他に行き場所の無い作品を投稿するスレ4
とりあえず書いてはみたものの、一体どのスレに投稿するべきか分からない自作の作品を投下するスレです。
仲間外れの方、空気読めない方で、想像力と妄想力をもてあまし気味の方は是非、こちらのスレへどうぞ。
批判、批評、ご意見はなるべく簡潔に。変に貶したり感情的にならずに優しく見守ってあげましょう。
【過去スレ】
他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3
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他に行き場所の無い作品を投稿するスレ2
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他に行き場所の無い作品を投稿するスレ
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1223547316/
穏やかに書面だけで勝ちあがっていく・・・?
だから性格も大人しくて 社会も乱さない!?
僕らは勉強してなかったから 注意を受けたり罰を受けて
みじめな立場になったっていうのか!!?
あんたのだって 争い
人に対して 傷付ける意図があるんじゃないか!!
うわああああああい
理由はいわないって これでごちゃごちゃに
できるって 思うんだ! Fラン大卒の精神世界での成人生活
運動に負けた。でもあいつには勝ってる。ゲームで負けた。小学生を
相手にしてスカッとしよう。学歴で負けた。だけど高卒よりマシ。
子供の頃の同級生がいい学歴で会えっこない。
いいことを思い付いた。Fランの俺って賢くなった。
体格では別集団だった。 こうしておけば
その人間には勝った事になる。避けられてるのは
俺じゃなく、相手なんだ。
笑って見下してきた児童期。
そんな事があからさまに回りにばれてるんじゃないかと思うと、
幻覚から逃げてるようだった。 NH●特番 「笑いに半生(10年)を賭した男」
・聖地 OF 笑い ダウンタウンは亜流
・西の首都、 大阪
・都構想 大阪
「わあっ! 笑いとるって素敵ー」
男の声援で、彼は名誉をも捨て嬉しそうだ。彼は笑顔が好きである。
人を喜ばすことが不幸な人の幸せに繋がると思っている。
大阪を裏切ってまで、兵庫の田舎区で当選した。
田舎では人気を博す笑いだった。
ある日、「笑いをとらな殺すぞ!」と暴力団系の手紙が来た。
彼は必死で喋りまくり、迷惑で捕まった。
地方紙にのる、『お笑い疑獄事件』である。
ある日、簡単に弱いものとして処置された。
地方のものなんて簡単に社会抹殺できるのだ。
■日本社会内でも差別的に人を抹殺するという、
残酷さを表している鋭い視点から社会を非難した
●●作品といえます。日本の闇に光を当てる事で、
相当焦った大人もいたのではないでしょうか。 ・笑いの聖地 大阪 ダウンタウンは亜流 (BY ME)
・西の首都、 大阪 (BY 桂三枝)
・都構想 大阪 (BY ???)
大阪 お笑い三段活用
意味を間違えてまでお笑いにもっていくという、
作者の深い意味が読み取れますね。 疑獄とは
賄賂なんですが、あえて自らもお笑いに投じる事で、
登場人物というより自らもお笑いになるという
方向に転じています。
まあ、すぐ激怒する田舎者は分からず
怒ったままなんでしょうけど。 話せば分かる(笑) 「まさか、こうして集まる日が来るなんて…」
某大手商社OLの筒石柚子は、高校時代の同級生たちと居酒屋で久々に再会した。単なる同級生では無い。同じ相手を好きになり、3年間を恋のライバルとして過ごし、卒業式を前に振られた6人の女子だった。
学級委員長で学業も優秀だった柚子は高校を卒業後、大学を経て現在は大手商社に就職した。ちなみに大学時代に出会った彼氏と既に結婚している。
「ゆずっち、眼鏡取ってるじゃーん。ウケるー」
何がウケるのかよくわからないが、魚津実花はけたけたと笑っている。
実花は高校時代からギャル風の見た目だったが、何故か恋愛経験は無かった。
初恋の相手だったあいつに振られた後、バイト先の先輩と色々あって妊娠からの出産と同時に結婚した。
今は3人の子どもがいるいわゆるギャルママに進化した。
「わざわざ誘っていただきありがとうございます」
津幡翠は礼儀正しく挨拶をした。翠とあいつは幼馴染で腐れ縁、幼稚園の時に将来お嫁さんになると宣言(勿論相手側は覚えていない)して以来、密かに思い続けていた。高校になって突然恋のライバル出現して焦りだすも空回り、見事に玉砕した。
高校卒業後は地元から離れた地方の大学に進学した。現在は弁護士。ちなみに彼氏は募集中とは言いながら、チャンスを尽く逃して今に至る。
「じゃあ、縁はずっとおひとりさま…ってコト?」
