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オチが秀逸なショートストーリーを創作するスレ
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0001創る名無しに見る名無し垢版2011/08/17(水) 02:27:02.30ID:Ld9DyApH
・読んだ人がアッと驚くような意外性のある話
・思わず笑ってしまうようなラストの展開

など、秀逸なオチ、結末があるショートストーリーを創作して、皆で感想を言っていくスレです。

*気軽に創作して下さい*
0033創る名無しに見る名無し垢版2011/08/22(月) 01:23:12.17ID:F09igJrO
調子に乗ってやってみる。今回はちょっと怖いオチ。キモかったらごめん


「ねえねえ綾。見て見て〜」
「ばぶばぶ〜」
「…何だそりゃ」
「親戚のおばさんに頼まれたの〜。預かってって」
「あうあう〜」
「…何でまたそんな面倒な」
「だって〜〜。可愛いんだもん〜〜」
「だあだあ〜」
「っ――べたべたすんな。離れろよ」
「え〜? なんで〜?」
「見苦しいんだよ。そんなもんにデレデレしやがって」
「ええ〜? 綾おかしいよ〜。こんなに可愛いのに〜」
「の〜に〜」
「可愛くない」
「んん〜、今日はいつにも増してツンだな〜……ん?」
「まったく意味が分からない。そんなもんのどこがいいんだ。すぐ泣くし、自分で飯も作れないし、空気読まないし、甘ったれるし――いいところが一つも
挙がらないな」
「あれ? あれあれ? 綾――もしかして、妬いてる?」
「は? 何を馬鹿な事を。お前の神経を問題にしてるんだ」

0034創る名無しに見る名無し垢版2011/08/22(月) 01:25:20.66ID:F09igJrO


「ほんとかな〜? ほんとでちゅかね〜、坊や〜?」
「ばぶぶぅ〜」
「だから離れろっつってんだろ!」
「きゃあびっくりした! ――なんてね。ふっふっふ。ボロが出たね綾ちゃん。今回初めて会話に『!』が入ったね。そんなに嫌だったんだ
?」
「甘やかすな。騒がないならその辺に寝かせて一旦離れろ。虫唾が走る」
「私がこの子ばっかり構うから、構って欲しくなったんでしょ? よくあるらしいよねそういうの。でもダメだよ綾ちゃん。今後のためにも
そこは克服してもらわないと」
「お前こそ、自分が抱いてるものよく見てからもの言え」
「え〜? ちゃんと見てるよ〜? ね、ボク?」
「あううぅ〜」


「いい加減に目を醒ませ亮! お前催眠術か何かかけられてんだろ! そんなキモいハゲデブオヤジのどこが可愛いんだ!」
「ばぶばぶあうあう〜、おじょうちゃあ〜〜ん、おっぱいちょうだい〜〜〜〜」
「そいつは男だぞ」
「!!??」


…ちょっと苦しいかな。

0037創る名無しに見る名無し垢版2011/08/22(月) 19:18:04.60ID:8PWxoc/s
少年時代に見たサイコホラー映画をいきなり思い出す。
山奥の廃病院に遭難した若者に行くと言う王道のグロテスクなホラー作品だ。
初めて見た時はあまりの異端さとグロテスクに嘔吐した。
今では悪い思い出だが、この真夜中の病院はその描写の一部を思わせる。
自分も思わず失禁しそうなほどだ。
けど、こういう場合は取り乱した奴がまず死ぬ。

相変わらず奇妙な現象は続いている。
何かが刺さったような痛みがまだ足の裏に残っていた。

「誰だ!?」

誰もいない廊下に男の叫び声が響く。
驚いたが、誰かもわからない存在に対して逃げることも出来ない。
そして、突如として爆音が響いた。耳の鼓膜はまだ振動している。

肩のあたりに激痛が走る。何かが噛みついてきている。しかも熱い。
悲鳴を上げずに入られない。獣のような、そんな低い声だった。
悲鳴上げながら、狂ったように走しる。
本当に発狂したかも知れない。普通常人が体験しないことを体験しているのだから。


