最近DTがカカトカカトしつこいので、ちょっとだけ自分なりに考えてみる。

まあ、戦場の弓であれば踵重視はいいだろうとは思う。
60m先の的であれば腰を切ったほうがいいだろうが、2町先・3町先となると膝を曲げて角度をとったほうがいいと思う。
また、城の隠しから射る時や、屋外で射るときも平地とは限らない。
であれば基本として考えるのは胴を安定させて、足は膝を曲げて自在に安定させる。
その時は立射の場合、踵重心であったほうがいい場面は多いはずである。
正直、胴造りのとき、胴のことだけ考えてると膝を曲げたい気がすることもある。

が、しかし我々がやってるのは的前である。射流しではない。

的前であれば膝を伸ばすことが、何よりも安定するのである。
確かに重心が拇指球に来ることは頂けない。
膝を伸ばした三角形の足踏みならば、重心は中心に来ることが最も安定する。