>>976
BSがファイアストンブランドで当時のCARTに参入した時に、
とにかくそんなスピードレベルのレースに参加したことが無かったから
まずは安全性のことを考えたって言ってたもんだし。

当時はGYが安全マージンはともかくドライタイヤの性能に関しては割とマンネリに陥ってたらしく
そっちは割と簡単に超えられたけど、それでもロード/ストリート用のウェットタイヤに関しては
超えられるまで時間が掛かったっていうから、
ノウハウ積み上げてる先行メーカーのレベルに達するってのは案外容易じゃないな。

逆にただ安全性だけの話だったら、ターボ時代のF1とか怪物Gr.C/IMSA-GTPとかに履けるタイヤ作ってる
エイヴォンなら出来る(アメリカのクーパータイヤの子会社なので、クーパーブランドで供給の線もある)とか、
昔やってたんだからグッドイヤーだって出来るとかいう話にはなるかもしれないけど。

ピレリはF1用をやってる限りはそっちに人的なリソースも、
供給条件の面で折り合うための金銭的なリソースも消費してるわけだから
同じくらい金の掛かりそうなイベントに手を広げようってのは無いでしょ。