正社員は給料以外に、厚生年金、健康保険で10%前後の会社負担があり、給与振り込み、地方税、保険組合への支払い等の経費がかかり、社員数十名あたり〜2名の人事、総務、経理等の社員を雇う必要があり本社コストがかさむ結果になります。
結果社員の給与支払いと比較して+20%程度のコストが定常的に発生します。その上、大企業なら殆ど退職金の積立が発生し、結果30%(厚遇の会社なら40%)程度給与より多めにコストがかかるのです。
これを派遣に切り替えると、厚生年金、健康保険は派遣会社の負担となり、本社コストは派遣会社との契約だけ、お金の支払いも月額派遣料金だけで、先ほどの20%程度のコスト、大企業なら30%〜40%の追加コストは無視できる程度まで軽減出来ます。
この時点で大企業なら一般事務職は正社員とトントンのコストになるのです。おまけに(最近は不況で相場は下がっているが)、中途採用をすれば、高額の募集費用(新聞に5cm程度の広告で100万円単位)、採用紹介会社なら年収の30%程度の料金がかかります。