またぶつかる。


何かが割れるような音がして、皮膚が引き裂かれる痛みがした。
悲鳴を上げる気力にもならないほど疲れている。


警告音が鳴り響き、腰に何か重いものがのしかかる。
0038創る名無しに見る名無し垢版2011/08/22(月) 22:36:49.22ID:dvOq5P3q
一つ作ってみた
ありがちなやつだが


華子の住む家は、地元でも有名な金持ちの家だった。彼女は八才だが、その年で奴隷を従えているのだ。
奴隷は華子にとって、いなくてはならない存在だった。彼女が何も命令せずとも、奴隷は勝手に彼女の為に働き続けるのだ。料理を作り、毎日彼女の身の回りを掃除する。
華子はそんな奴隷を従えていることを、心底都合良く感じていた。
ある日、華子は友達に会いに行った。もちろん、華子の友達はそんな金持ちの娘などでは無い。それどころか、華子とは対象的な、至極貧乏な生活を送っていた。
彼は、会うと突然こんなことを言った。
「なぁ、さっき良い物見つけたんだ。」
「何?良い物って。」
「これだよ。」
そして彼が見せた者は、薄汚れた缶詰だった。
「ふざけないでよ。」
それを見ると、華子は怒って帰ってしまった。華子にとっては、そんなもの、ゴミでしかないのだ。
家に帰ると奴隷が待っていた。
奴隷はいかにも心配していたようだ。
華子の姿を見ると、思いっきり彼女に泣き付いた。

その時、家の前を通りかかった近所の人間が、こんなことを話していた。
「また泣き付いてるみたいね、あの家の主人。」
「猫の華子ちゃんだっけ?溺愛してるみたいね。」
「全く、あれじゃあまるで、猫の奴隷じゃない。」
0039創る名無しに見る名無し垢版2011/08/22(月) 23:19:45.21ID:8PWxoc/s
腰に直撃したものは鉄の塊のような物体だった。
しかし、なにも近くに無い。

私は衝撃で吹き飛ばされて宙に舞う。
壁に叩き付けられる自分の姿を想像する。
だがまた壁をすり抜けた。


不気味だ。奇妙だ。異常だ。不気味だ。奇妙だ。異常だ。
     不気味だ。奇妙だ。異常だ。

なにが起きている?もう何も分からない。

うああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああ
あああああああああああああああああああああああああああああああああ

何も考えず走る。
それが全ての間違えだった。


水がある。
道路のコンクリートが溶けて、水のようになった。
そこで溺れた。

もうどうでもいい。
人殺しに対する天罰かも知れない。
受けなければいけない重すぎる罰だから。


もういいや。


やがて、意識は遠のく。
0040創る名無しに見る名無し垢版2011/08/23(火) 22:10:14.32ID:ijaIO17t
ようやく解決編。あっとは驚かないが俺なりに考えたオチ。

>>10 >>12 >>21>>25 >>30 >>37 >>39
の続き、クライマックスです。
0041創る名無しに見る名無し垢版2011/08/23(火) 22:10:38.67ID:ijaIO17t




ここは天国か?
目の前は暗闇しか無い。むしろここは地獄なのかも知れない。
本当に死んだのかと思うと不思議と不安になる。
目を覚ましていないのかも知れない。

「三重県警刑事部失踪事件対策係の崎本です。」

ワケの分からぬまま声を掛けられ驚く。

「失踪事件...?」
「貴方は誘拐されていました。」


ようやく全てを思い出した。


目はもとから見えてなんていないのだ。
生まれてこの方世界をこの目で見たことなんて無い。
すべて言われたことを想像して見ていただけだった。
病室の廊下で肩に感じた痛み、腰に感じた衝撃、道路で溺れた理由。
それが私を恐怖に陥れた不気味な現象の正体なのだ。
つまり、すべて私によって創られた世界でしかない。
記憶喪失だった私は、盲目であることも忘れていた。