南条こまりはデリカシーの無い質問をぶつけた。こまりは高校時代、アイドルとして活動しながら転校した先であいつと出会った。欲しい物は何がなんでも手に入れるとかなんとか啖呵を切りながら、結果は無惨にも敗北だった。高校卒業後はアイドルを続けるもグループは解散し、紆余曲折を経て現在はセクシー女優に転身した。
「セクシー女優って儲かるんスか?」
小鳥谷美帆は素朴な質問をしてみた。幼少期からスポーツ一筋の美帆は高校のバレーボール部のエースだった。長身で女子生徒からは憧れの眼差しで見られていた。他の子と同様に恋に落ちたが、不器用な性格が災いして見事に振られた。高校卒業後も実業団でバレーボールを続けているが、ここ1年程は現役選手として伸び悩みを感じている。
「あれはあれで良い思い出よね〜」
小湊なぎさは当時を振り返ってしみじみと語った。なぎさは小さい頃から絵を描くのが好きで、現在は大ヒット恋愛漫画を描いたりして飛ぶ鳥を落とす勢いなのだとか。高校時代の恋愛経験を元に描いているのか問われると、ノーコメントで返す。
同じ相手を好きになった(そして振られた)という縁で集まった6人の飲み会は、大いに盛り上がった。
「おくれてごめーん」
しばらくして小諸江奈がお店に入ってきた。何も知らない柚子は驚いた。
「なんで、あんたが…」
高校時代、同じ相手を好きになった女子達のうち、最後に選ばれたのが江奈だった。
ドジでのろまでおっちょこちょいで、一方で身体は小柄ながら豊満なバストを誇っていた。
柚子らの間では胸の差で負けたと結論付けるには充分な証拠が揃っていた。
「なんか、あの後1ヶ月で別れたらしいよ」
なぎさが発言する。それを聞いた柚子は「ホント?」と聞き返した。
江奈は「そうそう」と頷いた。
約3年にも渡る恋愛バトルロイヤルの結果は、実にあっけない結末だったという事実が時を越えて判明した。 安楽死を合法化する制度が、社会で無能の烙印を押された人間を自死に追いやるまでにそう時間はかからなかった。
ここは、東亰都某所にある国立安楽支援センター。心安らかに人生の終末を迎えるための施設である。
本日付けで配属になる宝木七恵が、職員への挨拶を済ませたところだった。
「それじゃあ、よろしく頼みますね」
センター長が七恵に一通り仕事の内容を伝えた。七恵は物腰の柔らかい印象を持った。
七恵の仕事は、人生の終末を迎える人たちへのケアである。
この施設に入所する人の経歴は様々であるが、それらには決して踏み入れてはいけないと先輩からは言われた。
とはいえ苦しい人生から開放されるという事で、ほとんどの人は穏やかに過ごしている。
いつか来る「お別れの日」までしっかりと身の回りの世話や、話し相手になったりする。
高校を卒業したばかりの七恵は特にやりたい事が無かった。それで求人情報で見つけたこの仕事にとりあえず応募した。離職する人が多いのだろうか、割と簡単な面接で合格した。
七恵が初日の仕事で訪れた部屋の主は、セイジさんという名前だと紹介された。実名なのか仮名なのか、その辺はちょっとよく解らない。一人部屋には少し広い間取りで、奥には大きなベッドと、壁にはうす型のテレビがあり、四角いテーブルの上には飲みかけのお酒とツマミが散らばったままだった。さらに本棚には様々なジャンルの本が並んでいる。
「おはようございます」と七恵が声を掛けると、セイジさんは初めて耳にする声色に即座に反応した。
生活していて特に困っている事は無いとのこと。この施設には半年くらい前に入ってきたという。
セイジさんはお話が好きなのか次々と七恵に話しかけてくる。正直に言えば七恵には興味の無い話題が続くが、それでもうんうんと頷きながら話を聞き続けた。
独身のまま還暦を迎えたセイジさんは、若い女性とこんなに話せる機会は今まで無かったと感激していた。
冗談なのか本気なのか、ずっとここにいたいと言ってた気がする。それからしばらくして「お別れの日」がやってきてしまった。
そこから先は、七恵はもちろん他の職員もどういう仕組みになっているかは教えてもらえていない。センター長は何か知っていそうだが、なんだか怖いので七恵は聞くことができなかった。
また新しい日がやってきて、空いた部屋には新しい人がすぐに入所する。お別れは確かに悲しいが、すぐに新しい出会いがあるので七恵はもう少し続けられそうだ。 「みんなー、今日も見に来てくれてありがとー」
「いや、見に来てるの俺だけだよ!」
画面の向こうで動くイラストの女の子が元気よく挨拶をしている。それに対して、俺はいつものようにスマホの画面からコメントを高速で打ち込む。
いわゆるバーチャルY◯uTub◯r、略してVTub◯rという奴だ。画面の向こうの(声だけしか解らないが多分)女は"銭花くれか"という名前で活動している。
ライブ配信の視聴者数はわずかに1。つまり俺一人が視聴者ってわけ。…って、そんな事ある?
