やはり「100PSを超えるハイパワーチューニング」をするならR06AよりもF6AやK6Aをベースにしたほうが断然有利となることは疑う余地はありません。シャーシダイナモなどで短時間だけパワーを出すだけならR06Aでも100PSオーバーも充分余裕でしょうけど、果たしてそのフルパワーを連続して出し続けるような実走行、たとえば長距離での連続全開最高速アタックなどで耐久性が確保できるのかはかなり疑問です。 とは言っても、R06Aでも実際のところは100PSくらいならそのパワーを常用しない限りは通常のストリート使用であれば全然問題ないと思います。ボーダーラインは150PSを超えてからでしょうかね。

果たしてR06Aでそこまでパワーチューニングする人がどれだけいるのかわかりませんが、すでに現在のK6Aのチューニングでは150PSオーバーはもうジムニーでさえそう珍しい時代ではなくなってきています。

今の私はそういう一歩先の視点から軽自動車のエンジンチューニングを見ているのです。