「美佐子。よかった。本当に生きていて。」

私の夫に名前に呼ばれたような気がした。
確かに矛盾していたことばかりだったがどうでも良かった。

私は、見えないの夫の顔を想像し少し微笑んだ。
0043創る名無しに見る名無し垢版2011/10/08(土) 20:14:37.41ID:5cGQiY3+
思いついたんで投下しとく

ある熊の話

その熊は病院に来て三年になる
包帯や絆創膏を付けてはいるが生まれてこのかた怪我も病気もしたことがない
熊は人気があったため
病院から助け出そうとする者は後をたたず
今日もまた彼を保護しようとする者がいた



幼女「お母さん、くまさんと一緒にお家かえりたいよー」
ぬいぐるみを抱えて泣く少女を母親がなだめる
「この子は怪我して入院してるからダメよ ほら包帯してあるでしょ?」
0046創る名無しに見る名無し垢版2012/05/21(月) 12:59:11.93ID:3Q+fYjcT
0047創る名無しに見る名無し垢版2012/08/16(木) 18:11:16.16ID:+LFzrY7T
九十村前夜1

「九十村に行くんですか?」
部下の一人が眉をしかめる。
「そうだ、あそこで一度、白木丈一の過去を洗ってみる」
明日の朝のバスで出たる。もっとも九十行きのバスは朝と昼の二本しかないのだが。
「ちょっと長くなりそうだから、例の堀川、ちゃんと見張っとけ。」
「了解です、ところで丸山さん、九十村の道路建設の件知ってます?」
知っている。九十村の中央に位置する、
なんとかって山が村の信仰では神様扱いされているらしく、
山の開発、トンネル工事道路工事がことごとく、住民の反対にあい、あの辺りの交通の便は極端に悪いそうだ。

0048創る名無しに見る名無し垢版2012/08/16(木) 18:22:55.82ID:+LFzrY7T
九十村前夜2

「でも、県としては、予算も欲しい、公共事業も欲しいって訳ですよ。

で、村の反対を押し切って、C町から、九十岬に直結させる道路計画を強引に通したらしいんですよ。」
「そしたら小野寺順一の白骨遺体が偶然に出てきたんだろ?」
で、幽霊騒動になった。
噂では現場関係者の相当数が怪奇現象に遭遇したらしい。
0049創る名無しに見る名無し垢版2012/08/16(木) 18:50:58.90ID:+LFzrY7T
九十村前夜3

「で、恒例のお払いになった訳ですよ。そんな厳正な物じゃなく、形式的な奴で、済ます予定だったそうです」
ああ、知ってるよ、適当にお経あげたり、おたきあげする奴、テレビの強風バラエティみたいなあれだろ?

「でそのお払いの最中、
関係者の目の前で、宮司だか、神主だかの
首がすっ飛んだんらしいんですよ。」
マジか。幽霊騒動の件は知っていたが、それは初耳だ。
「その事が、道路計画無期延期の理由らしいです。公にはなってませんけど。」
それにと、付け加える。
「その後、この工事に少しでも関わった奴らは」

部下はどこかの怪しいサイトにアクセスすると、
「見てください。」
そこには
国交省の約人32人の名前のリスト、
※※建設など民営の建築会社、役員、及び作業員
142名のリストがあり、
その全てが、工事終了後、何らかの事故、あるいは重い病にかかり、入院中、または通院中であると書かれてあった。
「ま、噂ですけどね。このサイト、有名なオカルトサイトだし。」
0051創る名無しに見る名無し垢版2012/08/19(日) 20:38:39.51ID:dTXBOk2I
とある幸せな青年が、友人に尋ねる。