本当にたまたま偶然奇跡的に初配信らしきライブ配信を見たのがきっかけでそのまま流していたのだが、コメントも何も無いのにおそらく前もって用意していたのであろう自己紹介の台本を必死になって読んでいた。
自己紹介が終わると質問タイムに入るつもりだったらしい。しかし、ここまでコメントは一切無い。
「何でも答えるよー」という彼女の問いかけに対して、「え?今、何でもって言ったよね」みたいな定番の返しすら無かった。
それでもめげずに?配信を続ける彼女だったが、やはり誰かがコメントをするどころか視聴者すら増えない。
「そこの君ぃ、何でも良いから話しかけてご覧よ〜」
銭花はそれでも画面の向こうに呼びかける。だが、誰も返事をしないのである。
なんとなく見ていた俺も流石に「おいおい、誰かコメントしてやれよ」と嘲笑していたのだが、「いや、俺しかいないか」と気付くのにそんなに時間はかからなかった。
こういう時、なんてコメントすれば良いのかわからないの…と思いながら、あれこれ頭を捻って考え出したコメントが、これだった。
「しょ、所見です」
誤字だった。初めて見ましたという意味の言葉は初見であり、所見だと意味が異なる。
やべえ、消すか。どうやって消すんだっけ…などと俺が逡巡していると、画面の銭花はコメントを発見したらしく、「お?」と反応した。
「なんだ、コメント打てんじゃーん」
銭花はホッとした様子だった。視聴者側のトラブルでコメントが入力されない可能性も考えていたらしい。
「じゃんじゃんコメントして下さいね。コメント欄が寂しいと、なんだか盛り上がって無い感が出るっていうかー」
いやいや、"感"どころじゃない。明らかに盛り上がっているとは言い難いよ?
まあ俺がそんな事を言ってもしょうがないのである。俺のせいじゃない。多分違うんじゃないかな。
初配信は、結局俺以外誰も見に来ませんでした。
なんか申し訳ない気持ちになった俺、とりあえず次の配信を見に行く事を決意。
なお視聴者数は増えない模様。
そして、冒頭のやり取りに戻る。
「みんなー、今日も見に来てくれてありがとー」
「いや、見に来てるの俺だけだよ!」
「わかってるよ。いつもありがと♡」
画面の銭花は俺だけに話しかけてくれる。
なんだなんだ。この状況は。
視聴者は、いつも俺一人だけ。
そして今日も、新人VTub◯r銭花くれかは元気に配信を続けている。 ある日突然巻き起こったあっちむいてホイのブームは、日本列島を席巻した。
我こそは、という実力者を集めて行われた第一回あっちむいてホイチャンピオンシップは、東京ドームの観客席を満員に埋めた。
白熱の決勝戦を制したのは、鳥取県出身の24歳の男性だった。名前は梅林一志という。
大歓声の中、梅林は優勝賞金の10億円を掴み取った。
梅林はその瞬間から"ホイキング"ウメバヤシとして、日本中から注目を浴びる事となる。
ウメバヤシは生まれてからあっちむいてホイで負けたことが無いという。ホイキングとなってから毎日のように挑戦者からの挑戦を受けるが、当然のように勝ち続けた。
メディアは生涯無敗のウメバヤシが勝利する様子を連日のように報道した。
「たかがあっちむいてホイが強いくらいで」「そもそもヤラセでは無いのか」「他にやるべきニュースはあるだろう」などなど批判する連中もいたが、ウメバヤシはそれらアンチとも対戦して全て返り討ちにしていった。
やがて国内からウメバヤシを悪く言う人間はいなくなった。
ウメバヤシは子どもたちの憧れの存在になった。子どもたちは将来ホイキングを目指してあっちむいてホイに勤しんだ。
ウメバヤシは活動の幅を広げた。CMやバラエティ番組に引っ張りだこになり、アーティストデビューも果たした。ついでに武道館でコンサートを行ったが、チケットは即日ソールドアウトだった。
そんなウメバヤシは練習の時間がなくなり、第2回あっちむいてホイチャンピオンシップでは苦戦することが予想された。
東京ドームに集まったあっちむいてホイファン達は、新たな伝説を見ることになる。
それでもウメバヤシは負けなかった。ホイキングは俺一人でいい、そう言わんばかりの気迫のプレーを見せた。
