【アHONDA】ゴキブリホンダ爺part5【妄想自作自演】
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このスレは軽自動車板に巣くう荒らし「ゴキブリホンダ爺さん」の専用スレです。
24h365日体制で板を監視し
ホンダヨイショと他メーカーへの捏造ネガキャン、幼稚で執拗な他車スレ荒らしを十数年続けているゴキブリじみた工作員の生態はいまだ謎に包まれています。
ホンダ好きもそうでない人も
ゴキブリやアホンダ爺について仲良く語りましょう!
前スレ
【妄想自作自演】負け犬アホンダ爺part4【認知症】
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/kcar/1707884709/ ゴキブリホンダ爺さんはこんなG
・朝から晩までカサコソ
・1日も休まずカサコソ
・交代24h監視カサコソ
・ホンダヨイショと他社disがお仕事
・ヒステリーで知能低め
・ねちっこくてきもちわるい
・人よりちょっとゴキブリ寄り >>2
追加
・スイフトを妬んで延々自演
・ホンダ以外を憎んでスレ荒らす
・認知症の独居老人くさい
・2~3匹いる 上でも少し「食べ方」について触れていますが、最後に「ゴキブリの8つの食べ方(調理法)」について紹介しましょう。 ただし上で説明のとおり「細菌感染」などの可能性もあるため、完全に自己責任のもと行ってください。 ゴキブリの羽、脚、消化器官や内臓を取り除いて、時間をかけて「塩水」でキレイに洗います。 きれいになったら水気を切って、ポン酢をかけて刺身として食べます。 調理法はこれだけではありますが、内臓の「苦み」や「臭み」は多少軽減するでしょう。 外殻の硬さはもちろんそのままですが、歯ごたえを感じられる食べ方です。 独特の苦さや臭みも「ホヤのような味わい」だと思えば、食べていて気にならないとされています。 ただし熱による殺菌処理をまったくしていないので、本当に食べる場合は細菌感染などに気を付けて調理しましょう。 刺身にするゴキブリの種類は、クロゴキブリが良いとされています。 ゴキブリを集めたら1週間ほど絶食させ、フン抜きをしてそのまま飼育しておきます。 食べる時は羽と脚を切り落とし、サクッと揚がる天ぷら油で「短時間で揚げる」ようにします。 素揚げの他、市販の唐揚げ粉をまぶしても良いでしょう。
唐揚げは「芝エビに似た香ばしい味わい」だと言われています。 美味しく調理するためには「下処理が大切」ですので、調理前のフン抜きや絶食はしっかり行いましょう。 唐揚げと同じように「絶食させたゴキブリ」を、生のままフライパンで炒めていきます。 油を多めにすると揚げ焼きのようになり、炒めた後に塩味をつければ香ばしさが引き立ちます。 ゴキブリの頭を引っ張り、一緒にくっついてくる消化器官や内臓を抜き出します。 きれいに取れたら羽と脚を落として、空いた腹部に塩を詰めて焼いていきます。 下処理の作業がありますので、大き目のクロゴキブリや、それ以上の種類が調理しやすいでしょう。 しっかり焼くと「エビの塩焼きのような香ばしさ」が広がり、サクサク感も楽しめる調理法です。 まず生きたゴキブリを沸騰している鍋に入れ、一気にゆでていきます。 この時活きのいいゴキブリは、「キュー!」と鳴くとか…。 しっかり茹でたらザルに上げ、料理バサミで脚を落とします。 このように固い部分を取り除いたら、冷やした天ぷら粉をまんべんなくつけて揚げていきます。 ただしいくら衣をつけて揚げたからといって、「独特の臭み」を完全に消すのは難しいようです。 風味を損なわないように「絶食処理などの下処理」をしておいた方が良いでしょう。 18世紀にイギリスで行われていた調理法ですが、現在は行われていません。 ゴキブリを「フン抜き」などの下処理をした後、酢で煮込みます。 乾燥が済んだら頭部や内臓、消化器官、脚を取り除き、 を入れて煮込んでいくと、ペースト状になっていきます。 当時の貴重なたんぱく源を長期保存ができるようにこのようなジャムにしていたのでしょう。 虫体ではなく「卵がたくさん入った卵鞘」を使った調理法です。 ゴキブリが抱えている卵鞘を集めて、そのまま揚げフライにします。 虫体は下処理をおこなって、他の調理法で食べると良いでしょう。 これはタイに住む少数民族が行っていた調理法だと言われています。 「クロゴキブリの卵鞘をお酒に浸けておくと、お酒が美味しくなる」と日本で言われていたことがあります。 作るには少し時間がかかり、飼育から始めなくてはなりません。 たくさん入れておいた飼育ケースの中に「お酒の徳利」を置き、その中に10個以上の卵鞘が産みつけられるのを待ちます。 確認できたら徳利を取り出し、水でキレイに洗ってお酒を入れ燗をつけます(適度に温めること)。 この時にできるだけ熱くすると、卵鞘の効果で「お酒の味がまろやかになる」とか。 それは「二級酒がまるで一級酒のように感じられる」のだそう。 また安物のウイスキーに卵鞘を20個ほど入れてしばらく置くと、「味に丸みが出て美味しくなる」とも言われます。 「ゴキブリを食べると死亡する」の真実と、味や害、食べ方を紹介しました。 日本含め、世界で食べられている事実はあるため、「食べると死ぬ」は言いすぎかもしれまん。 ただし「危険な細菌を保有している可能性があり、最悪なケースとして考え得る」ということは、忘れてはいけません。 ※食べるときは、必ず自己責任のもと挑戦して下さい。 ちなみに、ゴキブリと良く似た「フナムシ」も食べれますよ。 ゴキブリの生命力・繁殖力がヤバすぎる!「1匹いたら100匹いる」の真実とは… 今回のテーマは「ゴキブリの生命力と繁殖力の強さ」。 私自身、田舎・都心での生活に関わらず、ゴキブリの「しぶとさ」には発狂しそうなほど悩まされてきました。 という点をどこよりもわかりやすく説明していきます。 なぜなら3億8000万年前から存在しており、その頃から姿を変えずに生き延びてきたと言われているからです。 では、その生命力の強さはどこにあるのか?を3つの点から紐解いていきましょう。 これだけ長い年月生き延びてきたゴキブリは、常に「危険」をかいくぐる力があると言えます。 たとえば殺虫剤に対しては、今では「耐性を持つゴキブリ」も現れており、「科学の力」をも凌ぐ進化を遂げてくるのです。 たとえば「バルサン」には「バルサンプロEX」という、強力なタイプが別に売られていますね。 製薬会社もこのように「新しい薬剤」を販売しますが、この流れは今後もイタチゴッコとなって続くでしょう。 そのため、いつどこでも食料に困ることがなく、現代まで生き延びてこれたのです。 という餓死への強さも持っています。※種類によって前後します 実際に過去に「チャバネゴキブリ」を一ヶ月のあいだ虫カゴに入れて放置した経験がありますが、なんと17日間も生き延びたことがありました。 と言われていますので、いかに「ゴキブリの生命力がスゴイのか」がわかります。 ゴキブリは卵鞘(らんしょう)と呼ばれる「卵の塊」をお腹に抱えていることがあります。 これをしばらくお腹につけたまま運び、最終的には巣に産み付けます。 「チャバネゴキブリ」という種類は、孵化までしっかりお腹に抱えているのですが、殺虫剤などで駆除しようとすると子孫を残すために卵鞘をしっかり落とすのです。 ちなみに卵鞘には殺虫剤やバルサンは効きませんので、しっかりと駆除する必要があります。 また、たとえば「ホウ酸団子」などを食べたゴキブリは、自らの身体の異変を感じると「この家は何かヤバイぞ!」と他のゴキブリにも伝えるという「危険察知能力」もあると言われています。 殺虫成分に対する「耐性」を持つだけでなく、頭の良さも兼ね揃えているのです。 