タイトル:ブラッディゼノ 第1話

199X年、人類は欲望と闘争に溺れ、血式人と化した。
血式人と化した人類は普通の人間よりも身体能力が高くなり、
高所から落下しても軽い怪我で済む程の生命力も持つようになり、
数々の特殊な能力を持つようになった。
その力は岩をも砕き、空を引き裂き、大地をも割るだけでなく、高速で走り、空高く飛び上がる程の力である。
さらに、血を浴びると高揚し、ジェノサイドモードへと至る上、
精神にネガティブな作用があると「穢れて」いき、暴走状態であるブラッドスケルターと化するようになってしまった。
そして、血式人はモンスターとの戦いに明け暮れていた。
しかし、それを知った大型マザーコンピュータ「ノア」は血式人を危険人物と呼び、大破壊を起こした。

「血式人という危険人物が存在している限り、地球は破滅する!」

地球は荒廃し、あらゆる生命が絶滅したが、血式人とモンスターは滅びていなかった。
地球が荒廃してもなおモンスターと戦い続ける血式人のなかで一人の少女がいた。
彼女の名は「マナテリア」。