オチが秀逸なショートストーリーを創作するスレ
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・読んだ人がアッと驚くような意外性のある話
・思わず笑ってしまうようなラストの展開
など、秀逸なオチ、結末があるショートストーリーを創作して、皆で感想を言っていくスレです。
*気軽に創作して下さい* 1レス内でってこと? いくらなんでも高難度杉だろ。
オチが秀逸とかってフリが長ければ長いほどオチた時の
落差がイイのであって
『○レス以内で』とか縛りがあれば面白いかも。 >>2
未熟ながら書いてみた
基本何レスに渡ってもおk
自分が面白ければそれで良し
不眠症
もう一週間も、全く眠れない日々が続いている。
ベッドに横たわっても、少しも眠気を感じることも無く朝を迎えてしまうのだ。
しかし不思議なことに、今のところ、体に不調が出てはいない。
それどころか、頭が冴えて、仕事もスムーズにこなしている。
ただ寝ていないせいか、時折幻覚を見る様になってしまった。不思議な生物が歩いていたり、人が宙に浮いたりと、現実ではあり得ないことが見えるのだ。
そして徐々に幻覚は酷くなり、ある日、俺はとても恐ろしい幻覚を見た。鏡の中に、おどろおどろしい化け物がいたのだ。俺はその姿を見た途端、あまりの恐怖にショックを受け、徐々に視界が歪んでいく様を見た。そしてついに、目の前は真っ白になってしまった。
次に目を覚ましたのは、硬い鉄の台の上。俺は仰向けで横たわっている。目の前には見知らぬ顔。彼は白衣を着ている。
男は口を開き、言った。
「ようやく夢から覚めたようだな。改造手術の後遺症で、お前は一週間も眠ったままだったんだぞ。」
男は、どこからか手鏡を取り出した。
そこには、あのおぞましい化け物の顔があった。
「存分に暴れてこい」
暗い研究室に、化け物の雄叫びが響いた。 1レスで完結しない話けどよろしく
車というのは誰が考えたのだろうか。考えた人を憎む。
あの日、もう少し早くブレーキを踏んでいたら私は苦しまずに済んだ。
あの日、もう少し遅い時間に運転したらセダンと正面衝突せず済んだ。
あの日、ゆっくり走れば家内が死ぬことはなかった。
あの日、私が事故に遭わなければ奇妙な現象に遭遇せずに済んだのかも知れない。
◇
目を覚ましたら、私は宇宙船に連れられて改造されかけた。
そんなバカなことも起きずに、ただの不格好な天井と蛍光灯の広い部屋に私はいた。
口に邪魔臭いマスクが付けられて中から空気が出ている。
「目を覚ました?一週間寝てたんだよ。大丈夫?」
低く頭の中が震えるような声が聞こえた。声の主は見舞い人だったが見覚えはない。
聞いたことのある声は奇妙さと不信感を募らせていく。
徐々に冷や汗がふきだし、息が荒くなった。
震える声を押さえながらも、声を無理矢理出す。
「お前...誰なんだ?」
「酷いじゃないか父さん。息子の顔忘れたの?」
すぐに彼は答えてくれたが私は返す言葉が思いつかない。
どうやら私は記憶がないようだ。
「申し訳ないが、存じ上げない。」 「そうか...。記憶がないのか。」
おそらく記憶喪失。テレビで見たことがあるが実感は今一わかない。
「何故、自分がこんな目に遭ったのだろうか」という純粋な疑問が頭によぎった。
もしかしたら本当に宇宙人に誘拐されたのかも知れない。
「ここは何処なんだ?」
「病院」
それはたった三文字の短い単語だったが、驚かさせれる能力を持っている。
動揺はもちろん隠せない。隠せれるわけがない。
それよりも理解出来ていない。まず、普通人なら理解が出来ない筈だ。
「何が起きたんだ?」
「トラックと正面衝突した。」
そんなことを聞いても、特別驚くことはなかった。
ただ気になることが一つだけあった。
「誰か犠牲になったか?」
「母さんが死んだ。相手の運転手も死んだ。」
嘘だろ...