このように「驚異的な生命力」を持っているのですが、やっかいなのが「繁殖力も凄まじい」ということ。 このあと説明しますが、この繁殖力も「生命を維持する力」の一つと言えますね。 さて、「生命力の強さ」は理解して頂けたかと思います。 続いては、何万年も生き延びてこれた「生命力」にさらなる拍車を掛ける「繁殖力」についてです。 これも広義でいうと「生命力」の一つだと思いますが、分けて説明しますね。 日本の家で多くみられるのが「クロゴキブリ」、そして飲食店の厨房などで多く見られるのが「チャバネゴキブリ」です。 ※あくまでも多く見られるというだけで、家屋にもチャバネが出ますし、飲食店でクロゴキブリが出ることもあります まず上でも少し触れましたが、ゴキブリの卵は卵鞘(らんしょう)とい大きな殻に包まれています。 そして種類によって異なりますが、この卵鞘の中には多くの卵が入っています。 「一回に産む卵の数」も恐ろしいですが、「次に産卵するまでの間隔」も脅威的です。 クロゴキブリは一生の間に20回は産卵するため、一匹のメスから生まれる数は推定500匹。 チャバネゴキブリも一生の間に少なくとも5回は産卵するため、一匹のメスから生まれる数は多いと250匹以上…。 家にどちらのゴキブリが侵入したとしても、一刻も早く退治しなければならない理由が分かると思います。 さらに卵鞘は殺虫剤などからも守られる脅威の耐性を持っています。 そのため、ゴキブリ駆除薬の代表である「バルサン」であっても退治することは出来ません。 「熱湯を掛ける」「火で燃やす」などで駆除できますが、バルサンを焚いて油断していると、数日後に孵化してしまうので要注意。 このように「卵」の段階から他の害虫よりも「生命の維持」へのこだわりが見られるのです。 ゴキブリが長年生き延びてきたのは、このような「子孫を残すための順応性の高さ」によるものなのです。 昔から、「ゴキブリは1匹いると100匹いる」という話を聞きます。 ではこれが本当か?と言うと、「十分有り得る」という回答になります。 筆者の家では最大4つの卵鞘を一度に見つけたことがあり、「あれが全部孵化していたら・・・」と考えると恐怖ですね。 まず上で説明のとおり、例えば「クロゴキブリ」の場合、少なくとも2~3週間に一度くらいのペースで20~30個の卵を産み落とすわけです。 さらに「孵化に掛かる時間」は、気温にも左右されますが
クロゴキブリ:40~50日
チャバネゴキブリ:20日ほど
と言われています。 さらに「孵化に掛かる時間」は、気温にも左右されますが 5月頃から産卵を始めると言われていることから、仮にクロゴキブリが5月に2回産卵した場合は7月には100匹近い赤ちゃんが生まれるわけです。 もちろんこれは1匹のゴキブリから生まれた場合の話であって、部屋に2匹のメスがいれば単純に倍になる可能性もあるということです。 ちなみにですが、ゴキブリはつがい(オスメス)でいることが多いです。 メスは普段物陰でジッとしていることが多く、人間の目に触れる多くはオスです。 そのため、オスを退治したとしても、実は巣ではメスが一生懸命産卵の準備をしていることも・・・。 そう考えると、「1匹いれば2匹、多ければ100匹近くいる」と言えるのではないでしょうか。 「家で1、2匹見かけた」という場合は、とりえあず1匹ずつ駆除するという方法でも良いでしょう。 などの方法もありますが、すでに家に数匹侵入されている場合はあまりオススメしません。 なぜなら「忌避効果」はさほど強力なものではないため、繁殖される前に積極的に駆除していく方が良いからです。 このようにちまちまと退治していく方法もありますが、個人的には、次に紹介する方法をオススメします。 パターン①:バルサンで一気に駆除し、その後連鎖駆除薬を置く パターン①:バルサンで一気に駆除し、その後連鎖駆除薬を置く バルサンは、「焚いたタイミングで部屋にいるゴキブリを全滅させられる」という強力アイテム。 広範囲・即効性で言うと右に出るアイテムは無いでしょう。 しかし「卵鞘には効かない」という点、あとは作業前の準備・後片付けが面倒というデメリットがあります。 そのためバルサンで全滅させた2週間後くらいに、もう一度バルサンを焚く必要があります。
それか、卵を見つけ出しそのまま駆除します。 またバルサンを焚いた後は、
駆除し切れなかった卵が孵化しても大丈夫なように 連鎖駆除薬とはカンタンにいうと「毒餌」であり、それを食べたゴキブリだけでなく 「繁殖を止める」という意味では、間違いなく設置しておくべきアイテムです。 色々使った中でブラックキャップやゴキちゃんストップの2つを、私はかなり評価しています。 バルサンを使わず、とりあえず「連鎖駆除薬」を設置するのもアリです。 バルサンは即効性は高いですが、準備と後片付け(掃除)が面倒なので、そういう人はいきなり「連鎖駆除薬」であるブラックキャップやゴキちゃんストップを置きましょう。 ちなみに筆者の家ではバルサンは使わず、いきなり置いていましたが、それでも1週間もしないうちにゴキブリの姿を見ることがなくなりました。 ゴキブリの生命力・繁殖力の強さと、その対策について説明しました。 すでに家に入ってきているゴキブリは、まずはバルサン・連鎖駆除薬で全滅させましょう。 その後は侵入経路を見つけ出し、また侵入されることの無いようにしっかりと対策を施しましょう。 なおゴキブリホイホイは効率が悪いため、あまりオススメしません。 ゴキブリへの対策は、闇雲に行っていても意味が無いです。 ゴキブリが出るということは、出るなりの理由があります。 このページでは、「ゴキブリを二度と目にしないための駆除」の流れをステップ順に紹介していきます。 もし「不要だ」と思われる部分がある場合は、そのステップは飛ばして頂いてもかまいません。 「ゴキブリが毎年その家で繁殖している」という状況でない限り、「ゴキブリがいる」ということはどこからか侵入してきているわけです。 侵入経路を塞がない限り、家の中での対策を行ったところで意味がありません。 ゴキブリが家にいるということは、何らかの侵入経路があるからに他ならないです。 侵入経路を塞がなければ、次から次へとゴキブリが侵入してくる可能性が多いにあり。 「しっかり駆除したい」と考えるのであれば、まずは侵入経路を突き止めましょう。 室外機は「侵入経路」というよりは「越冬場所」にされやすく、ゴキブリの繁殖に繋がります。 また「排水ホース」はまさに「侵入にピッタリの抜け穴」となっているので、 排水ホースに付けるための「ドレインキャップ」という商品もあります。 さらに「壁のホース穴」は、経年劣化で徐々に隙間が出来るため、パテを詰めておきましょう。 家の高い位置についていることが多いですが、ゴキブリは壁をよじ登りますので油断せずにしっかり対策しましょう。 具体的には「換気口フィルター」や「100均で売られているようなネット」を被せるだけでも、十分高価があります。 家の中には多くの場所に排水口がありますが、その一つ一つが侵入経路となり得ます。 排水口の目が粗い場合は、フィルターネットを使用しましょう。 また、ベランダで上下階と繋がっている排水ホースからも侵入されますので、ネットで覆ったり、石を詰めるなどが有効。 なお、排水パイプの外側を伝って侵入してくることもあるため、隙間は「隙間パテ」で埋めてしまいましょう。 4.出入り口(玄関や窓など)
