本部道場の審査項目に武器技は入ってないんだよね。

武器技は体術より誤魔化しが効かないから、原理を学ぶには良いと思うのだが。

合気のアイは慈愛のアイ、合気道は人を傷つけない…とかの話をどこかで聞いたりするが。日本刀で斬り合うカタチを示しながらそれらを説くのもメンドクサくね?

戦後の焼け野原見て、皇居の前で涙した二代目が。「日本は敗戦したが、ダメな国なんかじゃない!俺が証明してやる!こんなに優れたものがあるんだと、世界に広げてやる!」と考えて、開祖の意向に逆らって合気道の公開を決めた…て経緯がある。
道着一枚で稽古できる、とした方がハードルは下がるだろう。
開祖の一投必殺だった技を、広めるには都合が悪いからと毒のないカタチに改編する過程で、武器技を省略する…てのも解らなくはないのでは。
別に武器技を否定してはいないので、やりたい人はやれば良いんじゃね?てのが本部の立場なんじゃないかなあ?

海外では刀てのはサムライぽいし、剣と素手の技が共通する、てのが興味深いし。むしろ武器技をやらないと手の動きが説明しにくい、てのもあってやってるところが多いんじゃないかな?