旧統一教会をめぐる問題で、永岡文部科学大臣は記者会見で、4度目となる「質問権」の行使に向け、今月28日に宗教法人審議会を開く考えを明らかにしました。
旧統一教会の問題を受けて、文部科学省はこれまで宗教法人法に基づく「質問権」を3度行使し、教団の組織運営などの実態把握に努めています。

永岡文部科学大臣は24日、閣議のあとの記者会見で、4度目となる「質問権」の行使に向け、今月28日に宗教法人審議会を開く考えを明らかにしました。

また、質問権の行使をめぐって、記者団が「時間がかかっているのではないか」と質問したのに対し、永岡大臣は「解散命令請求の要件に該当するかの判断にあたっては、宗教法人の活動について十分な実態把握と具体的な証拠の積み重ねが不可欠だ」と述べました。