窓には必ず「網戸」をつけましょう。 風通しに玄関をあける方も多いと思いますが、そのような場合の理想は玄関にも網戸を付けることです。 さらに簡易的なものであれば2000円ほどで購入できますよ。 また、窓に網戸をつけていても隙間があると入り込みますので、隙間テープでしっかりと閉じておきましょう。 床下点検口は洗面所でよく見かける、「床にある四角い扉」です。 文字通り「点検口」なので塞ぐことは出来ませんが、ここには毒エサを置いておくのがベストです。 毒エサは色々使ってきましたが、「ゴキちゃんストップ」「ブラックキャップ」がオススメ。 また、一軒屋では「床下点検口」と繋がっている「通風孔」があると思いますが、こちらから侵入してきますので、ここにもフィルターをかけましょう。 ゴキブリの他、ネズミや他の害虫が入ることもなくなりますので、基本は付けておきましょう。 「鞄」や「服の裾」などに付いたまま家に帰ったり、「外においている植木鉢・ダンボール」など家に入れた際に、一緒に入りこむ可能性があります。 ・駅などのトイレを使うときは、鞄を置く場所にゴキブリや他の虫がいないことを確認する ・ダンボールを家に溜めない
(外から持ち入ったものは長期保管しない) 地震や経年劣化によって、壁には穴や亀裂が入る場合があります。 基本的に問題ありませんが、外部との出入り口になったり、中に巣を作られる可能性にも繋がります。 通販やホームセンターでは、色んなサイズの補修グッズが売られていますので上手く使いこなしましょう。 まずは侵入経路を把握することが「ゴキブリを二度と見ない環境」づくりに大切です。 などがありますが、手元に対策グッズが無い場合は、上記の中でも 特に熱湯は上手く浴びせられれば本当に一瞬で殺すことが出来ます。 また洗剤も泡タイプの洗剤であれば、動きを鈍らせることが出来る上、結構カンタンにノックダウンさせられます。 その他、濃度の濃いアルコールがあれば使えますし、サラダ油も一気に身体全体に浴びせられれば効果あり。 対策グッズを購入する場合は、殺虫成分の含まれていない「冷殺スプレー」がオススメです。 あとの掃除も楽ですし、子どもやペットのいる環境でも使えるため、我が家でも重宝しておりました。 ステップ③はとても大切なステップなので、しっかり対応して頂ければと思います。 上でも触れたとおり「ゴキブリは1匹いると30匹いる」と言われます。 その根拠としては、主に住宅に出入りする「クロゴキブリ」は もちろん家でもチャバネゴキブリが入ってきた経験が何度かありますが、チャバネゴキブリも同様に多くの赤ちゃんを産みます。 そのため、1匹でもゴキブリが出た場合は念のため「潜んでいるかもしれないゴキブリ」をすべて退治することが理想です。 ゴキブリは様々なものを餌としますのでどこでも生きていけますが、家に住みつく理由としては ホコリや髪の毛なども食べますが、油・じゃがいも・タマネギ・ビールなどなど、大好物も色々あります。 何度もゴキブリが現れる場合は、すでに巣を作られている可能性があります。 ゴキブリの場合「クモの巣」のような「巣」は作らずに、ただそこに密集しています。 巣を把握するための方法もありますので、怪しい場合はしっかり確認しましょう。 また巣では、「卵鞘(らんしょう)」という卵がたくさん入ったカプセル状の物が発見される場合もあります。 これは「殺虫剤」「バルサン」を浴びせただけでは中の幼虫にダメージを与えられませんので、しっかり駆除しましょう。 さらに巣にはフンが落ちている可能性もありますが、フンはゴキブリのエサとなりますので、しっかりと掃除しましょう。 バルサンは「煙や霧状に薬剤を散布させる殺虫剤」です。 我が家では今は使うことがなくなりましたが、バルサンは 何度も家に出ている状況であれば、一度焚いてみると良いでしょう。 ただしバルサンには以下のデメリットがあるため、私としてはこの後紹介する「毒エサ」の方がオススメです。 ・ゴキブリの卵には効果が無いため、2週間後にもう一度行うことが推奨されている ・持続効果(寄せ付けない効果)は無いため、侵入経路を塞がない限り意味がない ・観葉植物を置いている場合や、金魚などを飼っている場合は全て避難させてから行う必要がある ・寝具や家電製品へのケアなど、上記をふくめて事前準備が大変 バルサンには「プロEXシリーズ」という強力版があるため、使う場合はそちらを使われることをオススメします。 私も長年色々な商品を使ってきましたが、毒エサほど「効率よくゴキブリを駆除できる方法」は無いと思っています。 上でも説明のとおり、ゴキブリは1匹いたら30匹いる可能性は十分あります。 そのため、それらをちまちまと1匹ずつ駆除していては影で大繁殖される可能性があるのです。 「気づいたら家の中で繁殖していた」ということはよくある話なので、 「それらを連鎖的に駆除できる毒餌を設置すること」は必要不可欠です。 「アース製薬」から販売されている「連鎖駆除型の毒餌」です。 「連鎖駆除薬」とは、毒餌を食べたゴキブリだけでなく、 「最強」と言われるだけあり、ゴキブリの食いつきも良く、家中のゴキブリを「ほぼほぼ壊滅」出来た優れもの。 丸っこいシルエットであり、目に見えるところに置いていても違和感がなく、効果も半年続くのでコスパが良いです。 「完璧」とまでは言えませんが、
半年間設置して検証していますので、以下の記事もあわせてご確認下さい。 よりオススメなのが、ブラックキャップの「強力版」とも言えるこのアイテム。 「プロのゴキブリ駆除業者」が実際に使っている、最強の駆除薬です。 ブラックキャップでは駆除しきれなかった「ベランダ周りのゴキブリ」もゴッソリと一掃してくれた、まさに「我が家の救世主」です。 筆者の家では、「隣人のベランダ」にゴキブリがウジャウジャいることから、毎年3月あたりから部屋へ侵入されます。 そのため、上で紹介した「ブラックキャップ」を、過去にベランダを中心に色々とセッティングしています。 結論を言うと「家の中のゴキブリ」には効果があったが、「隣人のベランダのゴキブリ」までは駆除出来なかったのです。 そのため、夏を通して何度も横の家から侵入されました。 さらには、壁に「卵鞘(卵がたくさん入ったカプセル状のもの)」を産みつけられたことも… その上、設置後も大きなゴキブリが定期的に歩いていたため 「大きなゴキブリの食いつきはイマイチかな…?」という印象。 そこで翌年に、このゴキちゃんストップを使ってみました。 以前は、真ん中の物ははほとんど食べられなかったため… 「触覚を壁に触れさせながら端を歩く習性」を逆手にとり、端に固めました。 その結果、ゴキブリの活動期である4月~10月の間、一度もゴキブリを目にしませんでした。 薬剤が露出していることから、全体的に齧られており、「食いつきの良さ」が分かります。 「ゴキちゃんストップ」もブラックキャップと同様に “連鎖駆除タイプ” の駆除薬であり、卵も赤ちゃんも「根こそぎ絶滅させる」ことを目的としています。 しかし、ゴキちゃんストップは一般市販品では有り得ない「ホウ酸濃度40%」のプロ業者用なので、効果が圧倒的に高いです。 夏を通して「一度もゴキブリを目にしない」というのは過去に無いため、この効果には驚きました。 一軒家・マンション関わらず、しっかりと成果を挙げてくれています。 「ゴキブリホイホイを置いてみようかな?」と思っている方 「ゴキブリが減らない」とお悩みの方には、ぜひ一度お使い頂きたい駆除薬です。 ちなみに、以前は楽天で購入可能だったようですが、今は以下の通り「楽天・アマゾン」のようなサイトでは買えません。 そのため、ご購入の際は公式HPよりお買い求め下さい。 なお「毒エサを設置しても全く効果が出ない!」という方は、「他のエサとなるものを排除できているのか?」を確認しましょう。 他のエサに食いついて、毒エサを食べていない可能性があります。 昔からあるゴキブリホイホイは「ちまちま捕獲するタイプ」の駆除方法であり、連鎖駆除の効果もありませんし、ゴキブリの数を大きく数を減らすにはイマイチです。 他にも「微妙だ」という点があり、個人的にはあまりオススメしません。 