https://socialbeanz.com/entry/2020/01/13/185700/
私が書いたR06Aエンジンのチューニング耐性への反論について
先日の記事「アルトターボRSのチューニングの可能性」をはじめ、私は今まで数回に渡り「R06AエンジンはF6AやK6Aより弱い」と書いてきました。 それに対し「R06Aエンジンは決して弱くない。

あなたは古すぎる考えで短絡的に決めつけている」という主旨の反論があったのでここで反論と言うわけではありませんが、誤解を解くためにも理論に基づいた説明をしたいと思います。

私は決してR06Aエンジンが嫌いな訳でもなく、また、ダメなエンジンだと考えているわけでもありません。 先日試乗したアルトターボRSも「ノーマルで乗っているぶんには」非常によくできたエンジンだと感じましたし。 ただ、「チューニング素材としてその中身を技術的に見た時に、R06Aというエンジンの弱点」を偏見なく素直に理解していただきたいだけなのです。なにもこれはR06Aに限ったことではなく、新しいエンジンが出たらまずチューナーがやることは「そのエンジンのウィークポイントを見つけ、どう対策するか」というのがチューニングのファーストステップですので。 今回の話は内容的には一般の人にはあまり面白くないとは思いますが、私も技術畑で生きてきたはしくれですので、できるだけ理論的に説明し、私の真意を少しでも解っていただけると幸いです。