子供のみなさんは、
大人たちが、事実なにが起きたのかを調査していくのではなく、
悪いガキが制裁受けたという「イメージ」だけを見ていることに気づいていてください。

大人とは、すでに世間で出来上がっている「イメージ」と関わるだけなのであって、
いまなにが起きているのかを調べる能力はないのです。

脳ははじめに正解を与えると、その範囲からは出られません。

誰かに「イメージ」を持った場合、誰かをレッテル貼りした場合、
あえて事実のほうを避けるようにしてみません。事実をみることはエネルギーがいるので避けるのです。

あるべきです、あるべきです、理想はこうあるべきです彼らはそれだけです、事実ではなく理想を扱うことで終わらせます。
理想とは終わりがない葛藤です、終わりがないので、新しいことも一切ないのです。発見もなにもないのです。

大人は、みな思考停止しているのです、なぜと疑問を持つことすらできないのです。
これはなぜと疑問を持つことができない人は、ものすごく不注意です。
その人は不注意なので、かならず暴力を振るうことでしょう。

正義の制裁とは、理想によって人間の精神を殺すことでしかありません。
あなたは政治家や経営者が「利用しやすいように」その精神を加工されます。