ステップ④:「新たなゴキブリ」を寄せ付けない対策! まずはこれまでのステップにて、「侵入経路」を塞ぎつつ家の中のゴキブリを全滅させます。 その上で、新たなゴキブリが寄り付かないように対策をします。 ただしどれも消耗品となるため、ゴキブリの多い夏場だけ取り入れると良いでしょう。 などの方法がありますが、「効果の有無・手軽さ」を考えると 2.スプレーにして、クーラーのフィルターや扇風機にかける 「ハッカ油」と「エタノール」などを買い揃えて自作する方法もありますが、 手っ取り早いのはハッカスプレーを購入し、それをエアコンフィルターや扇風機にかける方法です。 侵入経路が分かっているが「どうしても塞げない」という場合は、 そこに「ハッカ油を入れた小皿」を置いておくのも効果がありますよ。 などがありますが、使い比べたところ「ベチバー」が最も効果がありました。 このベチバーオイルを、アロマデユフューザーの中に水と一緒に入れるだけです。 原液で入れた方が香りも効果も強くなりますが、その分消耗が激しくなるためそこは調整しましょう。 なお、上で紹介した「ハッカ油」はアロマとしても使えます。 効果としても「スプレーなどで使うよりは良いと感じる」のですが、アロマとして使うなら最初からベチバーをオススメします。 これだけは家に置いておけ!オススメのゴキブリ対策グッズランキング! さて、ここまで「ゴキブリを二度と目にしないための駆除」の流れを説明してきました。 しかし中には「細かいことは面倒だから、とりあえず効くアイテム教えてよ!」という方もいらっしゃると思います。 そのため、ここではとりあえず「買って良かった!明らかに効果があった!」と感じた商品をランキング形式でご紹介します! 「これは最強すぎる」と妻と喜びを分かちあった、文句なしの商品。 色々難しいことを考える必要はなく、とりあえず置いておけば効果を発揮してくれるため「ゴキブリ対策がいまいち分からない」という初心者にもオススメ。 実際にプロが使っている「業者用の駆除薬」なだけあって、 他の連鎖駆除薬では駆除しきれなかった「ベランダのゴキブリ・巨大ゴキブリ」までを、ガッツリと駆除してくれました。 まさに「我が家の救世主」であり、やや値が張りますが「少しでも効果が高い物が良い」という方は迷わずコレがオススメ。 「中途半端な商品」を買って全滅させられないくらいなら、最初からコチラを選ぶことをオススメします。 殺虫剤の成分が含まれていないことから、ペットや赤ちゃんが居る家庭でも気軽に使用可能。 また周りに食材があっても気兼ねなく吹き掛けられるため、ゴキブリが現れやすいキッチンでの使用にも向いています。 上手く当てなければ「ジェットが強すぎてゴキブリがぶっ飛ぶ」という点、 そして「すぐに消耗してしまう」という2つのデメリットがありますが ただし連鎖駆除が出来るような物ではないので、一匹一匹地道に駆除する必要はあります。 即効性という意味では、バルサンプロEXが効きます。 普通のバルサンではなく、「プロEX」を選びましょう。 ・卵には効かないため、孵化する時期にもう一度焚く必要がある ・煙や霧が電化製品や布団などに掛からないように、事前の準備が必要 ・あくまでも「焚いたタイミングで部屋にいたゴキブリにのみ有効」であり、「侵入予防」のような効果は無いため、その後の予防対策が無ければ本末転倒 ゴキちゃんストップなどの連鎖駆除薬を置いている方が「カンタン・楽」であり、上記のような手間が面倒。 個人的には今はもうバルサンは使っていませんが、「一時的な効果の強さ」で言うとオススメです。 という経験から、「全てのゴキブリを駆除しきれない可能性がある」という点では強くオススメは出来ません。 ゴキブリを忌避(寄せ付けない)する効果があるオイル。 に置くと、ゴキブリに遭遇することがグッと減ります。 ただし「根本的に解決する」ことを怠ればエンドレスで続けなければならず、コスパも決して良くはありません。 侵入をしっかりと予防しつつ併用するのであれば良いでしょう。 あくまでも「侵入防止」「家の中に潜むゴキブリを退治」した後に行うと効果的ですよ。 このページでは「ゴキブリ対策の流れ」をまとめてみました。 私も田舎の実家で20年、都心に引越してきてからも「隣人からのゴキブリ」に悩まされ約10年、色々な対策を行ってきました。 「なんでこんなに減らないんだろう?」といつも思っていました。 あとは「涼しくなってくる10月」~「寒い2月」の間。 ゴキブリは家の暖かい場所で繁殖活動を続けているため、この間に見かけた場合にも、徹底的な駆除が本当に大切。 そして何より侵入経路さえ塞いでおけば劇的な効果を見せてくれる「連鎖駆除薬」が画期的過ぎました。 あれだけ悩んだゴキブリがあっという間に居なくなる衝撃には、いまだ感動を忘れられません。 ゴキちゃんストップなどの毒餌は、3月に設置しておくと『ゴキブリを一度も目にしない一年』を送ることができますよ。 ということはつまり、野外にはゴキブリの命を脅かす天敵がたくさんいるわけです。 数多の天敵から逃れるべく、屋内に生息するゴキブリが現われたのでないか、という意見もあるくらいです。 とはいえ、屋内にも少なからずゴキブリの天敵はいます。 中には、その習性を利用してゴキブリ退治をしてもらっている人も。 アシダカグモは日本ではおもに屋内に生息する家蜘蛛(イエグモ)です。 大型なので、家の中で見かけるとギョッとしてしまうかもしれませんが アシダカグモは、ゴキブリを好んで捕食する、いわばゴキブリ対策の救世主と言える存在なのです。 『クモの話―よみもの動物記』(著・八木沼健夫)によると、 1匹のアシダカグモが、一晩に20匹以上のゴキブリに食いついた、という実験結果の報告もあるそうです。 しかも、しとめたゴキブリを食べ終わらないうちに、次の獲物に食いつく習性をもっているのだとか。 このように、アシダカグモはゴキブリ駆除に力を発揮してくれる益虫なのです。 その存在を表して、「アシダカ軍曹」「軍曹」とも呼ばれていますね。 アシダカグモは、人を攻撃することもなければ、網を張って家屋を汚すこともない。 昼間は物陰にひそみ、じっとしている大人しいクモなんじゃ。 もし、家の中でアシダカグモを見かけたら、見て見ぬふりをしてみてもいいじゃろう。 寝ているうちにゴキブリを食べてくれるかもしれんぞ。 ただし、奄美諸島においては、アシダカグモは益虫とは言い切れません。 実際に、ハブの体内からアシダカグモが発見されてもいます。 ゴキブリ駆除のつもりが、猛毒を持つハブを呼び寄せてしまっては本末転倒どころか、事態を悪化させているようなもの。 南西諸島では、家の中でアシダカグモを見かけたら、追い出したほうが安全でしょう。 アンケート(回答者1000人/2018年6月実施)によると、ゴキブリ退治の方法に「飼い猫」を挙げる人が1000人中7名いました。 「飼い猫がゴキブリを食べるため、その猫をゴキブリの近くに連れていき、退治してもらう」(男性・東京) 「猫を飼っているので、猫に狩ってもらう」(女性・岐阜)
「猫を仕向けます」(女性・鹿児島) 「朝起きたら枕元に死骸があった。
