いま60代でリタイアする講師は、G7の終わり近くに、この業界に入った人だろう。
まあ、恵まれた環境で予備校講師人生を全うしたことになる。

『文学部唯野教授』という筒井康隆の小説は1987年頃に連載開始だった。
「予備校講師がいずれ食えなくなる、ざまあみろ」という唯野教授の先輩教授のセリフがあった。
それから33年経ってるが、まあなんとか予備校講師は食って行けてる。

これからもしぶとく残っていくのではないか。