>>639
旧作品の1958年版の「点と線」は、車体が緑に見えましたが、この東映フイルムは全体的に、緑に
偏光しており、さらに何度も確認し実車のあさかぜ号での撮影だろうという事になりました。つばめではなく
茶色車体のあさかぜ号だと思われます。

撮影場所    東京駅15番ホーム   17時49分にホーム着
                          18時30分発
なんと停車時間が、41分もあり、さすがに長躯、これから九州まで駆け抜けようという特急の
発車の堂々の進発体制です。監督以下スタッフが夕刻に参集して、あさかぜの茶色の列車
をバックにしての余裕を持った撮影だったのか。
または、当時、客車を管理していたという品川運転所のホームに、客車清掃時などで引き込み
品川が撮影場所であったか。いずれにせよ、背景は実車のあさかぜ号であるのは間違いのないところです。


(修正)

旧作品 東映版「点と線」  列車「あさかぜ」号  茶色車体 で撮影  偉い、真面目だ!!
新作品  TV映画版「点と線」  20系のさらに後の、青色に白いライン入り普通列車用のオンボロ車体 を無理やり20系という事にして撮影