飼っていた猫が夜中に捕まえたらしく褒めてもらおうと寝ている私の枕元に持ってきたらしかった。 起きて手を伸ばしたら何かあってよく見たらゴキブリの死骸だったから、ビックリしすぎて、猫を褒めるどころじゃなかった、というよりかなり怒ってしまった。 猫に悪気はなかったのは分かっていたけど、そんな暖かい目で見られなかった」(女性・埼玉) 7名が多いか少ないかはさておき、ゴキブリの天敵と言われる猫は、実際にゴキブリを狩る、ということがわかりますね。 猫には動き回るものに反応する性質があるので、素早く動くゴキブリと戯れているうちに殺してしまうケースが多いのでしょう。 であれば、ムカデをゴキブリ駆除に利用したいところですが、そううまくはいきませんね。 みなさんもご存じのとおり、ムカデは人間を噛む害虫です。 ムカデには、元々が肢だった牙のような顎(顎肢・あごあし)があり、その牙に毒が仕込まれているのです。 昆虫を捕食する際には、顎肢でガブリとやるわけですね。 ムカデに噛まれて死亡した例はいまのところありません。 しかし、体質によってはアナフィラキシーショックを起こすことがあります。 家の中でムカデを見かけたら、速やかに駆除しましょう。 漢字で「家守」(ヤモリ)と表記されるように、住みついた家の害虫を食べてくれる爬虫類です(『実験動物紹介 ニホンヤモリ』2017,山岸 弦記 )。 体長は10cm前後しかないので、大型のゴキブリは難しいかもしれませんが、幼虫であれば簡単に捕まえてしまいます。 家の壁や中で見かけても、捕まえず、そのままにしてあげましょう。 【追記】編集部スタッフから、衝撃的な目撃情報を入手! なんと、ヤモリがゴキブリの成虫を食べている場面に遭遇したそうです(しかも自宅の玄関)。 害獣として嫌われているネズミも、ゴキブリを食べると言われています。 クマネズミに関する調査では、チャバネゴキブリを捕食している可能性があるという報告もあるくらいです。 (『東京都内のビルに生息するクマネズミRattus rattusの蠕虫類と胃内容物』1991年,谷川 力,清水 隆行,内田 明彦,村田 義彦) ただし、ネズミはネズミで、配線や食品をかじったり、体に付いたノミやダニ、糞尿を落としたりするので、駆除対象の動物。 なので、ゴキブリ対策に……とは考えないほうがよいぞ! ペットとして親しまれているハムスターも例外ではありません。 彼らは草食に近い雑食性で、植物のほかにも昆虫も食べます(『エキゾチックアニマルの栄養学―― 3 .ハムスター』2015,霍野 晋吉)。 ですので、ハムスターの餌を求めてケージに侵入してきたゴキブリを、誤って食べてしまうという場合も。 ハムスターをゴキブリから守るためにも、餌の管理には注意したほうがよいでしょう。 食物連鎖の下層にいるゴキブリには、哺乳類をはじめ鳥類、昆虫類など、数え上げれば切りがないほど数多の天敵がいます。 野外に生息するゴキブリは、常に天敵の脅威にさらされているわけですね。 ハエトリグモは、ピョンピョンと飛び跳ねるようにして移動するのが特徴。 網(巣)を作らず、狩りをして餌を捕獲する小型のクモ。 生きている餌しか食べない彼らは、小型の昆虫を捕食しており、 体長約4.5mmほどしかないクロゴキブリの初齢幼虫であれば、その対象になっていると考えられます。 ちなみに、編集部で飼育しているクロゴキブリの中型幼虫の飼育ケースに入れたところ、ゴキブリの方が大きかったからか、一瞬でやっつけられてしまいました。 草むらなどに生息しているニホンカナヘビもトカゲの仲間です。 昆虫類を餌にしているトカゲ科もゴキブリを捕食していると考えられます。 また、ペットとして飼育されているトカゲも同様に、レッドローチ(トルキスタンゴキブリ)やデュビア(アルゼンチンモリゴキブリ)などのゴキブリを食べます。 おっかない見た目とは裏腹に、人間には害がないとされるゲジ。 通称ゲジゲジと呼ばれるゲジは、5対30本の脚をもつ昆虫です。 その奇妙な姿から不快害虫とされていますが、実はゴキブリなどの害虫を食べてくれる益虫になります。 彼らは、餌を求めて家の中に入ってくることもありますが、人にかみつくことはないので、放置しておいても大丈夫です。 ゴキブリは、捕食されるだけではなく、寄生されることもあります。 メタリックに輝く体は美しく、英語圏ではジュエル・ワスプ(宝石バチ)と呼ばれています。 エメラルドゴキブリバチは、名前に「ゴキブリ」が入っていることからもわかるように、ゴキブリとの関係が深いハチ。 ゴキブリを操って巣へと誘導し、腹部に卵を産み付けるのです。 まず、ゴキブリの胸部を刺して毒液を送り込み、前肢を麻痺させます。 次に、脳を刺し、逃避反射を制御する細胞に毒を送り込みます。 このようにして2度刺されたゴキブリは、エメラルドゴキブリバチのいいなりに。 さらには、触角を半分に切り取られ、完全にエメラルドゴキブリバチの奴隷と化すのです。 奴隷化したゴキブリは、エメラルドゴキブリバチに残った触角を引っ張られながら、彼らの巣穴へと歩いていきます。 そして促されるままに巣穴の奥へと進み、大人しく卵を産み付けられるというわけです。 ゴキブリの触角を切り取る理由はまだ明らかにされていません。 卵が孵化するまでの約3日間、ゴキブリは何をするでもなく大人しく過ごします。 そして、孵化した幼虫に腹部を食い破られ体を食べられていきます。 ゴキブリは、そのままの状態で生きながらにして、ただただ食べられ続けるのです。 そして約8日後、幼虫が体内で蛹になると、ゴキブリは静かに死んでいきます。
なんだか壮絶な奴隷生活ですよね。 日本にはエメラルドゴキブリバチは分布していませんが、同種のセナガアナバチが関東以西を中心に生息しています。 セナガアナバチも、エメラルドゴキブリバチと同じように、ゴキブリを奴隷化します。 ど、奴隷だなんて……なんて恐ろしいんでしょうか……。 このエメラルドゴキブリバチは、アメリカの研究グループによってゴキブリ防除に活用できないかと調査が行われましたが、失敗に終わっています(Williams FX,1941)。 理由は、1匹当たりの狩猟量が少ないことと、縄張り意識の強さから広範囲に拡散しなかったためだと考えられています。 ゴキブリヤセバチは、ゴキブリの卵鞘に寄生するハチ。 体長5mm前後の小さなハチで、後肢が長く、腹部が小さい。 ゴキブリのメスのお尻から突き出た状態の卵鞘の中に、自分の卵を産み付けます(産み落とされた後の卵鞘には産み付けません)。 ひとつの卵鞘につき、一匹のゴキブリヤセバチが孵化します。 ちなみに日本には、ゴキブリコバチという、ゴキブリの卵鞘に寄生するハチがもう一種生息しています。 体長2mmとゴキブリヤセバチよりもさらに小さいハチです。 こちらは、産み落とされた後の卵鞘の中に卵を産み付けます。 ひとつの卵鞘につき平均して59.3匹、卵ひとつあたり平均2.6匹寄生したという結果が出ている通り(『衛生動物 VoL 27 No.2 p.157~162 1976』より)、多数寄生を行います。 みなさん、「冬虫夏草」という植物の名はご存じでしょうか? 冬虫夏草は、昆虫にとりついて殺した後、その虫の体を栄養源にして成長するキノコのこと。 ヒュウガゴキブリタケは、朽ち木の中に生息するゴキブリにとりついて殺し、生えるキノコ。 いまのところ、ゴキブリの中では、朽ち木の中に生息するタイプにとりつくものしか発見されておらず、 残念ながら、私たちの家に出るゴキブリにとりついた例は発見されていません。 サルはゴキブリを好んで食べると言われていますし、鳥類もゴキブリを捕食します。 さらにはカマキリなどの昆虫も……と枚挙にいとまがありません。 また、エメラルドゴキブリバチなどのように、体の小さな昆虫たちにも寄生される可能性があるのです。 もしかしたらゴキブリは、野外にいる数多の天敵から逃げるように屋内へと足を延ばしたのかもしれません。 ひたすら駆除を目指してゴキブリに襲い掛かる天敵が屋内には存在しますね。 彼らの生態を調べ上げ、新たなる駆除剤を開発し、駆逐せんと追い回す人間は、 はるか昔から生きているゴキブリからすると、新種の天敵。 今後よりいっそうの脅威を感じてくれれば、屋内に入って来なくなる、という可能性は無きにしも非ずでしょう。 以下を参考に、彼らの屋内での繁栄を阻止しましょう! 