[全校生徒1600人にフェースシールド配布 昼食時などに活用、京都成章高]

 新型コロナウイルスの感染対策で京都成章高(京都市西京区)は8日の学校再開を前に、全校生徒約1600人と全教職員にフェースシールドの配布を始めた。
熱中症予防も兼ねており、1年生が登校した1日、15クラスの約540人に渡された。

 フェースシールドは市販のプラスチック製で、環状のバンドで着ける。
校内ではマスク着用が基本だが、昼食時やマスクだと熱中症の危険がある場合に利用する。
予備を含め約4千個を準備した。

 受け取った生徒はホームルームで早速装着。
1年生の男子生徒(16)は「着け心地は思ったより軽く、少し視界が曇るくらい」と感想を語った。
校長は、「昼食時に友達と向かい合わないのは難しく、換気によってエアコンが効かない時もある。
専門家の見解を踏まえながら使いたい」と話した。

〔京都新聞〕
https://news.yahoo.co.jp/articles/96f9cdcebb0a443c72f9d2a9871740f29ef9a014