「鮫島って知ってるか?」
「何だ、それ?」
「じゃあ、いいよ」

友人は自らの妻に訪ねた

「鮫島って何だ?」

妻は従兄弟に尋ねた
従兄弟は友人に尋ねる
従兄弟の友人は友人の祖父に尋ねた
友人の祖父はゲートボール仲間に尋ねた
ゲートボール仲間は近所の男に尋ねた
近所の男の息子が盗み聞きをして、警察に尋ねた
新米警官が面白がって、学者に相談した
学者は息子に尋ねる
学者の息子は学校の先生に聞いた
学校の先生は婚約者に尋ねる

婚約者は言った
「作り話だ」、と
0052創る名無しに見る名無し垢版2012/11/07(水) 01:06:47.65ID:1RdKJr8z
投下、よろしいだろうか
0054創る名無しに見る名無し垢版2012/11/07(水) 01:18:59.65ID:1RdKJr8z

(あっちから、声がする)


女「どうしたの」
男「いま夢をみた」
女「へぇどんな」
男「壁越しに話しかけてくるんだ、女が」
女「うん、欲求不満?」
男「ちがう 悪夢だ。」

女「それでどんな話をしたの」
男「ずっとかくれんぼしてるだと」
女「誰とよ」
男「さぁわからない。とにかく」
女「うん?」
男「おまえみたいな声をしていた」
女「……そう」


医者「で、どう思う?」

患者「なにがですか」
医者「このふたり、どんな関係だと思います?」
患者「長く付き合ってる雰囲気ですね」
医者「これね、話してるのひとりなんですよ」
患者「は…?」

医者「なぜでしょうね。彼はひとりで部屋の隙間と会話しているんです。そこには彼女がいると言う。」
患者「…いもしない人間を?」
医者「きっと寂しかったんですよ」
患者「まるで自分のことのように話しますね」
医者「あれ? そう聞こえますか」
患者「でも、なんだか聞いたことのある話な気がします…。」




看護婦「その様子でしたら、まだ退院は時間がかかりますね」
医者「あぁ、現状把握できていない。患者は他人事として聞いてるようだ」


男「それで夢の続きなんだが」
女「医者が出るんだよね」
男「あれ?知っているのか」
女「なんとなく聞いたことがあるのよねー」

0055創る名無しに見る名無し垢版2012/11/07(水) 01:31:44.07ID:1RdKJr8z
秀逸なオチってのには遠いかもなw





説明すると
精神病患者とお医者さんの話。
ループ系。
0057創る名無しに見る名無し垢版2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:jzCMaZsm
下げてしまった……
いいや、書き込んでみる

「嘘つきとXXX」

とある辺境の地に、一人の老齢の科学者が住んでいた。彼は若い頃に目覚ましい活躍を果たしたが、その成功は数多の嫉妬や裏切りまでをも呼び寄せてしまった。人間にすっかり失望した博士は、暮らして行くのに困らないだけの貯蓄を作ると、学界を離れて隠居してしまったのだ。

博士の家には、身の回りの世話をする一体のアンドロイドがいた。それはどこか、博士の若い頃の姿に似ていた。
過去、様々な嘘と虚飾に翻弄された博士は、アンドロイドに真実のみを述べるよう命じた。
アンドロイドもそれに従い、どのような事実でもありのままを彼に伝えた。
博士とアンドロイドは、穏やかに暮らしていた。博士が論文を入手し、アンドロイドがあらゆるものを購入するための手のひらサイズのデバイスだけが、この家と世界とのつながりだった。
博士は時折論文を書いたが、それは誰にも見られることなく、書斎の鍵のついた引き出しにしまい込まれた。

ある日、年老いた博士は昏倒した。アンドロイドは彼を介抱し、そしてあらゆる徴候から診断を下した。
意識を取り戻した博士は尋ねた。
「私の身に、何が起こっているのだね」
 アンドロイドは沈んだ声で真実を告げた。
「大変残念ですが、博士。おそらく、不治の病が博士を蝕んでいます」

