肘を伸ばした腕をテーブルに置いて、持たれた手首(手)を上げられますかと問われました。

聞いてみると、そうしたことの出来る「凄腕」の方が斯道にいらっしゃるからということです。

それで、出来るか出来ないかと云えば実は膝に手を置いた通常の状況よりもむしろ平易に出来てしまいますね。

なぜなら膝に手を置くよりもその過渡的な高さのテーブルのほうが、力学的に推し込まれていない段階のためです。

もちろんノーマルな上げ手が出来るのが前提とはなります。

ただ、微妙にお粗末なオチとして、もっとよく聞いてみるとどうやらテーブルの幅が結構広いそうです。

それだと他の技と同じく対手が遠間で持つ状態が成立してしまいますし、何ら特別な技を施さないでもそのまま鉛直に上がってしまう。

そして上げているその方は事前の説明の名目で、テーブルの傍らへ立ち歩いて来て「こう」「こういうふうに手を置く」とセットアップさせて始めているとか。

なるほど巧いことにそうなら対手は近間なので上がらずに、自身のみが上げることが出来ますね。

昔ながらの業界の姿が、色々な姿で生き続けているものです。。

>>172
面白いことの無い人達が居着いている模様です。

技の世界に生きていればさえ日々面白くて仕方が無いのにですし、それ以前に体が柔らかければ他人が気にかかるとか有り得ないですね。。