家の中に隠れているゴキブリを一網打尽にするには、ベイト剤を置くのが一番。 外から侵入してきたゴキブリにも効果が期待できるので、侵入経路や通り道に設置しておきましょう。 また遭遇した時用に、スプレー式駆除剤も準備しておくと心強いですね。 最新研究が解き明かす!ゴキブリの起源は3億年前ではなかった!? 2019年2月1日、筑波大学から興味深い研究結果が発表されたんじゃ。 そこには、「ゴキブリの起源は意外と新しかった!」という見出しがある。 ゴキブリの起源といえば、約3億年前以上の古生代石炭期だとされてきたんじゃが、それが違うということなのか……。 リリースされたのは、筑波大学山岳科学センター菅平高原実験所の町田龍一郎教授と藤田麻里氏(現 筑波大学社会連携課SKIP事務局)を含む、世界7カ国、17研究機関の研究者20名からなる研究グループによる研究。 現生の66種の昆虫約2,400の遺伝子解析を行い、系統ならびに行動に関する各形質の祖先状態を検証し、進化変遷を推論した結果が発表されました。 2019年2月1日に筑波大学が発表した上記の研究において特に注目したのは、ゴキブリの起源は約3億年前ではなく、「約2.6億年前」であるという結果です。 これまでゴキブリは、3億年以上前の古生代石炭紀に出現したとされてきました。 現生のゴキブリよりも翅が大きく、産卵管を持つものをゴキブリの祖先としてきたわけですね。 ところが、研究によると、これらの昆虫はゴキブリとはいえない、ゴキブリともカマキリとも判然としない状態の昆虫であるということ。 そして、「これはゴキブリである」といえる昆虫が現れたのが約2.6億年前の古生代ペルム紀である、ということなのです。 筑波大学によると、ゴキブリの起源については、以下の3つの結論が研究成果としてリリースされています。 1.ゴキブリ目とカマキリ目はおよそ2億6000万年前の古生代ペルム紀に分岐した 2.現生のゴキブリ目の起源はおよそ2億年前の中生代三畳紀に遡る 3.ゴキブリ目内の現生主要グループの分岐は1憶5000万~6600万年前の中生代白亜紀に起こった 1. ゴキブリ目とカマキリ目はおよそ2億6000万年前の古生代ペルム紀に分岐した ゴキブリは、ゴキブリ目(ゴキブリ類+シロアリ類)というグループに分類されている昆虫です。 ゴキブリ目はカマキリ目と近縁で、合わせて「網翅類(もうしるい)」と呼ばれています。 これまでは、ゴキブリ目とカマキリ目がいつ分岐したのかがはっきりとしていなかったのですが、 今回の研究によって2億6000万年前の古生代ペルム紀だと判明したというわけですね。 2. 現生のゴキブリ目の起源はおよそ2億年前の中生代三畳紀に遡る ゴキブリ目とカマキリ目との分岐は約2.6億年前の古生代ペルム紀に起こりましたが、 その頃のゴキブリ目は、現生のゴキブリのような姿ではありませんでした。 「ゴキブリ」と見分けられる種が現れるのは、それから6000万年ほど経った、 今から約2億年前の中生代三畳紀の頃であるということがわかりました。 3. ゴキブリ目内の現生主要グループの分岐は1憶5000万~6600万年前の中生代白亜紀に起こった 現在に続く主要グループの分岐は1憶5000万~6600万年前の中生代白亜紀に起こったことがわかったのです。 ・ゴキブリ科(ワモンゴキブリ・コワモンゴキブリ・クロゴキブリ・ヤマトゴキブリなど) ・オオゴキブリ科(オオゴキブリ・マダガスカルゴキブリなど) ・チャバネゴキブリ科(チャバネゴキブリ・ヒメチャバネゴキブリ・モリチャバネゴキブリなど) クロゴキブリやチャバネゴキブリといった私たちになじみのある種類は、 中生代白亜紀(1憶5000万~6600万年前)に出そろったというわけですね。 今回筑波大学を含む研究グループが発表した研究結果は、RNAの解析やゲノム解析といった分子データだけではなく、 化石情報、20におよぶ形態や行動に関するデータを統合して導かれた成果であるため、信頼度は極めて高いとされています。 一見すると、ゴキブリの分類や進化の道筋、生態は私たちの暮らしには関係がない話題のように思えますが、 まさにこれが「ゴキブリとはどのような昆虫なのか」の理解につながり、今後のゴキブリ対策の進歩となるのです。 また、世界に約4000種以上存在するといわれる多様なゴキブリに関する研究が進むことは 私たちの暮らしを支えてくれている生態系への理解が進むということ。 当スレはこれからも、最新の研究をウォッチしていきます! みなさんは、ゴキブリが「薬」として世界中で利用されてきたことをご存知でしょうか? なかでも中国では、さまざまな症状に処方されてきました。 もちろん、日本でも薬用ゴキブリは使われていました。 今回は、ゴキブリの知られざる一面である、薬用ゴキブリの種類や薬効について見ていきます。 とくに中国では、2000年前以上前に出版された医学書である『神農本草経』(しんのうほんぞうきょう)をはじめ、 数々の医学書においてその薬効が紹介されてきたのです。 『神農本草経』では、ゴキブリは「䗪虫(しゃちゅう)」という生薬名で紹介されています。 䗪虫はほかにも、地鼈虫(じべつちゅう)・土鼈虫(どべつちゅう)・土中・臭中母子などさまざまな呼び方があります。 ちなみに、「鼈(べつ)」はすっぽんを意味しており、
土鼈虫は、土にいるすっぽんのような形をした虫、ということです。 なかでもサツマゴキブリ・チュウゴクゴキブリなどが広く用いられました。 利用の際には、おもに虫体を粉末状にしたもの単体か、ほかの生薬と混合して処方されました。 薬として使用するために特定の餌で飼育処理していたと考えられます。 䗪虫には、血の流れが悪い状態を指す「瘀血(おけつ)」を解消する効果や、 毒を分解して腫れを解消する効果があるとのことです。 中国では、サツマゴキブリやチュウゴクゴキブリ以外のゴキブリにも薬効があると考えられていました。 血流改善作用
解毒作用
腫れを減少させる作用 など 血流改善作用
解毒作用
腫れを減少させる作用
体調不良(風邪・胃腸病)を整える作用 など 解毒作用
腫れを減少させる作用
抗がん(腎臓がん)作用 など 解毒作用
腫れを減少させる作用
抗がん(腎臓がん)作用 など ※上記の種名と効果は、中国で使用されてきた薬用ゴキブリの例であり、すべてを網羅するものではありません。 日本の屋内によく出るワモンゴキブリやチャバネゴキブリも入っていますね。 だからといってくれぐれも、家に現れたゴキブリを捕まえて薬用にしてみようなどとは考えないでくださいね。 中国における医薬品の規格基準書である『中華人民共和国薬典』にも、 サツマゴキブリが配合された中成薬(日本でいう漢方薬)が掲載されています。 『中華人民共和国薬典』に掲載されているということは、 国家がその中成薬の安全性と効用を認めているということです。 『薬になる!?ゴキブリ―薬になる虫たちシリーズ①』(著・鈴木覚)によると、 2000年版の『中華人民共和国薬典』には、サツマゴキブリが配合された中成薬が6種類あります。 例えば、大黄シャ虫丸は、肝炎や肝硬変、肥満性脂肪肝、乳腺炎などの症状に処方された例が、中国の医学誌で公表されています。 近頃では、AIで制御している養殖工場もあるといいます。 日本でもゴキブリを薬用として使っていたのかというと、答えはYES。 古くは、平安時代の漢和辞典である『新撰字鏡』や薬物事典の『本草和名』、医学書である『医心方』に、 「於女虫」(おめむし)という名で記載されており、薬用ゴキブリに関しても記されています。 ただし、おもに使用されていたのは、中国から輸入した薬用ゴキブリ(サツマゴキブリやチュウゴクゴキブリ)だったと考えられています。 江戸時代には、清国から輸入した記録が残されています。 