大容量タービンを使用し、ノーマルの約2倍のパワーを出しながらも、低速トルク域がノーマルよりも扱いやすくなっているのが特徴で、絶妙にチューンされたベースエンジン、K6Aターボとの組み合わせによるものでしょう。
エンジンの性能曲線を見ても、低速域のトルク特性が、ノーマルとほとんど同じなのがわかります。
その上、3500rpmからの中速トルクの立ち上がりはノーマルのそれを上回るほどのもの。
さらに最高出力の発生回転数も、あまり高回転側にシフトしていません。
つまり低中速トルクは、ほぼノーマルと同等で扱いやすい特性、そして高回転域ではノーマルの約2倍ものパワーが得られるのです。
非常に完成度の高い、120psのチューニングコンプリートエンジンです。

登場から約20年経ちながら、今現在も進化し続けるスズキ K6Aターボエンジンは、やはり素晴らしいエンジンですね!





この120馬力エンジンは、レベル的には初歩レベルにすぎません。



K6Aターボは、もっと上の150馬力、200馬力以上さえも可能なのです!