『新しい学びのスタイル』 「音楽」合唱、当面せず 「体育」タッチなし“鬼ごっこ” 「給食」もくもく
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長野市の小中学校では、1日から通常授業が再開。
「おはようございます」長野市の三本柳小学校。分散登校が終わり、2ヵ月ぶりにおよそ700人の全校児童が登校しました。

(記者リポート)
「分散登校中は多くて8人しかいなかったこちらの教室に、きょうはクラス全員36人がそろいました」
教室の座席は最低1メートルの距離が空くよう配置。マスクの着用や、こまめな換気や手洗いなどで感染予防を徹底する「新しい学校生活」が始まりました。

5年生:「距離は保たないといけないけど、いろんなお話ができるようになったから、みんなもうれしいと思う」「こまめに消毒して、授業が終わったら手洗い」

音楽の授業では…。
1日の音楽の授業は「曲の聴き比べ」。2つの曲を聴いて共通点を探す内容です。
音楽では合唱やリコーダーの演奏は、飛沫感染の可能性があるとして、当面の間、実施しません。
6年生:「歌を歌わないのはさみしいけど、こういう授業もたまにはいい」「(元通り)できるようになったら、教室全部使って大きな声で歌いたい」

体育では…。
体育は基本屋外で行います。1日は腰につけた2メートルほどの「しっぽ」を取り合う「鬼ごっこ」でした。接触を避け児童同士の距離を保たなければなりません。
児童:「ドッジボールしたい。コロナだから仕方ない。」

給食は…。
「いただきます」。そして、お楽しみの給食の時間ですが…前を向いて、黙々と食べる…。
1日の献立は、ごはんとすき焼き風の煮物、牛乳とスイートポテト。
配膳時間を短くするため通常よりもメニューを減らしています。
5年生:「うまい。(品数が)もっとあればいいのにって」「話ができないから、ちょっと静かでさびしい」(中略)

三本柳小学校校長:「感染が起きるとせっかくの登校がなくなる。感染対策の学校環境づくりに一番力入れたい」