廃材で作った打楽器の演奏会10月30日 18時36分動画nhk
空き缶やガラス板などの廃材を利用したユニークな打楽器の演奏会が阿南市の小学校で開かれました。
演奏会が開かれたのは阿南市那賀川町の平島小学校で、廃材を利用した打楽器で演奏活動をしている打楽器奏者の山口ともさんが学校を訪れました。
今回の演奏会は山口さんの祖父の作曲家、保治さんがこの学校の校歌を作曲したことが縁となって開かれました。
山口さんは木のおけや一斗缶、バネなどを使ったユニークなドラムセットや、ガラス板と発泡スチロールの箱を組み合わせて作った打楽器などを使って演奏し、子どもたちは材料によってさまざまな音の出る打楽器の演奏を興味深そうに聞いていました。
最後は山口さんもドラムで参加して祖父の作曲した校歌を演奏し、子どもたちもふだんとは違う伴奏に合わせて元気よく歌っていました。
6年生の女子児童は「演奏に衝撃を受けました。楽器は全て身の回りにあるもので作られていたので、自分でも作ってみたいなと思いました」と話していました。
山口さんは「子どもたちには『こんなものからこういう音が出るのか』という発見をしてもらえたらうれしいです」と話していました。