>>260
>ゆっくり型をやった時の反作用なんてほとんど無いですよね?
>その反作用を使うための筋力を養うためにジャンピングスクワットとかあるわけじゃないですか

ゆっくりと型をやっても成立する反作用を利用します。
特にそこに下半身の筋力を上乗せしていくと思ってください。
ジャンピングスクワットとはまた別の感覚ですね。飛びません。震脚と言って、地面を強く踏みしめる事はありますが。

こうした軸の操作や反作用はサンチンで養うと実に分かり易いと思います。
よく、台風の時にサンチン立ちで戸板を持って風に向かって立ってもびくともしない・・・
みたいな話を聞きますが、あれです。
将に重心の操作と中心線の操作、そして両足からの反作用と両足の筋肉の操作を
サンチンの型で養うのです。
サンチンに関しては両腕を廻す動きや突く動きがありますが、それらが出来るようになると
あの動きの意味するところもある程度は分かるようになると思います。

とはいえ、中国武術出身ですので、これ以上は空手の型を中国武術の発想で解釈するのもどうかとも思っています。
そこから先は、上に書いた五行循環より奥の段階に当たりますので、
興味を持たれた方は、ぜひ、師匠を探し当てて追及なさっていただければと思います。