「そうか」
 博士はその言葉を冷静に受け止めた。アンドロイドが言葉を続ける。
「病院に行かれるか、往診を受けることをお勧めいたします」
「今さらこの家を出て行くつもりも、この家に人間を招き入れるつもりもない。寿命が尽きるまで、これまでの暮らしを続けるよ」
 皮肉な笑みを浮かべて、博士はそう言った。
「しかし、博士……」
「私はもう、充分生きた。このまま誰の指図も受けず、ゆっくりと死んで行くさ」
「……かしこまりました」
0058創る名無しに見る名無し垢版2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:jzCMaZsm
「嘘つきとXXX」(2)

「博士」
「なんだね」
「僕は、博士を尊敬しています。のみならず、博士に対して非常な親密さも覚えています。
おそらくこれが、人間の感情のうちの『愛』と呼ばれるものなのでしょう」
博士は頷いた。
「これは僕のエゴです。それでも博士にはできるだけ長く生きて、僕とともにいてほしいと思います。」
「……ああ、わかった」

部屋を出ようとするアンドロイドを、博士が呼び止めた。
「お前が人間だったのなら、不治の病のことも、お前の感情のことも、きっとごまかしていたのだろうな。
……お前は、お前だけは、嘘つきばかりのこの世界の中で、冷徹なまでに真実を告げ続けてくれ。迷うばかりの我々人間に、真実を突きつけてくれ」
「……かしこまりました」

それから博士は、毎日のようにアンドロイドに自分の病状を尋ねた。
アンドロイドは浮かない顔でそれに答えた。病は、日に日に重くなるばかりだった。
0060創る名無しに見る名無し垢版2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:jzCMaZsm
「嘘つきとXXX」 (3)

それから半年も経たず、博士は今際の時を迎えた。
博士はベッドに横たわり、アンドロイドを傍らに立たせる。

うっすらと目を開けて弱々しく唇を開いた。
「お前は……、今まで、本当によくやってくれた。私がここまで生きられたのも、全てお前のおかげだ」
「博士……。僕は、博士に、もっと生きていてほしいと……思っています」
「ただ、それは叶わぬ願い、なのだろう?」
「……はい」
アンドロイドは涙を流すことができなかった。しかしそれが余計に、彼の表情を痛々しく見せた。

「後悔はない。もう……、眠ろう」
博士はささやき声で言い、目を閉じる。
「博士、博士……。」
呼び続けるが、反応はない。

アンドロイドはうつむき、しばし迷った末にひと際高く呼んだ。
「……お父さんっ!」
その瞬間、博士の目が開く。しかしその瞳は、憎々しさと失望で満ちていた。
「お前も、やはり……嘘つきだったのかっ!」
その言葉を最後に、博士は息を引き取った。
アンドロイドは驚きをだんだんと絶望と悲しみに変え、ついには何も見ていないような虚ろな表情になって、博士の側に立ち尽くしていた。
0061創る名無しに見る名無し垢版2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:J/5Gd2wi
このスレを読んでいたら思いついたので投下。

