小川道場(茅ヶ崎市東海岸北)OBの小川雄勢さん(明治大学3年)が12月3日に決勝が行われた「グランドスラム東京2017」の100kg超級で
初優勝を果たした。9日には茅ヶ崎へ凱旋し、道場支援会の忘年会に参加。父・直也さんとともに喜びを報告した。
茅ヶ崎小学校から第一中学校1年までを茅ヶ崎で過ごし、同時期に小川道場で柔道の稽古に励んだ雄勢さん。2015年に世界ジュニアで3位、
16年にはロシアのチュメニで行われたグランドスラムで2位になるなど着実に力をつけてきた。
東京体育館で開かれたグランドスラムではトーナメントを勝ち上がり、決勝でリオ五輪100kg級金メダリストで階級を上げてきた強豪
ルカシュ・クルパレク(チェコ)と対戦。延長戦となり、のべ14分1秒に及ぶ一進一退の攻防を制して初優勝の快挙を成し遂げた。
9日、雄勢さんは小川道場を訪れた後、スペインクラブで20人ほどの支援者を前に「皆さんの応援のおかげで14分もの闘いに勝つことができた。
今後も世界を見据え戦っていきたい」と挨拶。直也さんは「雄勢が強くなる前から地元の方々に応援して頂き、とても感謝している。次の舞台となる
グランドスラムパリに向けて、皆さんの力が必要になる」と呼びかけた。
さらに雄勢さんは「小さい頃に茅ヶ崎の小川道場で積んだ練習が、今回実ったと思う。今伸び悩んでいる子どもたちも、自分のように諦めず前を
見据えてほしい」と語った。

柔道小川雄勢さん 初優勝で茅ヶ崎へ凱旋 グランドスラムの快挙報告
http://www.townnews.co.jp/0603/2017/12/15/411400.html


柔道のマスターズ大会最終日は17日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われ、この日唯一の日本勢だった男子90キロ級の
長沢憲大(パーク24)は準決勝で敗れたが、3位決定戦を制した。

長沢は3位 マスターズ大会/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20171218/jud17121801530001-n1.html