自殺か、特急にはねられ中3生死亡 苫小牧の千歳線

15日午後2時50分ごろ、JR千歳線沼ノ端―植苗間の線路上で、苫小牧市内の中学3年の男子生徒(14)が東室蘭発札幌行きの特急すずらん7号(5両編成)にはねられて死亡した。乗客、乗員約86人にけがはなかった。
苫小牧署によると、現場は沼ノ端駅から植苗方向に約1・5キロ離れた日高自動車道の高架下付近。運転士が線路上に飛び出してきた人に気付き、ブレーキをかけたが間に合わなかったという。同署は自殺を図った可能性もあるとみて調べている。
JR北海道によると、快速、普通列車計11本が運休、特急と普通列車2本が最大約2時間遅れ、約2500人に影響が出た。

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/209064