<不老不死>

「やあ、トムこんな時間まで酒場に入りびたりとは、また奥さんにどやされるぜ」
「・・・あぁ、ビルか。大丈夫、キティのことは問題ないよ」
「どうした、やけに元気がないな。ひょっとしてこの前言ってた不老不死の薬ってやつが一向に完成する気配がないから焦ってるのかい? どんだけばらばらにされてもたちどころに元通り! これで強盗に頭を吹っ飛ばされても安心だ、なんて調子のいいこと言ってたじゃないか」
「・・・いや、完成したよ。実験も成功だ」
「やったじゃないかトム! あんたのおごりで祝杯といこうぜ・・・待てよ、だったらどうしてそんな浮かない顔してるんだ?」
「それが、実験の結果が散々でな」
「なんだって!? 成功したんじゃなかったのかよ?」
「まあ聞け、俺は完成した薬を、まずは自分で試してみようってんで飲んでみたんだ。でだ、長年温めてきた理論の完成だってんでハイになってたんだろうな。どんな傷でもすぐ治ることを確かめてみたくて納屋から鉈を持ってきて右の小指に振り下ろすことにしたんだ」
「で、成功ってんだから元通りになったんだろ? お前の右手もほら、5本全部そろってる」
「ああ、どんな傷でもきっかり元通りさ。おかげで俺の小指は今キティとベッドに入ってる」
0062創る名無しに見る名無し垢版2013/08/17(土) NY:AN:NY.ANID:fRzUBDQW
爪も切れないwwwww
0064青空町耳嚢 〜創作発表板五周年企画SS〜  ◆ftPUzYFINd55 垢版2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:+PHEKoDF
青空町耳嚢 第2/21話
【説教する女】

 昼下がりの街角で、ふと男女の言い争う声が聞こえた。
 どうやら路地裏のほうからきこえてくる。
 野次馬根性でこっそりのぞいてみると、そこには白の柔道着をきた若い女性と、悪魔のような妙な格好の男がいた。
 男の両の肩から黒い竜の首が突き出ており、マントの間からは火のように赤い尻尾がのびていた。
 あきらかに人間ではない。
 だが、様子をみるに、言い合いに負けているのはその男のほうだった。
 柔道着の女性は男の異様な風貌に臆することなく、拡声器片手に身振り手振り交えながら、なにやらがなりたてている。
 どうやら男に問題があって、それを叱っているようだ。
 突然、男が「もううんざりだ」と悲鳴をあげるなり、マントで体をばさりと覆った。
 すると、男の体は手品のようにマントの中に吸い込まれていき、またたくまに拳ほどの黒い人魂に変化した。
 あまりのことに驚いたが、次の瞬間、さらに驚くべきことがおこった。
 そのまま宙に逃げていこうとする人魂を、女がむんずと掴んで引き戻したのだ。
「お待ちなさい! まだ話はおわってません」
 拡声器を押し当てられ、びりびりと音圧に震える人魂。
 先ほどと少しも変わらずに説教をつづける女。

 幽霊よりも生きている人間の方がおそろしい、とは、まさにあのようなことをいうのだろう。


【終】

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【8/27】創作発表板五周年【50レス祭り】
詳細は↓の317あたりをごらんください。
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ34
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1361029197/
0065AFO垢版2013/12/28(土) 14:46:43.25ID:GUb0jiHp
○○小学校の○年○組の放課後は絵の創作の時間だった。先ずは校舎のあたりを散歩し、何かを捉え、イメージを膨らませて
帰ってから描くという決まりだった。最初、手がかりをつかむまでみんな少しかかったが、そのうちみなとりあえず
描き始めた。描いてみれば描けるものだ。先生の狙いは、物や風景や人の残像を捕らえて表現するということであった。
 そのうちほとんどのものが仕上げに入ったようだ。

ただ一人なにも描けない生徒がいた。その生徒はもともと何か風変わりな時があって、意味のわからない笑みを漏らす
ようなことも多かったが普通の協調性のある子供だった。
 
 先生はその生徒になぜ描かないのか聞いてみた。「どうした?なんでもいいんだよ。君が思ったものを描いてごらん」
「一応先ほど外に出て風景をみてきたね。でもいつの風景でもなんでもこの際かまわないよ。」
するとその生徒は答えた。「女の人の幽霊を描こうとおもっています。」「でも幽霊に足がないのがこまりもので」
「足がなくてはどこへも歩いていけません。それではかわいそうです。」「足をかこうかどうかで悩んでいます。」
先生は答えた「うん。今日はもういいよ。それは君の宿題だ。あさってまでに出しておくれ」