自分がこの手で家族を殺した。そんな自分が怖くなる。
何が起きたかは詳しく覚えていないが二人の命を私は奪った。
人殺しか...最悪な奴になってしまったんだ...
目の前が真っ暗になった。 今日は一応投下終了です。
ホラー系かサスペンス系の話になります。
時間があればまた投下します。 ちょっとやってみる。全2レス。
「ね、私のこと好き?」
「何だよ急に」
「答えてよ」
「…好きだよ」
「どこが?」
「今日は妙に突っ込んでくるな。――胸が平べったいところかな」
「…気にしてるのに」
「盛り上がってればいいってものでもないさ。あと、意外と乳輪がでかい」
「…気にしてるのに」
「あと、胸もそうだけど尻も平べったいよな。でも太腿は肉付きがよくて好きだな。
指を丸めた時の足がセクシーだ。手と腕は細くて長くて完璧なフォルムだな。それ
から」
「わかったもういいやめて。もうやめて。――なんで身体の話ばっかりなの?」
「どこが好きかって言うからさ」
「私の身体が好きなの?」
「他にいいところがあるなら言ってみろよ」
「…最低」
「お前こそ、俺のどこが好きなんだよ。まさか人には答えさせて自分は
もういい、とか言う気じゃないだろうな。お前の方が最低だぞ」
「…ムカつく」
「はいはい負け惜しみはいいから。言えよ」
「……目が綺麗なとこ、かな」
「ほう。それはどうも」
「あと――髪が綺麗。サラサラしてる。ちょっとムカつく」
「自慢のストレートヘアだからな。お前以外にも好評だぞ」
「あとは…」
「うん…?」
「…すぐ大きくなっちゃうところ」
「…気にしてんだぞ」
「大好きだよ、綾」
「…俺もだ、亮」
…こんな感じでどうだろうか。
コメントに困るwww
とりあえずエロまがいの物を投下すんなw >>19
違う! お前の理論は間違っているぞ!
オチを踏まえた上で読めば、別にエロくもなんともないことが
分かるはずだ!
というか、R15までならオッケーなはずだ!
…嘘ですごめんなさい。私がやりました。
「すぐ大きくなっちゃう」は「成長期だからすぐ背が伸びる」って
いう話です(←見苦しい言い訳 続き投下
しばらくは、放心状態だった。真実はあまりにも私には残酷すぎた。
何が起きたかも知らずにただ寝ているだけの自分が憎い。
もう死んでしまおう。
テーブルに置いてあった果物ナイフが目に入る。
私は死ぬためにテーブルまで手を伸ばしてナイフを取ろうとした。
だが、取ろうとしても取れない。
何故かそこにあった筈のナイフは無い。
どうやら、記憶だけではなく頭までいかれてしまった。
悲しさに暮れるとき、病室の扉が開く。帰ったばかりの"息子"ではないのは確かだ。
「愛知県警の中西と言います。少しよろしいですか?」
体格がガッチリとした若い女性は刑事と名乗った。
過失致死で刑務所行きになるのは間違いない。
人殺しと聞いた時から、覚悟はしていたことだ。罰は受けるべきと思っている。
「すみません。記憶がないんです。しかし聞きました、人を殺したと。」
「奥様のご冥福を祈ります。何か思い出せることはありますか?」
我慢してきた物がこみ上げてくる。この人は泣かせるプロなのかも知れない。
ただ、人前に涙を見せたことが恥ずかしい。
いきなり、犯罪者が泣き出したため刑事も困惑している。 勿論制限は無いけど、やっぱ1〜2レス辺りが手頃かもな いつの間にか辺りは夜になっている。恐らく泣き疲れて寝たのだろう。
夜と言っても明かりのない消灯時間が過ぎた夜だ。
初めてホラー映画やスリラー映画を見るような不安感に苛まれる。
「助けて...助けて...」
聞きたくもなかった不気味な声が聞こえる。
胸が何か石のような物が当たったかみたいに痛い。