乾燥させた虫体を、熱湯で煮出す、酒に漬ける、粉末にしてそのまま飲むなど 腹部内血管の炎症、血流不全によるしこり、月経異常といった病気や症状に効果が期待できるといわれていました。 昔の長野県や佐賀県では、薬用ゴキブリの成虫を潰してしもやけに塗っていたという記録もあります。 現在でも、漢方薬局でサツマゴキブリが販売されていることがあります。 中国では2000年以上も前から、ゴキブリが薬用として利用されてきましたが、そのほかの地域ではどうだったのでしょうか? 実は、世界各地において、薬用ゴキブリの記録が少なからず残されています。 例えば古代ギリシャでは、「ゴキブリの内臓と油を混ぜたものを耳の穴に流し込めば、耳の痛みが軽減する」という内容が 当時の薬学・医学の基本文献であった『薬物誌』に残されています。 耳の穴にゴキブリの内臓と油を混ぜたものを流し込む!? ほかにも、ブラジルやメキシコ、ロシアなどでも伝統的な薬用昆虫としてゴキブリが用いられてきた記録があります。 1886年発行の「ニューヨーク・トリビューン」紙(アメリカ)にも、ゴキブリを用いた治療法が紹介されていたそうです。 ルイジアナ州では破傷風になるとゴキブリ茶を飲み、傷口ができると煮たゴキブリを湿布するという内容で、 シンガーのルイ・アームストロングもゴキブリの煮汁を飲まされていたというエピソードをもっているのだとか。 薬用ゴキブリは、さまざまな地域で利用されてきましたが、現代の西洋医学では、その効用は認められていないといえます。 いまでは、薬になるゴキブリがあると聞くと「えぇっウソ!?」といいたくなりますが、実際に使用されてきた歴史があるのです。 中国で古くから用いられてきたのは、「䗪虫(しゃちゅう)」と呼ばれる、翅のないゴキブリ数種の雌。 なかでもサツマゴキブリ・チュウゴクゴキブリが広く利用されてきました。 日本でも、おもに中国から䗪虫を輸入して使用していたという記録が残っています。 中国では、サツマゴキブリが現役の医薬品に使用されていますが、日本では医薬品として認められていません。 一部の漢方薬局でサツマゴキブリが販売されていることがある程度です。 ヨーロッパやアメリカなどの西洋においても、医薬品としては認められていないといえます。 というのも、ゴキブリの何かが医薬品として広く認められる可能性を示唆する研究例があるのです。 それは、英国総合微生物学会(2010年開催)で発表された 「ワモンゴキブリの中枢神経は、人間にとって致死性のある細菌を死滅させる天然の抗生物質を作り出す」 もちろん、実際にそれらの抗生物質が医薬品として生かされるのかは今後の研究によりますが ゴキブリが私たちの命を救ってくれるかもしれない……と思うと、なんともいえない気持ちになりますね。 今回は、おもに薬用ゴキブリについて詳しく見てきました。 漢方薬局で売られているサツマゴキブリを試してみたい場合には、必ず、医師に相談してからにしてくださいね。 くれぐれも、身近なゴキブリが何かに効くかどうか試すなんてことはしないようにしましょう。 ゴキブリの語源と名前の歴史:実は御器噛(ゴキカブリ)が正式名称だった? 最近では、「G」などと呼ばれることもあるゴキブリ。 名前を呼ぶことすら嫌! ということなのでしょうね。 実は明治時代までは、ゴキブリではなく「ゴキカブリ(御器噛)」と呼ばれていました。 今回は、名前の変遷からゴキブリの歴史を紐解いていきましょう! ゴキブリと名付けられるはるか昔、いまから約4300年前の縄文時代から私たちとゴキブリの同居は始まっていました。 宮崎市田野町本野原遺跡では、2016年に、縄文時代である約4300年前と約4000年前の土器から、 クロゴキブリの卵鞘(らんしょう)の痕跡が発見されています。 この発見は、日本においてはじめて、居住空間の遺跡から出たゴキブリの足跡というわけです。 人間の住みかに侵入するゴキブリの中で、日本在来種とされているのはヤマトゴキブリのみ。 外から来た可能性の高いクロゴキブリが、すでに暮らしの中に入り込んでいたということは 日本在来種とされるヤマトゴキブリは、もっと古い時代から私たちと同居生活を開始していたと考えてよいことになりますね。 残念ながら当時の呼び名は不明ですし、呼び名があったのかどうかもわかりません。 しかし、ゴキブリの存在自体は、当時の人々にも認識されていたのではないでしょうか。 「ゴキカブリ」が「ゴキブリ」になった!?名前の変遷 実は、私たちが慣れ親しんでいる「ゴキブリ」という名前が広く定着したのは、長い歴史から見ると比較的最近のこと。 残された書物には、ゴキブリ以外の呼び名がいくつか記録されています。 平安時代「(阿久多牟之)アクタムシ」「都乃牟之(ツノムシ)」 ゴキブリの存在が書物に初めて登場したのは、平安時代。 当時の漢和辞典ともいえる『本草和名』(918年・深根輔仁著)には、 「阿久多牟之(アクタムシ)」、「都乃牟之(ツノムシ)」という名が記されています。 もう少し後の書物『伊呂波字類抄』(平安時代末期・橘忠謙著)では、 これらは、日本在来種で人家に侵入するヤマトゴキブリだと考えられています。 「阿久多牟之」はゴミをあさる虫、「都乃牟之」は触角のある虫という意味です。 ゴミをあさる虫という名がそのまま付けられているということは、 当時の人々もあまりいい印象を抱いていなかったことが想像できますね。 江戸時代「油虫(アブラムシ)」「御器噛(ゴキカブリ)」 江戸時代になると、「アブラムシ」という名称が当時の百科事典に登場します(『訓蒙図彙(きんもうずい)』(1666年))。 同じく百科事典の『和漢三才図会』(1713年)には、 「油虫(アブラムシ)」と「御器噛(ゴキカブリ)」という名が記されています。 『和漢三才図会』の説明文からは、油虫はチャバネゴキブリ、 御器噛はヤマトゴキブリかクロゴキブリであることが推測できます。 御器噛は、ふたつきのお椀(御器)をかじる虫というところからその名が付けられました。 さらに、『和漢三才図会』では、「蜚蠊(フイレン)」という漢字があてられ、あぶらむしが併記されているページがあります。 当時は、ほかにも地域によってさまざまな呼び名がありました。 ツノムシ・アブラムシ・ゴキカブリ・ゴキクラヒムシ・ゴキカブラウ・ゴゼムシ・アマメ・ヘイハチアマメ・ママクヒムシ・ゴキアラヒムシなどの名が収録されています。 このうち、「アマメ」は、海岸に生息するフナ虫の方言で、 走る姿が似ていることからそのまま方言として広がったのではないか、といわれています。 「ゴキカブリ」でも「アブラムシ」でもない、「ゴキブリ」は、明治に入ってやっと登場します。 「ゴキブリ」の語源は「ゴキカブリ」だといわれていますが、ゴキカブリがつまる場合は、促音便で「ゴッカブリ」になります。 『虫の博物誌』(小西正泰博士著)によると、実際に、関西や九州北部では 「ゴッカブリ」あるいはその変形の「ボッカブリ」と呼ぶところがあるとのことです。 「だれかが、「ゴキカブリ」を「ゴキブリ」と誤記したものに違いない」と推測しています。 その理由として、当時は「ゴキカブリ」の名がある程度広まっており、 「蜚蠊」という漢字には「ゴキカブリ」とルビが振られるはずが、誤って「ゴキブリ」と記されたことから そのまま一般化して今日に至ったわけではないかと『虫の博物誌』で説明されています。 ゴキブリの異名の中には「黄金虫(コガネムシ)」もあることはご存知でしょうか? 黄金虫は金持ちだ
金蔵建てた 蔵建てた
