反射は不意の刺激に対して起こるもので、それまでは人体は硬直していない。
だけど格闘技のように相手の打撃が来るのが前提の状態なら、反射なんていう
悠長な考えではなく、最初っから筋肉を締めた状態にするのは間違いではない。
多かれ少なかれ組手が始まったときは常時腹筋に力が入ってるのと一緒。

だから三戦の締めが戦闘時において来ると予想される打撃に耐えるため、というのなら
締めも別にいいかもしんないんだけど。問題は、胴体ではなくフットワークを無視して
足首、膝、股関節などの下肢関節を丸ごとギチギチに締めてること。それでもまあ下段への
攻撃に対する締めだと言われればそれまでなんだけど、問題はもうひとつあって、それは
三戦やってる剛柔流の人自体が三戦の締めは打撃に耐えるためのものじゃない、と何十年も
前から言っちゃってること。唯一のこじつけフラグを自分で折るというこのドMっぷり。たまりません。

つーことでさ、もし三戦をやってる人が居たら、三戦をやるなとは言わんけど締めはやめといた方がよくない?って思うんだ。