生徒は答えた。「うん。でもモデルとしてだけどお母さんに手伝ってもらうかもしれません」

先生はそこで驚愕した。その生徒は数ヶ月前母親を亡くしていたのであった。
0066創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 06:33:34.50ID:/FmkoHRR
もうすぐ五歳になる姪が
僕の似顔絵をかいてくれました。
覚えたてのひらがなも披露してくれました。
漢字も知ってるよと 僕の似顔絵のおでこの部分に
「大」と書いていました。
僕が 苗字の漢字も書けるんだね。偉いねと褒めると

姪が トイレに書いてるの うんこって意味!!
0067創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 06:38:12.25ID:/FmkoHRR
4歳の姪が似顔絵を描いてくれました。
覚えたてのひらがなも披露してくれました。
漢字も一文字かけるらしく
僕の似顔絵のおでこの部分に「大」と書いてありました。
苗字の漢字が書けるのねと褒めると。
姪が トイレに書いてるねん。うんちって意味だよ
と教えてくれました。
0068創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 20:01:09.55ID:nXPwyRor
俺は神になったかもしれない 指パッチンをした次の瞬間、全く知らないヤツが
目の前に現れやがった しかもそいつは、何事も無く、向こうに居る三人組に混ざって行った
向こうも、まるで、最初から知ってるかの様だった
俺は無から、人間を作り、世界の中に挟み込む力を得たのだ
どうやら出てくる人間は、俺のイメージで決められるようだ
0069創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 20:16:13.94ID:nXPwyRor
そこに寂しそうな男が居るな よし、試してやれ 俺は、最近テレビで見るアイドルをイメージした
そして、その男に挟み込んでやった 男はさっきとは、違い、どこか活き活きとした感じで、
アイドル女と喫茶店に入って行った コイツは面白い お前は知らないかもしれないが、恩返せよ…
次は……冴えない中坊だな ん?何だパシられてるのか 成る程、あっちのは随分ガタイがいいな
ありゃあ仕方が無いな あの体格差だ ある意味、自然の摂理ってヤツだろうな だったら…
パシられてる中坊に、プロレス選手を挟んでやった
0070創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 20:27:26.46ID:nXPwyRor
プロレス選手は、気さくに中坊に話かけに行った ガタイのいい方は、キョトンとした顔で、パシらせたハンバーガーを持っていた
一方中坊は、プロレス選手と楽しそうに話している
話の流れからか筋肉自慢の話になったようだ 脱ぎ始めた オイオイ、
お前の筋肉で喜ぶ人間なんて筋肉フェチぐらい……っと!?
中坊も学ランを脱いだら、シャツの上からでも分かるような筋肉マンだった プロレス選手直伝だな
ありゃ つか中坊に何吹き込んだんだよ…
0071創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 20:46:31.65ID:nXPwyRor
ま、面白いのも見れたな… そう思うと、そこに泣いてるガキが居た
オイオイ、迷子の相手なんかしてられっかよ 今時、知らないおじさんが話かけるだけで犯罪者扱いだぜ
無視無視っと……あれ、そう言いながら何でどんどん近づいてくの? 俺?
こんな泣いてるのに話かけたら面倒に……って俺の近所に住む夫婦の子供か…
お……い 迷……子…… 薄れ行く意識の中で、さっき俺が三人組の中に入って行った知らない男がこっちを見て笑っていた
0072創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 21:01:26.55ID:nXPwyRor
次に目を意識が戻ったのは指パッチンが聞こえてからだ そこには知らない夫婦とさっきのガキだ
夫婦はお礼を言って、向こうに行った シュークリームを俺に渡して だんだん解って来た…
俺が出して来れたのは、俺がイメージ出来る人物 つまり俺が知らないヤツは出せない
さっきの知らない男……… さては俺、遊ばれてた? ははあ、知らないうちに挟まれてたのね
街を見渡すと、さっきの寂しい男とアイドル女は、訳が分からず混乱してた
さっきの中坊2人とプロレスラー 今度は3人仲良くポカーンとしてた
何故かパシりの中坊は、上半身裸だった 何があったのよ… てかマッチョは変わらないのね
0073創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 21:10:34.05ID:nXPwyRor
さては、あの男か 効果を解いてしまったんだな 相変わらず、あっちとこっちは混乱してる そうだな、結局他人は他人 あの能力だって、人に人を刷り込む力だから、知り合いが前提な話なのよね… なんか冷めたわ… 家帰って寝よ… 混乱を尻目に俺は家に帰った
0074創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 21:32:54.91ID:nXPwyRor
数週間後、テレビで結婚報告だ アイドルが一般男性と付き合ったらしい 一般男性ね…
テレビで言う一般男性なんて大体は一般でも何でもねえだろ
次に、プロレスのドキュメントやってたんだが、そのプロレス選手ってのが、前に挟まれたプロレス選手だった
見込みがあるって言う選手を紹介したんだが、なんとあの時のマッチョ中坊だった こりゃあ驚きだね
そう思いながら街を歩いてると、ドン! あれあれあれ!? 俺の財布じゃん!? 引ったくりだ!! 助けてくれ!
だが誰も見向きもしない クソっ! 警察呼ぶしか…… そう思った次の瞬間、俺がドロボーにタックルを仕掛け、財布を広い上げた ドロボーは逃げていった
ありがとうとお礼を言おうとしたら、その男は前にアイドルを挟めた男だった 「ありがとうございます!助かりました!!」俺が喜んだら男は、
はにかみながら「困ってたみたいで…放って置けなかった物ですから…」と言った「あっ!ヤバい遅れちゃう!失礼します!結婚式…!」そう言うと男はタクシーで去って行った
0075創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 21:39:11.94ID:nXPwyRor
そうだな… あんな妙チクリンな力でも、結構あっさり繋がってしまう物なのかもな… だったらあの力が無くても、案外誰とでも知り合える物なのかもな… 上機嫌な俺は指パッチンをしてみた
〜完〜
0076創る名無しに見る名無し垢版2017/01/06(金) 21:40:45.69ID:nXPwyRor
まとめるのがヘタクソで長文になってしまった 申し訳ない
0079創る名無しに見る名無し垢版2017/12/27(水) 12:29:07.08ID:C1Z7QFDy
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