あるものは人生を捨てて挑み、またあるものは生命を賭けて挑んだ。
だが、ウメバヤシは勝ち続けた。その176cmの体のどこにそんなエネルギーが隠れているのか。
鬼だ。観客席の誰かが呟いた。その言葉は、ドームの空気を伝って人々の頭に伝染していった。
ただ1人。ステージの中央にウメバヤシは満身創痍で立ち続けた。
前回よりさらに上乗せされた15億円の優勝賞金を受け取り、万雷の拍手と共にウメバヤシは会場を後にした。
あっちむいてホイブームが一段落すると、テレビ局は選手のキャラクターを押し出す戦略に切り替えた。
「筋肉は全てを解決する」を座右の銘とする"マッスルイノベーション"こと西木田大陸やアイドル的なルックスでお茶の間の注目を集める"女帝"こと宮口彩海、6男3女の大家族の大黒柱として一家を支える"ミスタービッグボディ"こと柳元悦雄など個性的な面々が名を連ねた。
これに絶対王者の"ホイキング"ことウメバヤシを加えた四天王の時代に突入する。 「カズミチさん…好きです。お付き合いして…ください…」
「色々な事情により、その気持ちに答える事はできません」
「えっ?」キョトン。勇気を振り絞って告白をした少女の想いは、簡単に却下されてしまった。
少女の名前は一岡珠姫。まだ小◯生に見える幼い見た目の女子高生、もとい女子校生だ。
相手のカズミチこと九十九和道は、49歳の独身男性(会社員)。この年齢まで彼女どころか好きになった女性すらいないという寂しい人生を送ってきた。
まだ出会って半年の二人だが、まるで10年以上経ったかのように様々なイベントをこなしてきた。
春は花見、夏は海、冬は温泉、さらにクリスマスやバレンタインも何度かあった…あれ、出会って半年とは?
「わ、私が子どもみたいな見た目だからですか?」
タマキはありがちな質問をぶつけてみた。確かにはたから見ると親子にしか見えない年齢差だし、下手すれば男性のほうが誘拐犯と間違えられる可能性すらある。
常識的に考えて、30歳も上の男性が恋愛対象になるのはありえない。
「まあ、色々とあってさ…」
カズミチは言葉を濁した。彼もまた、小◯生の女児に欲情…失礼しました。とにかくそういう趣味は無かった。
実際は女子校生なのだが、それでも未成年に手を出すなんてことはおっかなくて出来ない。
「せ、世間の目とか」
どうしたカズミチ。それでも男か。相手の女が抱いてくれと請うているのだ。
「そこまでは言ってませんよ。ていうか誰なんですか」
タマキは虚空に向かってツッコんだ。それはともかく、彼女にしてみれば今までの話は何だったのかという話だ。
「覚悟はできています。たとえ後ろ指を指されても…」
凄い意気込みが伝わってくる。それでもカズミチはタマキの想いを受け取ろうとはしない。
「君は、40代の独身男性の作者の妄想を固めた架空のヒロインなんだよ」
カズミチはタマキを説得しようとするが、作者とか架空とか言われてもピンとこない。
元々はこんな子が彼女になればいいな〜。という理想を描いたフィクションに過ぎないと。
それならば、最後はそんな理想の女の子が作者の自己投影となる主人公と結ばれてハッピーエンド…となるのでは無いか。
しかし、予想外な事が起こったのだ。
ライトノベルとして刊行されたこの物語は、何故かわからないが売れ続けた。
その分析は他に譲るとして、ライトノベルが売れたら待っているのはメディアミックスである(諸説あります)。
アニメ化の話が出てくると、作者は二つ返事で承諾した。
アニメによって原作のライトノベルも売れるので(そうならない場合もあります)、作者は断る理由が無かった。
多くの目に触れるということは、そういう事ですね。
作者の妄想は白日のもとに晒された。やはり作者のパーソナリティが主人公まんまというのが、バレたのが痛かった。
作者は話を終わらせる事にした。こんな都合のよい美少女は存在しないという現実に向き合うために。
「そういうわけで、さよなら」
そう言うと、カズミチは消滅した。残されたタマミは、今までの事を忘れて新しい道を一人で歩き出した。