柔道女子48キロ級の史上最年少世界女王、ダリア・ビロディド(18)=ウクライナ=が、金メダル獲得を目指す20年東京五輪に先駆け、日本に活動拠点を置くことが31日、
分かった。モデル顔負けの美貌の持ち主で、海外のモデル事務所の誘いを断り、10月中旬に日本のマネジメント会社と契約。海外選手としては異例となる日本語の
ホームページも近日中に開設し、本格進出をアピールする。
20年東京五輪でブレイク必至の美女柔道家、ビロディドが一足先に日本に乗り込んでくる。9月の柔道世界選手権を、93年の田村亮子の18歳27日を更新する
史上最年少17歳345日で48キロ級を初制覇し、国際大会は昨年11月から35連勝中という実力者は最新の世界ランキングで1位につける。一方で、柔道選手の
イメージを覆す、モデル顔負けの美貌と172センチ長身の9等身という“神ルックス”で一気に脚光を浴びた。
海外の大手モデル事務所が争奪戦を繰り広げたが、ビロディドは“20年東京の水先案内人”として、海外選手では異例ともいえる日本のマネジメント会社を選択。
契約を結んだ「株式会社IDO」の担当者は「柔道の生まれた日本で地に足をつけて活動をしたいと考え、我々をアジアの窓口に選んでくれた」と話した。
92年バルセロナ大会から正式種目入りした柔道の女子でウクライナ勢のメダリストはいない。通算3個の男子の銀メダルが過去最高で、金メダル獲得となれば同国初
の快挙となる。これまで日本には国際合宿や実業団、大学への出稽古で年に数回程度で訪れていたが、今後は柔道に本腰を入れるために来日機会も増やしていく。
近日中に日本語のHPも開設し、“黒船襲来”ののろしを上げる。日本勢もライバルとなる48キロ級だが、ビロディドも「日本に来れば世界一の相手とより多く練習できるよう
になる」と意気込んでいるという。
プレ五輪となる来年8月の世界選手権は東京で開催される。ウクライナの「ヤワラちゃん」に注目が集まりそうだ。

ダリア・ビロディド(DARIA BILODID)2000年10月10日、ウクライナ・キエフ生まれ。6歳まで体操。8歳から柔道の大会に出場。父は男子73キロ級で08年北京五輪に
3大会連続出場のゲンナジーさん。母も元柔道選手。17年欧州選手権、グランドスラム大会の18年パリ、デュッセルドルフ優勝。今年、14年の近藤亜美以来となる
同一年のジュニアとシニアの世界選手権制覇。現在はキエフ大に通う。身長172センチ。得意技は内股、大内刈り、三角絞めからの崩れ上四方固め。

ウクライナの奇跡 モデル顔負けの美女柔道家・ビロディドが活動の拠点を東京に…
https://www.hochi.co.jp/sports/etc/20181031-OHT1T50249.html

柔道の世界選手権女子52キロ級で初出場優勝を飾った阿部詩(うた、18)=夙川学院高=が31日、「株式会社Nextend」とマネジメント契約を結んだと発表した。
同社は五輪金メダリストの野村忠宏氏(43)が代表取締役を務め、兄の一二三(ひふみ、21)=日体大=もマネジメント契約を結んでいる。

阿部詩、「株式会社Nextend」とマネジメント契約/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20181101/jud18110105000001-n1.html

全日本柔道連盟は31日、男子66キロ級でジャカルタ・アジア大会2位の丸山城志郎(ミキハウス)が左膝内側側副靱帯損傷で来年の世界選手権代表第1次選考会となる
講道館杯全日本体重別選手権(11月3、4日、千葉ポートアリーナ)を欠場すると発表した。10月12日に負傷し、約4週間の加療を要する見込み。
女子78キロ超級で2015年の全日本女王、世界選手権2位の田知本愛(ALSOK)も左膝内側側副靱帯損傷のため、欠場する。

丸山城、田知本が講道館杯欠場/柔道
https://www.sanspo.com/sports/news/20181031/jud18103119210001-n1.html

全日本柔道連盟は31日、講道館杯全日本体重別選手権(11月3、4日、千葉ポートアリーナ)の男子66キロ級に出場予定だったジャカルタ・アジア大会銀メダルの
丸山城志郎(ミキハウス)が左膝の故障で欠場すると発表した。10月12日に左膝内側側副靱帯(じんたい)を損傷し、約4週間の安静加療が必要と診断された。
女子78キロ超級で2015年世界選手権銀の田知本愛(ALSOK)も左膝のけがで欠場する。

丸山城ら欠場=講道館杯柔道
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018103101247