兵庫・宝塚市の中学校で、男子バスケットボール部の顧問の男性教諭が、
複数の部員に対し体罰を繰り返していたとして、県の教育委員会は減給の懲戒処分とした。

 処分を受けたのは宝塚市立の中学校に勤める50代の男性教諭。教諭は、自身が顧問を務める男子バスケットボール部の練習試合で指示に従わなかった3年生の男子部員の顔を木刀で殴り、鼻の骨折など全治1ヶ月のけがをさせた。

 男性教諭は校長には報告せず、保護者が校長に訴えて、学校側は体罰の事実を把握した。
調査の結果、この教諭による別の体罰が2件発覚したほか、部員にスクワットを5000回行うよう指示する不適切な指導もあったことがわかった。

 教諭は4年前にも体罰による減給処分を受けている。