は車輪を停めた。
声のした方へ近づくと、奇妙な姿をした生き物に既に亡骸となっていた男に喰らいついていた。
その姿は二種類の動物が入り混じったような化け物であった。
清明は式神の力を封じた小物を手に取り、帯の中心にある四つの穴の一つに押し込める。
スザク…オン
右手が聖獣である朱雀を模った形態に変わり、焔を纏わせて攻撃の態勢を取る。
「よう、そこの白いの。面白そうな事してんなあ」
動きだそうとした身体を止め、振り返ると清明とは違った怪人の姿をした者がいた。
「あなたが噂の鬼ですか、帝からの勅命で探していたのですよ」
「俺の名は伊吹鬼。どうせ、鬼退治なんて言われてここに来たんだろ。それよりも、この摩訶魍をどうにかしないとな」
「そうですね、この摩訶魍の退治も頼まれてたのですよ」
「面白そうだから助太刀してやるぜ」
伊吹鬼と呼ばれる鬼は清明の隣に立ち、三節棍のような武器を構えた。
「あんた、その右手熱くないのかい?」
「そうですね、触ると熱いかもしれませんね。迂闊に右手に触れないよう気を付けて下さい」
「俺の退治は後にしてくれよ。さあて、一丁やりますか」
鬼と陰陽師、二人は一斉に摩訶魍に飛び交かかり戦闘を始めた。
戦いは二刻程で終わり、青龍の力を発動させた陰陽師のキックでトドメを刺した。
「あんた強いね、ここいらにはもう手出ししないから見逃してくれないか?」
「そうですね、帝には私の力に恐れて鬼は西へ逃げたと申しておきましょう」
「恩に切るぜ、また機会があればどこかで会おうぜ」
伊吹鬼は摂津峡を背に木津川を歩いて夕陽の方へ向かって歩き出した。
清明も二輪牛車に跨ると安堵の息を吐きながら、都に向かって帰っていった。 攻殻の新作が出るからWとかとコラボしないかな
ライダーだから別のアニメの世界に迷い込むとかできそうだけど >>86
デザインとかなら鎧武がよさそう
でもダンス設定とかが和風?ってなる 戦国自衛隊のスレに、ママ〜変なのがいる〜!
153 :この子の名無しのお祝いに:2014/01/10(金) 21:30:34.76 ID:09n/7z4m
今の仮面ライダーは映画で戦”極”時代に行ってきたな。
そのうち仮面ライダー×スーパー戦隊×戦国自衛隊 スーパーヒーロー大戦 IN 関ヶ原 とかないかな。
154 :この子の名無しのお祝いに:2014/01/11(土) 06:59:38.99 ID:JF+n5kfW
>>153
異世界への跳躍実験をやっていた自衛隊の実験部隊が、消息を絶った!
時のスーパー戦隊と仮面ライダーは、アカレンジャーとライダー1号の指令を受け、実験部隊を探しに出かける。
たどり着いたのは戦国時代。
そこで実験部隊は、地元の戦国武将と草野球をしていた!?
実はこの武将、実験部隊隊長のご先祖様だった。
意気投合した彼らは、この世界が自分たちの歴史とは違う別の世界であることを見抜き、平和な時代になる様にいろいろ力を合わせていたんだ。
名残を惜しみつつ、ヒーローと実験部隊は帰路に就こうとする。
しかし、どうやっても次元の扉が開かなくなった!!
そこへ襲い来る、次元を超えた悪の秘密結社・血車ショッカーの連合艦隊!
量産されたクライシス要塞が、ギガントホースが、鬼の戦艦が日本を襲う!
実はこの世界には、時空の復元力があったのだ。
実験部隊が来たせいで日本中に現代日本の知識が広まり、のちの戦争の歴史がなくなってしまった。
それを是正するため血車ショッカーを呼び寄せたのだ!
のちの戦争分の被害を今出すため、数百年被害が残る罠、地雷、放射性物質がまき散らされようとしている。
「俺たちのせいで…」
無力感に打ちひしがれる実験部隊。
時の戦隊「それは違うぞ!お前たちは無益な争いより、救済を選んだ!」
時のライダー「俺達にもできない、尊いことだ」
彼らの言葉に勇気をもらった実験部隊は、スーパーヒーローと共に戦場へ殴り込む!
だが、血車ショッカーは強い。
のちの歴史がなければ悪と同種の存在も生まれない。彼らも必死なのだ。
その時、この世界に命をささげようという者が現れた。
これまで戦いに散りながら、この場に駆け付けたヒーローだ。
黒獅子リオ「命がほしいなら、俺達のをやる!」
ブラックコンドル「だからお前たちは、もっと偉大な道を選んでいいんだ」
白い魔法使い=コヨミ「ハルト、私幸せよ。またハルトにあえて、役に立てるなんて、こんなに嬉しいとは思わなかった!」
果たして、戦いの行方は!?
妄想すまんかった。
どうも我慢できなくて。 忍たま乱太郎とクロスするのも、見たいな。
あれ?どこの世界に行くんだっけ? クロスした世界で開発されたライダーシステムをオリジンの人が装着して〜みたいなのもいいかもね 戦国BASARAの世界に鎧武が召喚されたりしたら? ディケイドと攻殻機動隊のクロスオーバーがあったけど
ディケイド意外で世界観とか設定が合いそうな仮面ライダーってなんだろう? 仮面ライダー鎧武にマトリックス的なサイバー空間が登場してたな
Wとどっちがマトリックスの世界観に近いんかね >>60>>99
機械化世界ならファーストが望ましいが平成に絞るならG3かな。 ワッチョイ ttp://itest.bbspink.com/mercury/test/read.cgi/801/1268058997 このスレッドは1000を超えました。
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