飴屋で水飴 買って来た 元日本昆虫学会会長の石原保博士の説によると、この黄金虫は、チャバネゴキブリだというのです。 『黄金虫』を作詞作曲した野口雨情の生まれ故郷である茨城県では、ゴキブリのことを方言でコガネムシと呼んでいました さらには、チャバネゴキブリが屋内に増えると財産家になるといわれてもいました。 つまり『黄金虫』は、ゴキブリを歓迎する歌だといえますね。 たしかにチャバネゴキブリの色は黄金色をしているし、卵の形も小判に似ています。 さらにメスは、がま口財布のような形をした卵鞘を持ち歩くから、そのような言い伝えがあっても不思議ではないのかもしれませんね。 スペイン語でクカラチャ(cucaracha)は、ゴキブリを意味するので、タイトルは「ザ・ゴキブリ」。 この歌は、1910年から始まったメキシコ革命において、民衆たちが生み出した歌だといわれています。 『ゴキブリ大全』(デヴィット・ジョージ・ゴードン)によると、 敵の将軍のことを揶揄した歌詞を含め、さまざまな替え歌が生まれ歌われたとのことです。 さらに『ラ・クカラチャ』は、有名ミュージシャンによってカバーされ、歌い継がれてもきました。 『車に揺られて(ラ・クカラチャ)』という邦訳の作品もあります。 はるか昔から、人間の住みかに侵入してきたゴキブリ。 これまでの呼び名や記録を見る限りでは、『黄金虫』のような例外はあるものの、昔から嫌われ者だったといえます。 つまり、駆除の対象であることは昔も今も大差ないということです。 ここからは、ゴキブリ対策の歴史を簡単に見ていきましょう。 『虫の博物誌』には、江戸時代中期のゴキブリ対策が紹介されています。 カラカサは油紙にゴキブリが集まるのを利用した方法で、カワラニンジンについては忌避効果があったと考えられます。 明治時代には、ある罠が有効だと昆虫学者の佐々木忠治郎博士によって書き記されています(『昆虫学』2巻5号・1907)。 それは、漬物を漬ける円筒の陶器の底にゴキブリが食べそうなものを入れ、筒の内側上部に種油を塗って、ゴキブリを逃げられなくするという捕獲方法です。 その後、陶器がガラスとなり、油がバターとなって、バタートラップ法として一般に広まりました。 これらの対策例を見る限りでは、そこまで忌み嫌われているイメージは沸いてきませんね。 案外と嫌われていなかったりして……なんて希望を持ってしまいそうです。 ゴキブリが、人間に悪影響をもたらす衛生害虫として広く認識され始めたのは、戦後以降の話です。 戦前から戦後にかけて(1940~1950年代)、海外では強力な有機塩素系殺虫剤(DDT、BHCなど)が開発されました。 こうした薬剤は、それまで日本では対応できずに困っていたシラミやノミの駆除に使用され、 多くの人がシラミやノミに悩まされることがなくなりました。 ところが、すでに1950年代には、これらの有効成分に対してシラミの抵抗性の発達が多くの国でみられるようになり、 一方で、ゴキブリに対する強力な駆除剤も販売されるようになりました。 とくに温暖なコンクリートビル、工場施設、飲食店などに定着し、急速に世代を繰り返すチャバネゴキブリでは、 その結果、1961年に販売された”バルサンジェット”タイプを皮切りに それまで農薬として使用されてきたカーバメイト剤、有機リン剤、ピレスロイド剤などを使用したスプレー式の駆除剤やくん煙剤も販売され、 その後も実に様々なタイプ駆除剤が開発されています。 1973年に登場した捕獲器“ごきぶりホイホイ”は、当時大流行しました。 明治に登場した「ゴキブリ」という名は、駆除剤の広がりとともに、ゴキカブリという元の名を消し去る勢いで根付いていったともいえますね。 どんだけ都合が悪いんだよ粘着ヤバすぎ
ホンダとか日本では今1番買う車の無いメーカー
でも便器みたいなフロントフェイスの車増えたな鬼神の如き自爆営業だろうけど笑 そしていまや、ゴキブリは「G」と隠語で呼ばれることもあるくらいに、その名を口にするのもはばかられるほどの不快害虫として君臨しています。 ゴキブリは、いまや誰もが知る害虫の名前ですが、もともとは以下のように、別の名で呼ばれていました。 平安時代
・阿久多牟之(アクタムシ)
・都乃牟之(ツノムシ) 江戸時代
・油虫(アブラムシ)
・御器噛(ゴキカブリ) (ゴキクライムシ・ゴキカブラウなどの方言多数あり) 明治時代になってやっと「ゴキブリ」が登場するわけですが、 それはなんと、ゴキカブリをゴキブリと誤記したのが始まりだといわれています。 誤記によってゴキブリになるなんて意外な由来ですよね。 そしてその名は、駆除剤の広がりとともに誰もが知る不快害虫として定着することとなったのです。 ゴキブリが飛ぶ5つの条件!考えられる「飛ぶ理由」3つと対策!【実体験を語る】 今回のテーマは「ゴキブリが飛ぶ条件と、飛ぶ理由」です。 「飛ぶ条件・理由・対策」を分かりやすく説明していきます。 ビューンと飛びますし、なぜか嫌がらせのようにコチラに向かって飛んでくることも多いのです。 小さい頃から「当たり前にゴキブリがいる環境」で育っているので、ゴキブリへの免疫はありますが さて、そんな「嫌われ者のゴキブリ」ですが、なぜ飛ぶのでしょうか? 一応、理由としては以下の3つが考えられていますが、どれも確実なことは分かりません。 2.ゴキブリが活発になりやすい条件が揃い、元気が出た もっともよく言われるのが、「高いところから低いところへ素早く移動するため」という理由。 実際「天井を歩いていたゴキブリ」が、突如私の首に飛び移ってきた経験がありますが、 このように実際に「下へ飛び移る」ことが多いという理由以外にも ゴキブリは元々「身体の大きさ」に対して羽が弱く、あまり飛べないというのが一般論化していることから、 「飛ぶ」ではなく「飛び降りる」というこの説が有力視されています。 ゴキブリは突如として上へと飛翔することがあります。 まるでジェット機のように、急に加速したと思うと「鋭利な角度」でフワッと浮遊し、一瞬でコチラまで飛んできます。 低いところから少なくとも50cmほどの高さまでは飛んできます。 よって、「高いところからの移動するため」という理由は間違ってないと思いますが、 必ずしもスタート地点は「高い場所」ではないので油断しないように。 あなたの家にいるゴキブリが、いつ地面から飛び立っても全然おかしくありません。 2.ゴキブリが活発になりやすい条件が揃い、元気が出た 2つ目の理由が、ゴキブリのコンディションが良く「なんとなく飛び立つ」というもの。 「ゴキブリが飛ぶ条件」は後ほど説明しますが、条件すべてに当てはまってなくとも、ゴキブリは普通に飛びます。 しかし、この条件に当てはまっている場合に飛ぶことが多いのは確かです。 ちなみに今までの経験で多かったのは、「暑くてジメジメした日、外出先から帰ったとき」です。 部屋の中がジメジメと暑い場合、それはゴキブリにとって良い環境なのですが、 そういう時に限って「ビューン!」と飛んできてた印象が強く残っています。 「元気があるか否か」はゴキブリ自身にしか分かりませんが、 感覚的には「条件が揃ってる=元気=飛びやすい」は当てはまると思っています。 人間による殺虫剤などの攻撃に対し、ゴキブリはとにかく縦横無尽に走りまわります。 この時、ゴキブリはとにかく焦って気づけば飛んでしまっているというのも、理由としてよく挙げられます。 これはかなり当てはまっており、焦っているかどうかは分かりませんが、 殺虫剤を吹き掛けようとすると何度か飛ぶことがありました。 ちなみにですが、「暑くてジメジメした日に、外出先から帰ったときに飛びやすかった」と説明しましたが、 もっとも飛ぶ瞬間は部屋に入って明かりをつけ、ガサガサと部屋を歩き始めたタイミングです。 ゴキブリは触覚によって周りの状況を敏感にキャッチしているのですが、 突如現れた人間の行動を「攻撃」と感じているのかも知れませんね。 レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。