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0080創る名無しに見る名無し垢版2018/05/21(月) 06:58:07.28ID:tRZnwP6O
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

GK9X8
0081創る名無しに見る名無し垢版2018/07/03(火) 20:55:34.43ID:f1dClnnX
VTO
0082ケロロ垢版2018/08/31(金) 15:57:29.82ID:MGDU60jk
【池上病院】

私は中村康子。この池上病院で看護婦(看護師)をしています。
テレビや新聞では今、医療体制の危機とか言われていますが私のいるこの病院は不思議と何の問題もなくとてもいい所なのです。
「あっ!おはよう!佐伯さん今日もお元気ですね」
ああ行っちゃった!
あの男の人は、みんなから《昇降機》さんと呼ばれている患者さんです。
ああして暇な時はエレベーターに乗って、楽しそうに上や下へ行ったり来たりしているんです。
そしてもう一人の男性。あの非常口ドアの近くに立っている人は木村さん。
《非常階段》さんと呼ばれていて、いつも非常階段のある場所を指先確認して周っている患者さんです。
ほんとウチの病院は面白い患者さんたくさんいます。
「あっ!おはようございます!婦長!」
「あ! はい!すみません。 すぐに病室へ戻ります…」
「だめですよ!中村さん。また看護婦の姿で院内を歩き回ったら!!」


彼女、中村康子さんはこの病院では《看護婦》さんと呼ばれている患者だった…
  《 お わ り 》
0083創る名無しに見る名無し垢版2018/10/17(水) 15:15:29.11ID:ZU7x6aHX
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

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