冷や汗がダラダラと流れてシャツがぐっしょりと濡れた。
怖くて、シーツに潜り込んだ。
もしかしたら怖かったのでは無く恐怖に歪んだ顔を隠したかっただけかも知れない。
頭がおかしくなって、幻聴が聞こえてきたのかも知れないとすぐに決め付けた。
「死にたくない...死にたくない...」
いや、幻聴じゃないのかも知れない。一定の場所から声が聞こえている。
本当に助けを求めているのかかも知れない。
ベットから起きあがると誰もいないはずの廊下にゆっくりと向かう。 もっかいやってみる。エロくない方向でw
「ね。何頼む?」
「そうだな……チーズで」
「えー!? なんで!?」
「何が」
「私昨日言ったよね? ここのお店はモンブランがおいしいんだよって。なんでモンブラン頼まないの? 私の意見全無視?」
「スタンダードが一番だ。それに重たいのは嫌いなんだ」
「なんでいつもそうやって人と違う方へ行こうとするかなあ……ね、かっこいいと思ってる? それかっこいいと思ってる?」
「チーズが好きなだけだ」
「だいたいチーズもモンブランも、重たさはそんなに変わらないじゃない」
「栗を丸ごと一個とクリームをそのまま口に押し込まれるよりは遥かにマシだ」
「…もしかして、甘いもの嫌いなの?」
「もしかしなくても嫌いだ。チーズなら辛うじて食える」
「他はどう? ミルフィーユとかいちごとかさ。食わず嫌いはよくないよ? せっかくだからチャレンジしようよ」
「…いじめか? そこは季節感から考えても、かき氷系列を勧めるもんじゃないのか。どうしてカロリー表示が高いものから順に読み上げていくんだ」
「だって――せっかく、おいしいからって誘ったのに――」
「え――?」
「……」
「お、おい――勘弁してくれよ、人前だぞ――」
「……う〜」
「…参ったな……分かったよ! 分かった! 食えばいいんだろ!」
「やたっ☆」
「やっぱり前言撤回」
「えー!? 早過ぎない!?」
「お前の切り替えの早さに俺が泣いたよ。やはり俺は俺の道を行く」
「やっぱり思ってる? それかっこいいと思ってる?」
「ノーコメントだ。女は背中で語るものだからな」
「う〜わ……寒」
「お客様、ご注文はお決まりでしょうか?」
「じゃ、私はモンブランラーメン一つ!」
「やっぱりあり得ん……おい、俺はチーズラーメンだ。これが一番まともそうだからな」
…どうだろうか。
>>27
結構面白いわ
こういうのもっと期待する
俺もたまに投下するから 続きを投下します。
見回りの看護士が回っているのに気づいてないのか?
と言うことは本当に幻聴か、それとも気づかないふりをしているかのどちらかだ。
病室の床に足をつけると、裸足のまま立つ。
足や手、肋骨などは折れてい無くて安心した。少なくとも普通に歩けている。
安心する中で、何かに勢いよくぶつかり、衝撃で後ろに倒れた。
周りを確認するが、何もない。
痛む左太股をさすりながら立ち上がる。痣にもなっていなく無傷だった。
(確かに何かがあった筈なのに・・・。)
警戒しながらもゆっくりと歩くことにした。
だが、"それ"は起きてしまう。
何もないとこであるのにつまずいてひっくり返る。
勢いのあまり前に倒れ、そこには扉があった。
両手はあまりにも唐突に過ぎたために受け身が取れない。
壁を突き破り自分の首がヘシ折れる瞬間を思い浮かべた。
首に伝わったのは激痛でも、ヘシ折れる痛みでも無く床に叩き付けられた衝撃だった。
自分が今いる場所は、病室の外だとすぐに判断できる。
(壁をすり抜けた...。そんな分け無いよな...。)
続く・・・。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています